JPS63272702A - 組立ラインにおける組付部品指示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は種々の車種の自動車等を流す組立ラインの各
組立位置（ワークステーション）において、流れてきた
自動車等の車種等に応じて部品棚上の複数の組付部品か
ら必要な組付部品を作業者に知らせる組立ラインにおけ
る組付部品指示装置に関するものである。

（従来の技術） 自動車等の組立ラインには各ワークステーションにおい
て、秤々の車種等に応じた組付部品が部品棚上の各ボッ
クスに収容されており、作業者は各車種等に応じて必要
組付部品を部品棚上から選び出して取り付番プなりれば
ならない。

このため、組立ライン上の各自動車等には車種。

必要部品等を表示する張紙を添付し、各ワークステーシ
ョンの作業者はこれを読み取り必要組付部品の納められ
たボックスを部品棚上から捜して取り付けていたが、読
み取りミスやボックスの誤選択等が発生するため、この
対策として、部品棚の各ボックスにランプ等を取り付け
、ワークステーション上の自動車等の車種等に応じて必
要な組付部品を点灯笠により表示していた（実公昭６１
−３２１０３号公報参照）。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、ランプの点灯等による表示は該当するワークス
テーション」−の自動車等に応じて行なう乙のであるた
め、その自動中等が次のワークステーションに移動し新
しい自動車等が該当ワークステーションに入ってきたと
きはランプの点灯等はイの新しい白！ｌｌ中等に応じて
表示位置が変わるため、作業者が前の自動中等の部品組
付に時間を要した場合はランプの点灯等の表示は部品を
組付けるべき自動車等の次の自動中等のものについて行
っており、作業者は部品を組付けるべき自動車等の組付
部品がわからず作業が中断してしまうという問題点があ
った。

また、部１吊棚のボックスには、各々ランプの配線がさ
れるため、ワークステーションの変更時に多数のｆｆ？
線を取り換える手間がかかるという問題点も有する。

この発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは、前の自動車等の部品組
付が遅延しても、部品を組付けるべき次の自動中等の組
付部品が表示されており、またワークスデージョンの変
更時に移動が容易であるような組立ラインにおける組付
部品指示装置を桿供するにある。

（問題点を解決するための手段） １−記の目的を達成するために、本発明では、組立物が
搬送される組立ラインのワークスチーシコンに置かれた
複数の部品ボックスからなる部品棚と、ホストコンピュ
ータを介して制御手段からの指示信号により、上記ワー
クステーションで取り付けに必要な組付部品の置かれた
部品ボックスを表示する表示手段とを右する組付部品指
示装置であって上記ワークステーションに位置する上記
組立物に取り付けられる組付部品の置かれた部品ボック
スを第１の色で照射表示する第１表示手段と、上記組立
物の１つ前を進む組立物に取り付けられる組付部品の置
かれた部品ボックスを上記第１表示手段とは異なる第２
の色で照射表示する第２表示手段と、上記組立物が上記
ワークステーションに対し所定の位置に到達した時に上
記第１表示手段と上記第２表示手段の上記部品ボックス
に対する表示作動を制御づる制御手段とを備えることと
し　Ｉこ　。

（実施例） 第１図乃至第３図は本発明に係る組立ラインにおける組
付部品指示装置の１実施例の説明図であり、以下、第１
図乃至第３図に基づいて本発明の１実施例を説明する。

本実施例は第１図に示す如く、ポストコンピュータ２．
リミットスイッチまたは手動スイッチを用いた切り替え
スイッチ４で作動されるコントロ゛−ルボックス６．制
御手段８．第１のリモコンユニッｌ−１０ａ及び第１の
水平垂直回転台１２ａ及び第１の投光器１４ａ１第２の
リモコンユニット１０ｂ及び第２の水平垂直回転台１２
ｂ及び第２の投光器１４ｂ、複数の部品ボックス１６を
有する部品棚１８２部品棚１８の各部品ボックス１６そ
れぞれの一部に設けられた照射板２０により構成される
。

ポストコンピュータ２は、いつまでにどのような製品を
何個作るかという設計情報（ホスト情報）に基づいて、
具体的に組立ラインにどのような型式の組立、物をどの
ような順次で流すか、また組立ラインを流れる各組立物
に各ワークステーションで必要な組付部品は何か等の生
産指示情報（ブロードキャスト情報）を記憶している。

コントロールボックス６は、Ｌｊｌ　御手段８を介して
ホストコンピュータ２に接続され、ホストコンピュータ
２から制御手段８へ流れるブロ−ドキャスト情報を、次
の組立物に関する情報へ切り替えるためのものであり、
切り替えスイッチ４により行なわれる。

制御手段８は、ホストコンピュータ２及び第１゜第２の
リモコンユニット１０ａ、１０ｂに接続されており、ホ
ストコンピュータ２から流れるブロードキャスト情報を
記憶し、後述する第２図に示したような変換テーブル８
ａを用いてブロードキャスト情報（記号情報）を座標情
報に変換するコンピュータである。

第１．第２のリモコンユニット１０ａ、１０ｂはそれぞ
れ制御手段８及び第１．第２の水平垂直回転台１２ａ、
１２ｂに接続されており、それぞれ制御手段８より伝達
された座標情報から水平垂直回転台の水平方向、垂直方
向の回転角を計Ｃ）する装置である。

本発明に係る取り付番プに必要な組付部品の置かれた部
品ボックスを表示する表示手段は、第１のリモコンユニ
ット１０ａ及び第１の水平垂直回転台１２ａ及び第１の
投光器１４ａ、第２のリモコンユニット１０ｂ及び第２
の水平垂直回転台１２ｂ及び第２の投光器１４ｂ１部品
４１１１８の各部品ボックス１６それぞれの一部に設け
られた照射板２０より構成される。各部品ボックス１６
の一角に照射板２０が設けられた部品棚１８の前方所定
位置に第１、第２の水平垂直回転台１２ａ、１２わがそ
れぞれ第１．第２のリモコンユニット１０ａ、１０１）
に接続されて設置されイの上にイれぞれ第１．第２の投
光器１４ａ、１４ｂが置かれている。それぞれの投光器
１４ａ、１４ｂからは光が照射され、その光を各部品ボ
ックス１Ｇの照射板２０に当て、その照射板２０を光ら
せる。第１の投光器１４ａからは緑の光、第２の投光７
Ｊｉ１４ｂからは黄の光が照射される。第１．第２の水
平垂直回転台１２ａ、１２ｂは内蔵されたモーターによ
り水平方向、垂直方向に自在に回転可能どなっており、
これによりその上に置かれた第１．第２の投光器１４ａ
、１４ｂから照射される光を任意の部品ボックスの照射
板２０に照射可能としている。

次に本実施例の作動を第２図に示すシステム図を参照し
て説明する。本発明が適用されるワークステーションに
新しい組立物が入ってくると、組立ラインに設けられた
リミットスイッチまたは手動スイッチを用いた切り替え
スイッチ４によりコントロールボックス６を操作させ、
ホストコンピュータ２からｆｉｌｌ　１１１手段８に流
れるブロードキャスト情報２ａをこの新しい組立物につ
いての情報に切り替える。これにより制御手段８はこの
新しい組立物についての情報を記憶する。その際、制御
手段８に組込まれたプログラムによりその前を流れる組
立物についての情報はそのまま記憶さけておく。制御手
段８は新たに入った新たな組立物に必要な組付部品の情
報（記号情報）を変換テーブル８ａを用いて座標情報に
変換しこれを第１のリモコンユニットＣ１０ａに伝達す
る。第１のリモコンユニット１０ａはこの座標情報から
第１の水平垂直回転台１２ａの水平方向の回転角、ｌｉ
直方向の回転角を計停し、これを第１の水平垂直回転台
１２ａに内蔵された水平方向回転モーター及び垂直方向
回転モーターに伝達する。水平方向回転モーター及び垂
直方向回転モーターはこれにより回転し、第１の水平垂
直回転台１２ａの上に載せられた投光器１４ａは新たな
照射板を緑色に照射する。

制御手段８に記憶されている１つ前の組立物についての
座標情報は、制御手段８に組み込まれたプログラムによ
り、第２のリモコンユニット１０ｂに伝達される。以後
第１のリモコンユニツｌ〜１０ａ側と同様に水平方向、
垂直方向の回転角が計口され、水平垂直回転台１２ｂに
内蔵されたモーターが回転され、投光器１４１１は新た
な照射板を黄色に照射する。尚、黄色に照射される照射
板はそれまで緑色に照射されていた照射板である。

組立物の組立ラインにおける流れと部品棚における照射
位置及び照射光の色の変化を図示すると第３図の如くな
る。即ち、組立物Ｐが本発明の対榮となるワークステー
ションＷ１に接近すると、前述の切り替えスイッチ４に
より、投光１１４ａが組立物Ｐに必要な組付部品のある
ボックスに設けられた照射板を緑色に照射する（同図（
ａ））。

尚、組立物Ｐに必要な組付部品のボックスの位置を照射
する時期は、組立物Ｅ）が本発明の対Φとなるワークス
テーションＷ１にさしかかる時点より所定路１１ｆｉＳ
手前の時点で行なわれる。このようにした理由は、ワー
クステーションＷ１にさしかかる前に予め作業者に組付
部品の位置を知らせその組付部品を用意させておき、組
立物が本発明の対象となるワークステーションＷ１にさ
しかかると同時にその組付部品を組立物に組み付けるこ
とを可能とするためにである。次に組立物ｐが本発明の
対象どなるワークスデージョンＷ１の中にある間は、照
射板の照射位置及び照射光の色は変化しない（同図（ｂ
））。次に組立物ｐが次のワークスデージョンＷ２に接
近し、組立物ｐの後に続く組立物ｑが本発明の対象であ
るワークステーションＷ１に接近すると、前）本の切り
替えスイッチ４にＪ、す、投光器１４ｂがそれまで緑色
に照ローされていた照射板を黄色に照射する。それと同
時に投光器１４ａは、組立物ｑに必要な組付部品のある
ボックスに設けられた照射板を緑色に照射する（同図（
Ｃ））。作業者は、前の組立物の部品組付に時間を要し
次の組立物ｐが既に本発明の対象であるワークステーシ
ョンＷ１の次のワークステーションＷ２に存在する場合
においても、黄色に照射されている照射板を捜すことに
より組立物ｐに必要な組付部品の存在位置を容易に発見
することができ迅速に組付作業を行なうことができる。

尚、本発明の対像であるワークステーションＷ１の床等
に緑色の色彩を配し次のワークステーションＷ２の床簀
に黄色の色彩を配しておぎ、緑色に照射される照射板及
び黄色に照射される照射板と対照させておくことにより
、照射板に照射される色彩と組立物の存在するワークス
テーションの関係がより明確となる。

本実施例では部品棚の各部品ボックスに照射板を設は部
品棚前方に設【プた投光器によりこの照射板を照射する
ものであるため、部品棚の各部品ボックスにランプを取
り付けこのランプを点灯させる場合の如くランプへの配
線を施しまたランプの・設置スペースを確保する必要等
が生じず、従って部品棚の構造を大きくしまた複雑化す
るおそれがない。

尚、本実施例では、２つの照射板を照射したが、ざらに
本発明の対象であるワークスデージョンに存在する組立
物の後に続く組立物に必要な組付部品のボックスの位置
を第３のリモコンユニット。

水平垂直回転台、投光器により例えば赤色等に照１−る
ことにより、ワークステーションに存在する組立物の組
付作業が速く完了した場合においても次の組立物の組付
部品を用意して組付作業を行なうことができる。

（発明の効果） 本発明は本発明の適用されるワークステーションに位置
する組立物に必要な組付部品の置かれた部品ボックスを
第１の色で照射表示する第１表示手段及びその組立物の
１つ前を進む組立物に必要な組イ］部品の置かれた部品
ボックスを第１表示手段とは異なる第２の色で照射表示
する第２表示手段を設けたため、前の組立物の部品組付
が遅延しても部品を組付けるべき次の組立物等の組付部
品の位置が表示されており、従って作業者は容易にこの
組付部品の位ｎを発見することができる。

また、第１．第２表示手段は、部品ボックスを照射によ
り表示するため、ワークステーションの変更時に第１．
第２表示手段を移動させるだけでよく、従来の部品ボッ
クスにランプを取り付けたものと比べて手間がかからな
いという効果も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の構成要素及びそれらの接続
関係を示した説明図、第２図は第１図に示す実施例のシ
スデム図、第３図は第１図の実施例の組立物の組立ライ
ンにおける流れと部品棚における照）Ｊ位置及び照射光
の色の変化を示した図である。 ２・・・・・・・・・ホストコンピュータ４・・・・・
・・・・切り替えスイッチ６・・・・・・・・・コント
ロールボックス８・・・・・・・・・制御手段 １０ａ、１０ｂ・・・・・・リモコンユニット１２ａ、
１２ｂ・・・・・・水平垂直回転台１４ａ、１４ｂ・・
・・・・投光器 １６・・・・・・部品ボックス １８・・・・・・部品棚 ２０・・・・・・照射板 特許出願人　　　　　　　　　マツダ　株式会社代　埋
　人　　　　　　　　　弁理士　−色健輔同　　　　　
　　　　　　弁理士　松木雅利第１図 第３図 （ｂ） Ｒ ％　　　ｐ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 組立物が搬送される組立ラインのワークステーションに
   置かれた複数の部品ボックスからなる部品棚と、ホスト
   コンピュータを介して制御手段からの指示信号により、
   上記ワークステーションで取り付けに必要な組付部品の
   置かれた部品ボックスを表示する表示手段とを有する組
   付部品指示装置であつて、上記ワークステーションに位
   置する上記組立物に取り付けられる組付部品の置かれた
   部品ボックスを第１の色で照射表示する第１表示手段と
   、上記組立物の１つ前を進む組立物に取り付けられる組
   付部品の置かれた部品ボックスを上記第１表示手段とは
   異なる第２の色で照射表示する第２表示手段と、上記組
   立物が上記ワークステーションに対し所定の位置に到達
   した時に上記第１表示手段と上記第２表示手段の上記部
   品ボックスに対する表示作動を制御する制御手段とを備
   えることを特徴とする組立ラインにおける組付部品指示
   装置。