JPS63272647A - 分離できる小片の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

分離できる小片の製造方法およびその製造装置

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JPS63272647A
JPS63272647A JP9724787A JP9724787A JPS63272647A JP S63272647 A JPS63272647 A JP S63272647A JP 9724787 A JP9724787 A JP 9724787A JP 9724787 A JP9724787 A JP 9724787A JP S63272647 A JPS63272647 A JP S63272647A
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sheet
adhesive
label
small piece
manufacturing
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JP9724787A
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ピーター、エー、ボイ
ロバート、ディー、イーレ
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J-NASU RABERU CORP
NASU RABERU CORP J
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J-NASU RABERU CORP
NASU RABERU CORP J
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は離間保持されるタイプの小片を製造するための
方法、この方法を実施するための装置、上記小片、上記
小片を使用するための方法、及び、この使用のための装
置に係り、より詳細には、ラベルのような概ね平面上に
離間保持された小片を製造するために極めてを用な、離
間保持されるタイプの小片の製造方法、及び、製造装置
に関し、さらにより詳細には連続的、かつ、迅速に取り
扱うことができ、大巾に異なるタイプのラベルに応用す
ることができる、感圧力のラベルに関する。
〔従来技術及びその問題点〕
種々の工業の分野で、速い速度で、個々の小片を作らな
ければならないが、その様な製造を行うためには、従来
の方法及び装置よりも経費がかさみ、制約も厳しい。
例えば、ラベルはラベルの製造業者によって製造され、
通常、ロール単位で販売され、そのロールはシート状の
ラベル保持材を有し、このラベル保持材に多数のラベル
が剥ぎ取り得るように配列しである。この様なロールを
購入するのは、通常、物品の製造業者又は(及び)包装
業者である。例えば、牛乳等の瓶詰め業者又は生産者は
、ラベルをロールのまま装填する機械を使用し、その機
械で上記ロールからラベルを自動的、かつ、連続的に取
り出し、そのラベルを1枚ずつ、牛乳の瓶又は容器の所
定の向き又は位置に貼付する。そのラベルには、勿論、
そのラベルを貼付する製品に関する情報の表示等、瓶詰
め業者からの注文に従って印刷が施される。
ラベルの製造業者は、顧客の要求に合わせるために、多
種類のラベルを製造できる能力を備えていなければなら
ない。ラベルの製造業者は、いかなる寸法形状のラベル
でも引合の可能性があり、そのラベルの材料が多岐に亘
るなる場合、印刷を行う場合、その印刷された図柄が露
出する場合、ラッカ又は透明なプラスチックフィルムで
覆われる場合、或いは、ラベルに多数の面すなわち部分
を設けてこれを最終ユーザがクーポン券や回数券等のよ
うにひとつずつちぎり取る場合等がある。
例えば、瓶詰め業者の場合、瓶への充填、配達、及び、
展示をしなければならず、そのために、瓶が相互に擦ら
れるから、ラベルを使用し、そのラベルの保護面の内側
に印刷し、印刷した図柄を上記保護面を透して読み取れ
るようにしてその図柄の摩滅を防ぐ必要がある。
また、ラベル製造業者は、ラベルをシート状の保持材に
保持させ、そのラベルを被貼付物に剥がれないように貼
付するために接着剤を使用するが、接着剤が剥がれない
ように固着又は硬化するまでに時間がかかることに悩ま
されている。この様な硬化の速度が、通常、極めて遅く
、そのために、ラベル製造業者は、自社のラミネート材
を製造し、印刷し、打抜きを行い、ラベルの保持材から
不要になった材料を剥ぎ取り、出来上がったラベルを保
持しているシート状の保持材を巻いてロールの形にし、
これらの全ての作業を1つの連続工程で行うことができ
ない。説明の都合上、ここでは、「プレラミネート材」
及び「ラミネート材」という言葉は、ラベル等の小片を
製造するためのシート状材料すなわち小片用シート材が
接着されているが、その小片用シート材に対す−る印刷
、打抜き等の処理が未だ行われていない段階にある、上
記小片保持用シート材を意味することとする。従って、
本明細書では、「プレラミネート材」及び「ラミネート
材」という言葉は、ラミネートを形成するために相互に
正確に合わされて接着接合されているが、これ以外の、
上記ラベルを上記ラベル保持用シート材の上に形成する
ための処理を行っていない上記ラベル保持用シート材、
及び、小片用シート材を意味する。この様なプレラミネ
ート材は、保管、取り扱い、及び、その後のう゛ベル形
成の為の処理のために、ロールの形に巻かれるのが、極
めて一般的である。
従来の技術では、ラミネート材の形成、印刷、打抜き、
その他のラベルをロールの形に完成するための作業を連
続的な1工程で行っていたが、この方法では、上記製造
時及びその後、接着剤が固まる前に、その接着剤がラベ
ルの縁の外まで滲み出すという問題が発生した。この問
題は長い間解決出来なかった。接着剤が滲み出せば、ラ
ベルの打抜き、及び、ラベルからの打抜き用型紙の剥離
除去が妨害され、さらに、上記ラベル保持シートをラベ
ル保持状態でロールに巻くことができなくなる。またさ
らに、上記ラベルを保持しているラベル保持シートがロ
ールの形に巻かれた後も、上記接着剤は移動し続け、上
記ラベルの縁を越えて上記ロールのシート同志を固着さ
せることがあり、極めて希にではあるが、上記ラベル保
持シートからラベルを剥がし難くすることがある。さら
に、プレラミネート材を作ってから、印刷1、打抜き、
型紙剥離、及び、巻き取りなどを行う前に、接着剤を塗
布することが、事実上、出来ないことが判った。それは
、接着剤が、その種類にもよるが、完全に硬化するまで
に、夜も含めて7日間もかかることが少なくないからで
ある。
従って、従来の方法を採用する場合には、ラベルの製造
業者は、製造上の都合と顧客の要求とを一致させるため
には、プレラミネート材を購入するか、プレラミネート
材を自分で作って硬化させなければならない。このよう
にして準備したプレラニネート材に、顧客の要求に合う
ラベルを作るための印刷及び打抜きを行う。そのために
は、ラベルの製造業者は、多種多様、かつ、大量のプレ
ラニネート材を在庫させ、これを、顧客から注文を受け
た時に、すぐに取出せる状態に維持しなければならない
。この様な在庫品は、購入のために多額の費用が必要で
あるだけでなく、その維持及び管理にも多額の費用を必
要とする。
さらに、上記従来の方法では、事実上、成る種のラベル
を製造することができない。それは、従来から、印刷は
ラベル製造業者が行い、プレラニネート材の製造は他社
が行い、ラベル製造業者は上記他社が製造したプレラニ
ネート材を購入しているからである。この様な生産体制
では、例えば、透明なラベル用シートの裏側に印刷して
、その印刷した図柄を上記ラベル用シートとラベル保持
シートで挾むことは、事実上、不可能である。この様な
印刷図柄を上記ラベル用シートとラベル保持シートで挾
む場合には、上記印刷をラベル用シートの裏面に、この
ラベル用シートを透して見えるように行う。これに対し
て、上記プレラミネートを作るためには、上記ラベル用
シートを上記ラベル保持シートに接着させなければなら
ないが、この加工を行うのはプレラニネート材の製造業
者であって、ラベルの製造業者ではない。再度、上記瓶
詰め業者の場合の例に戻れば、上記透視形のラベル、す
なわち、透明なフィルムの裏面に図柄を印刷し、このフ
ィルムを透して上記図柄を読み取ることができ、他の瓶
が接触しても上記図柄が総称を受けないように保護する
構造のラベルは、製造経費がかさむので、通常、すなわ
ち、むやみに、作ることができない。
またさらに、上記と同じ考え方は、通常、ラベルの材料
の費用の節約の為に必要であり、貼付費用の節約の為に
も必要である。例えば、上記ラベル保持シート、すなわ
ち、ライナの価格は製品で\      あるラベルの
製造経費の50%にもなる。また、上記ラベル保持シー
トも、製品であるラベルの製造経費を、全体として増加
させる。それは、ラベル保持シートが、ラベルの打抜き
の時に損傷を受け、そのために上記打抜きのための型紙
の剥離が邪魔されるので、ラベルの製造速度を成る程度
下げるか、又は、上記ラベルの製造装置を修理の為に完
全に停止させねばならないからである。
これと同様に、ラベルをラベル被貼付物に貼付する為の
従来の方法及び装置は、通常、ラベルをラベル保持シー
トから剥離してラベル被貼付物に貼付することが満足に
出来ない、それは、ラベルの貼付位置を人の手で直した
り、貼付装置が故障したり、或いは、ラベルの貼付落ち
があったりして、そのために、ラベルの超不足度が低下
するためである。
それゆえ、個々の小片を製造するための全ての段階を含
み、1箇所に設定した連続製造工程で、如何なるタイプ
のラベルでも、迅速に、安価に、ラベルを製造すること
ができ、プレラニネート材を在庫させる必要がなく、ま
た、製造された小片、例えば、ラベルを、ラベル被貼付
物の所定の位置に正確に、かつ、安価に貼付することが
できる、個々の小片を製造するための方法及び装置、そ
の方法及び装置で作られる小片、及び、その個々の小片
を貼付するための方法及び装置が必要であることが知ら
れていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、改良型の、個々の小片を製造するため
の方法及び装置、その方法及び装置で作られる小片、及
び、その個々の小片を貼付するための方法及び装置を提
供することにある。
本発明の他の目的は、顧客の要求を満たすために、ラベ
ル製造業者が、予めプレラニネート材を仕入れ、又は、
自社で製造して寝かせておく必要のない小片の製造方法
を提供することにある。
本発明の他の目的は、形状、寸法、及び、構造が大巾に
異なるラベル等の小片を製造することができ、本発明の
他の全ての特徴を達成することができる小片の製造方法
を提供することにある。
本発明の他の目的は、印刷、ラミネーション加工、小片
打抜き、型紙の剥離、及び、ラベルを保持したラベル保
持シートのロールへの巻き取りを、1つの連続工程で行
い得る小片の製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、ラベル製造業者が、ラベルの製造
経費を実質的に節約すると共に、製造できるラベルの数
を増加させることができる小片の製造方法を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、接着剤の移行によって引き起こさ
れる従来の問題を予防できる小片の製造方法、より詳細
には、従来の方法では、上記ラベル等の小片をラベル保
持シートに保持させるための接着剤が、硬化しないうち
に、上記小片の縁を越えて移行する場合に、上記従来の
方法では避けられない不具合、例えば、上記ラベル保持
シートのシリコン塗布部をこえた部分の繊維と上記ラベ
ルとの好ましくない固着、打抜き装置と上記移行した接
着剤との好ましくない固着、上記巻き取られる時のラベ
ル保持シートと打ち抜き型紙(上記ラベル保持シートと
ラベルとの間にある)との好ましくない固着、上記巻き
取られた後のロールの内部に於けるラベル保持シートの
面とラベルとの好ましくない固着、及び、上記ラベル保
持シートからラベルを剥ぎとる時の上記ラベル保持シー
トとラベルとの好ましくない固着を本発明に基いて除去
し得る小片製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、ラベルに表示する文字、図形、そ
の他の図柄を、透明なフィルムの下側に、このフィルム
を透して読み取り得るように印刷したラベルを迅速、か
つ、安価に製造し得る小片製造方法を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、上記本発明に基く小片製造方法を
実施し、各種のラベルを製造できる小片製造装置を提供
することにある。
本発明の他の目的は、迅速、安価に製造することができ
、上記従来のれにみられた問題を除去し、各種形状にす
ることができるラベルその他の小片を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、個々の小片を、ラベル保持シート
を使用することなく、連続したシートに保持させ、この
シートから上記小片を使用できるように、かつ、安価に
剥ぎとり、所定の位置に正確に貼付できる個々の小片の
貼付装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、個々の小片を含む1枚の連続した
シートを作り、このシートに各種のラベル製造加工を行
うことができる上記本発明に基く小片製造方法を実施す
る小片製造装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、1枚の連続したシートからラベル
を剥ぎ取り、この剥ぎとったラベルをラベル被貼付物の
ラベルを貼付すべき位置に、正確に、ラベルの形状に応
じ、極めて安価に貼付し得る小片貼付方法を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、1枚の連続したシートから打抜き
により個々の小片を取り出し、この小片をそれぞれ、1
動作でラベル被貼付位置に貼付し、接着剤等で汚損され
ず、故障することもない上記小片貼付方法を実施する装
置を提供することにある。
本発明の他の目的は、移動及び保管のために口−ルに巻
くことができる1枚の連続した無孔のシートに含まれ、
このシートから、従来より、正確、隔日、かつ、安価に
取出し得る構造のラベルを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、 確実性、経済性、及び、耐久性に富み、上記目的を充分
に達成できるように改良された小片、及び、既に説明し
た目的のための装置の内部に於ける上記小片の配置を提
供することにある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図によって詳細に説明する。
まず、本発明に基く飛び飛びの状態の小片の製造方法を
実施するための製造装置について説明する。この製造装
置の全体を符号10で表し、その側面図を第1図に示す
。この製造装置は数ある本発明の実施形態のうちの一例
であり、飛び飛びの状態の小片の製造に使用され、この
小片例えばラベル等のタイプに応じて、使い分けること
ができる。これについては、以下の説明によって明らか
にする。説明の便宜上、上記小片、この小片の製造方法
及び製造装置を、ラベル、このラベルの製造方法、及び
、製造装置であるとして説明を進めるが、この製造方法
及び製造装置は、ラベル以外の離間した状態の小片を製
造する為にも使用することができる。
上記製造装置10は幅の狭いウェブからなる印刷機11
を含み、この印刷機11には主フレーム12がある。上
記主フレームは水平な下部フレーム部材13,13.・
・・を有し、この下部フレーム部材13は支持面(図示
せず)に取り付けられる。
上記主フレームは垂直な支持部材14,14.・・・を
有し、この垂直な支持部材14に水平な上部フレーム部
材15.15.・・・が取り付けられ、この上部フレー
ム部材15は上記水平な下部フレーム部材13.13.
・・・にほぼ平行である。
上記印刷機11はローラ取付装置を有し、このローラ取
付装置は位置19に取り付けられる。この位置19には
ローラ取付リール20が取り付けられ、このローラ取付
リール20には材料供給用ローラが回転できるように取
り付けられる。この材料供給用ローラについては後に説
明する。上記印刷機は張力制御装置を有し、この張力制
御装置は位置21に取り付けられ、この位置21には複
数の張力固定装置22. 22.・・・が取り付けられ
る。上記印刷機は、第1図に示すように、4基の印刷装
置23,23.・・・を有し、この印刷装置23は位置
23に、上記印刷機の内部で横並びになるように取り付
けられる。この印刷装置の数は上記特定された小片、例
えば、所定のラベルの製造に都合が良いように適宜選択
することができる。
上記各印刷装置はインクだめ装置24を有し、このイン
ク溜め装置24にはインク取出し装置25が取り付けら
れる。上記各印刷装置にインク移送ローラ26が取り付
けられ、このインク移送ローラ26は上記インク取出し
装置すなわちインク取出し装置ローラからインクを受け
とり、このインクを印刷胴27に供給する。上記各印刷
位置には、紙又は紙支持ローラ28. 28.・・・が
ある。上記インク取出し装置ローラ25は上記インク溜
め装置24からインクを受けとり、このインクはインク
移送ローラ26を経由して上記印刷胴27に送られ、こ
の印刷胴27は印刷用の版を有し、この印刷用の版は上
記小片にインクを印刷する。このようにして、各印刷装
置は種類又は色のことなるインクを印刷し、異なる形状
を印刷し、或いは、製品に所要の効果を与える他の工程
の実施をすることができる。上記印刷装置の代りに、す
なわち、上記印刷位置に、他のタイプの印刷、例えば、
回転グラビア印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷、
又は、オフセット印刷を行う印刷装置を取り付けること
もできる。
上記本発明に基く印刷機10は接着剤塗布装置34を有
し、この接着剤塗布装置は取付位置34に取り付けられ
る。この接着剤塗布装置34は、従来のどのタイプの印
刷機にもみられない新規なものである。上記接着剤塗布
装置は垂直な支持部材35. 35.・・・を含み、こ
の支持部材35は上記水平な上部フレーム部材15,1
5.・・・に固定される。この支持部材35には上記接
着剤塗布装置の各種の構成部材が取り付けられる。ロー
ラを取り付けるためのリール36は上記垂直な支持部材
によって支持され、このローラ36に材料供給ローラが
取り付けられる。この材料供給用ローラについては後に
説明する。上部押圧ローラ37は上記垂直な支持部材に
回転できるように取り付けられ、下部押圧ローラ38は
上記印刷機の垂直な支持部材14.14.・・・に回転
できるように取り付けられる。上記上下の押圧ローラは
選択的に加熱又は冷却できるようにするのが好ましい。
これと同様に、印刷されるシート状材料を送る送りロー
ラ39. 39.・・・及び下部ニップローラ40は上
記接着剤塗布装置の内部に、垂直な支持部材84で回転
されるように取り付けられる。この垂直な支持部材84
の配設状態を、第1図に側面図で、また、第2図及び第
6図に直径方向からみた斜視図で示す。
接着剤の塗布部材、すなわち、接着剤塗布へラド41は
、第1図、第2図、及び、第6図に示す位置に、上記接
着剤塗布装置34の垂直な支持部材35. 35.・・
・で回転されるように、かつ、上記上部抑圧ローラ37
にほぼ平行に隣接するように取り付けられる。上記接着
剤塗布ヘッドは、接着剤を連続的に所定のパターンで飛
び飛びに塗布し得るものであれば、形状が異なるもので
あっても差し支えない。好ましい実施形態においては、
上記接着剤塗布ヘッドは、回転できるタイプの網状の接
着剤塗布ヘッドであり、この接着剤塗布ヘッドは接着剤
をほぼ円筒形の接着剤塗布部材から帯状のパターンの綱
部を通して塗布することかで−きる。上記綱部の網は本
発明に基く製造装置lOの内部で取り外すことができ、
接着剤を所望のパターンで塗布できる網を取り付けるこ
とができる。
このようにすれば、上記接着剤を塗布する部分の形状、
寸法、数、及び、配置を、現場で選択することができる
。これと同様に、接着剤の重量、すなわち、厚さ、及び
、接着剤の種類を現場で選択することができる。本発明
に基く製造装置に使用するために改良された回転型網状
接着剤塗布ヘッドは、マトリックス社が新規に開発製造
して、LTI社が「コロドラム」の商品名で販売し、現
在では、グラフ社の関連会社が「ミクロプリント」の商
品名で販売している。このような回転型網状接着剤塗布
ヘッドの他のタイプはメルテックス社が販売している。
他のタイプの接着剤塗布ヘッドの中には、上記接着剤塗
布ヘッドと同様に取り付けて、フレキソ印刷、回転グラ
ビア印刷、輪転印刷、オフセット印刷、及び、凸版印刷
のための接着剤塗布ヘッドとして、接着剤を不連続に塗
布出来るものもある。
第1のターンバー装置42を第1図に仮想線で示す。こ
の第1のターンバー装置42は、上記印刷機11の水平
な下部フレーム13に取り付けられる。上記製造装置1
0は、第1図に実線で示すように、後に説明するような
特定のラベルの製造工程を実施するために取り付けられ
るが、上記第1のターンバー装置には取り付ける必要が
ない。
しかしながら、上記第1のターンバー装置は第6図に示
す工程では使用される。これについては後に説明する。
上記第1のターンバー装置を第1図で仮想線で表した理
由は、第6図の工程で、この位置に取り付けられること
を示すだけのことである。第2のターンバー装置43は
上記水平な上部フレーム部材15,15.・・・の、第
1図に示す位置に取り付けられる。上記第1及び第2の
ターンバー装置は従来型であり、各種形状の中から適宜
選択することができる。上記第1及び第2のターンバー
装置は、このターンバー装置を通るシートを反転させる
。反転させると言うことは、別な言葉で表現すれば、上
記ターンバー装置のどちらかを通るシートを、そのシー
トの長手方向の軸線を中心として180度回転させるこ
とである。
上記印刷機11に、3個の直立型巻取ローラ装置50,
50.・・・が取り付けられ、この巻取ローラ装vlt
50はそれぞれ垂直な支持部材51を有する。巻取り−
ル52は各巻取ローラ装置の垂直な支持部材51,51
.・・・に回転できるように取り付けられる。上記3個
の巻取ローラ装置は、通常、全部が同時に使用されるこ
とはなく、異なるタイプのラベル等を容易に製造出来る
ようにするためのものである。
5個の打抜き装置55. 55.・・・は上記印刷機1
1の水平な上部フレーム部材15.15.・・・に取り
付けられる。この打抜き装置55.55.・・・はそれ
ぞれ下部押圧ローラ56及び上部打抜きローラ57を有
する。上記打抜き装置の位置は上記印刷機11に設けら
れ、製造すべきラベルのタイプの形に応じて打抜きを行
う。この打抜きは、いかなる場合でも、上記打抜きロー
ラを行う場合には、この打抜きローラを上記各打抜き装
置の抑圧ローラに押し付ける。
複数のシートローラ60.60.・・・は上記印刷機1
1に回転できるように取り付けられ、このシートローラ
を通るシートを連続的に、所定の経路に沿って送る作用
をする。張力制御のためのローラ、すなわち、ニップロ
ーラ61は上記印刷機に取り付けられ、このニップロー
ラを通るシートに所定の張力を維持させる作用をする。
用済みになったシートを剥ぎ取るためのバー62は、上
記印刷機に取り付けられる。このシート剥取バー62は
上記上部シートローラ60にほぼ平行に隣接し、この上
部シートローラ60は上記中央のシートローラ50の下
側にある。
上記製造装置10の作用を制御する制御部材を含む制御
モジュール65は上記水平な上部フレーム部材15.1
5.・・・に取り付けられる。
巻取装置70は上記印刷機11の端部に取り付けられる
。この取付位置は上記巻取ローラ20の反対側である。
この巻取ローラ70は磁気テープ巻取リール71を回転
させるために取り付けられる。
次に本発明の製造方法について説明する。
まず、本発明の第1の製造方法を説明する。
既に説明した本発明に基く製造装置10を使用すれば、
本発明に基(製造方法により、異なるタイプの多数飛び
飛びの状態で並ぶ小片、例えば、ラベルを製造すること
ができる。そのためには、上記製造装置10を、所定の
各種のタイプのラベルの製造ができるように配置する必
要がある。第1図に示す構造の製造装置10、及び、こ
れから説明する製造装置を使用すれば、本発明に基く製
造方法により、第4図、及び第5図に示すラベルを製造
することができる。上記第1図に示した製造装置を使用
する場合の本発明に基く製造方法を第2図に略図で示す
。この場合、ロール状に巻いた透明なフィルム80を、
ローラ取付装置19のリール20に回転出来るように取
り付ける。このロール状の透明なフィルムは、引き出さ
れて、小片を作るためのシート81となる。この小片を
作るためのシートは、第1図及び第2図に示すように、
第1の移動経路に沿って上記印刷機11を貫くように延
び、この第1の移動経路82は上記ローラ取付装置20
から巻取ローラの位置50まで延びる。このようにすれ
ば、上記小片を作るためのフィルムすなわちシートはこ
のシートのロール80から引き出され、第1図に示すよ
うに、張力制御装置21の周囲に巻き付けられ、シート
ローラ28の周囲に巻かれ、各印刷装置23の印刷胴2
7の下側を通り、シートローラ39.39.・・・に巻
かれ、上記下部抑圧ローラ38とニップローラ40との
間を通り、上記シートを折り返す第2のターンバー装置
そ43を通り、上記3個の第1の打抜き装置55.55
.・・・を通り、この打抜き装置で、上記抑圧ローラ5
6と打抜きローラ57の間を通り、シートローラ60の
周囲に巻かれ、上記巻取ローラ装置50の左下側に達し
、上記シート剥取バー62の周囲を回り、上記巻取ロー
ラ装置50の巻取リール52に達する。この経路は第1
の移動経路を形成する。第2図に詳細に示すように、ま
た、細部の説明は後に行うが、上記小片を作るためのシ
ート81の表面は、上記第2のターンバー装置43に入
る前に、上向きにされ、この面に接着剤が直接塗布され
る。引き続いて、上記小片を作るためのシートは上記第
2のターンバー装置43の右側に進められ、このシート
の上を向いている表面が製品である小片の前面になる。
この状態における、上記小片を作るためのシートの前面
83及び後面84は、上記製品である小片の前面及び後
面に対応する。
上記小片を作るためのシートを支持するシート、すなわ
ち、裏紙に相当するキャリアシート90は、ロールに巻
かれた状態で、接着剤塗布装置34のロール取付リール
36に取り付けられる。このロールから連続的にキャリ
アシート91が引き出され、このキャリアシートは、通
常、その一方の面に剥離材、例えば、シリコン系統のコ
ーテイング材が塗布される。このキャリアシート90は
、上記ロール90から、上記製造装置10を貫き、第2
の移動経路に沿って、上記巻取ローラ位置70の巻取リ
ール71まで延びる。この状態を第1図及び第2図に示
す。この様に取り付けられたキャリアシートは、上記キ
ャリアシートのローラ39の周囲に沿う第2の移動経路
92の第1の部分93に沿って延び、上記上部抑圧ロー
ラ37の周囲を通り、この上部押圧ローラ37と上記接
着剤塗布ヘッド41との間を通り、上記下部抑圧ローラ
38に送られる。上記キャリアシートは、上記第2の移
動経路の第2の部分94に沿って延び、この部分で、上
記小片を作るためのシートの第1の移動経路の上記下部
押圧ローラ38とニップローラ40との間にある部分8
1にほぼ合わせられる。上記小片を作るためのシート8
1は、さらに、上記シートローラ39に接触し、上記第
2のターンバー装置43を通り、このターンバー装置4
3の中で上記小片を作るためのシートとキャリアシート
が共に反転され、上記シートローラ6oの下側を通り、
上記3個の第1の打抜き装置55゜55、・・・の間を
通り、シートローラ60の周囲を移動し、シート剥取バ
ー62に接触する。第2図に詳細に示すように、接着剤
は上記キャリアシートの表面に塗布される。この接着剤
を塗布されるキャリアシートの面は上記接着剤塗布ヘッ
ドに対面し、この面に上記製品になるラベルが作られる
従って、このキャリアシートの面が上記キャリアシート
の前面95であり、その反対側の面が上記キャリアシー
トの裏面96である。上記第2の移動経路は第3の部分
97を有し、この第3の部分97は上記用済みシート剥
取バー62から上記巻取ローラ装置70まで延びる。
上記小片を作るためのシート及びキャリアシートが以上
説明したように取り付けられた後に、上記製造装置10
が調整され、この製造装置10に上記小片を作るための
シート及びキャリアシートが送り込まれて、上記小片が
製造される。この製造工程では、上記小片を作るための
シート81及びキャリアシート91の張力が調節される
。これは、上記印刷機にインクを適正に送り込み、印刷
を適正に行い、上記接着剤塗布ヘッド41に接着剤を確
実に送り込み、この接着剤を適正に塗布し、上記打抜き
装置55の調節を点検し、上記巻取リール52.71の
作動性を点検する等の目的で行うものである。
その後に、上記製造装置10は、制御用モジュール65
、及び、この製造装置の各部に取り付けられた他の制御
装置(図示せず)に制御されて、作動する。このように
して、上記小片を作るためのシート81の裏面84は上
記印刷機の位置23に連続的に通される。この印刷工程
は、上記小片を作るためのシートが一連の印刷機23.
 23゜・・・の最後の印刷機23を通過し終わるまで
継続される。この印刷工程で、製品であるラベルに記載
すべき文字が、全て、上記小片を作るためのシートの裏
面に印刷される。説明の便宜上、第2図ないし第5図で
は、上記ラベルに印刷される文字及び図すなわち図柄を
符号100で表す。なお、第2図ないし第5図に、上記
印刷された図柄100゜100、・・・と上記小片を作
るためのシートとの相対的な寸法を示す。また、第2図
の左側の部分に示すように、上記図柄は、上記ラベルの
裏面に印刷される。この場合、印刷された文字が、透明
な小片を作るためのシートを通して、上記小片を作るた
めのシートの前面83の側から読み取れるようにする。
第3図及び第4図に、上記印刷された図柄100を太線
で示す。
上記製造装置10は、上記印刷が行われると同時に、上
記キャリアシート91を上記ロール90から引き出し、
上記第2の移動経路に沿って移動させる。このキャリア
シートが上記第2の移動経路の第1の部分93を通る時
に、このキャリアシートが上記接着剤塗布ヘッド41に
係合し、この接着剤塗布ヘッド41が上記キャリアシー
トの所定の部分に接着剤を塗布する。この接着剤塗布ヘ
ッドの網がどのような形状の部分にでも接着剤を塗布で
きるように選択されるから、製造されるラベルの形状に
最適のパターンに接着剤を塗布することができる。第2
図に示す実施形態では、上記接着剤が塗布される部分1
05は、各ラベル毎に矩形である。この場合、上記接着
剤を塗布する部分は恐らく矩形の周縁であろう。この矩
形の周縁部106の形状を第5図に示す。
上記小片を作るためのシート81に対する図柄100の
印刷、及び、上記キャリアシートに対する接着剤の塗布
は、上記下部押圧ローラ38とニップローラ40との間
を通る上記キャリアシートと小片を作るためのシートの
通路に対して行うように調節されるから、上記小片を作
るためのシート及びキャリアシートは、上記各ラベルの
図柄と接着剤塗布部分とが相互に、第5図に示すように
、対面係合する位置に配置され、接着される。既に説明
したように、上記キャリアシート91の前面95に剥離
剤、例えば、シリコン剥離剤が塗布されるので、上記キ
ャリアシートと小片を作るためのシートが充分対面する
ように合わせられると、接着剤が塗布されている各部分
105が、上記小片を作るためのシートの裏面84に接
芒する。この接着は、上記各ラベルの印刷された図柄が
、上記小片を作るためのシートの裏面84と上記接着剤
が塗布された部分との間に来るように行う。このように
すれば、後に説明するように、上記製造された各ラベル
が上記キャリアシートから引き剥がされた時に、上記各
ラベルに対応する上記接着剤塗布部分105が、上記キ
ャリアシートの前面95から剥がされて、上記ラベルに
付着する。
上記製造装置10及び製造方法は、必要に応じて、上記
小片を作るためのシートの裏面84に図柄100を印刷
した後に、上記接着剤塗布ヘッド41を用いて、上記小
片を作るためのシート81の裏面84に、各ラベルのた
めの接着剤を直接塗布するように改良することができる
上記小片を作るためのシート81とキャリアシート91
は、既に説明したように、接着されると、ウェブ110
を形成し、このウェブ110は上記第2のターンバー装
置43を通り、このターンバー装置43によって反転さ
れる。これは、別な言葉で表現すれば、長手方向の軸線
を中心として、180度回転させることである。このよ
うにすれば、上記小片を作るためのシートの前面83が
上になるので、上記各ラベルに印刷された図柄を、肉眼
で点検することができる。
上記ウェブ110は、さらに、上記打抜き装置55を通
り、この打抜き装置によって、上記小片を作るためのシ
ート81が、第1図ないし第5図に示すように、矩形1
15の形に切り離されて、各ラベルが形成される。この
矩形115の枠は、各ラベルの接着剤が塗布された部分
105の周縁部106の外側にある。従って、上記各ラ
ベルの接着剤が塗布された部分の周縁部106は、第5
図に示すように、製品になるラベルの内側にあり、すな
わち、上記ラベルの外周縁から内側に後退した位置にあ
る。それゆえ、上記接着剤の各塗布部分105の全周囲
から、上記製品になるラベルの外周縁115までの間の
部分に接着剤を塗布されない。この部分に接着剤を塗布
しないから、上記打抜き装置が固着せず、上記打抜き装
置に接着剤が付着して汚されることもない。
上記ウェブ110が上記打抜き装置55を通   遇す
れば上記打抜き工程が終了し、このウェブ110は上記
そろ60,60.・・・の周囲を通過し、上記用済みシ
ート剥離バー62の下側を通る。上記小片を作るための
シート81は、既に説明したように、上記用済みシート
剥離バーから、上記第1の移動経路の残余の部分に沿っ
て移動し、上記巻取リール52に巻き付けられる。上記
接着剤が塗布された部分105は、上記製品になるラベ
ルを、上記キャリアシートに保持する。上記小片を作る
ためのシートの打ち抜かれる部分より外の部分は、用済
みシート116となり、上記キャリアシート91から剥
がされ、第2図の右の部分に示すように、上記キャリア
シートに接着保持されている製品になるラベル117か
ら引き離される。
上記用済みシートは、連続的に上記巻取リール52に巻
きとられて、ロール状の用済みシート118になる。
また、上記ラベル117を保持しているキャリアシート
91は、上記第2の移動経路の第3の部分97に沿って
移動し、上記巻取リール71に巻きとられて、完成され
たラベルのロール119になる。この完成されたラベル
のロールは、検査のために巻き変えられ、欠陥品である
ラベルが取り除かれ、所定の数のラベルを有する新しい
ロールにされる。このようにロールに巻く代りに、上記
ラベルを保持居ているキャリアシートを、シートの形で
重ね得るように、シートの形に切断することもできる。
このようにして作られたラベルのロール119゜119
、・・・、又は、巻き直されたラベルのロールは出荷さ
れる。購入者は、従来の道具を用いて、ロール状のキャ
リアシート91から、上記ラベル117.117.・・
・を剥がし、この剥がしたラベルを、表示しようとする
商品又は容器に張り付ける。
上記本発明に基く小片の製造方法、及び、この製造方法
を実施するための製造装置10は、特定の形状のラベル
を製造し、又は、そのラベルの使用方法に応じるために
、各種の変更を加えることができる。しかしながら、上
記ラベル117には多くの重要な注意すべきことがある
。すなわち、各ラベルの接着剤塗布部分105の周縁部
106が上記ラベルの外周縁から後退していることであ
る。この形状によって、そのラベルの縁に接着剤が塗布
されない部分ができ、この部分が上記キャリアシートに
接着されないから、この接着剤が塗布されない部分を用
いれば、上記ラベルを上記キャリアシートから剥がし易
く、また、そのラベルを張り付ける時に張り付ける位置
を正確に決めることができる。さらに、上記各ラベルの
接着剤を塗布した部分が、そのラベルの外周115から
内側に引っ込んでいるから、この引っ込んだ部分が、上
記接着剤塗布部分から染み出す接着剤、すなわち、上記
キャリアシートへの接着剤の塗布後長い期間経過し、或
いは、ラベルを張ってから長い時間経過したために、そ
の接着剤が滲み出した場合に、その滲み出した接着剤を
吸収することができる。従って、接着剤の滲み出しがあ
っても、その滲み出した接着剤が、上記ラベルの縁11
5に達することも、その縁115を越えて滲み出すこと
もなく、従って、上記製造装置10のいずれの部分も固
着させることがなく、上記用済みシート剥離を妨害する
こともなく、上記ロール状のラベルが他の面に粘着する
こともなく、また、上記ラベルをその使用目的に供する
ために張る時に上記ラベルがそのキャリアシートから剥
がれ難くなることもない。またさらに、上記ラベル11
7は、図柄100が透明なフィルム80の下面に印刷さ
れ、この図柄100が上記ラベルの透明なフィルムと上
記接着剤塗布部分との間に「埋め込」まれたような状態
に維持される。従って、上記接着剤塗布部分が上記図柄
を下側からの損傷から守り、また1、上記ラベル自体の
透明なフィルムが上記図柄を外部からの損傷から守るの
で、上記ラベルを張り付けた物がどんなに擦られても、
上記図柄が損傷を受けることがない。
次に、本発明の第2の製造方法について説明する。
この本発明に基く第2の方法を第6図ないし第8図に示
す。この第2の方法が、既に説明した本発明に基く第1
の製造方法と相違する主な点は、ラベルを製造する時に
、上記図柄を上記ラベルの外面に印刷する点である。こ
の方法は、上記ラベルの材料が不透明な場合に採用され
る。
上記製造装置10を用いてこの第2の製造方法を実施す
る場合には、上記第1のターンバー装置42を、上記水
平な下部フレーム部材13.1B、   −・・・の第
1図に仮想線で表した位置に取り付ける。
上記第2のターンバー装置43は、第1図に実線で示し
た位置に支持する。
その後に、小片を作るためのシート281のロール28
0を取り付ける。このロール280は、図には記載され
ていないが、第1図のロール80に対応するものであり
、上記小片を作るためのシ−トはこの第2の製造方法に
よりラベルを製造するために使用される。上記ロール2
80は上記ロール取付リール20に取り付けられる。こ
のロールから引き出された小片を作るためのシートは、
上記第1の移動経路282に沿って移動する。上記第1
の移動経路282は、既に説明した本発明に基く第1の
製造方法の第1の移動経路82とほぼ同様であり、相違
する点は、上記小片を作るためのシートが上記第1のタ
ーンバー装置42、及び、第2のターンバー装置43を
通って延びることである。上記小片を作るためのシート
の自由なほうの端部は、上記第1の移動経路282を通
って、上記巻取ローラ装置50の巻取り−ル52に取り
付けられる。説明の便宜上、上記小片を作るためのシー
トの前面283が製品であるラベルの前面に対応し、上
記小片を作るためのシートの裏面284が製品であるラ
ベルの裏面に対応するものとする。この小片を作るため
のシート281の面の、上記第1の移動経路の第6図の
左端に近い部分に於ける表裏関係は、図に示すように、
第2図の差単に近い部分に示した小片を作るためのシー
ト81の面に、正反対に対応する。
キャリアシート291を供給するロール290は、上記
製造装置10のロール取付リール36に、回転できるよ
うに取り付けられる。このロール290から引き出され
たキャリアシート291は上記第2の移動経路292に
沿って移動する。この第2の移動経路292は第1の部
分293を含み、この第2の移動経路292の第1の部
分293は、既に説明した本発明に基く第1の製造方法
の第2の2の移動経路の第1の部分93に、正確に対応
する。また、上記第2の移動経路292は第2の部分2
94及び第3の部分297を含み、この第2の部分29
4及び第3の部分297は、上記第1の製造方法の第2
の部分94及び第3の部分97に正確に対応する。上記
ロール290から引き出されたキャリアシート291の
自由な端部は、上記第2の移動経路292に沿って移動
し、その先端が上記製造装置の巻取装置70の巻取リー
ル71に取り付けられる。上記キャリアシートの前面2
95及び裏面296は、上記第2の移動経路の第1の部
分293の説明の時に詳細に説明したと同様に、上記第
1の製造方法のキャリアシートの前面95及び裏面96
に正確に対応する。
このように設定された後に、上記製造装置10は、制御
用モジュール65及びその他の各種の制御装置(図示せ
ず)に制御されて作動し、上記印刷機23が図柄300
を、上記小片を作るための□シート281のラベルを形
成すべき位置に印刷する。この図柄は、上記小片を作る
ためのシートの前面、すなわち、製造されるラベルの前
面に印刷されるので、第6図の左端に近い部分で、直接
見ることができる。この場合、上記図柄とその周囲の部
分とのコントラストを利用して、上記図柄を見ることに
なる。
第2図を用いて説明した上記第1の製造方法の場合と同
様に、上記接着剤塗布ヘッド41は、上記キャリアシー
ト291のラベルを形成すべき部分に、接着剤305を
塗布する。上記接着剤塗布部分は外周306の形状が矩
形である。
上記小片を作るためのシート281は、上記第1のター
ンバー装置242を通る時に、上記下部抑圧ローラ38
とニップローラ40の位置に到達して反転される。従っ
て、上記小片を作るためのシート及びキャリアシートを
上記下部抑圧ローラ38とニップローラ40の間に通す
ことにより、上記ラベルの接着剤塗布部分を、上記小片
を作るためのシートの裏面284に対面係合する部分に
、」1紀ラベルの図柄300に対応するように形成する
。このようにして、上記小片を作るためのシート281
とキャリアシート291を接着係合させてウェブ310
を形成し、このウェブ310を上記下部抑圧ローラ38
及びにお40から、上記用済みシート剥取りバー62ま
で延ばす。上記ウェブは上記打抜き装置55を通り、こ
の打抜き装置55が上記小片を作るためのシート281
を矩形315の形に切り離す。第2図を用いて説明した
上記第1の製造方法と同様に、上記ウェブが上記用済み
シート剥取バー62の周囲を通る時に、用済みシート3
16が上記キャリアシートがら引き離される。この時、
上記用済みシート316は、上記キャリアシートの上に
、第6図に示すように・上記ラベル317を残して行く
。上記用済みシートは上記巻取リール52に巻き取られ
て、用済みシートのロールにされる。これと同時に、上
記ラベル317を保持している上記キャリアシート39
1は、上記巻取リール71に巻きとられて、ラベルのロ
ール319になる。
このようにして、第8図に詳細に示すように、不透明な
シートに図柄300を印刷し、その反対側に接着剤塗布
部分305を設け、この接着剤塗布部分を上記ラベルの
外周315から内側に後退させ、このラベルをキャリア
シート291に保持させたラベル317を製造すること
ができる。
既に説明したように、上記本発明に基く製造方法を採用
すれば、どのような種類のラベルでも製造することがで
きる。例えば、第2図に略図で示した実施形態では、上
記図柄100を上記小片を作るためのシートの裏面84
でなく、既に説明したように、前面83に印刷すること
ができる。それと同様に、この第2の製造方法は、上記
ウェブを形成した後に印刷するように改良することがで
きる。その場合、第1図に示したように、上記下部抑圧
ローラ38及びニップローラ40の右側に印刷機23を
1箇所以上設ける。さらに、上記第2の製造方法は、1
種類以上のシート状のラミネート材を種々に組み合わせ
て使用することができる。その場合、最段階の使用者が
上記ラベルを、その台紙であるラミネート材から、クー
ポン券のように外し得るようにすることができる。また
さらに、上記打抜き装置55を上記ラベルの一部分に穴
開は加工できるように変え、この穴開は装置を用いて、
最段階の使用者が上記ラベルをクーポン券のように千切
り取れるようにすることもできる。これらの変更によっ
て、予め予想で材料を手配することも、予めラミネート
材をキュアのために在庫を増やすこともなく、どのよう
なタイプのラベルを受注しても、全て、本発明に基く工
程によって、注文に応じたラベルを製造することができ
る。
次に、本発明に基く第3の製造方法について説明する。
この本発明に基く第3の製造方法を第13図ないし第1
5図に示す。この製造方法は、既に説明した第1ないし
第2の製造方法を改良したものであり、その改良した点
は、1枚のシート状の材料を用いてラベルを製造できる
ようにしたことにある。それと同様に、上記製造された
ラベルも連続した1枚のシート状材料からなり、このラ
ベルをロールに巻いて保有し、後に説明するように、必
要に応じて、ラベルを上記ロールから引き出して使用す
る。既に説明した製造方法と比較すれば、この第3の製
造方法の特徴は、1枚のシートでラベルを作ることであ
り、上記第1及び第2の製造方法で使用したキャリアシ
ート91,291を使用しない事にある。
この第3の製造方法を実施する場合には、キャリアシー
トを使用しないから、上記他の製造方法にとっては必要
であるキャリアシートを取り扱う装置が、不要である。
説明の便宜上、上記第3の製造方法の実施に必要な部分
のみを、第13図に示す。製造装置10のこれ以外の部
分は、既に説明したと同様である。
製造装置10は、上記材料を1回通して印刷する工程を
連続的に行う。この印刷は、上記第1及び第2の製造方
法と同様の方法で、大雑把に行う。
既に説明したように、上記製造装置10は大巾に変える
ことができるから、製造しようとするラベル、及び、そ
のための材料に応じて、最適の構造にすることができる
この第3の製造方法では、説明の便宜上、ロール状の透
明なフィルム880を使用するものとする。この透明な
フィルムのロール880は、図に記載されていないが、
上記製造装置10のロール取付装置19のリール20に
、回転できるように取り付けられる。上記第1のターン
バー装置42は概ね第1図に仮想線で示す位置に取り付
けられる。しかしながら、上記第2のターンバー装置4
3は上記製造装置から取り除かれる。一種の打抜き装置
55は、この打抜き装置に通す小片を作るためのシート
に、所定の間隔の穴を開は得る形状である。これについ
ては後に説明する。
上記透明なフィルムのロール880は、小片を作るため
のシート881をロール880の形に巻いたものであり
、本発明に基く第3の製造方法によってラベルを製造す
るために使用される。上記小片を作るためのシートは、
第13図に概略的に示すように、第1の移動経路882
に沿って延び、この第1の移動経路882は上記ロール
取付り一ル20から上記巻取ローラ装置70の巻取り−
ル71まで延びる。従って、上記小片を作るためのシー
ト881は、第13図に示すように、上記ロール880
から引き出され、上記張力制御装置21の張力制御ロー
ラ20. 20.・・・、及び、シートローラ28の周
囲に巻かれ、各印刷位置23の印刷胴27の下側を通り
、上記第1のターンバー装置42を通り、上記上部押圧
ローラ37の上にある上記シートローラ39の周囲を通
り、さらに、上記上部押圧ローラ37と接着剤塗布ヘッ
ド41との間を通る。上記小片を作るためのシートは上
記下部抑圧ローラ38に巻かれ、第13図に示すように
上記シートローラ60の左側に被さり、シートの送り速
度を調節する穴を作るための上記打抜き装置55を通り
、上記抑圧ローラ56と打抜きローラ57との間の打抜
き位置を通り、第13図に示すように上記シートローラ
60の下側を左から右に通り、この小片を作るためのシ
ートの先端が上記巻取リール71に保持される。
上記小片を作るためのシートには、第13図に示すよう
に、前面883と裏面884がある。この小片を作るた
めのシートの前面883には接着剤塗布ヘッド41によ
る接着剤塗布が行われない。
それとは反対に、上記小片を作るためのシートの裏面8
84には常に接着剤が塗布される。
第13図に示すように、上記本発明に基く第3の製造方
法は、多数のラベルを含む1枚のシートを完全に一体の
形で製造するために用いられる。
このシートは、上記ラベルを製造する場合に、随時、随
所で、本発明に基くラベル引き出し装置を用いて、使用
することができる。このラベル引き出し装置は、後に説
明するように、上記第3の製造方法とは別個に開示され
るものであり、上記ラベルを上記シートから切り離し、
この切り離したラベルを、表示しようとするものに張り
付けるために使用される。説明の便宜上、上記第3の製
造方法に使用する上記小片を作るためのシートが透明の
場合には、ラベルの図柄を、上記小片を作るためのシー
トの裏面884に印刷するものとする。
この印刷された図柄は、上記小片を作るためのシートの
前面から、透明なフィルムを透して読み取れるようにす
る。上記図柄を第15図に太線で示す。上記小片を作る
ためのシートには、その製造の後に、送り制御用の穴9
01,901.・・・を設けることができる。この送り
速度を制御するための穴901,901.・・・は、第
14図に詳細に示すように、上記小片を作るためのシー
トを貫き、対を為して、各ラベルに隣接するように設け
られる。上記送り制御用の穴は、上記製造装置の内部で
、上記離間している小片を、既に説明したように送るた
めに使用される。上記送り制御用の穴は、上記目的に使
用するものであるが、消費者側で上記ラベルを検知する
装置を備えている場合には、その検知装置が読み取れる
マーク、例えば、いわゆるバーコードを使用することも
できる。
上記製造装置10は、上記小片を作るためのシー)88
1が上記のように取り付けられた後、上記加工のための
所要の調整及び材料仕込が行われる。この調節及び材料
仕込みの要領は、上記第1及び第2の製造方法について
説明したと同様である。
上記製造装置10は、さらに引き続いて、制御モジュー
ル65、及び、この製造装置の各所に取り付けられた他
の制御装置(図示せず)に制御されて作動する。上記製
造装置は、上記小片を作るためのシートを引き、このシ
ートを、上記第1の移動経路882に沿って上記製造装
置を貫くように移動させ、上記巻取リール71で巻きと
る作用をする。上記小片を作るためのシートが上記印刷
機を通過する時に、この小片を作るためのシートの裏面
884に、図柄900が印刷される。上記小片を作るた
めのシートは、上記ターンバー装置42を通る時に反転
される。さらに、上記小片を作るためのシートは上記シ
ートローラ39を通り、上記上部抑圧ローラ37と接着
剤塗布ヘッド41との間を通る。上記接着剤塗布ヘッド
41は、既に説明したように、上記小片を作るためのシ
ートの裏面884に、上記各ラベルを作るための接着剤
塗布部分を形成する。また、既に説明したように、上記
接着剤塗布ヘッドの網は、上記接着剤を、どのような形
状にでも塗布できるように選択できるので、製造するラ
ベルのタイプに合わせて、最適の形状の接着剤塗布部分
を形成することができる。第13図に示した実施形態に
おいては、上記接着剤は、上記各ラベル毎に、それぞれ
矩形の接着剤塗布部分905に塗布されるシ従って、上
記接着剤塗布部分は外周縁906が矩形であり、この形
が、第14図に詳細に示すように、恐らく最良であろう
。好ましい実施形態においては、上記接着剤塗布部分9
05の外縁部分906は、第15図に示すように、製品
となるラベルの縁部から若干内側に後退している。
上記小片を作るためのシートは、上記送り制御用穴を形
成するための打抜き装置55の中を通る。
この打抜き装置は、上記小片を作るためのシートに対を
為すように、上記送り制御用穴を開ける。
この送り制御用穴は、第14図に詳細に示すように、隣
接する接着剤塗布部分の間のスペースに設けられる。
上記本発明に基く第3の製造方法では、各ラベルを形成
する部分に接着剤を塗布し、上記送り制御用穴を開けた
上記小片を作るためのシートを、上記巻取リール71に
巻き取る必要がある。この小片を作るためのシートは上
記巻取リールに巻かれて、完成されたラベルのロール9
19になる。
上記小片を作るためのシートには、送り制御用の穴以外
に、打抜き加工も、切り離し加工も、行われない。この
ようにして製造されたラベルのロールを、さらに、各ラ
ベルの欠陥の有無を検査し、或いは、所定数のラベルの
ロールに巻き直すこともできる。また、上記小片を作る
ためのシートを、束ね得るようにシート状に切ることも
できる。上記ラベルのロールをどのような形に再構成す
るかは、製品であるラベルの使用上の要求によってほと
んど決められる。
いかなる場合でも、上記製品であるラベルのロール91
9は、小片を作るためのシート881からなり、この小
片を作るためのシート881は多数のラベルを形成する
ための部分を有し、この部分の裏面884に図柄900
が、上記小片を作るためのシートの前面883から読み
取れるように、印刷され、上記小片を作るためのシート
の裏面884に接着剤塗布部分905が設けられ、この
部905が上記図柄を覆い、かつ、上記小片を作るため
のシートの縦方向に離間し、この離間した部分及び上記
接着剤塗布部分の間には接着剤が塗布されず、接着剤が
塗布されない各部分に対を為す送り制御用の穴901,
901.・・・が設けられる。好ましい実施形態におい
ては、必要不可欠ではないが、上記ラベルを打抜く場合
には、上記接着剤塗布ヘッド部分905の周囲の縁90
6を、上記ラベルの全周から後退させる。これについて
は後に説明する。
既に他の実施形態において説明したように、上記本発明
に基く小片の製造方法、及び、この製造方法を実施する
ための製造装置は、特定の形状のラベルを製造し、又は
、そのラベルの使用方法に応じるために、各種の変更を
加えることができる。
その他の点については上記能の実施形態と同様である。
次に、上記離間した小片を使用するための本発明に基く
装置について説明する。
この装置は上記本発明に基く第3の製造方法により小片
を作るためのシートに離間保持された状態に製造された
小片を、使用するための装置であり、その全体を符号9
30で表し、その構造の概、略を第16図に示す。また
、第16図を用いて行う説明の便宜上、運搬装置、すな
わち、搬送ライン931が、上記ラベルを貼付する物、
すなわち、ラベル被貼付物932を、ラベルを貼付する
方向に沿って搬送するものとする。」二記各うベル彼貼
付物はラベルを貼付する面、すなわち、ラベル波貼付面
933を有する。上記ラベル被貼付物は、矢印934に
よって示された搬送ラインに沿って、間欠的に移動する
方式により、搬送される。
通常の場合、上記ロールに巻かれているラベル919は
、ラベル製造業者が、既に説明したように、本発明に基
く第3の製造方法によって製造され、上記ラベル被貼付
物の製造業者に売られ、このラベル被貼付物の製造業者
によって、その工場で使用される。であるから、上記装
置930は、上記ラベル被貼付物932の製造業者の工
場に取り付けられて、使用される。従って、以下の説明
に於ける上記装置の作用は、上記ラベルのロール919
が既に説明したように製造された後、数週間、数か月、
又は何年か経過した後に行われるものである。
上記装置930はロール取付リール940を有し、この
ロール取付リール940にラベルのロール919が1個
取り付けられ、このロール919が回転できるように固
定される。また、巻取り一ル941が、上記装置930
に取り付けられる。
この巻取リール941は、上記ロール取付リール940
から離間するように配置され、この巻取リール941及
び上記ロール取付リール940は共に、第16図に示す
ように、上記搬送ライン931から離間配設される。上
記巻取リールは上記ラベルのロール919から引き出さ
れた小片保持シート881の先端部を受は入れ、後に説
明するように、上記ラベルを外して貼付した後の用済み
のシートを巻き取って廃棄ロール942とする。
アイドラローラ943は上記ロール取付リール940の
回転軸線に並行な軸線を中心として回転できるように、
上記搬送ライン931に直接隣接する位置に取り付けら
れる。駆動ローラ944は、上記アイドラローラ943
の軸線に平行な回転軸線を中心として回転できるように
、がっ、上記アイドラローラから離間するように、但し
、上記搬送ライン931に直接隣接するように取り付け
られる。上記駆動ローラは駆動ビン945,945゜・
・・を何する。この駆動ピン945,945.・・・は
、それぞれ、上記装置930が作動している間、上記小
片を保持するシート881の送り制御用の穴901.9
01.・・・に入り、これにより、上記駆動ローラが上
記小片を保持するシートに係合して、このシートを、第
16図に矢印946で示す方向に前進させるように駆動
する。後述する理由によって、上記駆動ローラは、上記
小片を保持するシートを、上記搬送ラインによる上記ラ
ベル被貼付物932,932.・・・の移動に合わせる
ように、間欠移動させる。
上記アイドラローラ943及び駆動ローラ944は、上
記’JtR930の、打抜き及びラベル貼付を行う装置
、すなわち、打抜貼付装置950と共働する。上記打抜
貼付装置は、第16図及び第17図に示すように、上記
搬送ラインに直接隣接する。上記搬送ライン、及び、上
記装置930は相互に連係する。この連係は、上記各ラ
ベル被貼付物932を、上記装置930に正確に整列す
る位置950に停止させ、必要な時に正確に間欠移動に
よる前進を行わせるようにするものである。
このようにする代りに、上記搬送ラインと上記装置を逐
次作動するようにし、上記ラベル貼付のための停止を行
わないようにすることもできる。これについては後述す
る。
上記装gi930は打ち板、すなわち、アンビル951
を含み、この打ち板951は上記各ラベル被貼付物93
2を、上記装置930が正確に整列する位置950に直
接隣接するように取り付けられる。上記打ち板は打面9
52、及び、その前面953をを有する。矩形の窓、す
なわち、開口部954は、上記打ち板を貫いて延び、そ
の周囲が縁955になっている。
打抜き装置960は、上記打ち板951に対して前後に
往復運動できるように、上記装置930によって支持さ
れる。上記打抜き装置はアーム961を有し、このアー
ム961の端部が打抜き板962を上記打ち板の直ぐ近
くに取り付ける。
この打ち板の周縁963は、上記開口部954の周縁9
55より大きいが、これに整列する。上記打ち板は打面
964を有し、この打面964は上記打ち板に対面する
。上記打面はラベル切離し用の刃物状部材、すなわち、
打抜き型965を支持し、この打抜き型965は上記打
ち板の周縁の直ぐ内側に矩形を形成する。上記打ち板、
打抜き型、及び、打ち板は、前進した位置で、上記打抜
き型を上記打ち板の打面952に、上記開口部954の
直ぐ外側及びその周囲で接触させる。
圧縮ガス又は圧縮空気の通路966は、上記アーム96
1及び打ち板962を貫いて延び、この圧縮ガス又は圧
縮空気の通路の反対側の端部は適当なガス圧縮装置又は
空気圧線素装置(図示せず)に接続され、上記圧縮ガス
又は圧縮空気の通路は、圧縮されたガス又は空気を、上
記打ち板962及び上記打ち板951の開口部954を
通して短時間、爆発的に噴出させることができる。各種
の適当な装置、例えば、「高圧空気噴射」型又は「ブロ
ーオン」型の装置が市販されており、これらの装置は、
上記ラベルをラベル被貼付物に接着貼付する時に、ラベ
ルに吹き付けるように、高圧ガスを噴出させることがで
きる。このタイプの適当な装置を、上記装置930に組
み込めば、上記目的をかなえることができる。これにつ
いては後に極めて詳細に説明する。
上記と同様に、上記装置930の他の作動装置、すなわ
ち、上記駆動ローラ944、巻取リール、打抜き装置、
及び、空気系統の作動と、これらの作動装置を、上記搬
送ライン931の作動と上記ラベル被貼付物の移動との
関係を適正にするための作動を行わせるためには、各種
の装置がある。
次に、本発明に基き、上記ラベル等の小片を使用する方
法について説明する。
上記ラベルのロール919の中に離間した状態で保持さ
れている小片、例えば、ラベルを使用するための方法を
、第16図及び第17図に、詳細に示す。上記ラベルの
ロール919は、上記ロール取付リール940に、回転
できるように取り付けられる。上記小片を保持するシー
ト881の固定されていないほうの端部は、上記ラベル
のロールから引き出され、矢印り46で示す経路に沿つ
て、上記アイドラローラ943の周囲、上記打ち板95
1と打抜き装置960との間、及び、駆動ローラ944
の周囲を通って、上記巻取リール941に保持される。
上記駆動ローラ944は駆動ピンを有し1、この駆動ビ
ンはそれぞれ上記送り制御用の穴に係合する。
上記装置930は、上記のように設定された後に作動し
、上記搬送ライン931と連動して、上記小片を保持す
るシート881を移動させる。この小片を保持するシー
ト881の移動は、矢印946で示す方向に、間欠的に
移動する方式で、前進するように行われる。このシーフ
ェンスは、第17図に示すように、各ラベル被貼付物9
32が上記打抜き及びラベル貼付を行う位置950に正
確に到達した時に、ただちに、上記ラベル被貼付物の移
動を停止させることにより行う。この場合、上記ラベル
被貼付物のラベル貼付面933が所定の位置に正確に到
達した時に上記ラベル被貼付物の移動を停止させる。こ
の時に、上記ラベル貼付面は上記打ち板951の開口部
954に正確に整列し、この開口部に接触する。この瞬
間に、上記印刷された図柄900と、貼付される1個の
ラベルが保持されている接着剤塗布部分905とが、上
記打抜き装置960と上記打ち板951との間に、瞬間
的に停止し、上記打ち板の開口部954に正確に整列す
る。次に、上記打抜き装置が移動して上記打ち板に係合
し、上記打抜き型965が上記小片を保持するシートを
貫き、上記打面952との共働により、上記小片を保持
するシートを切り離し、このようにして、上記ラベルの
小片1017の縁1015を形成する。第17図に示す
ように、上記接着剤塗布部分905の縁906は上記ラ
ベル1017の縁1015より内側に後退している。上
記打抜き装置は、上記打抜きを行った後、ただちに、第
17図に示す位置に復帰する。
上記空気系統(図示せず)は、上記圧縮空気の通路96
6から圧縮空気又は圧縮ガスを、上記打抜かれて新しく
形成されたラベルに対して瞬間的に噴出させ、このラベ
ルを上記打ち板の開口部954を通過させ、上記ラベル
貼付面に付着させることにより、上記ラベルを接着させ
る。このようにして、上記ラベルを上記ラベル被貼付物
の所期の位置に正確に貼付することができる。この工程
は、上記ラベルをそれぞれ打抜き、上記ラベル被貼付物
と小片を保持するシートとを間欠移動方式により前進さ
せ、この前進と短時間の停止とを交互に行わせる作動を
、連続的に行う。上記小片を保持するシートは、上記ラ
ベルの打抜きが行われた後、上記巻取リール941に巻
き取られて、用済みシートのロール942となる。
上記離間保持されている小片を貼付する方法及び装置と
、上記ラベルのロール919を製造する上記本発明に基
く第3の製造方法は、形状、寸法、材料、及び、接着剤
塗布部分の形状が大巾に異なる、1枚のシートからなる
ラベル、すなわち、台紙がないラベル1017を作り得
ることは明らかである。上記小片を保持するシート88
1の材料の種類と、上記ラベルの図柄900を印刷する
面と、各ラベルのための上記接着剤塗布部分の数及び形
状と、上記打抜き型965の寸法及び形状とを変化させ
ることにより、はとんどいかなるタイプのラベルを製造
することができる。
上記ラベル1017は、その寸法、形状材料、及び接着
剤塗布部分が全て明らかに異なる場合でも、従来の台紙
付きのラベルより大巾に低い経費で、製造することがで
きる。さらに、上記小片を保持するシート881は、一
体構造であるから、従来構造のものより、耐用命数が長
く、取り扱いが容易である。上記ラベル1017は、ラ
ベル被貼付物の製造業者が、従来のラベルでは到底望め
ない少ない経費と高度の精密度で、貼付することができ
る。
次に、本発明に基く小片について説明する。
ラベルその他の離間保持された小片について、既に説明
したタイプ以外の何種類かを、第9図ないし第12図、
及び、第14図に示す。これらの小片は、本発明に基く
製造方法及び製造装置を用いて製造できるものである。
この小片は代表的な例のみであり、特にラベルの形状及
び寸法、接着剤塗布部分の形状及び寸法の異なるものの
代表例である。これらの小片は、接着剤塗布部分が上記
ラベルの縁より内側に後退している。しかしながら、上
記接着剤塗布部分に塗布する接着剤を、必要に応じて、
上記ラベルの縁に精密に一致するまで、拡大塗布するこ
とができる。第14図に仮想線で示したラベル1017
は、本発明に基く第3の製造方法によって製造するもの
である。
第9図に、キャリアシート391を部分的に示す。この
キャリアシートには、接着剤塗布部分405が設けられ
る。この接着剤塗布部分405は、製造される各ラベル
に設けられ、長く、幅が狭く、符号406で表される縁
を有する帯状であり、この帯状の接着剤塗布部分が製造
されるラベル417,417.・・・の縁415,41
5.・・・から後退した部分を覆っている。
第10図にキャリアシート491を部分的に示す。この
キャリアシート491は接着剤塗布部分505を有し、
この接着剤塗布部分505は製造される各ラベルに形成
される。この接着剤塗布部分505は、製造されるラベ
ル1個につき、2個ずつ設けられる。この接着剤塗布部
分は、キャリアシートの各ラベルに対応する部分に形成
される。
この接着剤塗布部分は弊506,506.・・・を有し
、幅が狭く、上記キャリアシートを横断する方向に延び
、上記ラベル517の縁515より小さく、この縁より
後退している。このらbの縁515は、図に示すように
、楕円形である。
キャリアシート591を、第11図に、部分図で示す。
このキャリアシート591は接着剤塗布部分605を有
し、この接着剤塗布部分605もキャリアシートに形成
される。この接着剤塗布部分の縁606は円形であり、
製造されるラベル1個について接着剤塗布部分が1個の
比率で設けられる。この接着剤塗布部分の縁606,6
06゜・・・は、上記製造されるラベルの各線615゜
615、・・・より後退している。
第12図に、キャリアシート691を部分図で示す。こ
のキャリアシート691に接着剤塗布部分705が形成
される。この接着剤塗布部分の数は製造されるラベル1
個につき、4箇所である。
上記接着剤塗布部分は円形の縁706,706゜・・・
を有し、この接着剤塗布部分は相互に離間しているが、
製造されるラベル717,717.・・・の縁716,
716.・・・で囲まれた範囲より狭い部分を覆ってい
る。従って、この接着剤塗布部分は、いかなる場合でも
、上記ラベルの縁より後退している。
上記ラベル1017を第14図に仮想線で示す。
このラベルは、既に説明したように、ラベル彼貼付物に
貼付するために上記ラベル貼付装置930によって打抜
かれるまでは、小片を保持するシート881と一体であ
る。このラベル1017は、この図の場合、1枚の透明
なシートからなり、打抜き装置で打抜かれ、裏面884
に図柄900が印刷され、この裏面に印刷された図柄は
、この図柄900を覆っている前面883、及び、この
前面に形成された接着剤塗布部分905を透して、読み
取ることができる。また、この接着剤塗布部分905の
縁906は上記ラベル1017の縁1015より後退し
ている。しかしながら、このラベル1017も、上記他
のラベルの場合と同様に、このタイプの各種のラベルの
1例であり、このラベルはほもだい3の製造方法によっ
て製造することができる。
〔効 果〕
以上説明した本発明に基く、離間保持形小片の製造方法
、この製造方法を実施するための製造装置、上記小片を
貼付するための方法及び装置は、1箇所の製造場所で、
一時に、全てのタイプのラベルその他の小片を、従来の
製造方法及び製造装置より、迅速に、安価に、材料など
の在庫に悩まされること無く、製造することができる。
従って、上記工程全体の所要経費を実質的に節約し、し
かも、製造できるラベルの種類及び品質を大巾に改善す
ることができる。
以上、本発明を、極めて実用的に、かつ、好ましい実施
形態と共に説明したが、なお、この説明を基礎として、
本発明の範囲内で、改良ないし変更を加えることが可能
である。以上の詳細な説明は、本発明を限定するための
ものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基く製造方法を実施する本発明に基く
製造装置の側面図、 第2図は透明なフィルムの裏面に図柄が印刷されたラベ
ルを製造するための、本発明に基く第1の製造方法を実
施する本発明に基く製造装置の拡大塵の小さい部分拡大
斜視図、 第3図は第2図の製造装置の線3−3に沿う拡大塵を上
げた部分拡大断面図、 第4図は第2図の製造装置の線4−4に沿う拡大塵の大
きい部分拡大断面図、 第5図は第2図の製造装置の線5−5に沿う拡大塵の大
きい部分平面断面図、 第6図はラベルに表示すべき文字、図形等の図柄が矩形
のラベルの外面に印刷されたラベルを製造する本発明に
基く第2の製造方法を実施する本発明に基く製造装置の
部分拡大斜視略図、第7図は第6図の線7−7に沿う拡
大塵の太きい部分拡大断面図、 第8図は第6図の線8−8に沿う拡大塵の大きい部分拡
大断面図、 第9図は接着剤塗布部分を破線で示した小片を保持する
小片保持シートの部分拡大平面図、第10図は他の第2
の形状の接着剤塗布部分を破線で示したを保持する小片
保持シートの部分拡大平面図、 第11図は他の第3の形状の接着剤塗布部分を破線で示
したを保持する小片保持シートの部分拡大平面図、 第12図は他の第4の形状の接着剤塗布部分を破線で示
したを保持する小片保持シートの部分拡大平面図、 第13図は1本の連続したシートに含まれたラベルを製
造するために採用された本発明に基く第3の製造方法の
実施態様の斜視図、 第14図は第13図の実施態様の線14−14に沿う横
断方向の拡大縦断面図、 第15図は第13図の実施態様の線15−15に沿う横
断方向の拡大縦断面図、 第16図は1本の連続したシートに含まれたラベルを取
出し、このラベルをラベル被貼付物、この場合は商品、
のラベル被貼付位置に貼付する為の本発明に基く小片貼
付装置の斜視略図、第17図はラベル被貼付物のラベル
が貼付された部分の、第16図の線17−17に沿う拡
大部分水平断面図である。 10・・・製造装置、55・・・打抜き装置、70・・
・巻取装置、90・・・ラベル保持シート(キャリアシ
ート)、117・・・ラベル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、個々の小片を製造する小片製造方法において、上記
    小片製造方法は、 第1のシートの離間した部分に接着剤を付着させる段階
    と、 第2のシートを、上記接着剤を付着させた部分を有する
    上記第1のシートに正確に合わせ、上記第1のシートと
    第2のシートを接着結合させる段階と、 上記小片を上記他方のシートに接着させた形で形成させ
    るために、上記一方のシートを、上記接着剤を付着させ
    た部分から離れた経路に沿って切り離す段階とを有する
    ことを特徴とする小片製造方法。 2、上記切り離しの段階は、上記小片の縁を上記各接着
    剤付着部分から外側に離間するように形成するために、
    接着剤を独立に付着させた上記各部分の外側に設定した
    経路に沿って行われることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の小片製造方法。 3、上記小片製造方法を用いて、所定の時点に、上記一
    方のシートの上記小片から独立した部分に、印刷を行う
    印刷段階を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の小片製造方法。 4、小片保持シートによって、ほぼ平面状に、かつ、孤
    立した状態に保持された小片を製造する小片製造方法に
    おいて、上記小片製造方法は、上記小片を形成するため
    に、小片用シートを、所定の第1の移動経路に沿って移
    動させる段階と、第1の移動経路の第1のコースから離
    間すると共に上記第1の移動経路の第2のコースにほぼ
    一致している所定の第2の移動経路に沿って、ラベル保
    持シートを移動させる段階と、 上記第2のコースの前に、上記一方のシートに接着剤を
    付着させる段階と、 離間し、ほぼ平らに、上記ラベル保持シートに接着によ
    り保持された上記小片を形成するために、小片用シート
    を上記第2のコースで切断する段階とを有することを特
    徴とする小片製造方法。 5、上記一方にシートの切断段階で上記平らな小片が形
    成される位置に対応してそれぞれ離間している部分の位
    置に、接着剤が付着される段階を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項に記載された小片製造方法。 6、上記一方にシートの切断段階で上記平らな小片が形
    成されるそれぞれ離間している部分より狭い範囲を覆う
    ように、接着剤が付着される段階を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第5項に記載された小片製造方法。 7、上記小片用シートの離間した部分に印刷を行う印刷
    段階を含み、上記離間した部分は、上記切断段階で形成
    されるほぼ平らな離間している小片の範囲にほぼ一致す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載された
    小片製造方法。 8、上記小片製造方法の小片用シートを通す段階の小片
    用シートは透明であり、上記小片製造方法は印刷段階を
    含み、上記印刷段階は上記接着剤を付着させる段階の前
    に行われ、上記印刷は上記小片用シートの表面に対して
    行われ、上記印刷される表面は上記第2のコースにおい
    て上記小片保持シートに対面することを特徴とする特許
    請求の範囲第4項に記載された小片製造方法。 9、小片保持シートに保持されるラベルを製造するため
    の小片製造方法において、上記小片製造方法は、 小片保持シートを、所定の移動経路に沿って、ほぼ連続
    的に移動させる段階と、 シート面を所定の移動経路に沿ってほぼ連続的に移動さ
    せることにより上記小片を形成し、上記所定の移動経路
    は上記経路の離間した部分に沿って、上記小片保持シー
    トから離間し、上記小片は上記経路の係合部分に沿って
    、上記小片保持シートにほぼ面係合により保持される面
    シート通過段階と、 ラベルの形成部分に対応する離間した部分の実質的に内
    部になる範囲内で、上記シート面を上記離間して部分に
    沿って移動させる時に、上記シート面に印刷する段階と
    、 接着剤付着部分を上記形成されるラベルの縁より後退さ
    せるために、上記接着剤付着部分を上記ラベルが形成さ
    れる部分に対応させ、上記接着剤付着部分の範囲を上記
    ラベルが形成される部分より狭くし、上記接着剤付着部
    分を離間させ、上記接着剤付着部分に対して、上記係合
    する部分よりも前で、上記一方のシートに接着剤を付着
    させる段階と、 上記面シートの上記係合部分をそれぞれ概ね上記形成さ
    れるラベルの縁に沿って打抜き、それにより、上記ラベ
    ル保持シートの上記接着剤付着部分に外側に多数のラベ
    ルを接着させ、上記ラベルの接着する部分をそれぞれ上
    記ラベルの縁より後退させる段階と、 上記打抜き段階の後に、上記ラベル保持シートから上記
    ラベルを区切る面シートを剥離する段階とを有すること
    を特徴とする小片製造方法 10 上記面シートはほぼ透明であり、上記印刷段階は
    上記ラベル保持シートに印刷する段階を含み、上記印刷
    された図柄を、上記形成されるラベルの面シートを透し
    て読み取れるようにすることを特徴とする特許請求の範
    囲第9項に記載された小片製造方法 11、上記接着剤は付着段階に上記離間した部分に塗布
    され、上記面シート及びラベル保持シートは上記係合部
    分に導かれて実質的に面係合し、上記面係合は、上記離
    間した接着剤付着部分が上記ラベル形成部分に上記ラベ
    ルの縁から後退して面係合するように配置され、これに
    より、上記図柄が上記面シートとラベル保持シートとの
    間に保持されることを特徴とする特許請求の範囲第10
    項に記載された小片製造方法 12、上記印刷段階は上記面シートの表面に対する印刷
    を含み、上記表面は上記係合の間、上記ラベル保持シー
    トに面係合しないことを特徴とする特許請求の範囲第9
    項に記載された小片製造方法 13、上記接着剤を付着させる段階は上記一方のシート
    への上記接着剤の付着を含み、上記接着剤を付着させる
    部分は上記形成されるラベルの縁から後退し、上記各ラ
    ベルの接着剤付着部分は2個の狭い部分なり、上記2個
    の狭い部分は相互に離間することを特徴とする特許請求
    の範囲第9項に記載された小片製造方法 14、上記接着剤を付着させる段階は、ほぼ円筒形の接
    着剤付着用装置により、スクリーンにより形成されるパ
    ターンを通して、上記一方のシートへの上記接着剤の付
    着を含むことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載
    された小片製造方法 15、上記ラベル保持シートは剥離剤を付着させた面を
    有し、上記接着剤を付着させる段階で接着剤が上記剥離
    剤付着面に付着され、これにより、上記形成されるラベ
    ルが上記ラベル保持シートに保持され、上記保持は、上
    記ラベルを、使用の目的で上記ラベル保持シートから取
    出し得るように行われることを特徴とする特許請求の範
    囲第9項に記載された小片製造方法 16、離間したほぼ平面状の小片を製造するための小片
    製造装置において、上記小片製造装置は、 フレームと、ほぼ連続的なシート状材料を上記フレーム
    に所定の第1の移動経路に沿って支持する第1の装置と
    、ほぼ連続的なシート状材料を上記フレームに所定の第
    2の移動経路に沿って支持する第2の装置と、上記第2
    の装置に含まれて上記第1の移動経路から離間する第2
    の装置の第1のコースと、上記第2の装置に含まれて上
    記第1の移動経路と部分的にほぼ同じ範囲で延びる第2
    の装置の第2のコースと、上記第1の移動経路に沿って
    支持されたシート状材料に印刷するために上記フレーム
    に取り付けられた印刷装置と、上記第2のコースより前
    に、上記一方のシート状材料に接着剤を付着させるため
    に上記フレームに取り付けられた接着剤を付着させる装
    置と、上記他方のシートに、上記接着剤付着部分によっ
    て、独立な、離間し、ほぼ平面状の小片を、それぞれ独
    立に、上記接着剤付着部分に保持されるように形成する
    ために、上記シート状材料が上記第2のコースに沿って
    移動する時に、上記一方のシート状材料を打抜くための
    打抜き装置とを有することを特徴とする小片製造装置。 17、上記小片と上記他方のシートにによって上記平面
    状の小片を形成するために、上記シートの打抜かれた部
    分を剥離出来るように上記フレームによって保持される
    装置を含むことを特徴とする特許請求の範囲第16項に
    記載された小片製造装置。 18、上記接着剤付着装置は接着剤を付着させるための
    ほぼ円筒形の可動の接着剤付着装置と、上記ほぼ円筒形
    の接着剤付着装置と上記一方のシートとの間に形成され
    るスクリーンとを有し、上記ほぼ円筒形の接着剤付着装
    置と上記一方のシートは、上記一方のシートのほぼ平面
    状の小片に対して独立な部分に接着剤を付着させること
    ができ、上記接着剤付着部分を上記小片の縁からそれぞ
    れ別個に後退させることを特徴とする特許請求の範囲第
    16項に記載された小片製造装置。 19、第1の面と、その反対側の第2の面と、所定の縁
    とを有するパネルを備え、上記パネルの第2の面に保持
    された1箇所以上の接着剤付着部分は、その総面積が、
    上記パネルの第2の面より小さく、上記パネルの縁より
    後退することを特徴とする小片。 20、上記パネルはほぼ透明であり、表示される図柄は
    上記パネルの第2の面に固定され、上記パネルの第1の
    面を透して観察できることを特徴とする特許請求の範囲
    第19項に記載された小片。 21、上記図柄は上記パネルの第2の面と上記接着剤付
    着部分との間に配置されることを特徴とする特許請求の
    範囲第20項に記載された小片。 22、上記接着剤付着部分は対を為して上記パネルの第
    2の面に保持され、上記パネルの縁から後退することを
    特徴とする特許請求の範囲第19項に記載された小片。 23、第1の面と、その反対側の第2の面と、所定の縁
    とを有するパネルを備え、上記パネルの第2の面に保持
    された1箇所以上の接着剤付着部分は、その総面積が、
    上記パネルの第2の面より小さい範囲を覆うことを特徴
    とする小片。 24、個々の小片を製造するための小片製造方法におい
    て、上記小片製造方法は上記小片を形成するために、小
    片用シートを、所定の第1の移動経路に沿って移動させ
    る段階と、上記シートから製造される各個に離間した小
    片に対応する部分に対して独立であり、上記シートのほ
    ぼ各個に離間した部分に接着剤を付着させる段階と、上
    記各個に離間した小片を上記シートから切り離すことな
    く上記シートを合わせる段階とを有することを特徴とす
    る小片製造方法。 25、上記接着剤付着段階の前に、上記シートに対して
    表示を印刷する段階を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第24項に記載された小片製造方法。 26、上記シートの面は上記第2の面に付着された接着
    剤によって固定され、上記合わせる段階は上記シートを
    ロールに巻く段階を含み、上記ロールの対面する面は上
    記第1の面の剥離剤によって分離されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第24項に記載された小片製造方法。 27、上記シートに対して、各個に離間した小片のシー
    ト上の位置を識別するための装置を、上記各個に離間し
    た小片を上記シートから取出すための装置によって読み
    取り得るように、適用する段階を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第24項に記載された小片製造方法。 28、上記シートを上記ロールから上記各個に離間した
    小片を適用すべき適用部分に隣接する移動経路に沿って
    移動させる段階と、 上記各個に離間した小片を上記シートから個別に切り離
    す段階と、 上記シートの第2の面を、上記各この離間した小片に、
    上記適用部分に接着するように押し付ける段階とを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第26項に記載され
    た小片製造方法。 29、各個に分離する小片を製造するための小片製造方
    法において、上記小片製造方法は、上記小片を形成する
    ために、小片用シートを、所定の第1の移動経路に沿っ
    て移動させ、上記シートが接着しにくい第1の面と、そ
    の反対側にある第2の面とを有する段階と、 上記シートの第1の面又は第2の面に、上記シートから
    製造される各個に分離する小片から独立に、表示を適用
    する段階と、 上記シートの第2の面の、上記シートから製造される上
    記小片に対応する部分に対して独立な部分に、接着剤を
    適用する段階と、 上記シートをロールに巻き、上記ロールのシートの対向
    する面が上記シートの第1の面の接着しにくい性質によ
    って分離される段階とを有することを特徴とする小片製
    造方法。 30、上記シートの上記シートから製造される各個に分
    離する小片に対応する部分に隣接する部分の間の位置に
    穴を設け、上記各個に分離する小片を実質的に切り離す
    ためのゲージを設ける段階を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第29項に記載された小片製造方法。 31、各個に分離する小片を適用する部分に適用するた
    めの小片適用方法において、上記小片適用方法は、 それぞれ接着剤保持面を有する多数の上記小片を含むシ
    ートを、上記1個の小片の接着剤保持面を上記小片を適
    用する部分に隣接接触するように位置付ける段階と、 上記小片を、その接着剤保持面の外側に打抜く段階と、 上記小片を、上記打抜きの後に、上記小片適用部分に接
    着係合させる段階とを有することを特徴とする小片適用
    方法。 32、上記小片適用方法の段階は、上記シート及び上記
    被適用部分の間欠前進に対応する被適用部分及び上記小
    片の間隔を一定にして行われ、上記1個の小片は、上記
    一定の間隔の時に、上記各被適用部分に適用されること
    を特徴とする特許請求の範囲第31項に記載された小片
    適用方法。 33、各個に分離される小片を被適用部分に適用する小
    片適用装置において、上記小片適用装置は、シート受容
    装置を有し、上記シートは上記小片を多数、実質的に一
    体になるように含み、上記シート受容装置は上記シート
    を送り出すことができ、上記小片適用装置は上記シート
    を受容するように配置された装置を有し、上記シートを
    受容するように配置された装置は上記シートを上記被適
    用部分に隣接する打抜き位置に支持するために送り出さ
    れ、上記小片適用装置は打抜き装置を有し、上記打抜き
    装置は上記打抜き位置に取り付けられ、上記打抜き装置
    は開口部を有し、上記開口部は上記打抜き位置にある上
    記シートと上記被適用部分とを接続させ、上記打抜き装
    置は上記打抜き位置で上記小片を上記シートから切り離
    し、上記小片を上記開口部を通して上記被適用部分に接
    触させることを特徴とする小片適用装置。 34、上記打抜き装置は打撃板を含み、上記打撃板は周
    囲に縁を有する開口部と、可動板状の打抜き部材を有し
    、上記打抜き部材は上記打撃板に対して前進した時に係
    合すると共に上記打撃板から後退することができ、上記
    打抜き部材は切り離し用の刃を有し、上記刃は上記前進
    位置で上記小片を上記打撃板の開口部の外側に向けて切
    り離すことを特徴とする特許請求の範囲第33項に記載
    された小片適用装置。 35、上記小片の駆動装置を含み、上記駆動装置は、上
    記切離し作動に合わせて上記小片を上記開口部を通して
    上記1個の被適用部分に接触させるように、上記小片を
    駆動することを特徴とする特許請求の範囲第34項に記
    載された小片適用装置。 36、上記小片は輪郭がほぼ明確な接着剤付着部分を有
    し、上記切離しの為の刃はその前進位置で、上記切離し
    の時に、上記小片の接着剤付着部分の外側に向って上記
    打撃板に係合することを特徴とする特許請求の範囲第3
    5項に記載された小片適用 37、上記被適用部分は上記打抜き位置に隣接する移動
    経路に沿って移動し、上記小片適用装置は上記シートを
    上記打抜き装置を経て移動させる装置と、間欠的な上記
    被適用部分の移動と上記シートの移動とを同期させるた
    めの装置とを含み、上記シート中の1個の小片を、上記
    打抜き装置が上記小片を上記シートから切り離す時に、
    上記開口部を通して上記被適用部分に整列させることを
    特徴とする特許請求の範囲第33項に記載された小片適
    用装置。 38、上記駆動装置は上記小片を駆動するために上記小
    片に対して圧縮ガスを爆発的に噴出させ、上記圧縮ガス
    の噴出を上記切離しに同期させ、これにより、上記開口
    部を通して、上記小片を上記1個の被適用部分に接触さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第33項に記載さ
    れた小片適用装置。 39、ロールに巻かれて各個に分離し得る小片において
    、上記ロールは1本の細長い小片と、上記シートに保持
    されて、上記シートからの小片の取出しに対応して上記
    小片の縦方向にそれぞれ離間する表示と、輪郭がほぼ明
    確であり、接着剤が上記シートから取り出される上記小
    片の位置に対応するように付着された接着剤付着部分と
    を有することを特徴とする小片。 40、上記シートは、接着し難い第1の面と、その反対
    側の第2の面とを有し、上記第2の面に接着剤が付着さ
    れ、上記ロールは上記接着剤付着部分を有するシートを
    ロールに巻いて作られ、上記ロールの中で上記第1の面
    のみが上記接着剤付着部分に接触し、これにより、上記
    シートが上記ロールの中で上記シート自体から分離して
    上記ロールから説き解かれることを特徴とする特許請求
    の範囲第39項に記載された小片。 41、上記シート上の小片の位置を識別するために、上
    記シートの上記接着剤付着部分の間に保持された装置を
    含み、上記小片を上記シートから取り出す装置によって
    その読取りを行うことを特徴とする特許請求の範囲第3
    9項に記載された小片。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023516029A (ja) * 2020-02-26 2023-04-17 エイヴェリー デニソン リテール インフォメーション サービシズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 包装用rfidセキュリティラベル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023516029A (ja) * 2020-02-26 2023-04-17 エイヴェリー デニソン リテール インフォメーション サービシズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 包装用rfidセキュリティラベル

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