JPS63272148A

JPS63272148A - 電話機

Info

Publication number: JPS63272148A
Application number: JP10469087A
Authority: JP
Inventors: Kazunori Yanagisawa; 柳沢　和典; Yukio Kuroiwa; 幸雄黒岩
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1987-04-30
Filing date: 1987-04-30
Publication date: 1988-11-09
Anticipated expiration: 2011-05-29
Also published as: JP2502090B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は電話機、特に着信に際して形態変化を起して視
覚的に着信を知らせるようにした電話機に関する。

〔従来の技術〕

従来の電話機は、電話機本体と送受話器が別々になった
机上載置型のものが一般的であるが、近年、電話機本体
と送受話器を一つの長形筐体に収納したハンディ型の電
話機が見られるようになった。このようなハンディ型電
話機の一例を第４図に示す（実開昭６１−１９５１４２
号公報参照）。

図において、１はｆｉｔ話機の基部、２は電話機の胴部
、３は送話器、４は受話器、５は軸、６はフック・スイ
ッチ、７はテンキー・スイッチである。

不使用時には、図（、）のように胴部を真っ直ぐにして
、フック・スイッチ６をオンにして机上等に立設されて
いる。そして、使用時には、図（ｂ）のように受話器４
と送話器３とを上下に収納する電話機筐体胴部２の中間
部において、軸５を支点として前方に所要角度屈曲可能
な構造とし、この屈曲動作によってフック・スイッチ６
のオン・オフを行なうようにしたものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記従来の一般型、ハンディ型電話機は、受信に際して
呼び出し音が鳴るだけの形式のものであるため、−室に
多数の電話機が設置されている場合、環境騒音によって
どの電話機が呼び出し中なのかわかりにくい場合がしば
しばある。また、前記ハンディ型電話機では、胴部２の
上部を前方に屈曲させて使用中に油断をして、胴部２の
上部を後方に押しやれば、フック・スイッチ６はオンと
なり、電話回線が切れてしまうという欠点がある。

本発明の目的は、受信に際して呼び出し音を発するのみ
でなく、形態変化もするような電話機を提供することで
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記の目的を達成するために、電話機本体と
送受話器部とが別体となっている別体型電話機および電
話機本体と送受話器部とが一体となっている一体型電話
機において、受信時に、前者では送受話器部、後者では
電話機自体が送話器部と受話器部の中間からくの字状に
屈曲する形態変化するようにしたものである。

〔作　　用〕

以上のように、本発明の電話機は、受信した時に、従来
の電話機と同様に呼び出し音が鳴ると共に送受話器部ま
たは電話機自体がくの字状に屈曲する形態変化をするの
で、多数の電話機が近い場所に配置されている場合でも
受信した電話機を容易に見つけ出すことができる。

〔実施例〕

以下に本格明の実施例を図面に従って説明する。

実施例　１本発明の第１の実施例を第１図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）
に示す。図（ａ）は不使用時の状態を示す斜視図、図（
ｂ）は受信した時または送信を開始する時の状態を示す
斜視図、図（ｃ）は受信時、送信時の動作機構を説明す
るための一部断面図である。

図において、１１は電話機本体、１２は送受話器部、１
４は送信用プッシュ・スイッチ、１５はテンキー・スイ
ッチであり、使用しない時には、送受話器部１２は電話
機本体１１の上面の一部に設けた凹部１３に真直ぐにの
びた状態で１図（ａ）のように収納されているが、受信
して呼び出し音が鳴った時または電話機本体１１に設け
た送信用プッシュ・スイッチ１４を押した時には電話機
本体１１との係止機構（後述する）がはずれて、送受話
器部１２は図（ｂ）のように中間から屈曲し、電話機本
体１１の上で形態変化を起こす。したがって、電話機が
近い場所に多数設置されている場合でも、呼び出し音と
形態変化の両者によって、受信した電話機を容易に見出
すことができる。

上述の形態変化をさせる機構を図（ｃ）により説明する
。ここで、図（ａ）の状態を実線で、図（ｂ）の状態の
送受話器部を一点鎖線で示した。

後端部に送話器部１６、前端部に受話器部１７を具えた
送受話器部１２は、送話器部１６と受話器部１７との中
間の所定位置で送話器側シャーシ１８と受話器側シャー
シ１９に分割され、シャーシ１８と１９はその接合部に
おいて軸２０によって所定角度だけ回動できるように係
合されている。この軸２０には巻バネ２１が動作自由に
巻きつけられており、さらに、この巻バネ２１はその両
端近辺でシャーシ１８．１９の側壁に固定されたピン２
２上を辷り得るように支持されると共に軸２０には電話
機本体１１内から凹部１３に設けられた穴、送受話器部
１２の前面に設けられた穴を通って内部に延びたっめ２
３によって１反発エネルギーを保持した状態を保ち、か
つ送受話器部１２が真直ぐになるように凹部１３内に収
納されている。つめ２３は、その中間で電話機本体１１
の凹部に設けられた穴の側壁に取り付けられたつめ軸２
４によって回動可能に支持されると共にその下端で電話
機本体１１内に設けたプランジャ２５から延びるアーム
２６の先端部と可動的に結合されている。

受信した時には、信号により駆動回路（図示せず）が働
き、プランジャ２５が動作してアーム２６を引きつけ、
これに伴なって、つめ２３が一点鎖線で示す位置まで移
動し、軸２０から外れ、巻バネ２１の反発エネルギーに
よって軸２０には上方に押し上げられ、シャーシ１８と
１９は軸２０を中心として回動し。

送受話器部１２はくの字形に屈曲し、一点鎖線で示すよ
うに形態変化する。

送信する時は、電話機本体１１上面に設けた送信用プッ
シュ・スイッチ１４を押すとプランジャ２５が働き、送
受話器部１１は上記と同様な動作をする。

送受話器部１２は上述したように、受信した時または送
信する時に、くの字形に屈曲するが、この場合の内側屈
曲角度は１４３°前後が送受話器部１２の操作、通信使
用上好ましい。

送受話器部１２が電話機本体１１の凹部１３内に収納さ
れているときは、フック・スイッチ２７は閉状態であり
、送受話器部１２を電話機本体１１から離脱させると通
話状態になるようになっている。

２８は送受話器部１２の送話器部１６、受話器部１７の
間に被覆された伸び縮み自在のゴム状スリーブであり、
送受話器部１２の形態変化に応じて伸縮する。

実施例　２本発明の他の実施例を第２図に示す。本実施例は、実施
例１において、送受話器部１２の屈曲機構は同一のもの
とし、シャーシ１７と１８の接合部の構造を多少変え、
スリーブ２７をなくすようにしたものである。

本実施例の電話機は実施例１のそれと同様な効果を示す
。

実施例　３第３図は本発明のさらに他の実施例を示し、本実施例は
電話機本体と送受話器部とを一体化したハンディ型電話
機に関する。図（ａ）は不使用時の状態を示す斜視図、
図（ｂ）は受信した時または送信を開始する時の状態を
示す斜視図、図（ｃ）は受信時、送信時の動作機構を説
明するための一部断面図である。

図において、１４は送信用プッシュ・スイッチ、１５は
テンキー・スイッチ、１６は送話器部、１７は受話器部
、１８は送話器側シャーシ、１９は受話器側シャーシ、
２０は軸、２１は巻バネ、２２はピン、２３はつめ、２
４はつめ軸、２５はプランジャ、２６はアーム、２７は
フック・スイッチ、２８はゴム状スリーブ、２９はロッ
クピン、３０はテーブルである。

本実施例の電話機は、図に示すように、後端部に送話器
部１６、前端部に受話器部１７を、両者の中間部にプッ
シュ・スイッチ１４、テンキー・スイッチ１５、その他
の機能を設けた本体部を具えたハンディ型のものであり
、使用しない時には、図（ａ）に示すように、電話機が
真直ぐになった状態で机上に置かれているが、受信して
呼び出し音が鳴った時または送信用プッシュ・スイッチ
を押した時には、内部に設けた係止機構が外れて、中間
から屈曲し１図（ａ）の状態から図（ｂ）の状態へと形
態変化を起こす。したがって、電話機が近い場所に多数
設置されている場合でも、呼び出し音と形態変化の両者
によって、受信した電話機を容易に見出すことができる
。

上述の形態変化させる機構を図（ｃ）により説明する。

ここで、図（ａ）の状態を実線で、図（ｂ）の状態を一
点鎖線で示した。

電話機は、送話器側シャーシ１８と受話器側シャーシ１
９に分割され、シャーシ１８と１９はその接合部におい
て軸２０によって所定角度だけ回動できるように係合さ
れている。この軸２０には巻バネ２１が動作自由に巻き
つけられており、さらに、この巻バネ２１はその両端近
辺でシャーシ１８．１９の内側壁に固定されたピン２２
上を辷り得るように支持されている。送話器側シャーシ
１８と受話器側シャーシ１９とが真っ直ぐに係合された
状態では、受話器側シャーシ１９の内側壁に固定された
つめ軸２４に回動自在に取り付けられたつめ２３のつめ
先が送話器側シャーシ１８の内側壁に固定されたロック
ピン２９に係止されると共につめ２３の後端部が電話機
内側に取り付けられたプランジャ２５からのびているア
ーム２６の先端部と可動的に結合され、巻バネ２１は反
発エネルギーを保持した状態で軸２０とピン２１によっ
て支持されている。

受信した時には、信号により駆動回路が働き、プランジ
ャ２５が動作してアーム２６を引きつけ、これに伴なっ
て、つめ２３が一点鎖線で示す位置まで移動し、ロック
ピン２９から外れ、巻バネ２１の反発エネルギーによっ
て軸２０が上方に押し上げられ、シャーシ１８と１９は
軸２０を中心として回動し、電話機は一点鎖線で示すよ
うに机３０上でくの字形に屈曲する。

送信する時には、電話機上面にある送信用プッシュ・ス
イッチ１４を押すと、プランジャ２５が働き、電話機は
上記と同様にくの字形に屈曲する。

電話機が机３０の上にあるときは、フック・スイッチ２
７は閉状態であり、電話機を机上から取り上げると通話
状態になる。

本実施例の電話機も前記実施例と同様な効果を示す。

〔発明の効果〕以上説明したところから明らかなように、本発明の電話
機は、使用しない時には真っ直ぐにのび。

平らな状態となっているが、受信時には呼び出し音が鳴
ると同時に送受話器部または電話機自体がくの字状に屈
曲する形態変化が起るので、多数の電話機が近い場所に
設置されている場合でも、受信した電話機を容易に選び
出すことができる。さらに、本発明の電話機は、送受話
器部または電話機自体が使用しようとする時にはくの字
状に屈曲しているので、取り上げ易くなるという特長も
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の実施例の概略説明図、第４図
は従来の電話機の概略説明図である。図において、１１・・・電話機本体　　　　１２・・・送受話器部１
４・・・送信用プッシュ・スイッチ１５・・・テンキー・スイッチ１６・・・送話器部　　　　　１７・・・受話器部１８
・・・送話器側シャーシ　１９・・・受話器側シャーシ
２０・・・軸　　　　　　　　２１・・・巻バネ２２・
・・ピン　　　　　　　２３・・・つめ２４・・・つめ
軸　　　　　　２５・・・プランジャ２６・・・アーム
　　　　　　２７・・・フック・スイッチ２８・・・ゴ
ム状スリーブ　　２９・・・ロックピン３０・・・テー
ブル

Claims

【特許請求の範囲】１、卓上載置型の電話機本体と、後端部前面に送話器、
前端部前面に受話器を具え、かつ前記電話機本体上面の
一部に置かれるハンディ型送受話器部とを含む卓上型電
話機において、該電話機が受信した時または該電話機の
送信用プッシュ・スイッチを押した時に前記送受話器部
が前記送話器と前記受話器の中間の所定位置において所
定角度だけ屈曲し、真直状からくの字状に屈曲する形態
変化を起し、かつ該形態変化した送受信器部を取り上げ
た時に前記電話機本体に設けたフック・スイッチがオフ
となるように構成されていることを特徴とする電話機。２、背面中間部に所定の機能スイッチを有する電話機本
体部分と、該電話機本体部分の後端部前面に送話器部、
前端部前面に受話器部を具え、かつ該送話器、受話器前
面側が卓上に接するように置かれるハンディ型電話機に
おいて、該電話機が受信した時または該電話機の送信用
プッシュ・スイッチを押した時に前記送話器部と前記受
話器部の中間の所定位置において所定角度だけ屈曲し、
真直状からくの字状に屈曲する形態変化を起し、かつ該
形態変化した電話機を卓上から取り上げた時に該電話機
に設けたフック・スイッチが前記卓上から離れてオフに
なるように構成されていることを特徴とする電話機。