JPS63271695A - 認証識別媒体の偽造判別方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、金券カートのような認証を要して取引され
る認証識別媒体の偽造判別方法に関する。

（技術的背景と解決すべき問題点） 従来、金券カード等の認証識別媒体では、紙やプラスデ
ック等の基板面に使用の都度使用額、使用回数又は残額
、残回数を印字したり、磁気テープを貼着して磁気記録
させたりして広く利用されている。しかし、このような
認証識別媒体では偽造や変造の改ざんがし易いため、偽
証の原因となっていた。

（発明の目的） この発明は上述のような事情からなされたものてあり、
この発明の目的は、認証識別媒体の偽造を容易に判別で
きると共に、使用額を判別できるようにした認証識別媒
体の偽造判別方法を提供することにある。

（問題点を解決するだめの手段） この発明は認証識別媒体の偽造判別方法に関するもので
、この発明の上記目的は、媒体１枚毎に異なる基礎デー
タを所定のアルゴリズムにより０＞３号化したデータカ
曾青報識別コード形式で磁性相料を含んで層設又は印刷
された情報識別コード’ｔｆＦと、前記媒体の使用の都
度使用額に応した値を磁気的に記録する６１１気記録帯
とが設けられている認証識別媒体であって、前記媒体の
表面に前記使用額を前記使用の都度印字するようになさ
れたものにおいて、前記使用時の使用額の決定の都度、
前記情報識別コートツＩＦよりデータを読出して復号化
することにより前記基礎データを求め、前記決定された
使用額又は残額との関係において所定アルゴリズムで暗
号化、　　して暗号コードを求め、この暗号コードを前
記使用額又は残額の印字と対応して印字しておき、この
印字されている暗号コードと前記Ｔｉ’ｔ　ｔ１識別コ
ード帯より復号化して求められた基礎データとの関係に
おいて所定アルゴリズムで復号化して使用額を求めるこ
とによって達成される。

（発明の作用） この発明では、認証識別媒体を使用する場合、使用額の
決定毎に予め記憶されている基礎データとの関係で暗号
化して暗号コードを求め、この＋＋３号コードを上記使
用額又は残額の印字と対応させて上記認証識別媒体上に
印字しておく。そして、必要時に上記印字さねている口
ａ号コードを上記基礎データとの関係で復号化して、使
用額が求められるようにしている。このように認、証識
別媒体の使用額を暗号コードの復号化によって求められ
るので、偽造判別を容易に行なうことができる。

（発明の実施例） この発明は、認証識別媒体の作成時に情報識別コード装
置で認証識別媒体に設けられている情報識別コード帯に
、予め決められたカード固有番号等の基礎データをｎ種
類のアルゴリズムにより暗号化した０８号データを特定
の保磁力を有する磁性材料を含んで印刷もしくは層設し
て記録し、発行時（及び使用時）に認証読取装置により
上記情報識別コード帯に強制的に着磁させ、残留した残
留磁気を検出することで上記０ａ号データを検出すると
共に、この検出した暗号データを上記ｎ種類のアルゴリ
ズムにより基礎データに復号化し、この復号化された基
礎データ（及び又は他情報との混合データ）を所定のア
ルゴリズムにより再度１３号化し、この口合号化したデ
ータを上記認証識別媒体に設りられた磁気記録帯に磁気
記録しておき、上記情報識別コード帯より記録されてい
るｎ個のＢｉ号データを検出して全てが一致したときの
復号データを得、上記磁気記録帯に記録されているＩＩ
Ｑ号データを読出して復号化したデータを得、上記得ら
れた２つの復号データを蕪合して認証するようにしてい
る。そして、この認証後に、認証識別媒体を用いて物品
等をＩ溝入したときに使用額（便用回数２残額、残回数
）を算出すると共に、基礎データと組合せて暗号化し、
上記認証識別媒体上に上記使用額及び暗号データを印字
するようになっている。

第２図は、この発明の認証識別媒体（以下、単に媒体と
称す）におけるデータの暗号化及び復号化の全体を示す
概略フロー図であり、この例ではデータの口９号化及び
復号化に共通鍵方式を使用しており、同一の鍵（ここで
はアルゴリズム八１−Ａ３．Ｂを示す）によりデータを
０８号化すると共に、復号化するようになっている。

まず、媒体の作成ないしは印刷時に、バーコード印刷装
置により媒体認証のための基礎データαを作成して媒体
毎に決めておき（ステップＳ１）、この基礎データαを
アルゴリズムＡｌ、Ａ２により暗号データα１．α２に
暗号化し、媒体のバーコード帯に記憶する（ステップＳ
２）。そして、媒体の発行時及び使用時に認証読取装置
でバーコード帯よりＤＨ号データαｌ。

α２を検出し、この読取った暗号データαｌ。

α２をアルゴリズムへ工、へ２により基礎データαに復
号化する（ステップＳ３）。さらに媒体の発行時には、
上述のようにして復号化で得られた基礎データαをアル
ゴリズムＡ３によりα°に暗号化しくステップＳ４）、
この暗号化された基礎データα°　と他情報（書誌事項
２店情報、残額などの決算情報等）とを混合して混合デ
ータを作成しくステップＳ５）、この混合データをアル
ゴリズム已により０ｎ号化してＤｎ号データβを作成し
、媒体の磁気記録帯にｒｌｒｉ気記録する（ステップＳ
６）。又、媒体の使用時にはＩＪａ号データβを磁気記
録帯より読出して、アルゴリズムＢにより復号化して他
情報を分離し、上記暗号データα°を抽出しくステップ
Ｓ７）、この抽出された暗号データα°をアルゴリズム
Ａ３で復号化する（ステップＳ８）。そして、復号化さ
れた基礎データαをステップＳ３の基礎データαと照合
しくステップＳ９）、一致していれば真正の媒体である
とし、ステップＳ７で求めた他・情報を出力するＪ：う
になっている。

この発明では更に上述の基礎データαに対して、媒体の
使用時に第１図（Ａ）に示すように使用額又は残額を組
合せ、所定のアルゴリズムによって１１ａ号化して暗号
コードγを求めると共に、媒体に使用額又は残額を印字
して、更に対応する暗号コードγを印字するようにして
いる。すなわち、媒体１０には第３図に示すように、媒
体ｌＯの価値（金額）を示す金額欄１５に金額（この例
では１００００円）が印字され、この金額と基礎データ
α（たとえは媒体ＩＯに固有の番号“１２３４５６７　
”　）を組合せ、第４図に示すように所定のアルゴリズ
ムて暗号コードγ（４３４３４３１”　）を求め、この
ｕｇ号コードγを第３図に示すように媒体の暗号欄１８
に並列して印字する。また、媒体１０を使用する毎にそ
の残額が泪算されるので、その残額を媒体１０の残額欄
１６に印字すると共に、第４図に示す如く求められた各
残額に対応する暗号コートαを暗号柵１７にも印字する
。

第５図は上記媒体ｌＯの正面図を示し、方形状でカード
構造をした媒体１０の基板１１は紙質材料で成り、この
基板１１の表面に１条の磁気記録帯１２がたとえば図に
示す位置に、従来より使用されているクレジットカード
等に貼着されている磁気記録テープと等価のものが層設
されている。この磁気記録帯１２に基礎データαが磁気
記録されると共に、他に必要な数値、使用額（使用回数
、残額、残回数）２氏名１発行者等の書誌事項である他
情報が磁気記録される。基板ｌＯの上部に設けられてい
るバーコードｍＨ３には、その表面にバーコード１５及
び１６が印刷（プレス印刷）されている。つまり、バー
コード１５及び１６には媒体ｌＯの製造時にバーコード
印刷装置により、バーコード１５には暗号データαｌ、
バーコード１６には暗号データα２が、特定の保磁力を
有する磁性材料を含んだインクで基板１１上に印刷（も
しくは層設）されるようになっている。バーコード１５
及び１６が印刷されたバーコード帯１３の上には、不透
明で非磁性材料で成るマスク帯１４が被覆されており、
使用者や第３者にはマスク帯１４の下にバーコード１５
及び１６があることが認識できないようになっている。

このマスク帯１４は基板１１の全面を被うように設けら
れていてもよく、その表面に適当な絵や写真１文字が印
刷されていてもよい。

第６図はバーコード−ｉｉ！：１３に印刷されたバーコ
ード１５及び１６の例を示しており、各バーコードはス
タートキャラクタからエンドキャラクタまで７つのキャ
ラクタを有しており、これらキャラクタのうちスタート
キャラクタにはバーコードブロックの先頭を示す固定デ
ータが記録され、エンドキャラクタにはバーコードブロ
ックの最後尾を示す固定データが記録されている。第１
キヤラクタ〜第５キヤラクタに、所定フォーマットで暗
号データαｌ、α２が記録されるのである。なお、各バ
ーコードのキャラクタ数は任意に変更することができる
。

第７図及び第８図は媒体１０の発行、使用もしくは偽造
判別に用いる認証読取装置の内部構造、特にデータ読取
書込部を示す図であり、このデータ読取書込部内には媒
体１０の通過を検出するランプ等のセンサ光源８０．６
１　と、これらセンサ光源６０．６１　と対になったフ
ォトダイオード等の通過センサ２３，２４　とが所定間
隔で設けられており、これら通過センサ２３．２４の間
には媒体ｌＯを装置内に取込んだり、ｔＪＩ出したりす
るローラ６３八〜６３Ｄ　と、これらローラ６：ＩＣ，
６３Ｄの上部でバーコード帯１３に対応して位置し、媒
体１０のバーコード−？ｔＨ３に着磁及び消磁をする着
磁消磁手段３１と、この着磁消１＋１手段３１により着
磁されたバーコード帯１３より磁気的に情報検出をする
１１気検出手段２１とが設けられている。又、通過セン
サ２４の近傍には、媒体ｌＯに第３図に示す如く残額や
暗号コードγを印字するための印字装置が設けられてお
り、着磁消磁手段３１及び磁気検出手段２１に対して内
側の磁気記録体１２上には、媒体ｌＯの磁気記録帯１２
に情報を磁気的に書込む書込手段３３と、この書込手段
３３により書込まれた情報を磁気検出する６ｎ磁気検出
段２２とか設けられている。ローラ６３Δ及びｌ１３Ｂ
の間には、取込まれた媒体１０の搬送量を検知してタイ
ミング信号を送るロータリエンコータ６２が設けられて
いる。

このような構成において、ローラ６３八〜８３Ｄの可逆
回転駆動によって媒体ｌＯを内部に取込んだり、排出し
たりすることができる。また、ロータリエンコーダ６２
によって媒体ｌＯの位置を監視することができ、バーコ
ード帯１３上の磁気検出手段２１によってバーコードの
情報を検出でＮる。同様に、媒体ｌＯの６ｎ気記録帯１
２への・１６報の書込みは書込手段３３によって行なわ
れ、書込まれた情報の検出は検出手段２２によって行な
われ、書込みと検出を同時に行なうには媒体ｌＯを往復
動させればよい。

第９図は認証読取装置のブロック構成例を示しており、
この認証読取装置には通過センナ２３．２４の信号が増
幅器３０に人力され、増幅器３０からの信号ＴＳは、読
取回路２７．２８で読取られたディジタル信号（：１．
Ｃ２よりｌ音号データαｌ、Ｃ２をアルゴリズムＡＩ、
Ａ２により復号化する復号化部２０に人力される。復号
化部２０からの作動信号ＰＳは、着磁消磁手段３１を駆
動するドライバ回路３２に人力され、ドライバ回路３２
からの信号で着りｎ消磁手段３１を動作させる。また、
磁気検出手段２１からの侶−＋ＭＤｌは増幅器２６に入
力され、増幅器２６で増幅されたバーコード帯１３の信
号ＭＤ２は読取回路２７．２８に人力され、読取回路２
７．２８で処理されたディジタル信号Ｃ１，Ｃ２は復号
化部２０に入力される。読取回路２７．２８及び復号化
部２０にはクロックパルス発生回路２９よりクロックパ
ルスＣＬが人力されており、クロックパルス発生回路ｚ
９にはロータリエンコーダ６２からのタイミング信号Ｔ
Ｍが人力され、相互のタイミングを取るようになってい
る。磁気検出手段２２で読取られた磁気記録情報ＭＧ（
暗号データβ）は磁気記録情報読取回路２５に人力され
、磁気記録情報読取回路２５からのｔ＋Ｈ号データβは
アルゴリズム八３．Ｂにより基礎データα及び他情報に
復号化する復号化部３５に人力される。又磁気記録情報
読取回路２５及び復号化部３５にもクロックパルスＣＬ
が人力され、相互にタイミングかとられるようになって
いる。復号化部２０により復号化されたデータＤｉ、Ｄ
２は、記憶回路５０に設けられた記憶部５１．５２にそ
れぞれ入力されてデータ照合され、全てが基礎データα
と一致したときに基礎データαを出力するための照合部
４４に人力され、基礎データαは更に記憶部４５に記憶
される。記憶部４５に記憶された基礎データαはｎａ号
回路７１及び復号回路８０に入力され、＋＋Ｂ号回路７
１の出力は印字装置７０に伝送されて媒体１０の表面（
又は裏面）に残額（使用額）及び暗号コートγを印字す
るようになっている。また、復号回路８０はキーボード
８１から人力される８９号コードγと協（［Ｆ］）して
復号し、使用額算出回路８２で使用額を算出して表示装
置８３に表示すると共に、使用額ＵＭを出力するように
なっている。

一方、復号化部３５で復号化された基礎データαは、個
別基礎データ記憶部３６に入力されて記憶され、比較部
３７に人力されて記ｊＱ部４５に記憶された基礎データ
αと比較され、一致した場合に比較部３７は認証信号Δ
Ｔを出力する。又復号化部３５で復号化された他情報は
、この他情報を磁気記録情報ＭＮとして出力する他情報
データ記憶部３８に人力される。記憶部４５から読出さ
れた基礎データαは暗号回路３９に人力され、１培号回
路３９からの０１１号データα°は、他情報データ記憶
部３８からの他情報、又は他情報データ出力部４１から
の他情報を混合するデータ混合部４０に人力される。デ
ータ混合部４０で混合された混合データＭＸはアルゴリ
ズムＢにより暗号データβに暗号化する０８号回路４２
に人力され、ｎｉｊ号回路４２からの暗号データβは記
憶回路４３に人力され、この記憶、０回路４３に記憶さ
れた口音号データβは書込手段３３を駆動するドライバ
回路３４に人力され、ｇｆ５号データβが書込手段３３
により媒体ｌＯの磁気記録帯１２に磁気記録されるよう
になっている。

このような構成において、まず媒体１０を発行する場合
について説明する。

媒体１０か認証読取装置の媒体集積部（図示せず）から
送給されて来ると、１ＪＩＪセンサ２３により媒体ｌＯ
の送給が検出され、この検出信号が増幅器３０を介して
復号化部２０に人力される。これによりローラ６３八〜
６３０が第７図のＭ方向に回転され、媒体ｌＯは装置内
に取込まれると共に、復号化部２０はドライバ回路３２
を駆動して着Ｆｉｌ消磁手段３１を動作させ、媒体１０
のバーコード帯１３に印１１；すされているバーコード
１５及び１６を順次着磁する。この磁化により、媒体１
０の取込みに従って磁気検出手段２１によりバーコード
１５及び１６の情報が検出される。ここにおい゛Ｃ１Ｃ
３ＩＯのバーコード帯１３にはバーコード１５及び１６
が１ｍ号データαｌ、α２として印刷されているので、
６１１気検出手段２１からは％号データα１．α２か検
出されたことになる。磁気検出手段２１で検出された信
号ＭＤＩは増幅器２６を経て読取回路２７．２８に人力
され、読取回路２７からはディジタル信号Ｃ１が出力さ
れ、読取回路２８からはディジタル信号Ｃ２が出力され
る。

復号化部２０は、読取回路２７．２８で読取られたディ
ジタル信号Ｃ１，Ｃ２をアルゴリズムＡＩ、Ａ２により
復号化し、この復号化した情報を記憶部５１．５２に記
憶しておく。この間に媒体ｌＯは順次装置内に取込まれ
、媒体ｌＯが通過センサ２４の部分を通過すると復号化
部２０はローラ６３八〜６３０を第９図のＮ方向に逆回
転させ、媒体１０を所定の位置まで排出する。

次に、照合部４４は記憶部５１及び記憶部５２に記憶さ
れている復号化されたデータを照合し、両者が一致した
時に基礎データαを発生して記憶部４５に記憶する。［
Ｉｇ号回路３９はこの記憶された基礎データαをアルゴ
リズム八３に従ってα°に暗号化する。ここで、上述し
たような他情報を他情報データ出力部４１から、データ
混合部４０に与え、他情報データ出力部４１からの他情
報及びｌ１号回路３９で口８号化されたα′を、混合し
て混合データＭＸを作成し、暗号回路４２に人力してア
ルゴリズムＢに従って口８号データβに暗号化して記ｔ
０回路４３に記↑、Ｃする。記憶回路４３は暗号化が終
了すると、この［ＩＦｔ号デーグβをドライバ回路３４
に人力し、ドライバ回路３４は書込手段３３を動作させ
る。同時に、復号化部２０はローラ６３＾〜６３Ｄを再
び第７図のＭ方向に回転させ、媒体ｌＯを装置内に取込
むので、媒体ｌＯの磁気記録帯１２に上述の暗号データ
βを磁気記録することができる。この記録動作が終了す
ると、復号化部２０はローラ６３八〜６３ＤをＮ方向に
回転させ、媒体１０を返却すると共に、着６１１消ｒｌ
ｒ１手段３１を動作させて、バーコニト１５及び１６に
着磁された残留６ｎ気を消磁する。

次に、媒体１０を使用する場合の方法について説明する
。

上述発行の場合と同様に媒体ｌＯを認証読取装置に挿入
すると、バーコード１５及び１６に着磁消磁手段３１に
より着磁かされ、磁気検出手段２１によりバーコー１５
及び１６の情報か検出され、読取回路２７．２８でディ
ジタル信号Ｃ１，、Ｃ２が得られ、復号化部２０で復号
化されたデータが記憶部５１゜５２に記憶され、照合部
４４から基礎データαが出力されて記を窓部４５に記↑
彦される。

次に、ローラ６３八〜６３Ｄか第７図のＮ方向に回転さ
れて、媒体１０は所定位置まで排出され、その後にロー
ラが逆回転されて装置内に取込まれる。この際、磁気検
出手段２２よりｎＦｆ号データβが読取られ、この回分
データβは復号化部３５でアルゴリズムＢ及びΔ３によ
り復号化されて他情報及び基礎データαとに分１ｉｉ１
ｉされ、他情報は他情報データ記士、２部３８に記１，
０されると共に、磁気記録情報ＭＮとして出力される。

また、基礎データαは個別基礎データ記ｆ、α部３６に
記４．１される。ここで、比較部３７は記（、Ｑ部４５
に記憶されている基礎データαと、個別基礎データ記憶
部３６に記憶されている基礎データαとを比較し、一致
した場合には認証信号Δ丁を出力し、媒体１０が本物で
あることが確認される。他情報の内の残額（又は使用額
）データはｌｌ＆ｌ同号７１に人力され、記憶部４５に
記憶されている基礎データαと共に暗号回路７１で第４
図に示す如＜　ｏＢ号化され、残額及び求められた暗号
コードγが印字装：Ｆｉニア　０で第３図に示す如く印
字される。

一方、媒体１０に印字された残額印字か偽造修正され、
また磁気記録帯１２の磁気記録にも偽造修正されている
時などに、真偽を確五こしたい場合に、レジ係等の管理
者は媒体ｌＯに印字されている１１７３号コードγを読
込んでキーボード５１で人力し、記憶、＠部４５からの
基礎データαと共に復号回路８０て復号し、使用額算出
回路８２で実際に使用できる金額を算出し、表示装置８
３に表示する。これによって、管理者は当該媒体１０の
偽造をヂエツクすることができる。つまり、表示されて
いる金額と媒体ｌＯに印字されている残額とを較へるこ
とにより、異なっていると偽造されたものと知り得るこ
とができる。その後に、ローラ６３Δ〜６３Ｄを図示Ｎ
方向に回転して媒体ｌＯを返却する。真の媒体であれば
そのまま継続して使用することができ、使用により新た
に生じたデータを他情報データ記憶部３８に人力し、こ
の他情報データ及び暗号回路３９で暗号化さ°れたα′
がデータ混合部４０で混合され、暗号回路４２て暗号デ
ータβに暗号化され、この暗号データβが書込手段３３
により媒体ＩＯの磁気記録帯１２に磁気記録される。又
復号化部２ｏは着磁消磁手段３１によりバーコード１５
及び１６の残留磁気を消磁させる。

（発明の変形例） 上述の実施例では、暗号データの暗号化及び復号化のア
ルゴリズムとして八を及び八２の２個のアルゴリズムを
用いたが、ｎ種類のアルゴリズムを使用してｎ個の暗号
データに暗号化し、ｎ個の１１７１号データを上記ｎ種
類のアルゴリズムにより復号化するようにしてもよい。

又、使用により他情報データ記憶部に人力されるデータ
を　−他情報データ出力部より人力したり、発行の際に
人力される他情報を上記他情報データ記憶部より人力で
ざるようにしてもよい。

（発明の効果） 以上のようにこの発明の偽造判別媒体の偽造判別方法に
よれば、偽造判別媒体の情報識別コード帯及び磁気記録
帯に記録される暗号データが複数個のアルゴリズムによ
り暗号化されていると共に、情報識別コード帯の口８号
データを復号したときのデータが全て一致したときの復
号データと、磁気記録帯から読出して復号したデータと
を照合して認証するようにしているので、媒体を改ざん
することは不可能であるが、更には、媒体に印字されて
いる暗号コードを人力して使用額を求めるようにしてい
るので、偽造を尚一層確実かつ容易に判別することがで
き、極めて安全な取引を実現することかぎでるという効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図（八）及び（Ｂ）はこの発明の一実施例を示す認
証識別媒体におけるデータの０９号化及び復号化を示す
概略フロー図、第２図はこの発明の動作例を示すフロー
チャート、第３図はこの発明における印字例を示す図、
第４図は残額と基礎データとによる暗号化を説明するた
めの図、第５図は認証識別媒体の一例を示す正面図、第
６図は印刷ストライプ部に印刷されるバーコードの構成
例を示す図、第７図は認証読取装置の読取書込部の構造
を示す図、第８図は媒体と各センサ、書込読取手段との
位置関係を示す図、第９図は認証読取装置内のブロック
構成図である。 ｌＯ・・・媒体、１１・・・基板、１２・・・磁気記録
帯、１３・・・バーコード帯、１４・・・マスク−！Ｊ
’　、Ｊ　５・・・第１のバーコード、１６・・・第２
のバーコード、２０・・・復号化部、２１．２２・・・
６ｎ気検出手段、２３　、２４・・・通過センサ、２５
・・・磁気記録情報読取回路、２６．３０・・・増幅器
、２７．２８・・・読取回路、２９・・・クロックパル
ス発生回路、３１・・・着磁消磁手段、３２．３４・・
・ドライバ回路、３３・・・書込手段、３５・・・復号
化部、３６・・・個別基礎データ記憶部、３７・・・比
較部、３Ｂ・・・他情報データ記憶部、３９・・・ｕｎ
ｎ四回路４０・・・データ混合部、４１・・・他情報デ
ータ出力部、４２・・・口＆号回路、４３・・・記憶回
路、４４・・・照合部、４５・・・記憶部、５０・・・
記憶回路、５１．５２・・・記憶部、６０．６１・・・
センサ光源、６３・・・ローラ、７０・・・印字装置、
７１・・・暗号回路、８０・・・復号回路、８１・・・
キーボード。 出願人代理人　　安　形　雄　三 茶　１　図（，４） 某　ｌ　図（β） ＄３　図 某５　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 媒体１枚毎に異なる基礎データを所定のアルゴリズムに
   より暗号化したデータが情報識別コード形式で磁性材料
   を含んで層設された情報識別コード帯と、前記媒体の使
   用の都度使用額に応じた値を磁気的に記録する磁気記録
   帯とが設けられている認証識別媒体であって、前記媒体
   の表面に前記使用額を前記使用の都度印字するようにな
   されたものにおいて、前記使用時の使用額の決定の都度
   、前記情報識別コード帯よりデータを読出して復号化す
   ることにより前記基礎データを求め、前記決定された使
   用額又は残額との関係において所定アルゴリズムで暗号
   化して暗号コードを求め、この暗号コードを前記使用額
   又は残額の印字と対応して印字しておき、この印字され
   ている暗号コードと前記情報識別コード帯より復号化し
   て求められた基礎データとの関係において所定アルゴリ
   ズムで復号化して使用額を求めるようにしたことを特徴
   とする認証識別媒体の偽造判別方法。