JPS63271282A - 圧力定着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、記録用紙に現像されたトナーを圧力定着し
たり、所要の色のイン４．が封入された感光性のマイク
ロカプセルを破壊して該インキを記録用紙に定着させて
現像する圧力定着装置に関する。

［従来技術］ 従来、回転可能に支持された支持ロールに対し、記録用
紙の用紙幅に応じた所要の荷重にて定着用押圧ロールを
その軸線方向のほぼ全体に圧接させ、これら支持ロール
と定着用押圧ロールとの間に記録用紙を通過させること
により被定着剤を圧力定着するロール形式の圧力定着装
置が一般に知られている。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記したロール形式の圧力足＠装置にあっては、記録用
紙に対する被定着剤の定着品質を高めるため、支持ロー
ルに対する定着用押圧ロールの圧接力を記録用紙の用紙
幅に応じて変更する必要を有している。特に、用紙幅が
小さい記録用紙に応じて支持ロールに対する定着用押圧
ロールの圧接力が設定された圧力定着装置により用紙幅
が大きい記録用紙に被定着剤を圧力定着する場合、記録
用紙に対する定着用押圧ロールの圧接力が小さくなるた
め、定着品質が悪かった。このため、特開昭５５−１４
２３７３号公報に示す圧力定着装置にあっては、一端に
て定着用押圧ロールを支持する一対の支持板の他端に油
圧シリンダを取付け、圧力定着される記録用紙の用紙幅
に応じて油圧シリンダに供給される油圧を変更すること
により支持ロールに対する定着用押圧ロールのＪＪ圧接
力可変可能としている。然し乍、この種の圧力定着装置
にあっては、２本の油圧シリンダ及びこれに伴う油圧配
管等を必要とするため、装着が大型化及び高コスト化す
る問題を有している。

［発明の目的］ 本発明の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、記録用紙
に対する定着用押圧部材の圧接力をほぼ一定にしたまま
、各種用紙幅の記録用紙を高品質に圧力定着することが
可能であるとともに装置を小型化及び低コスト化し得る
圧力定着装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ このため本発明は、第１記録用紙の用紙幅に応じた軸線
長からなる第１定着用押圧ロールと、前記第１記録用紙
に対して前記第１定着用押圧ロールをその用紙幅に応じ
た所要の線圧にて圧接させる第１弾性部材と、前記第１
記録用紙より大ぎい用紙幅からなる第２記録用紙と前記
第１記録用紙の用紙幅との差に応じた軸線長からなる第
２定着用押圧ロールと、前記第２記録用紙に対して前記
第２定着用押圧ロールを、前記第１記録用紙に対する第
１定着用押圧ロールとほぼ等しい線圧にて圧接させる第
２弾性部材とを備え、前記第１定着用押圧ロールにて第
１記録用紙に被定着剤を圧力定着するとともに前記第１
及び第２定着用押圧ロールにて前記第２記録用紙に被定
着剤を圧力定着するように圧力定着装置が構成される、
。

［発明の作用］ 本発明は上記のように構成されるため、第１記録用紙に
被定着剤を圧力定着する際、該第１記録用紙の用紙幅に
応じた軸線長からなり、第１弾性部材の弾性力に応じた
荷重にて第１定着用押圧ロールが第１記録用紙に圧接さ
れる。また、第２記録用紙に被定着剤を圧力定着する際
、前記第１記録用紙の用紙幅に応じた軸線長からなり、
第１弾性部材の弾性力に応じた荷重にて付勢された第１
定着用押圧ロール及び前記第２記録用紙の用紙幅と第１
記録用紙の用紙幅との差に応じた軸線長からなり、第２
弾性部材の弾性力に応じた荷重にて何方された第２定着
用押圧ロールが第２記録用紙に圧接される。このとき、
前記第２弾性部材の弾性力に応じた荷重にて第２記録用
紙に圧接する第２定着用押圧ロールの線圧が第１記録用
紙に圧接する第１定養用押圧ロールの線圧とほぼ等しく
なるように設定されているため、前記第２記録用紙に対
する第１及び第２定着用押圧ロールの圧接力をほぼ均一
にして被定着剤を圧力定着することが可能である。

［実施例］ 以下、本発明を被定着剤としてイエロー、マビンタ、シ
アンの各色に応じたイン４が夫々封入された感光性のマ
イクロカプセルが塗付されたカプセルシートを使用し、
未硬化のマイクロカプセルを破壊してそのインキを記録
用紙に定着させることにより多色現像する圧力定着装置
に実施した一実施例を図面に従って説明する。

第１図は本発明に係る圧力定着装置の概略を示す斜視図
、第２図は圧力定着装置の路体平面図であり、圧力定着
装置１のフレーム（図示せず）の送入側には用紙幅がＷ
１或いはＷ２からなる第１及び第２記録用紙３ａ・３ｂ
の給送り向と直交する方向に軸線を有する上下一対の送
入用ロール５が、また送出側には前記送入用ロール５と
平行な軸線を有する上下一対の送出用ロール７が夫々回
転可能に支持されている。また、前記送入用ロール５と
送出用ロール７との間に応じたフレームには前記第１及
び第２記録用紙３ａ・３ｂの給送方向と直交する方向に
軸線を有した第１及び第２支持ロール９・１１が給送方
向へ所要の間隔をおいて回転可能に支持されている。前
記第１支持ロール９は圧力定着される記録用紙の内、用
紙幅が小さい第１記録用紙３ａの用紙幅Ｗ１に対応する
軸線長１１に形成されている。また、前記第２支持ロー
ル１１は圧力定着される記録用紙の内、用紙幅が大ぎい
第２記録用紙３ｂの用紙幅Ｗ２と前記用紙幅Ｗ１との差
に応じた軸線長１２に形成され、第２図に示す第１支持
ロール９の左側軸端と第２支持ロール１１の右側軸端と
が一致するように配置されている。

前記第１支持ロール９の上方に応じたフレームには該第
１支持ロール９と平行な軸線を有し、かつ前記第１支持
ロール９と等しい軸線長１１からなる第１定着用押圧Ｏ
−ル１３が回転可能でかつ上下方向へ移動可能に支持さ
れている。そして前記第１定着用押圧ロール１３の両軸
端には第１弾性部材としての第１圧縮ばね１５が取付け
られ、該第１圧縮ばね１５の弾性力により前記第１定着
用押圧ロール１３が第１支持ロール９の外周面に対して
所要の荷重Ｐ１にて軸線方向全体に圧接するように付勢
されている。また、前記第２支持ロール１１の上方に応
じたフレームには該第２支持ロール１１と平行な軸線を
有し、かつ該第２支持ロール１１と等しい軸線長１２か
らなる第２定着用押圧Ｏ−ル１７が回転可能でかつ上下
方向へ移動可能に支持されている。そして該第２定着用
押圧ロール１７の両軸端には第２弾性部材としての第２
圧縮ばね１９が取付けられ、該第２圧縮ばね１９の弾性
力により前記第２定着用押圧ロール１７が前記第２支持
ロール１１の外周面に対して所要の荷ＩＰ２にて軸線方
向全体に圧接するように付勢されている。

そして第１圧縮ばね１５による第１支持ロール９に対す
る第１定着用押圧ロール１３の荷重Ｐ１と、第２圧縮ば
ね１９による第２支持ロール１１に対する第２定着用押
圧ロール１７の荷重Ｐ２とは、Ｐｌ　／１１　＝Ｐ２　
／１２で、両者の線圧がほぼ等しくなるように設定され
る。

前記送入用ロール５の送入側上方には前記第１及び第２
記録用紙３ａ・３ｂに夫々対応する用紙幅Ｗ１　・Ｗ２
のカプセルシート２１ａ・２１ｂが巻回されたシートロ
ール２３（第１図はＰ５１記録用紙３ａの用紙幅Ｗ１に
応じたカプセルシート２１ａが巻回されたシートロール
を示す）が、また送出用ロール７の送出側には巻取ロー
ル２５が夫々回転可能に支持されている。そして一方の
シートロール２３に巻回された用紙幅Ｗ１のカプセルシ
ート２１ａは送入用ロール５、第１支持ロールつと第１
定着用押圧ロール１３及び送出用ロール７を通過した後
に巻取ロール２５に巻取られるように張設される。また
、図示しない他りのシートロールに巻回された用紙幅Ｗ
２のカプセルシート２１ｂは送入用ロール５、第１支持
ロール９と第１定着用押圧ロール１３及び第２支持ロー
ル１１と第２定着用押圧ロール１７、送出用ロール７を
通過した掛に巻取ロール２５に巻取られるように張設さ
れる。前記カプセルシート２１ａ・２１ｂは基紙上にイ
エロー、マゼンタ、シアンの各色に応じた被定着剤とし
ての各イン１が夫々封入された感光性のマイクロカプセ
ル（何れも図示せず）がほぼ均一に塗付され、該マイク
ロカプセルは前記送入用ロール５とシートロール２３ａ
との間に配置された露光装置（図示せｆ）から照射され
る各マイクロカプセルに応じた所要の波長の紫外線或い
は可視光線により、第１支持ロール９に対する第１定着
用押圧Ｏ−ル１３及び第２支持ロール１１に対する第２
定着用押圧ロール１７の圧接による破壊が不可能に硬化
される。従って露光装置から対応する波長の紫外線或い
は可視光線が未照射のマイクロカプセルは第１支持ロー
ル９に対する第１定着用押圧ロール１３及び第２支持ロ
ール１１に対するｍ２定谷用即圧ロール１７の圧接によ
り破壊が可能な未硬化状態に保たれる。これにより前記
カプセルシート２１ａ・２１ｂには硬化されたマイクロ
カプセルと未硬化のマイクロカプセルとにより所要の色
彩に応じた図形の潜像が形成される。前記送入用ロール
５の送入側下方には第１及び第２記録用紙３ａ・３ｂが
夫々巻回された用紙ロール２７（第１図は用紙幅Ｗ１の
第１記録用紙３ａが巻回された用紙ロールを示す）が回
転可能に支持され、該用紙ロール２７から導出された第
１記録用紙３ａは前記カプセルシート２１ａの）面に位
置しながら送入用ロール５、第１支持ロール９と第１定
着用押圧ロール１３及び送出用ロール７を通過するよう
に、また図示しない他方の用紙ロールから導出された第
２記録用紙３ｂはカプセルシート２１ｂの下面に位置し
ながら送入用ロール５、第１支持ロール９と第１定着用
押圧ロール１３及び第２支持ロール１１と第２定着用押
圧ロール１７、送出用ロール７を通過するように案内さ
れる。前記第１及び第２記録用紙３ａ・３ｂには顕色剤
が塗付され、該顕色剤は前記マイクロカプセルに封入さ
れたインキとの反応により所要の色に発色される。尚、
前記送入用ロール５、送出用ロール７、第１支持ロール
９、第２支持ロール１１及び巻取ロール２５には給送用
モータ（図示ゼず）が連結され、該給送用ｔ−夕の駆動
により同期回転する送入用ロール５、送出用ロール７、
第１支持ロール９、第２支持ロール１１及び巻取ロール
２５により第１及び第２記録用紙３ａ・３ｂ及びカプセ
ルシート２１ａ・２１ｂが所要の送り量にて給送される
。

次に、上記のように構成された圧力定着装置１の作用を
第２図及び第３図に従って説明する。

先ず、用紙幅がＷｌからなる第１記録用紙３ａに対する
圧力定着作用を説明すると、第２図において用紙幅Ｗ１
に対応する幅のカプセルシート２１ａは送入用ロール５
、第１支持ロール９と第１定着用押圧ロール１３及び送
出用ロール７を通過して巻取ロール２５に巻取られるよ
うに張設されている。また、用紙幅がＷｌの第１記録用
紙３ａは前記カプセルシート２１ａの１・面に位置しな
がら送入用ロール５、第１支持ロール９と第１定着用押
圧ロール１３及び送出用ロール７を通過するように案内
されている。上記状態にて露光装置から照射される所要
の波長の紫外線或いは可視光線により多色現像される図
形の潜像が形成されたカプセルシート２１ａ及び第１記
録用紙３ａが送入用ロール５、第１支持ロール９、送出
用ロール７及び巻取ロール２５の回転に伴って第１支持
ロール９と第１定着用押圧ロール１３との間へ給送され
ると、該カプセルシート２１ａに塗付された未硬化のマ
イクロカブヒルは前記第１圧縮ばね１５の弾性力に応じ
た所要の荷重Ｐ１にて第１支持ロール９に圧接する第１
定着用押圧ロール１３により破壊され、封入されたイン
キを重ね合わされた第１記録用紙３ａに混成定着させる
。これにより前記第１記録用紙３ａに塗付された顕色剤
は混成定着されたイン１：との反応により所要の色に発
色して潜像が多色現像される。

そして上記動作により多色現像された第１記録用紙３ａ
は送出用ロール７の回転に伴って圧力定着装置１外へ排
出されるとともに未硬化のマイクロカプセルが破壊され
たカプセルシート２１ａは巻取ロール２５に巻取られる
。

次に、前記第１記録用紙３ａより大きい用紙幅Ｗ２から
なる第２記録用紙３ｂに対する圧力定着作用を第３図に
従って説明すると、用紙幅Ｗ２に対応する幅のカプセル
シート２１ｂは送入用ロール５、第１支持ロール９と第
１定着用押圧ロール１３及び第２支持ロール１１と第２
定着用押圧ロール１７、送出用ロール７を通過した後に
巻取ロール２５に巻取られるように張設されている。ま
た、用紙幅がＷ２からなる第２記録用紙３ｂＧ、ｔｔｍ
記カプセルシート２１ｂの下面に位置しながら送入用ロ
ール５、第１支持ロール９と第１定着用押圧ロール１３
及び第２支持ロール１１と第２定着用押圧ロール１７、
送出用ロール７を通過するように案内されている。そし
て前記露光装置により多色現像される潜像が形成された
カプセルシート２１ｂと第２記録用紙３ｂとが、先ず第
１支持ロール９と第１定着用押圧ロール１３との間へ給
送されると、カプセルシート２１ｂの内、先ず第３図に
示すカプセルシート２１ｂの右端から第１定着用押圧ロ
ール１３の軸線長１１に応じた第１ｆｎ域２９（第４図
に斜線で示す）に塗付された未硬化のマイクロカプセル
が第１圧縮ばね１５の弾性力に応じた所要の荷ｆｆ１Ｐ
１にて破壊され、そのインキを重ね合わされた第２記録
用紙３ｂに混成定着させる。これにより第２記録用紙３
ｂの内、第１領［２９に応じた顕色剤が混成定着された
インキとの反応により所要の色に発色して多色現像され
る。そして第２記録用紙３ｂとカプセルシート２１ｂと
が重ね合わされた状態で第２支持ロール１１と第２定着
用押圧Ｏ−ル１７との間へ給送されると、カプセルシー
ト２１ｂの内、第３図に示す第１定着用押圧ロール１３
の左端から第２定着用押圧ロール１７の軸線長１２に応
じた第２領域３１（第３図に前記第１領域２９を示す斜
線と反対方向の斜線で示す）に塗付された未硬化のマイ
クロカプセルが第２圧縮ばね１９の弾性力に応じた所要
の荷重Ｐ２にて破壊され、そのインキを第２領域３１に
応じた第２記録用紙３ｂに混成定着させる。このとぎ、
第１圧縮ばね１５と第２圧縮ばね１９との弾性力はその
荷重Ｐ１　・Ｐ２が、Ｐｌ　／１１　＝Ｐ２　／１２と
なるように設定され、第１支持ロール９に対する第１定
着用押圧ロール１３と第２支持ロール１１に対する第２
定着用押圧ロール１７の線圧がほぼ等しくなるため、カ
プセルシート２１ｂの第１領域２９と第２領域３１とに
おける未硬化のマイクロカプセルがほぼ等しい圧力にて
破壊される。これにより第１領域２９及び第２領域３１
に応じた第２記録用紙３ｂに対するイン暫の定Ｍ口をほ
ぼ均一にすることが出来、色むらを防止することが可能
である１、そして第１支持ロール９に対する第１定着用
押圧ロール１３及び第２支持ロール１１に対する第２定
着用押圧ロール１７の圧接により多色現像された第２記
録用紙３ｂは送出用ロール７の回転に伴って圧力定着装
置１外へ排出されるとともに未硬化のマイクロカプセル
が破壊されたカプセルシート２１’ｂは巻取ロール２５
に巻取られる。

このように本実施例は、用紙幅が小さいＷｌの第１記録
用紙３ａに多色現像するときには、第１圧縮ばね１５の
弾性力に応じた所要の荷重Ｐ１にて圧接する第１定着用
押圧ロール１３により第１記録用紙３ａに重ね合された
カプセルシート２１ａＣ塗付された未硬化のマイクロカ
プセルを破壊してそのインキを第１記録用紙３ａに混成
定着させる。また、用紙幅が大きいＷ２の第２記録用紙
３ｂに多色現像するとぎには、はぼ等しい線圧で付勢さ
れた第１定着用押圧ロール１３及び第２定着用押圧ロー
ル１７によりカプセルシート２１ｂにおける第１領域２
９と第２領域３１とに塗付された未硬化のフィクロカプ
セルを破壊してそのインキを第２記録用紙３ｂＧＬ：混
成定着させることが出来る。これにより各種の用紙幅に
応じて第１支持ロール９に対する第１定着用押圧ロール
１３及び第２支持ロール１１に対する第２定着用押圧ロ
ール１７の荷重を変更することなく、カプセルシート２
１ａ・２１ｂに塗付された未硬化のマイクロカプセルを
ほぼ均一な圧力にて破壊してそのイン１を第２記録用紙
３ｂに混成定着さゼることが出来、色むらの発生を防止
して高品質に多色現像することが可能である。

上記説明は、第１記録用紙３ａの用紙幅Ｗ１に応じた軸
線長１１からなる第１定着用押圧ロール１３と、第１記
録用紙３ａと第２記録用紙３ｂとの用紙幅Ｗ１　・Ｗ２
の差に応じた軸線長１２からなる第２定着用押圧Ｏ−ル
１７とを、第１及び第２記録用紙３ａ・３ｂとの給送方
向へ平行に設け、第１定着用押圧ロール１３を付勢する
第１圧縮ばね１５及び第２定着用押圧ロール１７を付勢
する第２圧縮ばね１９の弾性力を、第１支持ロール９に
対する第１定着用押圧ロール１３及び第２支持ロール１
１に対する第２定着用押圧ロール１７の線圧がほぼ等し
くなるように設定し、用紙幅が異なる２種類の第１及び
第２記録用紙３ａ・３ｂに被定着剤をほぼ均一の圧力に
て圧力定着するものとしたが、第４図に示すように少な
くとも３種類の用紙幅Ｗ１　・Ｗ２・Ｗ３からなる第１
乃至第３記録用紙４１ａ・４１ｂ・４１Ｇに被定着剤を
圧力定着する場合には、用紙幅Ｗ１に応じた軸線長１１
からなる第１定着ロール４３、用紙幅Ｗ１とＷ２どの差
に応じた軸線長１２からなる第２定着用ロール４５及び
用紙幅Ｗ２とＷ３との差に応じた軸線長１３からなる第
３定着用押圧ロール４７を第１乃至第３記録用紙４１ａ
・４１ｂ・４１Ｃの給送方向へ相互の軸線が平行するよ
うに設けるとともにこれら第１記録用紙４１ａへ第１定
着用押圧ロール４３を圧接させる第１弾性部材４９、第
２記録用紙４１ｂへ第２定着用押圧ロール４５を圧接さ
せる第２弾性部材５１及び第３記録用紙４１Ｃへ第３定
着用押圧ロール４７を圧接させる第３弾性部材５３の弾
性力を、夫々の線圧がほぼ等しくなるように設定し、用
紙幅Ｗ１の第１記録用紙４１ａに対しては第１定着用押
圧ロール４３を、また用紙幅Ｗ２の第２記録用紙４１ｂ
に対しては第１及び第２定着用押圧ロール４３・４５を
、更に用紙幅Ｗ３の第３記録用紙４１Ｃに対しては第１
乃至第２定着用押圧ロール４３・４５・４７をほぼ等し
い線圧で圧接させることにより被定着剤を圧力定着する
ものであってもよい。

また、上記説明は被定着剤として感光性のマイクロカプ
セルに封入されたインキを使用し、該インキと第１記録
用紙３ａ・第２記録用紙３ｂに塗付された顕色剤との反
応により潜像を多色現像するものとしたが、被定着剤と
してトナーを使用し、記録用紙に現像されたトナーを定
着用押圧ロールにより加圧して圧力定着させるものであ
ってもよい。

［発明の効果］ このように本発明は、圧力定着される各種用紙幅の記録
用紙に対する定着用押圧部材の圧接力をほぼ一定にして
高品質に圧力定着することが出来るとともに装置の小型
化及び低コスト化を図り得る圧力定着装置を提供するこ
とが可能である。。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る圧力定着装置の概略を示す斜視図
、第２図は圧力足着装５の路体平面図、第３図は圧力定
着作用を示す説明図、第４図は本発明の変更実施例を示
す説明図である。 図中１は圧力定着装置、３ａは第１記録用紙、３ｂは第
２記録用紙、１３は第１定着用押圧ロール、１５は第１
弾性部材としての第１圧縮はね、１７は第２定着用押圧
ロール、１９は第２弾性部材としての第２圧縮ばねであ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）第１記録用紙の用紙幅に応じた軸線長からなる第
   １定着用押圧ロールと、 前記第１記録用紙に対して前記第１定着用押圧ロールを
   その用紙幅に応じた所要の線圧にて圧接させる第１弾性
   部材と、 前記第１記録用紙より大きい用紙幅からなる第２記録用
   紙と前記第１記録用紙の用紙幅との差に応じた軸線長か
   らなる第２定着用押圧ロールと、前記第２記録用紙に対
   して前記第２定着用押圧ロールを、前記第１記録用紙に
   対する第１定着用押圧ロールとほぼ等しい線圧にて圧接
   させる第２弾性部材と、 を備え、前記第１定着用押圧ロールにて第１記録用紙に
   被定着剤を圧力定着するとともに前記第１及び第２定着
   用押圧ロールにて前記第２記録用紙に被定着剤を圧力定
   着することを特徴とする圧力定着装置。