JPS63270717A - グリース及びグリース組成物 - Google Patents

グリース及びグリース組成物

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JPS63270717A
JPS63270717A JP32638887A JP32638887A JPS63270717A JP S63270717 A JPS63270717 A JP S63270717A JP 32638887 A JP32638887 A JP 32638887A JP 32638887 A JP32638887 A JP 32638887A JP S63270717 A JPS63270717 A JP S63270717A
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Yuji Yoshitani
由谷 雄司
Koji Fujiwara
浩二 藤原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規フッ素系ブロックコポリマー及びその製
法と用途に関し、更に詳しくは少なくとも2種の異なる
性質を有するブロックから成るブロックコポリマー、そ
の製法および該ブロックコポリマーから成るグリースに
関する。
[従来の技術] 特開昭53−3495号公報には、含フツ素系多元セグ
メント化ポリマーの製法が記載されているが、本発明で
規定する構造を有する特定の含フツ素ブロックコポリマ
ーは記載されておらず、その有用な用途についても記載
されていない。
[発明の目的] 本発明の目的は、潤滑性能および保護性能等に優れた新
規含フツ素ブロックコポリマーおよびその製法とグリー
スとしての用途を提供することにある。
[発明の構成コ 本発明の第1の態様によれば、分子内に少なくとも2種
のブロックを有するブロックコポリマーであって、うち
少なくとも1種は、  ゛(1)(CH−CFtCF−
0)a− −(CHC,1CFffiCFtO)b−−(CCI 
tCFzCFtO)c− −(CHFCFICF、0)d− −(CFCICF、CP、0)e− −CCFtCF*CFtO)r− [式中、a、 b、 cSd、 eおよびrは、それぞ
れ0または正の整数であって、2≦a+b+c+d+e
+f≦200およびl≦a+c+d+rを満足する数で
ある。] で示される繰り返し単位を含むブロック、(2)式: %式%) [式中、p、 qおよびrはそれぞれOまたは正の整数
であって、2≦p+q+r≦200およびl≦p+qを
満足する数である。] で示されるブロック、 (3)式: [式中、kおよびmは正の整数であって、2≦に十m≦
50および0.2≦m/(k+m)を満足する数であり
、nは0〜10の整数であり、R「、およびRf、はそ
れぞれ炭素数1〜3のパーフルオロアルキル基である。
] で示されろブロック および (1)式:   (CFzCFCl)x−[式中、Xは
2以J:II以下の整数である。]で示されろブロック
から成る群から選択されるホモポリマー鎖またはブロッ
クポリマー鎖ブロック(以下、ブロックAという。)で
あり、他のブロックの少なくとも1種は、式: %式%) [式中、Xは水素原子またはフッ素原子、Yは水素原子
、塩素原子、フッ素原子、ジフルオロメチル基または炭
素数1〜8のパーフルオロアルキル基らしくはパーフル
オロアルコキシ基を表す。
ただし、前者のブロックが(4)の場合、Xがフッ素原
子でYが塩素原子である場合を除く。]で示されるブロ
ックから成るホモポリマー鎖またはブロックポリマー鎖
ブロック(以下、ブロックBという。)であり、後者の
ブロックがブロックコポリマー全体の1〜95重量%を
占め、ブロックコポリマー全体の敗平均分子量力月×1
03〜I X I O’であることを特徴とするブロッ
クコポリマーが提供されろ。
本発明の新規含フツ素ブロックコポリマーの代表的なし
のとしては、ブロック配列がA −BまたはA−B−C
の配列からなるものが挙げられる。
本発明のブロックコポリマーは次の製法によって得られ
る。すなわちブロックAからなるポリマー鎖であり、少
なくら一方の分子末端にヨウ素原子を結合したアイオダ
イド化合物ならびにラジカル発生源の存在下に、式 %式% [式中、XおよびYは前記と同意義。]で示される含フ
ツ素オレフィンの少なくとも1種を重合させることによ
って得られろ。
含フツ素オレフィンの連鎖反応は、アイオダイド化合物
からヨウ素を引き抜く、いわゆる連鎖移動反応により停
止を受けはするが、結果的に生ずるポリマー末端とヨウ
素の結合が前記アイオダイド化合物の炭素−ヨウ素結合
と同様の反応性を存するためにラジカル発生源により再
び容易にラジカル化され、他のラジカル重合性の化合物
の存在下にその付加生長反応を行うことが可能で、あた
かもイオン重合における生長リビング末端のごとく高分
子のポリマー鎖を継続することができる。
上記のごとく製造されたブロックコポリマーは、少なく
とも一方の末端にヨウ素原子を有する。さらに必要に応
じ、この末端ヨウ素原子は適宜に他の原子または原子団
によって置換することにより、該ブロックコポリマーを
安定化または活性化することができる。他の原子および
原子団の例としては、水素、フッ素、塩素、臭素、−C
F、Hl−cptz、   −CH,OH,−CH,C
HtOH。
−COZ、−COR,−Goof−r、−cooM。
COOR、CF t R、CHt N Ht、−CH。
CH2NH2、CHt N CO−CHx CHt N
−Co、−CN、−N3、−CH20COR。
−9O,Hl S 03M、  P O(OH’)t、
す (式中、Zはフッ素、塩素または臭素、Mはアンモニウ
ム基または1価金属原子、Rはアルキル基またはアリー
ルJ1(を表4−0) が挙げられる。
なお、ヨウ素を結合していないブロックコポリマーの末
端は、前記ブロックを含むアイオダイド化合物を合成す
る際に使用された開始剤の種類により異なる。
本発明のブロックコポリマーの製造に使用する前記アイ
オダイド化合物(すなわち、少なくとも一方の末端にヨ
ウ素原子を有するブロックAから成る化合物)は、前記
(+)〜(4)のブロックの少なくとも1種を含む既知
化合物を公知の方法によってヨウ素化することにより得
られろ。前記(1)のブロックを含む化合物は特開昭6
0−137928号公報、特開昭60−202112号
公報および特開昭61−113616号公報に、前記(
2)のブロックを含む化合物は特公昭49−45719
号公報に、Iiq記(3)のブロックを含む化合物は特
開昭58−189210号公報に、前記(4)のポリマ
ー鎖を含む化合物はTelomerization (
テロメリゼーション)、US  Naval  Res
、 Lab。
1?ept、PI3 131910に記載されている。
前記含フツ素オレフィンと1.では、たとえば、ビニリ
デンフルオライド、テトラフルオロエヂレン、トリフル
オロエヂレン、トリフルオロクロロエチレン、ヘキザフ
ルオロプロピレン、ペンタフルオロプロピレン、パーフ
ルオロメチルビニルエーテル、バーフルオロエヂルビニ
ルエーテルおよびパーフルオロプロピルビニルエーテル
などを挙げることができる。
ラジカル重合反応における前記アイオダイド化合物と前
記含フツ素オレフィンとのm的割合は、形成されるブロ
ック単位が所望の重量となるように適宜決定すればよい
ラジカル発生源としては、従来知られているものをその
まま使用することが可能である。好ましくはラジカル発
生源は光および熱であり、これらはアイオダイド化合物
におけるI−C結合を選択的に開裂することができる。
光としては赤外領域から紫外領域に至る広範な光を使用
ずろことが可能である。化学紫外線を使用することも不
可能ではないか、I−C結合のみならず、他の結合から
6ラジカルを発生さU゛る欠点がある。同様の欠1)(
はイオン化牧射線を使用しjこ場合に0認めらilる。
ラジカル発生源として熱のみを使用する場合、200℃
以」二に加熱するのが望ましい。
さらに他のラジカル発生源として、連鎖移動反応を実質
的に生起せず、ラジカル重合反応条件下に適度の分解速
度を持つ既知のラジカル開始剤を使用することし可能で
ある。かかるラジカル開始剤として無機または有機の過
酸化物、アゾ化合物、有機金属化合物、金属などを例示
することができる。これらのうち、有機金属化合物はヨ
ウ素原子のみならず他の原子または原子団を引き抜いて
ラジカルを生成ずろことがあるので、必ずしら好適な乙
のとは言えない。特に好ましいラジカル開始剤としては
、過硫酸塩、過酸化水素、(RrCO)、−O2、[’
(rOOr’(f、11rC(0)OOR「、([)3
C00C(0)QC(flf)1、NtFt、RiN 
−N −Rr。
11g(Rr)tl、  L  i、  K、  N7
、 Mg、   Zn、   Hg、   AQなどが
めろ(ここで、[はポリフルオロアルキル基である)。
なお、これらのラジカル開始剤を使用する場合には、そ
の濃度をできろ限り低く保持し、ラジカル間の結合によ
る停止をできるだけ抑制し、連鎖生長反応を優先させろ
ことが望ましい。
ラジカル重合反応の温度は、反応か生起し、生成ポリマ
ー鎖の熱分解か起こらない限り、自由に進択できるが、
通常−20〜150℃程度である。
ただし、ラジカル発生源として熱を用いるときはさらに
高温が採用され、200℃以上、場合により250°C
程度の高温が採用される。
圧力については特に限定されないが、通常常圧ないし自
生圧力の範囲で重合が行われる。
ラジカル重合反応は、既知の形態、たとえば塊状、溶液
、懸濁、乳化など、いずれの形態でも行い得る。すべて
の工程を通して同一の形態であってもよく、各工程毎に
異なって形態を採用してらよい。反応系の均一性に鑑み
、通常は、乳化重合の採用が最ら推奨される。乳化重合
に次ぐものとして、ラジカルの攻撃に本質的に不活性な
溶媒の(j在下における溶液重合または懸濁重合か採用
されてよい。このような溶媒の具体例として、パーフル
オロ(ジメチルンクロブタン)、パーフルオロシクロヘ
キザン、ジク〔10テトラフルオロエタン、トリクミロ
トリフルオロプロパン、ポリフルオロアルカン鎖、パー
フルオロ(エチレングリコールメヂルエヂルエーテル)
などを挙げろことかできろ。
本発明のブロックコポリマーは、潤滑性能、保護性能等
が優れており、種々の用途に供し得ろ乙のである。就中
、グリースとして使用するのに好適である。従来のグリ
ースのように基油に増稠剤として添加することもできる
が、ブロックコポリマー自体をグリースとして使用ずろ
ことら可能である。それは、本発明のブロックコポリマ
ーが基油の役割をずろ潤滑性に富んだブロック(Zn造
(ブロックA)と、増稠剤の役割をして粘性を付与する
ブロック構造(ブロックB)を兼ね備えていることによ
る。
そこで本発明の他の態様では、分子内に少なくとし2種
のブロックを有するブロックコポリマーであって、少な
くとも1種のブロックは、粘性液体を構成するホモポリ
マー鎖−よたはランダムコポリマー鎖ブロックであり、
(也のブロックの少なくとも一種は、前記ブロックと結
合してブロックコポリマーを半固体状ないし固体状に形
成する作用を有するホモポリマー鎖またはランダムコポ
リマー2貞ブロツクであるブロックコポリマーからなる
グリースが提供される。
なお、本明細書において、「粘性液体を構成する」とは
、37.8℃において、粘度が10〜500cStの液
体であることをいう。また、「ブロックポリマーを半固
体状ないし固体状に形成ずろ作用を有する」とは、前記
ブロックと結合してブロックポリマーの稠度を(AST
M  D  271−(30′Fに従って)87〜47
5にする作用を有することをいう。
JISによるグリースの定義によると、グリースは、「
液状潤滑剤と増稠剤からなる半固体状又は固体状の潤滑
剤」と定尺され、液状潤滑剤(11(浦)に増稠剤を加
えノニ混合物である。そして、耐熱性グリース組成物と
して、基油としてのパーフルオロポリエーテルおよび増
稠剤としてのボリテトラフルオロエヂレン粉末から成る
g酸物か知られている。しかし、このようなグリース組
成物は、基油と増稠剤の相溶性が悪い為、長時間の使用
により基油と増稠剤が分離してしまうという避けられな
い問題を有していた。
しかし、上記のようなブロックコポリマーを単一成分グ
リースとして使用すると、従来のグリース組成物が持つ
欠点が無く、安定した状態で長期間使用することができ
る。
ブロックコポリマー自体をグリースとして使用ずろ場合
、ブロックBの割合がブロックコポリマー全体の10〜
30重量%であることが好ましい。
ブロックBの割合が1〜1ofifi%である時は、ブ
ロックコポリマーの末端基を一〇〇〇M(ここで、Xl
は1価の金属原子である。)にして用いることが好まし
い。また、数平均分子量は、I×IO″〜3XIO’の
範囲が好ましい。
また、このようなブロックコポリマーは、有機液体との
親和性に優れており、有用なグリース組成物をも提供す
る。
粘性液体を構成するホモポリマー鎖又はランダムコポリ
マー鎖ブロックとしては、上記のブロック(1)、(2
)、(3)および(4)の1種から成るブロックコポリ
マーに加え、既知の合成潤滑油から幅広く選択すること
ができる。そのような合成潤滑油の例として以下のもの
を挙げることができる。
(1)合成炭化水素油(たとえば、式:%式%) [式中、R1は水素原子、CHまたは m  2m+1 C・H、(mは1〜Bの整数、m′は5.6まm2m−
1ま たは7)、nは正の整数である。) で示されるα−オレフィンオリゴマー、および[式中、
R1およびR2は、それぞれ炭素数4〜20のアルキル
基である。] で示されるアルキルベンゼン); (2)ポリエーテル(たとえば、式: %式% [式中、R4、R6およびR8は、それぞれ水素原子、
メチル基またはエチル基、nは8〜100の数である。
] で示されるポリアルキレングリコール、および[式中、
nは8〜100の数である。]で示されるポリフェニル
エーテル); (3)エステル (式: %式% [( で示されるジエステル、および式: CHt OOC(CH! ) n CHsCR3(CI
−1t)nCO0−C−CII to  OC(CI−
1t)nCH3Ct−[to OC(CI−1−)nC
H3[式中、nは4〜20の数である。] で示されるネオペンチルポリオールエステル)。
(4)シリコーン油 (たとえば、式。
I CHs   CH3 [式中、Rは、水素原子、メチル基、エチル基またはフ
ェニル基、mおよびnはそれぞれ4〜100の数である
。] アルキルメチルシリコーン、および式:%式%( [式中、Xおよびyはそれぞれ4〜100の数である。
] で示されるフルオロシリコーン)。
ブロックコポリマーを半固体状ないし固体状に形成する
作用を有するブロックを形成するホモポリマー鎖又はラ
ンダムコポリマー鎖としては、ポリエチレンおよびポリ
プロピレンなどのポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ
(メタ)アクリル酸エステルなどのポリアクリレート、
フッ素樹脂などを例示ずろことができろ。
これらの粘性液体を構成するブロックと、ブロックコポ
リマーを半固体状ないし固体状に形成するブロックの組
合わせの中で好ましい組合せとしては、 (1)フッ素系ポリマー鎖ブロックーフッ素系樹脂ブロ
ック (2)非フッ素系ポリマー鎖ブロックーフッ素系樹脂ブ
ロック (3)フッ素系ポリマー鎖ブロックー非フッ素系樹脂ブ
ロック が挙げられる。
(1)は、前述した本発明の新規含フツ素ブロックコポ
リマーに相当する。従って、以下上記(2)および(3
)について詳述する。
(2)非フッ素系ポリマー鎖ブロックーフッ素系樹脂ブ
ロック このような、ブロック構造を有するブロックコポリマー
は、例えば式: %式%) し式中、2は5〜100の数を表す。]で示されるハロ
ゲン化炭化水素を、ビニル基、ビニレン基、アリル基を
有する炭化水素、エステル系リン酸エステル、シリコー
ンなどにラジカル的に付加して調製することができる。
必要ならば、生成分子末端に結合したヨウ素を、L i
 A Q H4などの金属水素化物、亜鉛/塩化水素、
NiおよびPdなどの触媒による接触水素添加などによ
り除去してブロックコポリマーを安定化することもでき
る。
例えばシリコーンの場合、以下のような反応によりブロ
ックコポリマーを調製することができるMe    M
e M e    M e 溶媒中] M e      ?v1 e Me      Me n 1−t c c吹込、還元 I Me    Me 又は M e    M e +1 M e    M e M e    M e Me、S 1O−(S 1−0)n−S 1l−I C
I−1*c H,(Cr t)nFI M e    M e α−オレフィン系オリゴマーからし例えばR(CHtC
HR)nCI(=CHt+  I(CPt)mF →R
(CHtCI−IR)nCH1,Ci(t(CFy)m
PLiAf2H+ −〉 R(CH,CI(R)nC82CH2(CF、)mFま
たエステルの場合、アリルエステルからは例えば以下の
反応によりブロックコポリマーを調製することができる
: C11,0OC(C112)ncHi。
RCoo−C−C1l、0OC(CHt、)n−−CI
l、Cl1=CIlt+1−(CFtM−FCIItO
OC(CHJnCII* −〉 C11tOOC(C)l、)nclI3、RCOO−C
−CIItOOC(CHt)n−−CtltCIIIC
IIt−(CF t)(!−FCHtOOC(CHtt
)ncHi (3)フッ素系ポリマー鎖ブロックー非フッ素樹脂ブロ
ック このようなブロック構造を有するブロックコポリマーは
、例えば下記の反応に従って調製することができる。
CsP 7(CtF eo)nC2P 4−COF+ 
 H(OCd(−)mOH −〉 C,F?(C,F2O)nC,F、−Co−(OCjH
4)mOHまたは C3F ffo (c 3F IO)n−Ctp 4−
 tアクリル酸メチル パーオキサイド COOMe C3FtO(C3F、0)n−CtFa−(CHtCI
−1)mC14,−CtlI COOMe 還元 COOMe CaF  70  (C3F go)n−C2F’  
4−(CI−1t Cl−1)nC)I t−CHt 
COOM e OOK C5P70(CsFaO)n−CtF 4−(CH2C
l)mCtL−CIItCOOK アクリル酸メチルの代わりにスチレンを用いた時も同様
に h 03F 70 (C3F 5o)n−CtF 4(CH
tc )l)mCHt−CH1 h が得られる。
このようなブロックコポリマーは、グリースとして有用
なばかりでく、自動車エンジンオイル用の添加剤として
ら有用である。
自動車エンジンオイルにPTFE系固体潤滑剤を配合す
ることによりエンジンシリンダー/ピストン間の潤滑性
能を向上し、燃料消費効率の向上をはかることは知られ
ている。しかし、PTFE固体潤滑剤の遊離が問題とな
る。上記ブロックコポリマーはこのような用途に適合す
る潤滑剤を提供するらのである。
従って、本発明の更に別の態様では、分子内に少なくと
乙゛2種のブ【ノックを有するブロックコポリマーてあ
って、少なくとも1種のブロックは、粘性液体を構成す
るホモポリマー鎖またはランダムコポリマー鎖ブロック
であり、他のブロックの少なくとも一種は、前記ブロッ
クと結合してブロックコポリマーを半固体状ないし固体
状に形成する作用を有するホモポリマー鎖またはランダ
ムコポリマー鎖ブロックであるブロックコポリマー0゜
5〜60重奄%および残部の有機液体から成るグリース
組成物が提供されろ。このようなグリース組成物は、磁
気記録媒体の表面潤滑剤として有用である。
さらに上記ブロックコポリマーは、上述のオイル添加剤
や増稠剤として有用であるばかりでなく、離型剤やイン
クなどの調製にも使用することができる。ブロックAと
ブロックBとの割合を選択することにより、グリース状
からワックス状まで種々の性状のブロックコポリマーを
得ることができる。更に、ある種のブロックコポリマー
は、撥水撥油処理剤、塗・料添加削(レベリング剤)、
電子写真技術におけるトナー助剤(オフセット防止剤)
などとして有用である。
〔実施例コ 以下、実施例および参考例を示し、本発明を更に詳細に
説明する。
参考例1 F(CF、CFffiCF!0)ncF2cF、Coo
)−1(nの平均=2G)200g(4,46XI O
−’モル)に水酸化カリウム水溶液80+(j(水酸化
カリウムを4.87g含む)を、トリクロロトリフルオ
ロエタン100+7!の存在下、攪拌しながら加えて、
カリウム塩とした。rRスペクトルにおいて1770c
m−’の−C(= O)−o Hを示すピークが完全に
1980cm−’の−C(=O)−OKを示すピークに
移行したのを確認した。
合成したカリウム塩を100℃真空下で乾燥し粒状にし
た。粒状カリウム塩200g(0,044モル)をトリ
クロロトリフルオロエタン600xCに窒素気流下分散
させ、ヨウ素1009 (0,394モル)を加えた。
そして、この混合物を200℃に加熱し、1.5時間保
持して末端のヨウ素化を行った。反応前カリウム塩は粒
状固体であったのに対して、反応生成物は白濁したオイ
ルであった。Ir?スペクトルにおいてI G 80c
m−’の−C(・0)−OKを示すピークが完全に消え
て、910cm−’に−CF、CF、Iを示すピークが
生成しているのを確認した。又生成したオイルについて
19FN〜IRを測定してみろと、−12,5ppmに
ピークが出来ており、−0CFtCPt[の生成を確認
した。
白濁したオイルをトリクロロトリフルオロエタンに溶解
して一20℃で静置しておくと、白濁物は下に沈み、透
明な上澄液から沈澱物を濾去し、濾液からトリクロロト
リフルオロエタンを留去して透明なF(CFtCFtC
FtO)ncFtcFtl(nの平均=2G)17G9
を得た。
参考例2 ICオートクレーブにCF3(CFり21276゜8g
(0,80モル)、ジ(3,5,+3−トリクロロパー
フルオロへキシルパーオキサイド)45.3g(6,5
2xLO−1モル)およびCP t−CF (OCjF
7)300g (1、13モル)を仕込み、テトラフル
オロエチレンガスを圧入し、20℃の温度下、0.5〜
0 、3 kg/cm″の圧力範囲で41.5時間重合
を行った。
重合後、オイル状生成物 (m/n= 32 / 6 B、数平均分子fi840
)175gを得た。
実施例1 1Qオートクレーブに参考例1で得たF (CF IC
P tG P to)nCF *CP t I  (n
の平均=26)140g(3,07xlO−”モル)、
トリクロロトリフルオロエタンGoO+Qおよび開始剤
としてジ−t−ブチルバーオキサイド8.25 X I
 O−’g(5,6XIO”−’モル)を仕込み、テト
ラフルオロエチレンガスで内部空間を置換した後、12
0°Cまで昇温した。撹拌下テトラフルオロエチレンガ
スを圧入し、6.1〜6 、4 kg/ CJ!”の圧
力範囲で27.6時間重合を行った。重合前は完全に透
明であった溶液が、重合後は自局した混合物となつ゛ 
ていた。トリクロロトリフルオロエタンを完全留去する
と、グリース状の重合生成物(数平均分子ff1524
0)I G Igが得られた。ポリテトラフルオロエチ
レン(PTFE)ブロックの含育mは13重爪%であっ
た。
実施例2 実施例1と同様にして、参考例1で得几F(CFtCF
tCFtO)ncFtcFtl  (nの平均=26)
200g (4,89x l O−”モル)、トリクロ
ロトリフルオロエタン500x(7および開始剤として
ジ−t−ブチルパーオキサイドO,19g(1,32x
10−3モル)を仕込み、テトラフルオロエチレンガス
で内部空間を置換した後、+20°Cまで昇温した。撹
拌下テトラフルオロエチレンガスを圧入し、6.6〜7
 、1 kg/cm”の圧力範囲で54.4時間重合を
行った。重合後トリクロロトリフルオロエタンを留去す
ると、ワックスに近いグリース状の重合生成物(数平均
分子fi6200)303gが得られた。I) T F
 Eブロックの含有量は34重量%であっj二。
実施例3 +00+7!オートクレーブに参考例1で得たF(CF
tCPtCFtO)ncFtcF21  (nの平均=
26)7.69g (+ 、69 X I O−’モル
)、トリクロロトリフルオロエタン30次ぐおよび開始
剤としてt−プチルパーオキンイソブヂレート2.20
xlO−’g (1,51Xl0−’−E−/I/)を
仕込ミ、ビニリデンフルオライド/テトラフルオロエチ
レン(モル比75/25)i見合ガスで内部空間を置換
した後、80℃まで昇温した。撹拌下先と同じビニリデ
ンフルオライド/テトラフルオロエチレン混合ガスを圧
入し、3〜5に97cm”の圧ツノ範囲で12゜56時
間重合を行った。重合首領後、ワックス状の重合生成物
(数平均分子ff15520) 9.33gが得られた
。ビニリデンフルオライド/テトラフルオロエヂレ共重
合ブロックの含有量は18重量%であっt二。このブロ
ックコポリマーは、トリクロロトリフルオロエタン以外
にテトラヒドロフランに可溶である。
実施例4 IQオートクレーブに参考例2で得た CaP7 CF3(CPz)+(CPtCP)m(CFtCFt)
nI(m/n=32/68)979 (0,12モル)
、トリクロロトリフルオロエタン410cc、ジ(3,
5,6−1リクロロパーフルオロへキシルパーオキサイ
ド0゜z9(1,94x+o−4モル)を加えた後、テ
トラフルオロエチレンガスを圧入し、206Cの温度下
、2.0〜1.5&9/cm”の圧力範囲で4.3時間
重合を行った。重合後トリクロロトリフルオロエタンを
留去するとグリース状の重合生成物(数平均分子量98
0)118gか得られた。PTFEブロックの含有量は
18重量%であった。
実施例5 実施例1で得たグリース状の重合生成物50gをトリク
ロロトリフルオロエタン225m(に分散させ、50℃
に加熱し、そこにフッ素/窒素混合ガス(フッ素10重
爪%)を20〜30 ay(2/minの流mで8.6
時間吹き込み、重合生成物のフッ素化を行った。フッ素
化生成物のIRスペクトルを測定すると、910cm=
の−CP t CF t Iを示すピークは完全に消え
ていた。また、エタノールを加えても着色仕ず、ヨウ素
が遊離してこないことを確認した。よって、末端ヨウ素
原子がなくなっていることがわかる。
実施例6 実施例5で得たグリース状の重合生成物(以下「ブロッ
クグリース」という。)について下記の試験を行った。
なお、比較として基油にF(CF。
CFtCFtO)ncPtcP3 (n平均=28)、
増稠剤にポリテトラフルオロエチレン粉末を用い、重量
比で67:33(J油:増稠剤)の割合で混合したグリ
ース(以下非ブロツクグリースと称する)を使用した。
外観 目視の場合、ブロックグリースが透明だったのに対し、
非ブロツクグリースは白色であった。これはブロックグ
リースが基油と増稠剤が化学的に結合したブロック構造
を有しているため両者の相容性が増し透明度が高くなっ
たためと考えられる。
また、偏光顕微鏡(倍率:200倍)で粒子の大きさを
観察してみたが、非ブロツクグリースでは直径i〜5X
lO−5x程度のポリテトラフルオロエチレンの粒子が
観察されたのに対してブロックグリースでは粒子が観察
されなかった。このことより、ブロックグリースは非ブ
ロツクグリースよりし粒子が細かく均一であることがわ
かる。
粒子沈降性 トリクロロトリフルオロエタンにブロックグリースまた
は非ブロツクグリースを加えて、濃度が10重M%のデ
ィスパージョンを作り、静置して粒子の沈降状態を調べ
た。
その結果、非ブロツクグリースについてはすぐに粒子が
沈降したが、ブロックグリースについては2日間ディス
パージョンは安定であった。これより、ブロックグリー
スは非ブロツクグリースに比較して、有機液体との分離
は起こりにくいと考えられる。
潤滑性 コーン・プレート型回転粘度計を用いて、粘度(剪断応
力−剪断速度曲線)を求め、)為ブ〔1ソクグリースに
ついての結果を第1図に、非ブロツクグリースについて
の結果を第2図に示す。測定方法は、30℃と80°C
の温度下において、3分間かけて307 、25ec−
’(非ブロツクグリースの場合は3072sec−りま
で、剪断速度を上げた後、0.2分間その剪断速度を維
持して、次に3分間かけて剪断速度を0に下げるという
方法である。
第1図および第2図において、ブロックグリース、非ブ
ロツクグリースともに、30°C180°Cの温度下で
、「帰り」°(降温時)の剪断応力の方が「行き」 (
昇温時)の剪断応力より低くなっており、どちらのグリ
ースもチキソトロピー的性質を示していることがわかる
。 しかし、非ブロツクグリースについては剪断速度を
上げるとほぼ直線的に剪断応力ら上がっていくが、ブロ
ックグリースについては、一旦、極大値を示した後、剪
断速度を上げるにつれて、逆に応力は少しずつ下げって
くる。また、ブロックグリースについては、かなりはっ
きりした降伏値がみられたが、非ブロツクグリースにつ
いては、明確な降伏値はみられなかった。
グリースの性質としては、少々の応力を得たぐらいでは
流れ出さず(降伏値を持ち)、ひとたび流れ出すと今度
は容易に流れるという性質が望ましい。したがって、ブ
ロックグリースの方が非ブロツクグリースより好ましい
性質を示しているといえろ。
実施例7 実施例2で得た重合生成物を実施例5と同様の方法によ
り、フッ素化した。このフッ素化した重合生成物70.
09にF (、CF’ 、CF tc P tO)n−
Cr tc F 3(n平均−28)なる潤滑油49.
89を加えてグリース組成物を調製した。このグリース
組成物は透明度が高く半固体状であった。このグリース
組成物は200°C以下の温度で滴点を持たず、また、
200℃、30時間の条件で離油度を測定した値は0で
あった。
実施例8 CQCCPtcPCQ)tCQ20mf2にC,F2O
−(CFtO)y4−CPtCFtl l 09および
アゾビスイソブヂロニトリル0.059を溶解し、50
m12のエアータイト反応器に仕込み、空気遮断下にア
クリル酸メチルを10g注入した後、攪拌下に70℃に
昇温すると10分を経ないうちに系内が白濁し始め、重
合の開始が確認された。3時間の後に80°Cに再昇温
後、更に3時間継続し、反応を終了した。
CsF 7O−(CF to)t4−CF tc P 
t IはCl2(CF、CFCρ)tCCに可溶である
が、生成したグリース状乳白色粘稠体はこの溶媒に不溶
の成分を多く含いでいた。一方、03Pto−(CPt
O)*4−CF t CP t Iが完全に不溶のアセ
トンには該不溶成分は逆に溶解する。GPCによりブロ
ックポリマーの生成したことが確認できた。この溶液に
濾紙を浸漬、乾燥すると撥水撥油性を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ブロックグリースについて30℃と80℃で
剪断応力と剪断速度の関係を示す図である。第2図は、
非ブロツクグリースについて30℃と80℃での剪断応
力と剪断速度の関係を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子内に少なくとも2種のブロックを有するブロッ
    クコポリマーであって、うち少なくとも1種は、 (1)−(CH_2CF_2CF_2O)a−−(CH
    ClCF_2CF_2O)b− −(CCl_2CF_2CF_2O)c− −(CHFCF_2CF_2O)d− −(CFClCF_2CF_2O)e− −(CF_2CF_2CF_2O)f− [式中、a、b、c、d、eおよびfは、それぞれ0ま
    たは正の整数であって、2≦a+b+c+d+e+f≦
    200および1≦a+c+d+fを満足する数である。 ] で示される繰り返し単位を含むブロック、 (2)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、p、qおよびrはそれぞれ0または正の整数で
    あって、2≦p+q+r≦200および1≦p+qを満
    足する数である。] で示されるブロック、 (3)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、kおよびmは正の整数であって、2≦k+m≦
    50および0.2≦m/(k+m)を満足する数であり
    、nは0〜10の整数であり、Rf_1およびRf_2
    はそれぞれ炭素数1〜3のパーフルオロアルキル基であ
    る。] で示されるブロック および (4)式:−(CF_2CFCl)x− [式中、xは2以上11以下の整数である。]で示され
    るブロックから成る群から選択されるホモポリマー鎖ま
    たはブロックポリマー鎖ブロックであり、他のブロック
    の少なくとも1種は、式:−(CF_2CXY)− [式中、Xは水素原子またはフッ素原子、Yは水素原子
    、塩素原子、フッ素原子、ジフルオロメチル基または炭
    素数1〜8のパーフルオロアルキル基もしくはパーフル
    オロアルコキシ基を表す。 ただし、前者のブロックが(4)の場合、Xがフッ素原
    子でYが塩素原子である場合を除く。]で示されるブロ
    ックから成るホモポリマー鎖またはブロックポリマー鎖
    ブロックであり、後者のブロックがブロックコポリマー
    全体の1〜95重量%を占め、ブロックコポリマー全体
    の数平均分子量が1×10^3〜1×10^6であるこ
    とを特徴とするブロックコポリマー。 2、分子内に少なくとも2種のブロックを有するブロッ
    クコポリマーであって、うち少なくとも1種は、 (1)−(CH_2CF_2CF_2O)a−−(CH
    ClCF_2CF_2O)b− −(CCl_2CF_2CF_2O)c− −(CHFCF_2CF_2O)d− −(CFClCF_2CF_2O)e− −(CF_2CF_2CF_2O)f− [式中、a、b、c、d、eおよびfは、それぞれ0ま
    たは正の整数であって、2≦a+b+c+d+e+f≦
    200および1≦a+c+d+fを満足する数である。 ] で示される繰り返し単位を含むブロック、 (2)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、p、qおよびrはそれぞれ0または正の整数で
    あって、2≦p+q+r≦200および1≦p+qを満
    足する数である。] で示されるブロック、 (3)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、kおよびmは正の整数であって、2≦k+m≦
    50および0.2≦m/(k+m)を満足する数であり
    、nは0〜10の整数であり、Rf_1およびRf_2
    はそれぞれ炭素数1〜3のパーフルオロアルキル基であ
    る。] で示されるブロック および (4)式:−(CF_2CFCl)x− [式中、xは2以上11以下の整数である。]で示され
    るブロックから成る群から選択されるホモポリマー鎖ま
    たはブロックポリマー鎖ブロックであり、他のブロック
    の少なくとも1種は、式:−(CF_2CXY)− [式中、Xは水素原子またはフッ素原子、Yは水素原子
    、塩素原子、フッ素原子、ジフルオロメチル基または炭
    素数1〜8のパーフルオロアルキル基もしくはパーフル
    オロアルコキシ基を表す。 ただし、前者のブロックが(4)の場合、Xがフッ素原
    子でYが塩素原子である場合を除く。]で示されるブロ
    ックから成るホモポリマー鎖またはブロックポリマー鎖
    ブロックであり、後者のブロックがブロックコポリマー
    全体の1〜95重量%を占め、ブロックコポリマー全体
    の数平均分子量が1×10^3〜1×10^6であるブ
    ロックコポリマーの製法であって、該ブロック(1)〜
    (4)から成る群から選択される少なくとも1種のブロ
    ックから成り、少なくとも一方の分子末端にヨウ素原子
    を有する化合物およびラジカル発生源の存在下、式:C
    F_2=CXY [式中、XおよびYは前記と同意義。] で示されるフッ素含有オレフィンを重合させることを特
    徴とする製法。 3、分子内に少なくとも2種のブロックを有するブロッ
    クコポリマーであって、少なくとも1種のブロックは、
    粘性液体を構成するホモポリマー鎖またはランダムコポ
    リマー鎖ブロックであり、他のブロックの少なくとも一
    種は、前記ブロックと結合してブロックコポリマーを半
    固体状ないし固体状に形成する作用を有するホモポリマ
    ー鎖またはランダムコポリマー鎖ブロックであるブロッ
    クコポリマーからなるグリース。 4、粘性液体を構成するホモポリマー鎖またはランダム
    コポリマー鎖ブロックが、炭化水素、エステル、ポリエ
    ーテル、シリコーンおよびフッ素含有ポリマーからなる
    群から選ばれたものであり、ブロックコポリマーを半固
    体状ないし固体状に形成する作用を有するホモポリマー
    鎖またはランダムコポリマー鎖ブロックが、ポリオレフ
    ィン、ポリスチレン、アクリレート系樹脂、フッ素系樹
    脂からなる群から選ばれたものである特許請求の範囲第
    3項記載のグリース。 5、分子内に少なくとも2種のブロックを有するブロッ
    クコポリマーであって、少なくとも1種のブロックは、
    粘性液体を構成するホモポリマー鎖またはランダムコポ
    リマー鎖ブロックであり、他のブロックの少なくとも一
    種は、前記ブロックと結合してブロックコポリマーを半
    固体状ないし固体状に形成する作用を有するホモポリマ
    ー鎖またはランダムコポリマー鎖ブロックであるブロッ
    クコポリマー0.5〜60重量%および残部の有機液体
    からなるグリース組成物。 6、有機液体が潤滑油である特許請求の範囲第5項記載
    のグリース組成物。 7、有機液体が、トリクロロトリフルオロエタン、テト
    ラクロロジフルオロエタン、パーフルオロヘキサン、パ
    ーフルオロトリブチルアミン、アセトン、テトラヒドロ
    フラン、ジメチルホルムアミドおよびジグライムからな
    る群から選ばれた有機液体である特許請求の範囲第6項
    記載のグリース組成物。
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