JPS63270336A - 建築用内装材とその施工方法 - Google Patents

建築用内装材とその施工方法

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JPS63270336A
JPS63270336A JP10163587A JP10163587A JPS63270336A JP S63270336 A JPS63270336 A JP S63270336A JP 10163587 A JP10163587 A JP 10163587A JP 10163587 A JP10163587 A JP 10163587A JP S63270336 A JPS63270336 A JP S63270336A
Authority
JP
Japan
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layer
interior material
sand
water
gypsum
Prior art date
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Pending
Application number
JP10163587A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Ishiura
石浦 春彦
Ken Tanaka
謙 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIURA KK
Original Assignee
ISHIURA KK
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Publication date
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、建築物の床材・天井材・壁材等に用いる内
装材、殊に、表面における結露の発生をよく防止するこ
とができ、防露性・断熱性に優れた建築用内装+4とそ
の施工方法に関する。
従来技術 最近の建築物においては、その内装材としてはコンクリ
ートが最も多く用いられ、一部には、石膏ボード・ベニ
ヤ板パネル等のパネル材が用いられる。而して、これら
の材料は、主として、機械的強度とコストとを追及され
た結果、広く一般的に採用されているものである。
一方、我が国には、古くから、いわゆる土壁ないし漆喰
壁が知られており、このものは、粘土質の土を水で練り
混ぜた上、切りワラ等の骨材を混合して壁材として用い
るものである。
発明が解決しようとする問題点 而して、内装材としてのコンクリートの最大の欠点は、
室内温度の低下時における表面結露で必つて、その原因
は、熱貫流率が高く、透湿性に乏しいというコンクリー
トの性質によるものと言われている。すなわち、室内空
気温度が露点を越えて低下するときは、コンクリ−1・
表面に多量の水滴が付着し、これが流れ落ちることによ
って、壁面を汚したり、壁面に接して置かれている物品
を傷めたりすることがあることは、周知の事実である。
一方、土壁ないし漆喰壁は、それ自体が多孔性で熱貫流
率が低い上、湿度呼吸能力があるため、表面結露の発生
は極めて少ないものでおるが、反面1.その施工には特
殊の熟練技能者を必要とするため、コストが過大となり
、現在では、特殊な建築物を除いて殆んど採用されるこ
とがない。
そこでこの出願に係る発明の目的は、かかる従来技術の
実情と問題点とに鑑み、珪藻土を含t4tしめることに
よって、珪藻土の有する多孔質性が、極めてよく表面結
露の発生を抑制することができ、しかも、原料が安価で
、コテ塗りの他に吹付けによっても施工できるので、特
殊の熟練技能者によらずとも簡単に施工をなすことがで
きる、新規の建築用内装材とその施工方法を提供するこ
とにある。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成づるための、この出願に係る第1発明
の構成は、珪藻土の焼成粉末と、石膏と、砂と、土Jg
硬化剤とを混合することをその要旨とする。
ここで、珪藻土としては、てきるだけ純度が高く、しか
も、孔隙率の大きなものが好ましく、泥土・砂・火山灰
等の不純物含有率の低いものを使用するものとし、これ
を、約aoo’cの空気雰囲気においで焼成・乾燥した
上、粉砕して、約150メツシユ程度の微粉末として使
用する。
石膏は、珪藻土と同等程度の微粉末として用い、また、
砂は、粒度59程度のものを用いるのがJ:い。
土壌硬化剤は、ローム黄土壌や、粘土質土壌等の軟弱土
1gの支持力を増強するために、いわゆる土質安定剤と
して市販されているものである。
これらの原料素材の各成分比は、珪藻土の焼成粉末5〜
95%(重量比で示す、以下同じ)、石膏O〜90%、
砂O〜80%、土壌硬化剤O〜50%とし、特に好まし
くは、珪藻土の焼成粉末的20%、石膏的22.5%、
0約55%、土壌硬化剤約2.5%である。
珪藻土の焼成粉末は、少な過ぎるときは防露性・断熱性
が低下し、多過ぎるときは、防露性・断熱性が向上する
が、仕上り強度と密着性とが低下する。石膏は、珪藻土
を固めて仕上り強度を向上するためのものであるが、少
な過ぎるときは強度が低下し、多過ぎるときは防露性が
低下する。砂□は、断熱効果と仕上り強度とを向上せし
めるとともに、吹付けによる施工性の向上を目的として
添加し、少な過ぎると強度が不足し、多過ぎると防露性
が低下する。土壌硬化剤は、強度と密着性との向上のた
めのものでおるが、多過ぎるときは防露性が低下し、ク
ラックが発生し易くなる傾向があるものである。
これらの各成分を粉末状態で混合したものは、白っぽい
ピンク色を呈するが、これに、水を加えて練り混ぜて適
当な固さとし、下地材料に、コテ塗りまたは吹付けして
自然乾燥すれば、そのまま、同色の内装仕上材として施
工することができる。
このときの塗厚は1〜30mm程度、特に好ましくは、
6±1m程度がよい。また、このものは、表面に、繊維
壁や布クロス等の通気性の良好な仕上材を貼着すれば、
そのまま、下地材としても使用することができることは
いうまでもない。
さらに、この出願に係る第2発明の構成は、前記第1発
明に係る建築用内装材に水溶性接着剤と 水とを加えて
撹拌し、これを下地材料に吹き付けて第1層を形成した
後、前記内装材に水を加えて撹拌し、前記第1層に重ね
て吹き付けることによって、第2層を形成することをそ
の要旨とする。
ここで、第1層目に加える水溶性接着剤としては、たと
えば、酢酸ビニル・エチレン酢酸ビニル・アクリル番ポ
リエステル・ポリウレタン・ビニルエステル・メチルメ
タアクリレート・ポリサルファイド・シリコーン・ブチ
ルゴム・変成エボキシ等の各種樹脂系接着剤を使用する
ことができる。
これらの接着剤は、コンクリート・鉄板・木質パネル・
5壽ボード等の下地材料に対する接着性を向上させるも
のであり、その添加量は5〜30%でよく、多過ぎると
きは、珪藻土の多孔質性が失われて防露性か低下づる。
第1層目の層厚は、0.1〜2mm程度がよく、特に好
ましくは、0.5〜1mm程度が最適である。
第2層目は、前記の内装材に水のみを加えて吹付は施工
するが、第2層目の層厚は0.1〜5#r1程度、好ま
しくは4±1#程度がよい。
また、第1層目は、下地材料に対する接着層の形成が主
目的であるから、その層厚は薄くてもよく、したがって
、第1層目と第2層目との合計層厚としても、4±1#
程度が好ましい。
なお、内装材には、消石灰からなるpl−(調整剤を加
えることかできるものとする。目標pHは7.0とし、
下地材料である鉄板の酸化腐蝕を軽減することができる
。また、防カビ剤を混入することによって、防カビ性に
優れた内装を得ることもてきるもの−C必る。ざらに、
不燃処理をした繊維やバルブ、または、カラス繊維やカ
ーボン繊維等を適当量添加して吹付は施工するときは、
その施工厚さに応じた耐火特性を実現することも可能で
ある。
さらには、この出願に係る建築用内装材とその施工方法
は、壁面のみならず、床面や天井面にも適用することが
できることはいうまでもなく、また、適当な顔料を添加
することによって、自然色以外の任意の色彩に着色する
こともできるものである。
発明の詳細 な説明したように、この出願に係る第1発明ににれば、
珪藻土の焼成粉末と6壽と砂と土1!? W化剤とを混
合することによって、水を加えて適当な固さとすれば、
コテ塗りまたは吹付けによる施工ができ、しかも、珪藻
土の多孔質性があるから、内装仕上げに用いるときに、
極めて良好な防露性・断熱性を発揮することができる上
、コストも安価な内装仕上げを得ることができるという
優れた効果がおる。
一方、この出願に係る第2発明によれば、第1発明に係
る建築用内装材を簡単に施工することができ、しかも、
上層の第2層目と下地材料との間に、接着剤を混入して
、下地材料との間の接着性を向上せしめた第1層目を介
在せしめるものであるから、極めて堅牢な内装仕上げを
行なうことができるという優れた効果がおる。
実施例 以下、実施例を示すが、この出願に係る発明は、以下の
実施例に限定されるものではない。
実施例(1) 珪藻土の焼成粉末20%、6沓22.5%、砂55%、
土壌硬化剤(たとえば、(株)B増総合H学仙究所装の
「フジベトン」、または、住友セメント(株)製の「タ
フロックJ)2.5%を混合して、淡いピンク色を甲す
る建築用内装材を得た。
このものは、水と練り混ぜて、6育ボードからなる下地
材料に、コテ塗りによって、厚さ5mmに塗着して自然
乾燥するとき、同色の堅固な壁面が得られた。この壁面
は、湿度呼吸性が顕著であり、吸水性にも富み、表面結
露は全く生じないものであった。
実施例(2) 前実施例による建築用内装材に酢酸ビニルエマルジョン
からなる接着剤10%と水とを混合し、よく撹拌した後
、鉄板からなる下地材料に、吹付【プによって、厚さ’
Immの第1層目を施工した。その後、前実施例の内装
材に水のみを混合し、撹拌した後、前記第1層目に手ね
て、吹付けによって、厚さ4mmの第2層目を形成した
。こうして得られた壁面は、防露性に舒れた丈夫なもの
であり、且つ、下地材料からの耐剥離性も充分でめった
実施例(3) 実施例(1)において、内装材を構成する各成分母を、
珪藻土の焼成粉末、5〜95%、6欝O〜90%、砂O
〜80%、土壌硬化剤O〜50%の範囲で変更したとき
も、充分実用に耐える強度を有し、且つ、防露性を保有
する壁面を形成することができた。
特 許 出 願 人    株式会社 イシウラ田中 

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)珪藻土の焼成粉末と、石膏と、砂と、土壌硬化剤と
    を混合してなる建築用内装材。 2)珪藻土の焼成粉末と、石膏と、砂と、土壌硬化剤と
    を混合してなる建築用内装材に、水溶性接着剤と水とを
    加え、吹付けによって第1層を形成した後、前記建築用
    内装材に水を加え、吹付けによつて第2層を形成するこ
    とを特徴とする建築用内装材の施工方法。
JP10163587A 1987-04-24 1987-04-24 建築用内装材とその施工方法 Pending JPS63270336A (ja)

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JP10163587A JPS63270336A (ja) 1987-04-24 1987-04-24 建築用内装材とその施工方法

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JPS63270336A true JPS63270336A (ja) 1988-11-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990046566A (ko) * 1999-03-31 1999-07-05 최규원 합판목재,스티로폴,철판에황토를부착하는공법및황토패널
CN105178544A (zh) * 2015-09-23 2015-12-23 张颖波 一种硅藻泥墙纸及其制备方法

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