JPS63269134A - 光波長変換素子の製造方法 - Google Patents
光波長変換素子の製造方法Info
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- JPS63269134A JPS63269134A JP10512287A JP10512287A JPS63269134A JP S63269134 A JPS63269134 A JP S63269134A JP 10512287 A JP10512287 A JP 10512287A JP 10512287 A JP10512287 A JP 10512287A JP S63269134 A JPS63269134 A JP S63269134A
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Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、コヒーレント光を利用する光情報処理分野、
あるいは光応用計測制御分野に使用する光波調変換素子
の製造方法に関するものである。
あるいは光応用計測制御分野に使用する光波調変換素子
の製造方法に関するものである。
従来の技術
従来の光波長変換素子はLiNbO3基板上にプロント
交換法によシ作製された埋め込み型光導波路に垂直な面
を光学研磨し半導体レーザより発生した基本波を上記導
波路に入射させることで高調波を取り出していた。以下
1.3Pの波長の基本波に対する高調波発生(波長0.
66μm)について図を用いて詳しく述べる。第3図に
従来の光波長変換素子の構成図を示す。先導波路11a
の端面に半導体レーザの基本波P1を入射すると、基本
波の導波モードの実効屈折率N1と高調波の実効屈折率
N2が等しくなるような条件が満足されるとき、基板内
に高調波P2が効率良く放射され、・光波長変換素子1
として動作する。
交換法によシ作製された埋め込み型光導波路に垂直な面
を光学研磨し半導体レーザより発生した基本波を上記導
波路に入射させることで高調波を取り出していた。以下
1.3Pの波長の基本波に対する高調波発生(波長0.
66μm)について図を用いて詳しく述べる。第3図に
従来の光波長変換素子の構成図を示す。先導波路11a
の端面に半導体レーザの基本波P1を入射すると、基本
波の導波モードの実効屈折率N1と高調波の実効屈折率
N2が等しくなるような条件が満足されるとき、基板内
に高調波P2が効率良く放射され、・光波長変換素子1
として動作する。
上記光波長変換素子は半導体レーザ2aからの波長1.
3μmの基本波に対して光導波路の長さを10ff、P
1=1007ffWにしたとき基本波P1の光導波路1
1aへの結合効率は30チでありP2=1mWの高調波
が得られていた。この場合の変換効率P2/P1は1チ
である。
3μmの基本波に対して光導波路の長さを10ff、P
1=1007ffWにしたとき基本波P1の光導波路1
1aへの結合効率は30チでありP2=1mWの高調波
が得られていた。この場合の変換効率P2/P1は1チ
である。
有機非線形光学素子物質であるMNA(2−メチル−4
−ニトロアニリン)は非線形光学定数dが大きく、その
性能指数d/n(nは屈折率)はLiNbO3の200
0倍にもなるので、光導波路を作製し屈折率のモード分
散効果を利用して位相整合できれば良好な光波長変換素
子が作製される。
−ニトロアニリン)は非線形光学定数dが大きく、その
性能指数d/n(nは屈折率)はLiNbO3の200
0倍にもなるので、光導波路を作製し屈折率のモード分
散効果を利用して位相整合できれば良好な光波長変換素
子が作製される。
慶応大学の佐々木氏(第33回応用物理学関係連合講演
会予稿集s p −L −4参照)の上記MNAをガラ
ス上に成長させた例について述べる。第4図に上記MN
Aによる光導波路作製系の断面図を示す。石英基板16
,17の間に溶融したMNAllbを毛細管現象により
侵入させたものを第4図に示されるように拡散炉18中
で温度勾配を付け、この中よシ徐々に引き出す(40m
/day)ことによりMNAを単結晶化させる。上記の
ようにして作製されたMNA)’Cよる光導波路にレー
ザ光を入射させ光波長変換を行っていた。
会予稿集s p −L −4参照)の上記MNAをガラ
ス上に成長させた例について述べる。第4図に上記MN
Aによる光導波路作製系の断面図を示す。石英基板16
,17の間に溶融したMNAllbを毛細管現象により
侵入させたものを第4図に示されるように拡散炉18中
で温度勾配を付け、この中よシ徐々に引き出す(40m
/day)ことによりMNAを単結晶化させる。上記の
ようにして作製されたMNA)’Cよる光導波路にレー
ザ光を入射させ光波長変換を行っていた。
発明が解決しようとする問題点
上記のようなLiNbO3およびMNAを用い、光源と
なるレーザと組み合わせるハイブリッドな波長変換素子
では光源となる半導体レーザなどのレーザとの結合効率
が低いため変換効率が低下する上にx、y、z各軸方向
にミクロンオーダの位置合わせ精度が必要であり量産化
できないといった問題点があった。
なるレーザと組み合わせるハイブリッドな波長変換素子
では光源となる半導体レーザなどのレーザとの結合効率
が低いため変換効率が低下する上にx、y、z各軸方向
にミクロンオーダの位置合わせ精度が必要であり量産化
できないといった問題点があった。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点を解消するもので、波長変換素子の
製造方法構造に新た々工夫を加えることにより、特性お
よび量産性を大幅に向上させるものである。すなわち、
本発明の光波長変換素子の製造方法は半導体レーザが形
成された基板上の前記手段を用いるものである。
製造方法構造に新た々工夫を加えることにより、特性お
よび量産性を大幅に向上させるものである。すなわち、
本発明の光波長変換素子の製造方法は半導体レーザが形
成された基板上の前記手段を用いるものである。
作 用、
本発明は上記手段により簡単に有機非線形光学物質の単
結晶化が行え、しかも半導体レーザと同一基板上に形成
できるため光源との複雑な位置合せ作業もなくなり大幅
な結合効率の向上および光波長変換素子の量産化が図れ
る。
結晶化が行え、しかも半導体レーザと同一基板上に形成
できるため光源との複雑な位置合せ作業もなくなり大幅
な結合効率の向上および光波長変換素子の量産化が図れ
る。
実施例
本発明の光素子の製造方法の第1の実施例の構造図を第
1図に示す。この実施例では光波長変換素子の基板とし
てInPを用いたものである。第1図aは光波長変換素
子の断面図である。第1図で1はn−InP基板であり
100面を用いている。
1図に示す。この実施例では光波長変換素子の基板とし
てInPを用いたものである。第1図aは光波長変換素
子の断面図である。第1図で1はn−InP基板であり
100面を用いている。
2は半導体レーザ部、3は光波長変換部である。
また、半導体レーザ部2において、4は厚みa、gmの
n−InPよシなるバッフ1層、6は厚みO,%/aの
InGaAsP (λ、 = 1.s pm ’)より
なる活性層、6は厚み2 pmのp−InP、7は厚み
1戸のInGaAsP(λ9=1.IIM)のコンタク
ト層である。また、8゜9は電極である光波長変換部3
において10,12は5in2.11はMNAよりなる
光導波路である。
n−InPよシなるバッフ1層、6は厚みO,%/aの
InGaAsP (λ、 = 1.s pm ’)より
なる活性層、6は厚み2 pmのp−InP、7は厚み
1戸のInGaAsP(λ9=1.IIM)のコンタク
ト層である。また、8゜9は電極である光波長変換部3
において10,12は5in2.11はMNAよりなる
光導波路である。
半導体レーザ部2の端部16にはドライエツチングによ
りエツチドミラーが形成されている。半導体レーザ部2
の製造には通常液相成長法により各化合物エピタキシャ
ル層(4〜7)を形成シた。
りエツチドミラーが形成されている。半導体レーザ部2
の製造には通常液相成長法により各化合物エピタキシャ
ル層(4〜7)を形成シた。
必要とあればさらに埋め込みエピタキシャル成長により
電流きょうさく層を形成することも可能である。光波長
変換部においては選択エツチングによるコンタクト層7
、クラッド層6、活性層6′f:順次除去する。さらに
半導体レーザ部に電極8゜9を形成する。
電流きょうさく層を形成することも可能である。光波長
変換部においては選択エツチングによるコンタクト層7
、クラッド層6、活性層6′f:順次除去する。さらに
半導体レーザ部に電極8゜9を形成する。
次にこの光波長変換素子の光波長変換部の製造方法につ
いて図を使って説明する。第2図に本発明の光波長変換
素子の製造工程断面図を示す。同図aにおいて上記光波
長変換部3のn −I n Pバッファ層4上に通常の
フォトプロセスによす5i0210aをパターン化し保
護マスクとし、 Brメタノールによる異方性ウェット
エツチングによシ111A面13を露出させた。これに
より幅2μm、深さ約1.6μmのV溝14が形成され
た。次に同図すにおいて、このV溝14に0.5μFF
!厚の510210をスパッタにより形成する。次に同
図OにおいてとのV溝14上に溶融したMNAを塗布し
拡散炉中で温度勾配を付けた。■溝14の底よりMNA
が単結晶化し、このV溝14にMNAの単結晶光導波路
11が形成された。MNAの単結晶化は120℃程度の
低温で行われるため半導体レーザ部への影響はない。上
記のような工程によシ?ヒ基板上にMNA光導波路11
が製造された。さらに同図dにおいてMNA光導波路1
1上に5fQ212をO,Sμmスパッタし保護膜とし
た。このMNAの単結晶光導波路11を含む部分が波長
変換を行う光波長変換部3となる。基本波である半導体
レーザ光(波長1.3 pm )を30慮出力させたと
ころ28mWが入力し、9mWの高調波(波長o、es
μm)が得られた。この場合の変換効率は30チである
。
いて図を使って説明する。第2図に本発明の光波長変換
素子の製造工程断面図を示す。同図aにおいて上記光波
長変換部3のn −I n Pバッファ層4上に通常の
フォトプロセスによす5i0210aをパターン化し保
護マスクとし、 Brメタノールによる異方性ウェット
エツチングによシ111A面13を露出させた。これに
より幅2μm、深さ約1.6μmのV溝14が形成され
た。次に同図すにおいて、このV溝14に0.5μFF
!厚の510210をスパッタにより形成する。次に同
図OにおいてとのV溝14上に溶融したMNAを塗布し
拡散炉中で温度勾配を付けた。■溝14の底よりMNA
が単結晶化し、このV溝14にMNAの単結晶光導波路
11が形成された。MNAの単結晶化は120℃程度の
低温で行われるため半導体レーザ部への影響はない。上
記のような工程によシ?ヒ基板上にMNA光導波路11
が製造された。さらに同図dにおいてMNA光導波路1
1上に5fQ212をO,Sμmスパッタし保護膜とし
た。このMNAの単結晶光導波路11を含む部分が波長
変換を行う光波長変換部3となる。基本波である半導体
レーザ光(波長1.3 pm )を30慮出力させたと
ころ28mWが入力し、9mWの高調波(波長o、es
μm)が得られた。この場合の変換効率は30チである
。
上記実施例ではV溝形成にウェットエツチングを用いた
ため面が滑らかであり作製された光導波路の損失は1d
B/c11と小さい。なおMNAの透過波長域は0.5
IuP1以上であり、1P以上の波長の学物質をGaA
s基板上に成長させることによりα〜謂帯の光波変換素
子も実現できる。
ため面が滑らかであり作製された光導波路の損失は1d
B/c11と小さい。なおMNAの透過波長域は0.5
IuP1以上であり、1P以上の波長の学物質をGaA
s基板上に成長させることによりα〜謂帯の光波変換素
子も実現できる。
また、半導体などの上に成長させた化合物半導体結晶成
長層上にV溝を形成することも可能である。
長層上にV溝を形成することも可能である。
なお有機非線形光学物質の融点が250℃以上のものを
用いると単結晶化の際に半導体レーザ部にダメージを与
えるため特に250℃以下のものが有効である。
用いると単結晶化の際に半導体レーザ部にダメージを与
えるため特に250℃以下のものが有効である。
発明の効果
本発明によれば、半導体レーザ上に直接有機非線形光学
物質を成長できることにより大幅な結合効率の向上が図
れ光波長変換素子の変換効率が大幅に向上する。また、
同一基板上に形成することにより精密な位置合わせの必
要がなく量産化が図れる。
物質を成長できることにより大幅な結合効率の向上が図
れ光波長変換素子の変換効率が大幅に向上する。また、
同一基板上に形成することにより精密な位置合わせの必
要がなく量産化が図れる。
第1図は本発明の第1実施例方法によシ得られた光波長
変換素子の断面図、第2図は本実施例方法を示す工程断
面図、第3図は従来のLiNbO3を用いた光波長変換
素子の断面図、第4図は従来のMNAを用いた光波長変
換素子の断面図である。 1・・・・・・n−InP基板、2・・・・・・半導体
レーザ部、3・・・・・・光波長変換部、1o・・・・
・・5to2.11・・・・・・光導波路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名し〕
啼 法 藪 云會 駄
6派 −
変換素子の断面図、第2図は本実施例方法を示す工程断
面図、第3図は従来のLiNbO3を用いた光波長変換
素子の断面図、第4図は従来のMNAを用いた光波長変
換素子の断面図である。 1・・・・・・n−InP基板、2・・・・・・半導体
レーザ部、3・・・・・・光波長変換部、1o・・・・
・・5to2.11・・・・・・光導波路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名し〕
啼 法 藪 云會 駄
6派 −
Claims (4)
- (1)半導体レーザが形成された化合物半導体基板上も
しくは化合物半導体結晶成長層上にエッチングにより溝
を形成する工程と、前記溝に有機非線形光学物質を成長
させる工程を備えてなる光波長変換素子の製造方法。 - (2)溝がウェットエッチングにより形成されたり溝で
ある特許請求の範囲第1項記載の光波長変換素子の製造
方法。 - (3)有機非線形光学物質の融点が250℃以下である
特許請求の範囲第1項記載の光波長変換素子の製造方法
。 - (4)有機非線形光学物質としてMNAを使用した特許
請求の範囲第1項記載の光波長変換素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10512287A JPS63269134A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 光波長変換素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10512287A JPS63269134A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 光波長変換素子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63269134A true JPS63269134A (ja) | 1988-11-07 |
Family
ID=14398995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10512287A Pending JPS63269134A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 光波長変換素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63269134A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0482736A2 (en) * | 1990-10-22 | 1992-04-29 | Pioneer Electronic Corporation | Method of manufacturing an optical wavelength converter |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP10512287A patent/JPS63269134A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0482736A2 (en) * | 1990-10-22 | 1992-04-29 | Pioneer Electronic Corporation | Method of manufacturing an optical wavelength converter |
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