JPH01201609A - 光デバイス - Google Patents

光デバイス

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JPH01201609A
JPH01201609A JP2561788A JP2561788A JPH01201609A JP H01201609 A JPH01201609 A JP H01201609A JP 2561788 A JP2561788 A JP 2561788A JP 2561788 A JP2561788 A JP 2561788A JP H01201609 A JPH01201609 A JP H01201609A
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optical waveguide
optical
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waveguide
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Osamu Mitomi
修 三冨
Toshinori Nozawa
野沢 敏矩
Kenji Kono
健治 河野
Hiroshi Miyazawa
弘 宮沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に駆動電圧が低く、しかも動作速度が速い
光変調器や光スィッチ等の光デバイスに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
高速・大容量の光フアイバ通信システムにおいては、高
速で動作し駆動電圧が低い高性能な外部光変調器や光ス
ィッチなどの光デバイスが有用である。従来の外部光変
調器としては、例えば光位相変調器があるが、その基本
構成を第9図に示す。
第9図は変調電極1および2を進行波電極として構成し
た場合を示し、例えばニオブ酸リチウム(LiNbO3
、以下LNと記す)等の電気光学効果をもつ基板3の一
方の主面側に、光導波路4を形成している。上記光導波
路4は、例えばチタン(Ti)熱拡散法やプロトン交換
法などにより形成する。5は変調電極1および2による
光導波路4の光伝搬損失を低減させるために、上記基板
3の一方の主面上に配置したバッファ層であり、二酸化
シリコン(SiO2)やアルミナ(U20X)などによ
り構成されている。上記光位相変調器に強度が一定であ
る光6を光導波路4に入射させ、信号源7から電極1と
2との間に信号を入力すると、上記信号に応じて位相変
調された光8が光導波路4の出射端より出射する。9は
電極1および2の間に接続した終端抵抗である。
上記光変調器の場合は、電極1および2が進行波電極と
して構成されているので、理想的には電気回路的な帯域
幅の制限がない。また、上記電極1と2との間を伝搬す
る信号波と光の伝搬速度が一致する限りは、入射光6が
光導波路4を走行する時間の影響にもとづく帯域幅の制
限もないので。
一般に、高速動作用の光変調器に使用される。しかし、
実際には信号波と光との間に速度差があり、上記速度差
により電極長Qの大きさに応じ帯域幅が制限される。す
なわち、電極長Qが短いほど帯域幅および駆動電圧は大
きくなる。
光導波路4を伝搬する光の電界強度分布を第10図に示
す。同図では基板表面の光導波路と直角の方向の位置X
を横軸にとっており7、x = Oは光導波路4の中心
を表わしている。光の強度分布がガウス分布で近似でき
るとき、光強度がピーク値の1 / eになる直径2w
は光のスポットサイズを表わす。
光変調器の駆動電圧としては、例えば位相変調器の場合
に、光の位相をπだけ変えるのに必要な電圧をVπとす
ると、駆動電圧に関する光変調器の性能指数は、上記■
πと変調電極の長さQとの積■π・Qの大きさで表わさ
れる。このことにより従来の光変調器では、高速動作用
になるほど帯。
域幅の制限から電極長Qを短くする必要があり、それに
応じて駆動電圧Vπが大きくなる。また、光変調器を小
形に構成するためにQを短くすると、同様に駆動電圧V
πが大きくなる。
上記性能指数Vπ・Qは、光導波路内の光の電界強度分
布と変調信号の電界強度分布との重なり積分量に比例し
、光導波路の構造や形成法、あるいは変調電極の構造な
どによって決まる定数である。したがって、光導波路を
伝搬する光のスポットサイズ2wを小さくして、変調信
号の電界強度が大きい位置に光導波路を配置させること
により、一般にVπ・Qの値が小さくなるという関係が
ある。上記のことから、高性能な光変調器を実現するた
めには、光のスポットサイズを小さくした光導波路を形
成する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のTi熱拡散で形成した光導波路の
場合は、スポットサイズを小さくするために熱拡散前の
Tiパタン膜厚やdを大きくすると、光導波路の伝搬損
失が大きくなる欠点が生じるため、スポットサイズ2w
は実用上約8溝が選ばれ、この時、Vπ・Qは10v−
cIm程度が実現できる性能の上限になる。
光導波路をプロトン交換法で形成した場合は、Ti拡散
導波路と比較してLN基板に対する光導波路部の屈折率
差を大きくできるので、スポットサイズが小さい光導波
路を実現することができる。
しかし、プロトン交換導波路の電気光学定数は、LN単
体の電気光学定数より著しく小さくなるために、Vπ・
Q値が小さくならないという欠点がある。
本発明は、上記の課題を解決し、駆動電圧が小さく、し
かも高速動作が可能であり、小形にできる光デバイスを
得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的は、基板表面に形成されたリッジ形導波路の周
辺部基板表面から拡散物質を拡散し、上記光導波路底部
の基板中の屈折率を、光導波路コア部の屈折率より小さ
くすることによって達成される。
〔作用〕
本発明は上記のように、基板の一方の表面付近にリッジ
形の光導波路を有する光デバイスにおいて、上記光導波
路以外の基板表面から不純物を拡散し、上記光導波路の
中心部付近よりも光導波路コア部の屈折率を小さくする
ことにより、光の閉じ込めを強くしたリッジ形導波路を
用いている。
そのため、上記光導波路の光スポットサイズを従来技術
による光デバイスよりも小さくし、性能指数■π・Qを
小さくできるので、駆動電圧を低減することが可能であ
り、また、上記駆動電圧を従来と同程度にすると、小形
化ができ、高速動作化を可能にすることができる。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明による光デバイスの第1実施例を示す図
で、(a)は中央部断面図、(b)は上面図、第2図(
a)〜(c)は上記実施例における光導波路の製造工程
をそれぞれ示す図、第3図は本発明の詳細な説明する図
、第4図は本発明の第2実施例を示し、(a)は中央部
断面図、(b)は上面図、第5図は本発明の第3実施例
を示し、(a)は中央断面図、(b)は上面図、第6図
は本発明の第4実施例におけるリッジ形光導波路の断面
図、第7図は本発明の第5実施例におけるリッジ形光導
波路の断面図、第8図は本発明の光変調器の一実施例を
示す斜視図である。
第1図において、10は電気光学効果を有する基板であ
り、11は上記基板lOの表面部に形成されたリッジ形
光導波路のコア部、12は基板10の表面付近に不純物
の熱拡散などにより形成した不純物拡散層であり、コア
部11よりも屈折率の大きさが小さくなっている。13
はSin、やM2O3で構成されるバッファ層であり、
14は非対称コプレーナストリップ線路である。上記実
施例では、従来のTi熱拡散光導波路と比較して、リッ
ジ形光導波路の光スポットサイズを小さくすることが・
できる。つぎに、本実施例による光導波路の製造方法と
その原理を説明する。
第2図(a)に示すように、LN基板10上に通常のホ
トリソグラフィ技術により導波路形状のマスクバタン1
5を形成する。すなわち、LN基板10上にホトレジス
トを一様に塗布し、形成する光導波路の形状と同形のホ
トマスクを通して、ホトレジストを露光現像することに
より、幅W (=O,S〜3−程度)のホトレジストに
よるマスクパタン15を形成する。つぎに第2図(b)
に示すように、イオンビームエツチング法などの方法に
より光導波路コア部のLN基板10の表面をエツチング
し、高さH(=0.5〜5ρ程度)のリッジ部11を形
成したのち、厚さT (=0.01〜0.5Jjfn程
度)の酸化マグネシウム(MgO)の拡散物質16を、
LN基板10の全表面に蒸着法あるいはスパッタリング
法などの方法により付着させる。さらに、レジスト溶剤
によりリッジ部11上のレジスト15および拡散物質I
6を除去し、上記リッジ部11以外の基板10の表面上
だけに拡散物質16を残留させる。その後、上記基板を
温度800〜1000℃程度の雰囲気中に約数分から1
0時間程度放置することにより、拡散物質16をLN基
板10中に熱拡散させ、第2図(c)に示すように基板
10中に低屈折率の不純物拡散層12を形成する。この
場合、上記リッジ部11が光導波路のコア部になる。つ
いで、第1図に示すバッファ層13および電極14は、
従来の光変調器の場合と同様の方法で形成することがで
きる。この場合、拡散物質16として例えばMgOを用
い、その拡散前の厚さTと拡散の温度・時間を適切に選
ぶことにより、上記不純物拡散層12の屈折率をコア部
11の屈折率に対して10%程度まで小さ(形成できる
また、第2図(a)、(b)中に示すホトレジスト15
の代りに、TiやTaなどの金属材やその他のマスク材
を用いてもよい。
つぎに、リッジ形導波路のコア部11における。
光スポットサイズ2wと光導波路構造との関係について
説明する。第3図はLN基板1o上に、高さ・幅ともに
Wの大きさのリッジ形光導波路を形成し、コア部11の
屈折率がn 1= 2.14、不純物拡散層12の屈折
率がn2であり、クラッド層をSio。
で構成してその屈折率をn、=1.44としたとき、光
導波路形状と光スポツト径2wとの関係をMarcat
iliの方法(参考: E、 A、 J、 Marca
tili+ベル・システム・テクニカル・ジャーナル(
Bell5yst、  Tech、  J)  vol
、48.  no、9.  p2071〜2102゜1
969)で解析した一例である。この場合、光の波長は
1.55uTnとしている。第3図から明らかなように
、不純物拡散層の屈折率n2を一定にしたとき光スポッ
トサイズWを最小にする光導波路寸法の大きさがあり、
n2が小さくなる程(Δn z = (n 1−n2)
/n□が大きくなる程)、光スポットサイズの最小値が
小さくなる関係がある。例えばΔn2=5%のとき光ス
ポットサイズ2Wは、W (=H)を0.8虜程度にす
ると1−程度の大きさになる。
上記第1実施例に上記の光導波路を適用すると、V7C
・Qの大きさは2〜3■・amになり従来の約1/4に
なる。したがって、光変調器の電極長Qを従来と同じに
すると駆動電圧は従来の1/4の大きさになり、また、
駆動電圧を如来と同程度にすると、Qを従来の1/4に
できるので動作帯域は4倍程度になり、駆動電圧の低減
と高速化とが可能になる。
上記第1実施例では基板として2軸(C軸)−cutの
LN基板10を用いたが、第4図(a)および(b)に
示す本発明の第2実施例は、X軸もしくはy軸−cut
のLN基板17を用いた光位相変調器の例を示し、電極
として対称コプレーナストリップ線路18を使用した場
合を示し、(a)は中央部の断面図、(b)は上面図で
ある。この場合、変調効率を最良にするために、光導波
路11は電極18の中間にあり、いずれの電極18にも
接していないので、第1図に示したようなバッファ層1
3は不要になる。
第5図(a)および(b)に示す本発明の第3実施例は
、マツハツエンダ形光強度変調器に適用した場合の一実
施例であり、(a)は中央部断面図、(b)は上面図を
示している。本実施例の場合は、光導波路19がマツハ
ツエンダ形光干渉計を構成しており、光強度が一定であ
る入射光20は、コプレーナ線路で構成された電極21
に入力した変調信号に応じて強度変調され、出射光22
が出力される。本実施例の場合も、従来のTi熱拡散光
導波路を用いた光変調器と比較して、Vπ・Qの性能指
数が同様に小さくなり、低駆動電圧で高速の光強度変調
器が実現される。
第6図に示す本発明の第4実施例は、光位相変調器に使
用するリッジ形光導波路の断面図を示す。
本実施例の光導波路コア部23は、LN中にチタンやプ
ロトンなどの不純物が熱拡散法やイオン打込み法などに
よって注入されており、上記各実施例に示すLN単体の
場合よりも屈折率を大きくしている。このため、本実施
例のりッジ形光導波路のスポットサイズは、第3図の関
係から明らかなように、上記各実施例よりさらに小さく
できるので、低駆動電圧化および高速動作化をより効果
的に実現することができる。上記第4実施例の光導波路
を製造する方法を説明する。前記第2図(a)に示すマ
スクパタン15を形成する直前に、LN基板10の表面
上にTi膜を蒸着などによって形成し、さらに上記Ti
膜をLN基板10中に熱拡散させる工程を加えればよい
。本実施例の場合、前記第1実施例と比較してTiが注
入されたLN基板はイオンエツチング速度が速くなるの
で、第2図(b)に示したイオンエツチング工程が容易
になる。プロトンをコア部11に注入するには、第2図
(c)に示す工程を終了したのち、コア部11以外のL
N基板表面上に、Cr、Sun、、Au、Taなどの材
料でマスクを形成し、安息香酸中で熱処理後に上記マス
ク材料を除去すればよい。
第7図に示す本発明の第5実施例は、上記第4実施例と
同様に光位相変調器のリッジ形光導波路の中央部断面図
で、上記光導波路の周辺部24は、コア部11の中心部
よりも屈折率が小さくなるように、例えば酸化マグネシ
ウムなどの不純物が注入されている。このため、上記第
1〜第3実施例と比較して光導波路の光スポットサイズ
をさらに小さくすることが可能であり、低駆動電圧化お
よび高速化が可能になる。また、上記光導波路の周辺部
24において、イオンビームエツチングなどの加工だれ
やきすが存在していても1本実施例では伝搬する光エネ
ルギーの多くがコア部11の中心部に集中するため、光
導波路の放射損失による伝搬損失が比較的小さくなり、
低損失化の効果がある。
第7図に示す本実施例の光導波路を製造するには、例え
ば第1実施例における第2図(b)に示すMgO膜16
をLN基板10上に被着したのち、マスクパタン15を
除去し、さらに、MgO膜を蒸着などの方法でLN基板
10の全表面に適当な厚さだけ被着する。その後、上記
MgO膜を熱拡散法により、LN基板中に注入すればよ
い。
第8図に示す本発明の第6実施例は、光位相変調器にお
ける光導波路の両端部を、半導体レーザと光ファイバと
に結合させる場合の一構成例を示す。第8図において、
25は半導体レーザ、26は該半導体レーザの活性領域
、27は単一モード光ファイバ、28は該光ファイバの
コア部である。上記光位相変調器において、29は半導
体レーザ25の活性領域26から出射される光ビームの
スポットサイズと、はぼ同じ大きさの光スポットサイズ
を実現するリッジ形光導波路、30は光スポットサイズ
の変換損失等を減少させるように、光スポットサイズを
徐々に変化させるためのテーパ状リッジ形光導波路、3
1は光フアイバコア部28のスポットサイズとほぼ同じ
大きさの光スポットサイズを実現する光導波路であり、
チタンやプロトンなどの不純物拡散によって形成される
。通常は、半導体レーザ25の出射光スポットサイズ2
Wが1〜2−程度であり、単一モード光ファイバ27の
光スポットサイズは10%程度になっている。一方、本
発明においては、変調電極18と結合する部分のリッジ
形光導波路11の光スポットサイズが〜0.5〜4−程
度になる。本発明による光位相変調器が半導体レーザや
光ファイバと直接光結合(butting結合)をとる
場合は、低損失な光結合を実現するために、光位相変調
器の光導波路端面部分のスポットサイズを、それぞれ半
導体レーザや光ファイバのスポットサイズとできる限り
同じ大きさにすることが望ましい。本実施例においては
、例えば半導体レーザ25と結合させる光導波路29お
よびテーパ状の光導波路30は、第3図から明らかなよ
うに、光導波路の寸法W、Hならびに不純物拡散層12
の屈折率n2の大きさを適切に設定すれば、必要な光ス
ポットサイズの大きさを実現できる。したがって、低損
失な光位相変調器を実現することが可能である。また、
本実施例において、テーパ状の光導波路30を削除し、
他の光デバイスと光結合をとる光導波路29あるいは3
1のスポットサイズを、それぞれ、他の光デバイス25
あるいは27のスポットサイズと光導波路11のスポッ
トサイズとの中間の大きさにしても、低損失な光デバイ
スを実現できることは自明である。
本発明は上記各実施例で説明した以外に、例えば、変調
電極としてコプレーナ線路やコプレーナストリップ線路
、スロット線路あるいはマイクロストリップ線路などの
各種マイクロ波平面回路を用いても、同様の効果を得る
ことができる。また、変調電極としては上記の進行波形
電極以外に、集中定数形変調電極を用いてもよい。さら
に、不純物延数層の製造法として、実施例では主に熱拡
散法について説明したが、例えばイオン打込み法やイオ
ン交換法などにより、同様の不純物拡散層を形成しても
よい。電気光学効果を有する基板としてL i N b
 O、を用いた場合について説明したが、例えばLiT
a0.等の電気光学結晶を用いても同様の効果を得るこ
とができる。また、光位相変調器やマツハツエンダ形光
強度変調器だけでなく、方向性結合器形光強度変調器や
光周波数変調器、光スィッチなどの電気光学効果を利用
した光デバイス、あるいは光導波路の光とじ込め効果を
強め効率的に第2高調波などを発生させる非線形光学効
果を利用する各種光デバイスに、本発明を適用すること
により同様の効果が得られるのは自明である。
〔発明の効果〕
上記のように本発明による光デバイスは、基板の一方の
表面付近に、少なくともリッジ形の光導波路を有する光
デバイスにおいて、基板表面近傍の屈折率を、上記光導
波路中心部付近の屈折率よりも低下させる不純物を、上
記光導波路以外の基板表面から拡散させたことにより、
光のとじ込めを強くしたりッジ形光導波路を構成してい
る。このため、上記光導波路の光スポットサイズを小さ
くでき、性能指数Vπ・Qを小さくすることができるの
で、駆動電圧を低減し、また、駆動電圧を大きくするこ
となく、高速でかつ広帯域の光デバイスを実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光デバイスの第1実施例を示す図
で、(a)は中央部断面図、(b)は上面図、第2図(
a)〜(c)は上記実施例における光導波路の製造工程
をそれぞれ示す図、第3図は本発明の詳細な説明する図
、第4図は本発明の第2実施例を示し、(a)は中央部
断面図、(b)は上面図、第5図は本発明の第3実施例
を示し、(a)は中央断面図、(b)は上面図、第6図
は本発明の第4実施例におけるリッジ形光導波路の断面
図、第7図は本発明の第5実施例におけるリッジ形光導
波路の断面図、第8図は本発明の第6実施例として光変
調器の一例を示す斜視図、第9図は従来の光位相変調器
を示す斜視図、第10図;よ光導波路内を伝搬する光の
電界強度分布を示す図である。 10・・・基板       11・・・光導波路12
・・・不純物拡散層 23・・・不純物を注入した光導波路コア24・・・不
純物を注入した光導波路コア周辺部特許出願人 日本電
信電話株式会社 代理人弁理士  中 村 純之助 第1図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板の一方の表面付近に、少なくともリッジ形の光
    導波路を有する光デバイスにおいて、基板表面近傍の屈
    折率を、上記光導波路中心部付近の屈折率よりも低下さ
    せる不純物を、上記光導波路以外の基板表面から拡散さ
    せたことを特徴とする光デバイス。 2、上記光導波路は、屈折率を高める不純物を、上記光
    導波路中心部付近に注入したものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載した光デバイス。 3、上記光導波路は、該光導波路周辺部の屈折率を光導
    波路中心部の屈折率よりも低下させる不純物を、上記光
    導波路周辺部に注入したものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項に記載した光デバイス
    。 4、上記光導波路は、光入射端部および光出射端部の光
    スポットサイズを、上記光入射・光出射各端部にそれぞ
    れ光結合させる他の光デバイスの光スポットサイズに、
    合わせるように構成したものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載した
    光デバイス。
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