JPS6326887Y2 - - Google Patents

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JPS6326887Y2
JPS6326887Y2 JP18519382U JP18519382U JPS6326887Y2 JP S6326887 Y2 JPS6326887 Y2 JP S6326887Y2 JP 18519382 U JP18519382 U JP 18519382U JP 18519382 U JP18519382 U JP 18519382U JP S6326887 Y2 JPS6326887 Y2 JP S6326887Y2
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screw shaft
joint
ceiling
units
board
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JP18519382U
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JPS5988811U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数のユニツトを組合わせて構成さ
れるユニツト住宅における天井用の照明装置に関
するものである。
従来、照明器具を天井面に取付けるには、予め
天井面に配線用のコード引出し口や器具取付孔等
を形成しておかなければならない。従つて、住宅
の施工にあたつては、これらの作業が厄介な問題
の一つである。
一方、最近では、例えば第1図に示す如く、部
屋を分割した複数のユニツト1A,1B,1Cを
予め工場において製造し、それを施工現場まで輸
送した後、施工現場において組合わせて部屋1を
構成する、いわゆるユニツト住宅化が進んでい
る。このようなユニツト住宅において、第2図お
よび第3図に示す如く、例えばユニツト2A,2
Bにより部屋2を、ユニツト3A,3Bにより部
屋3を、ユニツト4A,4Bにより部屋4をそれ
ぞれ構成する際、構造耐力上から隣接するユニツ
ト間に目地部5をそれぞれ設け、各ユニツトを連
結した後これらの目地部5を塞ぐようにしてい
る。
ところで、第4図に示す如く、各ユニツトは、
H型鋼6を枠組したフレームの上下面にパネル7
を張合せた床板8の四隅に柱9を立てたものであ
るから、ユニツト2A,2Bの上にユニツト4
A,4Bを積上げた場合、上方のユニツト4A,
4Bの床板8が下方のユニツト2A,2Bの天井
板を兼用することになる。この場合、ユニツト2
A,2B間に形成される目地部5の床面、ユニツ
ト4A,4Bによつて形成される目地部5の天井
面および床面をそれぞれ連結板10によつて連結
しかつ閉塞しなければならない。しかしながら、
このようなユニツト間に形成される目地部5を閉
塞する作業は組立にあたつて厄介な作業の一つで
ある。
本考案の目的は、このようなユニツト住宅にお
いて、ユニツト間に形成される目地部の閉塞作業
を軽減すると同時に、取付けが容易でかつ正確に
行える照明装置を提供することにある。
そのため、本考案では、ユニツト住宅の各ユニ
ツト間に形成される目地部に取付けられる照明装
置であつて、幅寸法が隣接するユニツト間の目地
部の幅より小さくかつ長手方向の両端がユニツト
間の天井上面に支持される支持板、この支持板の
下面に突設され前記目地部を通つて天井下面へ突
出するねじ軸およびこのねじ軸に螺合されるナツ
トからなる支持具と、この支持具のねじ軸に挿通
される取付孔を有しねじ軸に螺合されるナツトに
よつて隣接するユニツトの天井下面間に前記目地
部方向に沿つて取付けられる基板と、この基板に
取付けられた光源と、前記基板に前記光源を覆う
ように取付けられたカバーと、を具備し、前記基
板の幅方向両側部に前記カバーを係止する係止部
を前記目地部方向に沿つて形成するとともに、基
板の幅方向において、前記ねじ軸に挿通される取
付孔までの距離に対して各係止部までの距離が十
分短い位置に天井下面へ向かつて突出する突起部
を形成した、ことを特徴とする。
従つて、支持具の支持板を隣接するユニツト間
の天井下面より目地部を通して天井上面に位置さ
せ、ねじ軸を90度回転させて支持板の両端をユニ
ツト間の天井上面に支持させ、ついで、ねじ軸に
基板の取付孔を挿通し、ナツトをねじ軸に対して
螺合すると、このナツトによつて基板がユニツト
間の天井下面に固定される。その後、基板に光源
を取付けるとともに、基板の両係止部にカバーを
取付ける。よつて、各ユニツト間に形成される目
地部空間を利用して照明装置を取付けることがで
きるので、照明器具を容易に取付けることができ
る。また、照明器具が取付けられた状態では、そ
の照明器具によつて目地部が閉塞された状態とな
る結果、目地部の閉塞作業を軽減することができ
る。
しかも、基板の幅方向において、前記ねじ軸に
挿通される取付孔までの距離に対して各係止部ま
での距離が十分短い位置に天井下面へ向かつて突
出する突起部が形成されているので、ナツトの螺
合により基板の中央部が上方へ向かつて変形した
としても、ねじ軸の位置から突起部までの距離に
対して突起部から係止部までの距離が十分短いの
で、係止部の位置がさほど変化することがなく、
照明器具を正確に取付けることができる。このほ
か、例えば隣接するユニツト間の天井下面の高さ
が異なつているような場合、或いはユニツトの天
井面の角部にバリが発生しているような場合であ
つても、基板の位置がさほどかたむくことがない
から、照明器具を正確に取付けることができる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第5図は前記ユニツト4A,4Bの天井兼用床
板8間に前記目地部5方向に沿つて取付けられた
照明装置を示している。同照明装置は、前記ユニ
ツト4A,4Bの間に形成された目地部5を通し
てユニツト4A,4B間に支持された支持具11
と、この支持具11を介して前記天井兼用床板8
の天井面つまりH型鋼6の下フランジ側パネル7
の面に取付けられた基板12と、この基板12に
ソケツト13を介して取付けられた光源としての
螢光ランプ14と、前記基板12の両側縁に係止
されたカバー15とから構成されている。
前記支持具11は、第6図に示す如く、幅寸法
が前記目地部5の幅より小さくかつ長手方向の両
端が前記天井兼用床板8を構成するH型鋼6の下
フランジ間に支持される矩形板状の支持板21の
中央に、前記目地部5を通つて天井面へ突出する
取付部22が設けられている。取付部22は、前
記取付板21のほぼ中央に一体的に固定されたね
じ軸23と、天井面の下方へ突出したねじ軸23
に螺合され座金24を介して前記基板12を天井
面へ向つて付勢する蝶ナツト25とから構成され
ている。前記ねじ軸23の端面には前記取付板2
1の長手方向に沿つて取付板21の方向を表わす
目印としての溝26が形成されている。
前記基板12は、長手方向が前記目地部5方向
へ沿つて配置され、幅方向において、中央の基板
部31の両側縁に前記カバー15を着脱自在に係
止する係止部32が形成されている。前記基板部
31には、ほぼ中央に前記ねじ軸23に挿通され
る取付孔33が形成されているとともに、幅方向
の両側縁に沿つて上方へ向つて逆V字状に突起す
る突起部34が形成されている。また、前記係止
部32は、前記基板部31の両側縁から下方へ向
つて折曲された後、外方へ向つて水平に折曲さ
れ、更にその先端が斜上方へ向つて折曲されてい
る。
前記カバー15は、透光性を有する半透明な材
質、例えばアクリル樹脂等によりほぼV字形状に
形成され、その両開脚端部に前記基板12の係止
部32に対して係合する係止部35がそれぞれ設
けられている。係止部35は、前記両開脚端部か
ら互いに内方へ向つて水平に折曲された後、下方
へ向つて直角に折曲されている。
次に、取付け方法を説明する。まず、支持具1
1の支持板21を隣接するユニツト4A,4Bの
天井面の下方より目地部5を通して天井兼用床板
8のほぼ中央へ位置させた後、ねじ軸23を90度
回転させ、支持板21の両端を天井兼用床板8を
構成するH型鋼6の下フランジ間に支持させる。
このとき、ねじ軸23の溝26が目地部5方向に
対して直交するように位置させれば、支持板21
の長手方向が目地部5の方向に対して直角に位置
するため、支持板21の両端を両H型鋼6の下フ
ランジ間に正確に支持させることができる。
続いて、支持具11のねじ軸23に基板12の
取付孔33を挿通し、その基板12の長手方向を
目地部5の方向へ沿つて位置させた後、基板12
の下面へ突出するねじ軸23に座金24を介して
蝶ナツト25を螺合してゆき、基板12の両突起
部34を天井面つまりパネル7の下面へ当接させ
る。この際、蝶ナツト25の螺合により基板12
の中央部が上方へ向つて変形されたとしても、ね
じ軸23の位置から突起部34までの距離に対し
て、突起部34から係止部32までの距離が充分
短いため、係止部32の位置がさほど変化するこ
とがない。
即ち、本実施例の場合には、第7図Aに示すよ
うに変形するため、係止部32の位置が大きく変
化することがない。ちなみに、基板12の基板部
31がフラツトな場合には、第7図Bに示す如
く、パネル7の角部が支点となり、その支点から
力の作用点までの距離に対して係止部32までの
距離が極端に大きくなる結果、係止部32の位置
変化が著しいことがわかる。特に、第7図Bの状
態では、支点となるパネル7の角部にバリが発生
しやすいことから、バリの有無によつて係止部3
2の位置が変化しやすい問題がある。最後に、基
板12に取付けられたソケツト13に螢光ランプ
14を装着した後、基板12の係止部32にカバ
ー15を差込む。
このようにして、例えば第8図に示す如く、ユ
ニツト41A,41Bにより構成される部屋41
の天井面に3個の照明器具を、ユニツト42A,
42Bによつて構成される部屋42の天井面に1
個の照明器具を、ユニツト43A,43Bによつ
て構成される部屋43の天井面に2つの照明器具
をそれぞれ直線的に配置することができる。この
際、隣接する照明器具のカバー15を中間カバー
44で連結し、端部の照明器具のカバー15をエ
ンドカバー45により接続すれば、各ユニツト間
の天井面に形成される目地部5の全域をこれらの
照明装置によつて閉塞することができる。前記中
間カバー44またはエンドカバー45は、第9図
に示す如く、前記カバー15の外側に嵌合する相
似形状に形成されている。このようにすると、螢
光ランプ14の取替えにあたつて、中間カバー4
4あるいはエンドカバー45をカバー15の長手
方向に沿つてスライドさせれば、隣接するカバー
15の間に空間ができるため、それらの空間を利
用して螢光ランプ14の交換を極めて容易に行う
ことができる。
従つて、本実施例によれば、隣接するユニツト
間に形成される目地部5を利用して照明器具を天
井面の目地部方向へ沿つて取付けるようにしたの
で、照明器具の取付けが容易であるばかりでな
く、隣接するユニツト間の天井面に形成される目
地部5が閉塞された状態となるため、目地部5の
閉塞作業を軽減することができる。
また、取付けに当つて、目地部5を通して支持
具11の支持板21を隣接するユニツト間に支持
させる際、ねじ軸23の端面に設けられた溝26
を見ながら支持板21の方向を確認できるため、
支持板21の方向を正しく位置させることができ
る。更に、基板12には、係止部32と近接した
位置に突起部34を形成したので、基板12の中
央部が上方へ向つて変形されたとしても、係止部
32の位置がさほど変化することがない。このこ
とは、隣接するユニツト間の天井面の高さが異な
つているような場合、或いは天井面のパネル7の
角部にバリが発生しているような場合であつて
も、基板12の位置がさほどかたむくことがな
い。
このほか、隣接する照明器具のカバー15の間
を中間カバー44により連結し、かつ端部をエン
ドカバー45により連結したので、部屋の長さが
異なつていても、それらの部屋を構成するユニツ
ト間の天井面に形成される目地部5を完全に閉塞
することができる。しかも、これらのカバー4
4,45をカバー15に沿つてスライドさせれ
ば、それらの空間を利用して螢光ランプ14の交
換をも容易に行うことができる。
中間カバー44およびエンドカバー45の長さ
の異なるものを複数種用意しておけば、各種の部
屋の大きさに対処することができる。
以上の通り、本考案によれば、ユニツト住宅に
おいて、各ユニツト間に形成される目地部の閉塞
作業を軽減できると同時に、天井面に容易にかつ
正確に取付けることができる照明装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はユニツト住宅における各ユニツトを示
す分解斜視図、第2図は各ユニツトを組合わせた
状態の平面からみた説明図、第3図は第2図の
−線方向からみた説明図、第4図は第3図にお
ける要部の断面図、第5図は本考案の照明装置の
一実施例を示す断面図、第6図は支持具の斜視
図、第7図は基板の取付状態の説明図、第8図は
設置状態の平面図、第9図はカバーの連結部を示
す斜視図である。 5…目地部、11…支持具、12…基板、14
…光源としての螢光ランプ、15…カバー、21
…支持板、23…ねじ軸、25…蝶ナツト、26
…目印としての溝、32…係止部、34…突起
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ユニツト住宅の各ユニツト間に形成される目
    地部に取付けられる照明装置であつて、 幅寸法が隣接するユニツト間の目地部の幅よ
    り小さくかつ長手方向の両端がユニツト間の天
    井上面に支持される支持板、この支持板の下面
    に突設され前記目地部を通つて天井下面へ突出
    するねじ軸およびこのねじ軸に螺合されるナツ
    トからなる支持具と、 この支持具のねじ軸に挿通される取付孔を有
    しねじ軸に螺合されるナツトによつて隣接する
    ユニツトの天井下面間に前記目地部方向に沿つ
    て取付けられる基板と、 この基板に取付けられた光源と、 前記基板に前記光源を覆うように取付けられ
    たカバーと、を具備し、 前記基板の幅方向両側部に前記カバーを係止
    する係止部を前記目地部方向に沿つて形成する
    とともに、基板の幅方向において、前記ねじ軸
    に挿通される取付孔までの距離に対して各係止
    部までの距離が十分短い位置に天井下面へ向か
    つて突出する突起部を形成した、 ことを特徴とする照明装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記ねじ軸の天井面から突出する端面には、前記
    支持板の方向を示すための目印が設けられてい
    ることを特徴とする照明装置。
JP18519382U 1982-12-06 1982-12-06 照明装置 Granted JPS5988811U (ja)

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JP18519382U JPS5988811U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 照明装置

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JP18519382U JPS5988811U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 照明装置

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Publication Number Publication Date
JPS5988811U JPS5988811U (ja) 1984-06-15
JPS6326887Y2 true JPS6326887Y2 (ja) 1988-07-21

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JP18519382U Granted JPS5988811U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 照明装置

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