JPS63268682A - インク供給装置 - Google Patents

インク供給装置

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JPS63268682A
JPS63268682A JP10508987A JP10508987A JPS63268682A JP S63268682 A JPS63268682 A JP S63268682A JP 10508987 A JP10508987 A JP 10508987A JP 10508987 A JP10508987 A JP 10508987A JP S63268682 A JPS63268682 A JP S63268682A
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ink
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Masaaki Kawasaki
雅昭 川崎
Takumi Murazaki
巧 村崎
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Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、インクリボンカートリッジのインク
リボンにインクを再塗布する場合などに用いられるイン
ク供給装置で、詳しくは、ケースのインク貯留室内にお
いて貯留インクに接触する多孔質部材を、前記ケースの
インク送出口を側に延出させてあるインク供給装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種のインク供給装置では、フェルトやグラス
ウール束などの多孔質部材を、貯留インクに浸漬する一
端からインク送出口を通してケース外に突出する他端ま
で常に一定の密度(空隙率)に構成していた(文献を示
すことができない)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来のインク供給装置による場合は、多孔質部材を
、第15図のグラフで示すように、単位時間当りのイン
ク汲上げ量が最大となる空隙率に構成すると、ケースの
インク貯留室内に所定量のインクが充填された使用開始
時における単位時間当りのインク汲上げ量が非常に多く
なり、インクリボンへの過剰供給によって印字の滲み等
の印字不良を招来する問題がある。
また、前記多孔質部材を、単位時間当りのインク汲上げ
量が最大となる空隙率よりも可成り大きな空隙率に構成
すると、単位時間当りのインク汲上げ量が少なくなるた
め、使用開始時におけるインクリボンへの過剰供給を抑
制することができる。その反面、使用に伴ってインク貯
留室のインク量が減少するとインクが出にくくなる問題
があった。
つまり、インクが毛細管現象によって多孔質部材中の空
隙を上昇しようとするが、その空隙の容積の割にそこに
位置するインク量が少なくなると、その上昇位置にある
インクを逆に引き戻そうとする力が発生する。そのため
、これら両方の力がバランスする状態にまでインク量が
減少すると、それ以降においてはインクが全く供給され
なくなる。
その結果、インク貯留部内にまだ可成りの量のインクが
残っていても使用することができないため、この状態で
捨てなければならず、不経済であった。殊に、インクリ
ボンカートリッジにインク再塗布用として一体的に組付
けである場合には、カートリッジそのものを取替えなけ
ればならず、カートリッジの交換費用が嵩む欠点がある
それ故に、従来では、前記多孔質部材を、単位時間当り
のインク汲上げ量が最大となる空隙率と使用限界の最大
空隙率との中間の空隙率に構成して、インクリボンへの
過剰供給を適度に抑制しながら、インク貯留室内の貯留
インクをなるべく多く使用することができるように構成
しているのが現状である。
本発明の目的は、インク貯留部内の貯留インク量が非常
に少なくなるまで経済的に使用することができるインク
供給装置を提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によるインク供給装置は、前記多孔質部材を、単
位時間当りのインク汲上げ量が最大となる空隙率よりも
大なる空隙率に構成するとともに、前記多孔質部材をそ
の空隙率が小となる方向に圧縮調節可能なインク汲上げ
量調節具を前記ケースに設けてある事を特徴とするもの
であり、それによる作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
使用開始時においては、多孔質部材の空隙率を、単位時
間当りのインク汲上げ量が最大となる空隙率よりも可成
り大に設定して、単位時間当りのインク汲上げ量を小に
することにより、インクリボンに対して適切な量のイン
クを塗布することができる。
そして、使用に伴ってインクの出が低下してきたときに
は、換言すれば、多孔質部材の毛細管現象によるインク
の上昇力と、多孔質部材の空隙容積の割にそこに位置す
るインク量が少なくなったときに生じるインクの引き戻
し力とがバランスしようとしたときには、前記インク汲
上げ量調節具にて多孔質部材を圧縮して、この多孔質部
材の空隙を小に変更する。換言すれば、単位時間当りの
インク汲上げ量が最大となる空隙率に近付けることによ
り、毛細管現象によるインクの上昇力を増加することが
できるから、前記の力のバランスを破って、引き続きイ
ンク貯留室内のインクを多孔質部材を通して供給するこ
とができる。
〔発明の効果〕
その結果、使用開始時のインクリボンへの過剰供給に起
因する印字不良を抑制することができる。しかも、前記
インク汲上げ量調節具による圧縮力を調節して、多孔質
部材の空隙を小に変更するだけの極めて簡単な操作をも
って、インク貯留室内のインクを非常に少なくなるまで
多孔質部材を通して供給し続けることができるから、従
来に比して貯留インクを無駄なく経済的に使用すること
ができるとともに、その分だけ寿命の延長を図ることが
できた。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図はインク再塗布式インクリボンカートリッジを示
し、これは、左右一対のリボン走行用ガイド筒(la)
 、 (lb)を備えたケース(1)内に、インク含浸
性のインクリボン(2)の大部分をジグザグ状の折り畳
状態で収納するリボン収納部(3)と、インクリボン(
2)を挟持状態で駆動する一対のフィードロール(4A
) 、 (4B)とを設けるとともに、前記一方のフィ
ードロール(4A>を介してインクリボン(2)にイン
クを再塗布す−るインク供給装置(^)のケース(5)
を、前記ケース(1)に連設しである。
前記インク供給装置(A)は、第1図、第2図に示すよ
うに、前記ケース(5)に、正面視横長矩形状のインク
貯留室(6)と、インク送出口(7)、・ならびに、こ
れら両者(6) 、 (7)を連通ずるインク送出通路
(8)とを形成しである。そのうち、前記インク貯留室
(6)内には、インクを含浸可能な不織布や繊維束或い
はスポンジ等の第1多孔質部材(9)を充填しである。
また、前記インク送出通路(8)には、インクを含浸可
能なフェルトやグラスウール束などの第2多孔質部材(
10)を、その一端側がインク貯留室(6)内の貯留イ
ンクに接触し、かつ、他端側かインク送出口(7)から
ケース(5)外に突出する状態で挿入しである。
前記第2多孔質部材(10)は、第15図のグラフで示
すように、単位時間当りのインク汲上げ量が最大となる
空隙率よりも大なる空隙率(例えば、80%〜85%)
に構成されている。
更に、前記ケース(5)の、前記インク送出通路(8)
を形成する外壁(5a)と内壁(5b)とのうち、一方
の内壁(5b)との間で第2多孔質部材(10)を圧縮
することにより、この第2多孔質部材(10)の空隙率
を小に調節する。換言すれば、単位時間当りのインク汲
上げ量が最大となる空隙率に近付は調節可能なインク汲
上げ量調節具(B)を前記ケース(5)に設けてある。
このインク汲上げ量調節具(B)は、前記ケース(5)
のインク送出通路(8)内に設けられる第1模状部材(
11)と第2vl状部材(12)、ならびに、前記第2
e!!状部材(12)を第2多孔質部材(1o)の長手
方向に出退移動させる調節ネジ(13)とを主要構成と
して備えている。
前記第1楔状部材(11)は、前記第2多孔質部材(1
0)に接触する押圧面(lla)と、ケース(5)の底
壁(5c)側はど押圧面(lla)に近接位置するテー
パー面(llb)とを形成しである。
前記第24!状部材(12)には、前記ケース(5)の
外壁(5b)内面に接触する反力面(12a)と、前記
第11状部材(11)のテーパー面(llb)に平行な
テーパー面(12b)とを形成するとともに、前記調節
ネジ(13)に螺合する雌ネジ孔(12c)を形成しで
ある。
前記調節ネジ(13)の頭部(13a)は皿状に形成さ
れていて、前記ケース(5)の底壁(5c)に形成され
た貫通孔内に面一状態で回転自在に挿入されているとと
もに、前記皿状頭部(13a)には、ドライバー等の回
転操作具に対する操作用凹部(13b)を形成しである
また、前記調節ネジ(13)の雄ネジ軸部(13c)に
は、この雄ネジ軸部(13c)と底壁(5c)の貫通孔
周面との間からのインクの漏れ出しを防止するためのビ
ニールフィルム等の弾性パツキン(14)と、この弾性
パツキン(14)を底壁(5C)内面に適当な力で押付
けるとともに調節ネジ(13)を回転のみ自在に抜止め
保持するダブルナツト(15) 、 (16)とを設け
てある。
そして、前記調節ネジ(13)をロックナツト(15)
 、 (16)と共に一体的に回転操作することにより
、第2模状部材(12)をインク送出口(7)側に移動
させ、更に、この移動に伴って第1喫状部材(11)を
第2多孔質部材(10)側に押圧移動させ、この第2多
孔質部材(10)を第192状部材(11)と内壁(5
b)との間で圧縮調節すべく構成しである。
上述の如く構成されたインク供給装置は、使用に伴って
インクの出が低下してきたとき、換言すれば、第2多孔
質部材(10)の毛細管現象によるインクの上昇力と、
第2多孔質部材(10)の空隙の容積の割にそこに位置
するインク量が少なくなったときに生じるインクの引き
戻し力とがバランスしようとしたとき、前記インク汲上
げ11節具(B)の調節ネジ(13)にて第2多孔質部
材(10)を圧縮して、この第2多孔質部材(10)の
空隙を小に変更することにより、換言すれば、単位時間
当りのインク汲上げ量が最大となる空隙率に近付けるこ
とにより、毛細管現象によるインクの上昇力を増加する
ことができるから、前記の力のバランスを破って、引き
続きインク貯留室(6)内のインクを第2多孔質部材(
10)を通して供給することができる。
それ故に、前記イラク汲上げ量調節具(B)の調節ネジ
(13)による圧縮調節によって第2多孔質部材(10
)の空隙を逐次小に変更することにより、インク貯留室
(6)内のインクを非常に少なくなるまで第2多孔質部
材(10)を通して供給し続けることができるのである
尚、上述の実施例では、弾性パツキン(14)及びダブ
ルナツト(15) 、 (16)を用いて、調節ネジ(
13)の回転操作を許しながら、この調節ネジ(13)
の貫通部分からのインクの漏洩を防止すべく構成したが
、これに替えて、前記調節ネジ(13)の雄ネジ軸部(
13c)にこれよりも小なる内径のゴム筒を外嵌させ、
上述と同じ目的を達成すべく構成してもよい。
次に別の実施例について説明する。
(1)第4図は前記インク汲上げ!調節具(B)の別実
施例を示し、これは、前記第2多孔質部材(10)をケ
ース(5)の内壁(5b)との間で圧縮可能な押さえ板
(17)と、この押さえ板(17)の中央ボス部(17
a)に形成した雌ネジ孔(17b)に螺合する調節ネジ
(13)とを主要構成として備えている。そして、前記
調節ネジ(13)の回転操作により、前記押さえ板(1
7)を内壁(5b)側に平行移動させて、第2多孔質部
材(1o)を圧縮調節すべく構成しである。
また、前記調節ネジ(13)の雄ネジ軸部(13c)に
は、インク漏洩防止用の弾性パツキン(14)とダブル
ナツト(15) 、 (16)とを設けてある。
更に、このダブルナラ) (15) 、 (16)の外
周部には、調節ネジ(13)による押さえ板(17)が
移動に拘わらず、弾性パツキン(14)と押さえ板(1
7)のボス部(17a)との対向面間をシールする弾性
チューブ(18)を設けてある。  ・(1第5図、第
6図に示すインク汲上げ量調節具(B)は、前記ケース
(5)の底壁(5c)内面に、第2多孔質部材(10)
の一端を回り止め状態で嵌合保持する凹部(19)を形
成しである。他方、前記第2多孔質部材(10)の他端
に固着したリング(20)には、ケース(5)の外壁(
5a)に形成・  した長孔(21)を通して外部に突
出するねじり操作用のレバー(22)を固着しである。
また、前記長孔(21)の周縁部には、前記第2多孔質
部材(10)の弾性復元力に抗してねじり操作用レバー
(22)を複数のねじり操作位置で選択的に係止保持可
能な係止部(23)を形成しである。
そして、前記第2多孔質部材(10)の、前記凹部(1
9)とリング(20)との間に位置する部分をねじりに
よって圧縮調節可能に構成しである。
また、前記ケース(5)の外壁(5a)内面の、前記長
孔(21)及び係止部(23)の形成相当箇所には、こ
の長孔(21)及び係止部(23)を閉塞してインクの
漏れ出しを防止するシール用ゴム板(24)を止着し°
ζある。
(III)第7図、第8図に示すインク汲上げ量調節具
(B)は、前記ケース(5)の、前記インク送出通路(
8)を形成する外壁(5a)と内壁(5b)とのうち、
一方の内壁(5b)に、第2多孔質部材(10)に突き
刺される回り止めピン(25)を螺合しである。他方、
貯留インクに浸漬する第2多孔質部材(10)の端部に
は、この部分に突き刺したのち、その外周に沿って巻回
保持される薄い金属帯板状のホルダー(26)を、その
遊端部(26a)がケース(5)の外壁(5a)内面に
接当する状態で取付けである。
また、前記ケース(5)の外壁(5a)に形成した貫通
を通して、前記ホルダー(26)の三枚重ね部(26b
)に形成した貫通孔(26c)に入り込む調節ネジ(1
3)を挿入しである。この調節ネジ(13)の雄ネジ軸
部(13c)の、前記ホルダー(26)の三枚重ね部(
26b)と外壁(5a)内面との間に位置する部分には
、インク漏洩防止用の弾性パツキン(14)とダブルナ
ツト(15) 、 (16)、ならびに、前記ホルダー
(26)の外面に回り止め状態で接当するナツト(27
)を設けてある。
そして、前記調節ネジ(13)をドライバー等で回転操
作すると、これに伴ってナラ) (27)が調節ネジ(
13)の先端側に移動し、このナツト(27)によって
ホルダー(26)が押圧回動され、前記第2多孔質部材
(10)の、前記回り止めピン(25)とホルダー(2
6)との間に位置する部分がねじりによって圧縮調節さ
れる。
(IV)第9図に示すインク汲上げ量調節具(B)は、
前記ケース(5)の、前記インク送出通路(8)を形成
する外壁(5a)と内壁(5b)とのうち、一方の内壁
(5b)に、第2多孔質部材(10)に突き刺される回
り止めピン(25)を螺合しである。また、貯留インク
に浸漬する第2多孔質部材(10)の端部にはホルダー
(28)を嵌合固着しである。このホルダー(28)に
は、ケース(5)の底壁(5c)に形成された貫通孔を
通して回転自在に挿入された回転操作具(29)の先端
部を固着しである。前記ケース(5)の底壁(5c)外
面には、前記回転操作具(29)の軸周面に形成された
複数の凹部の一つに弾性的に係合して、回転操作具(2
9)の逆回転のみを阻止するストッパー(30)を設け
てある。そして、前記回転操作具(29)の一方向への
回転操作により、前記第2多孔貿部材(10)の、前記
回り止めピン(25)とホルダー(28)との間に位置
する部分をねじりによって圧縮調節可能に構成しである
(V)第1θ図に示すインク汲上げ量調節具(B)は、
前記ケース(5)のインク送出通路(8)内に、第2多
孔質部材(10)に接触する第1jJ状部材(35)と
、インク送出口(7)への移動に伴って第1I状部材(
35)を第2多孔質部材(10)側に平行に押圧移動さ
せる第2喫状部材(36)とを設けてある。
前記ケース(5)の外壁(5a)内面とこれに摺接する
第2楔状部材(36)の反力面には、第2多孔質部材(
10)の圧縮方向から互いに嵌合してこの第211!l
状部材(36)を第2多孔質部材(10)の長手方向の
3位置で選択的に位置保持する一つの突起(37)と三
つの係止溝(38)とを形成しである。
また、前記ケース(5)の底壁(5c)に貫通孔(39
)を形成し、この貫通孔(39)周縁部には、第2喫状
部材(36)をインク送出口(7)に押し操作可能な弾
性材料製の操作キャップ(40)を液密状態で嵌着しで
ある。
そして、前記操作キャンプ(40)を押し込み操作する
と、第2楔状部材(36)が押し上げられ、この移動に
伴って第1模状部材(35)が第2多孔質部材(10)
側に押圧移動され、この第2多孔質部材(10)を第1
模状部材(35)と内壁(5b)との間で圧縮する。こ
の時、他方の係止溝(38)が外壁(5a)の突起(3
7)に嵌合し、第2喫状部材(36)がその押し上げ操
作位置で係止保持される。
従って、この実施例による場合は、ワンブツシュ操作に
よって第2多孔質部材(10)を迅速、簡便に圧縮調節
することができる。
尚、この実施例では、第2多孔質部材(10)を3段に
圧縮調節するべく構成したが、2段又は4段以上に圧縮
調節すべく構成してもよい。
(Vl)第11図に示すインク汲上げ量調節具(B)は
、前記ケース(5)の底壁(5c)内面に、第2多孔質
部材(10)の一端を回り止め状態で嵌合保持する凹部
(45)を形成しである。他方、前記インク送出口(7
)を形成するケース(5)の口部(5d)には、前記第
2多孔質部材(10)に突き刺される複数の刺し爪(4
6a)を備えたねじり用調節部材(46)を回転のみ自
在に嵌着しである。
更に、この調節部材(46)には、前記口部(5d)の
外周面に形成された複数の凹部に弾性的に係合して、こ
の調節部材(46)を複数の位置で保持する突起(46
b)を形成しである。そして、前記調節部材(46)の
回転操作により、前記第2多孔賞部材(10)の、前記
凹部(45)と調節部材(46)との間に位置する部分
をねじりによって圧縮調節可能に構成しである。
(■)第12図、第13図に示すインク汲上げ量調節具
(B)は、前記ケース(5)のインキ送出通路(8)内
に、第2多孔質部材(10)に接触する押圧板(47)
と、偏芯した軸芯周りで回転自在な六角柱体(48)と
を設けてある。また、前記六角柱体(48)の偏芯支軸
(48a) 、 (48b)のうち、一方の偏芯支軸(
48b)を、インク漏洩防止用の弾性パツキン(14)
及びケース(5)の底壁(5C)に形成された貫通孔を
通してケース外に突出させてある。この偏芯支軸(48
b)の突出端部には回転操作用摘み(49)を取付けで
ある。そして、前記摘み(49)による六角柱体(48
)の回転操作により前記押圧板(47)を第2多孔質部
材(10)側に押圧移動させ、この第2多孔質部材(1
0)をケース(5)の内壁(5b)との間で3段に圧1
mm節可能に構成しである。
(■)第14図に示すように、前記第2多孔質部材(1
0)を圧縮調節可能なネジ(インク汲上げ量調節具の一
例である)(B)とフィードロール(4A)とをクラッ
チ(31)を備えた回転伝動機構を介して連動するとと
もに、前記第2多孔質部材(10)の先端側のインク含
浸量を検出するセンサー(32)と、このセンサー(3
2)の検出含浸量が設定値以下に低下したとき、ソレノ
イド(33)を介してクラッチ(31)を入り作動させ
る制御回路(34)を設け、もって、ネジ(B)による
第2多孔質部材(10)の圧縮調節を自動的に行うべく
構成してもよい。
要するに、前記インク汲上げ量調節具(B)の調節操作
手段としては手動手段、自動手段の何れでもよく、また
、インク汲上げ量調節具(B)の構造も、第2多孔質部
材(10)を圧縮してそれの間隙を小に変更できるもの
であれば如何なる構造に構成してもよい。
(IX)上述実施例では、インクリボンに対するインク
再塗布用のインク供給装置について説明したが、本発明
のインク供給装置はインクリボン以外の用途にも使用す
ることができる。
(X)上述実施例では、前記第2多孔質部材(10)を
ケース(5)のインク送出口(7)を通して外部に突出
させたが、この構成に限定されるものではな(、例えば
、この第2多孔質部材(10)の先端をインク送出口(
7)よりもケース(5)内に位置させると共に、使用時
に、インク送出口(7)を通して第2多孔質部材(10
)の先端に接触する補助多孔質部材を挿入すべく構成し
てもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明に係るインク供給装置の実施
例を示し、第1図は要部の拡大断面図、第2図はインク
供給装置の全体の断面図、第3図はインクリボンカート
リッジ全体の一部切欠正面図である。第4図↓よ別の実
施例を示す要部の拡大断面図、第5図、第6図は別の実
施例を示すインク供給装置全体の断面図とその操作部の
拡大側面図である。第7図、第8図は別の実施例を示す
要部の拡大断面図とインク供給装置全体の断面図、第9
図乃至第12図及び第14図も夫々別の実施例を示す要
部の断面図であり、また、第13図は第12図の要部の
横断面図である。 第15図は、多孔質部材の空隙率と単位時間当りのイン
ク汲上げ量との関係を示すグラフである。 (5)・・・・・・ケース、(6)・・・・・・インク
貯留室、(7)・・・・・・インク送出口、(10)・
・・・・・多孔質部材、(B)・・・・・・インク汲上
げ量調節具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケース(5)のインク貯留室(6)内において貯留イン
    クに接触する多孔質部材(10)を、前記ケース(5)
    のインク送出口(7)側に延出させてあるインク供給装
    置であって、前記多孔質部材(10)を、単位時間当り
    のインク汲上げ量が最大となる空隙率よりも大なる空隙
    率に構成するとともに、前記多孔質部材(10)をその
    空隙率が小となる方向に圧縮調節可能なインク汲上げ量
    調節具(B)を前記ケース(5)に設けてあるインク供
    給装置。
JP10508987A 1987-04-28 1987-04-28 インク供給装置 Expired - Lifetime JPH0696315B2 (ja)

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JP10508987A JPH0696315B2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 インク供給装置

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JP10508987A JPH0696315B2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 インク供給装置

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JPH0696315B2 JPH0696315B2 (ja) 1994-11-30

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ID=14398190

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JP10508987A Expired - Lifetime JPH0696315B2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 インク供給装置

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JP (1) JPH0696315B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0709210A1 (en) * 1994-10-31 1996-05-01 Hewlett-Packard Company Ink-jet pen with capillarity gradient

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0709210A1 (en) * 1994-10-31 1996-05-01 Hewlett-Packard Company Ink-jet pen with capillarity gradient

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Publication number Publication date
JPH0696315B2 (ja) 1994-11-30

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