JPS6326821A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPS6326821A JPS6326821A JP16991286A JP16991286A JPS6326821A JP S6326821 A JPS6326821 A JP S6326821A JP 16991286 A JP16991286 A JP 16991286A JP 16991286 A JP16991286 A JP 16991286A JP S6326821 A JPS6326821 A JP S6326821A
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Links
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Landscapes
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、非磁性支持体上に強磁性粉末及びバインダー
を主成分とする磁性層を設けた構造の磁気記録媒体に係
シ、特に記録密度を高めるのに好適な磁気記録媒体に関
する。
を主成分とする磁性層を設けた構造の磁気記録媒体に係
シ、特に記録密度を高めるのに好適な磁気記録媒体に関
する。
従来の磁気記録媒体は、特公昭58−100号公報に開
示されている様に、磁性層の厚みが約0.3〜2.5μ
m程度であシ、且つ、抗磁力が約300〜500Oe程
度の強磁性酸化鉄が用いられていた。しかし、高密度記
録化が要求される中で、記録再生出力を向上させるため
の材料的な配慮はなされていないのが実状である。
示されている様に、磁性層の厚みが約0.3〜2.5μ
m程度であシ、且つ、抗磁力が約300〜500Oe程
度の強磁性酸化鉄が用いられていた。しかし、高密度記
録化が要求される中で、記録再生出力を向上させるため
の材料的な配慮はなされていないのが実状である。
従来技術においては、高密度記録を行なって1ピツトの
情報を記録する単位であるビット面積を縮小すると、記
録再生出力が低下してしまう問題点がある。
情報を記録する単位であるビット面積を縮小すると、記
録再生出力が低下してしまう問題点がある。
即ち、記録密度を高めても記録再生出力が低下しない様
にすることは、高密度記録化の達成に不可欠な事項であ
る。しかし、現状は、磁気記録媒体の製造行程の改良や
材料特性の向上等の検討を行なっても、実現されていな
い状況にある。
にすることは、高密度記録化の達成に不可欠な事項であ
る。しかし、現状は、磁気記録媒体の製造行程の改良や
材料特性の向上等の検討を行なっても、実現されていな
い状況にある。
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みなされたも
ので、高密度記録を行なってピット面積を縮小しても、
記録再生出力が低下しない磁気記録媒体を提供すること
を目的としている。
ので、高密度記録を行なってピット面積を縮小しても、
記録再生出力が低下しない磁気記録媒体を提供すること
を目的としている。
本発明の磁気記録媒体は、強磁性粉末及びバインダーを
主成分とする磁性塗料を、非磁性支持体上に塗布して形
成されるものであシ、特に磁性層のS、F、D、値が0
.1〜0.6の値又は磁性層のS*値が0.6〜1.0
の値を有することを特徴としている。
主成分とする磁性塗料を、非磁性支持体上に塗布して形
成されるものであシ、特に磁性層のS、F、D、値が0
.1〜0.6の値又は磁性層のS*値が0.6〜1.0
の値を有することを特徴としている。
本発明によれば、磁気記録媒体として、磁性層のS、F
、D、値が0.1〜0,6の範囲にある磁気記録媒体又
は磁性層のS*値が06〜1.0の範囲にある磁気記録
媒体が提供される。
、D、値が0.1〜0,6の範囲にある磁気記録媒体又
は磁性層のS*値が06〜1.0の範囲にある磁気記録
媒体が提供される。
ここで、S、F、D、値とは、次の様にして求めた値を
いう。第5図において、磁性層のB−H曲線1からその
微分曲線2を形成する。微分曲線2の最大波高値を2と
し、21の波高値となる横軸上の点XI、X2を求める
。更に、微分曲線2が最大波高値2となる横軸上の点H
6を求める。これによ実際には、以上と同様の処理を磁
界Hのマイナス側についても行ない、プラス側とマイナ
ス側の平均をとって、S、F、D、値とする。
いう。第5図において、磁性層のB−H曲線1からその
微分曲線2を形成する。微分曲線2の最大波高値を2と
し、21の波高値となる横軸上の点XI、X2を求める
。更に、微分曲線2が最大波高値2となる横軸上の点H
6を求める。これによ実際には、以上と同様の処理を磁
界Hのマイナス側についても行ない、プラス側とマイナ
ス側の平均をとって、S、F、D、値とする。
また、S*値は、次の様にして求められる。即ち、第6
図において、磁性層のB−H曲線1に対して、図示する
様に直線3を形成する。そして、この直線3と直線4(
残留磁束密度を示す点5を通シ、横軸に平行な直線)が
交差する点6に対応する横軸上の値H5を求める。これ
によってS*値に示す様に、B−H曲線1の微分曲線2
の最大波高値2に対応する横軸上の点である。
図において、磁性層のB−H曲線1に対して、図示する
様に直線3を形成する。そして、この直線3と直線4(
残留磁束密度を示す点5を通シ、横軸に平行な直線)が
交差する点6に対応する横軸上の値H5を求める。これ
によってS*値に示す様に、B−H曲線1の微分曲線2
の最大波高値2に対応する横軸上の点である。
上記したS、F、D、値とS*値は、共に磁性層におけ
る磁気モーメントの反転の速さに関連するものである。
る磁気モーメントの反転の速さに関連するものである。
本発明の磁気記録媒体によれば、高密度化によシビット
面積が縮小し、書き込み周波数が増加しても、すばやく
磁気モーメントの反転を行なうことが可能であるため、
記録再生出力を大幅に向上することが可能になる。
面積が縮小し、書き込み周波数が増加しても、すばやく
磁気モーメントの反転を行なうことが可能であるため、
記録再生出力を大幅に向上することが可能になる。
以下、添付の図面に示す実施例によシ、更に詳細に本発
明について説明する。
明について説明する。
次に示す第1表は、磁性層を塗布形成するのに用いた磁
性塗料の基本組成を示す表である。第1表中の強磁性粉
末として、r−Fe20.、 C□−7−F6203+
メタル(Fe)粉のメタルを用いた。
性塗料の基本組成を示す表である。第1表中の強磁性粉
末として、r−Fe20.、 C□−7−F6203+
メタル(Fe)粉のメタルを用いた。
第 1 表
第1表に示した基本組成を有する磁性塗料を、円板状の
アルミニウム基板上に滴下しスピンコーティングして、
約0.6μmの膜厚の塗膜を形成した。
アルミニウム基板上に滴下しスピンコーティングして、
約0.6μmの膜厚の塗膜を形成した。
そして、塗布形成の直後に磁場を与えて、強磁性粉末の
長軸がアルミニウム基板の円周方向にそろうように磁場
配向処理を行い、熱硬化させた後、塗膜面を研磨して、
最終膜厚的0.4μmの磁気ディスクを作製し、電磁変
換特性及び磁気特性を測定した。
長軸がアルミニウム基板の円周方向にそろうように磁場
配向処理を行い、熱硬化させた後、塗膜面を研磨して、
最終膜厚的0.4μmの磁気ディスクを作製し、電磁変
換特性及び磁気特性を測定した。
第1図は、上記した磁気ディスクについて測定されたS
、F、D、と記録再生出力との関係を示す図である。作
成された磁気ディスクの抗磁力は約650Oe1角形比
は約0.8、最終膜厚は0.4μmである。S、F、D
、と記録再生出力の関係は、第1図から明らかな様に直
線にな)、これにより、S、F、D。
、F、D、と記録再生出力との関係を示す図である。作
成された磁気ディスクの抗磁力は約650Oe1角形比
は約0.8、最終膜厚は0.4μmである。S、F、D
、と記録再生出力の関係は、第1図から明らかな様に直
線にな)、これにより、S、F、D。
の小さい強磁性粉末を使うことで、記録再生出力が上る
ことがわかる。即ち、記録再生出力を高出力化するため
にはS、F、D、は小さい方が望ましく、通常以上の出
力を得るには、0.6以下のS、F、D。
ことがわかる。即ち、記録再生出力を高出力化するため
にはS、F、D、は小さい方が望ましく、通常以上の出
力を得るには、0.6以下のS、F、D。
が必要である。
第2図は、上記した磁気ディスクについて測定されたS
*と記録再生出力の関係を示す図である。
*と記録再生出力の関係を示す図である。
図示する様に、S”と記録再生出力の関係も直線となシ
、S*が0.6〜1.0の磁気ディスクを用いると、高
い記録再生出力が得られることが明らかになった。
、S*が0.6〜1.0の磁気ディスクを用いると、高
い記録再生出力が得られることが明らかになった。
第3図は、第1表に示した基本組成を有する磁性塗料を
用いて、上記したのと同様の手法によって磁気ディスク
を作成し、抗磁力と記録再生出力の関係を調べた結果を
示す図である。とのとき、磁性層の膜厚と角形比は一定
としだ。
用いて、上記したのと同様の手法によって磁気ディスク
を作成し、抗磁力と記録再生出力の関係を調べた結果を
示す図である。とのとき、磁性層の膜厚と角形比は一定
としだ。
強磁性粉末として、γ−Fo203とC3−r−F’e
2oaを用いたもの、及び金属媒体(メタル粉ディスク
。
2oaを用いたもの、及び金属媒体(メタル粉ディスク
。
スパッタディスク)について、それぞれ図に示す結果を
得た。ここで、通常記録再生出力の下限をo4rnVp
pとすると、T FezOaの関係から、300Oe
以上の抗磁力が必要となる。抗磁力の上限は、磁気ディ
スクのオーバーライド特性より1200Oeが限界であ
る。従って、第1図との関連において説明した記録再生
出力の向上のために用いられる8、F、D、0.1〜0
.6の磁気記録媒体は、抗磁力が300Oe以上、12
00Oe以下であることが望ましい。
得た。ここで、通常記録再生出力の下限をo4rnVp
pとすると、T FezOaの関係から、300Oe
以上の抗磁力が必要となる。抗磁力の上限は、磁気ディ
スクのオーバーライド特性より1200Oeが限界であ
る。従って、第1図との関連において説明した記録再生
出力の向上のために用いられる8、F、D、0.1〜0
.6の磁気記録媒体は、抗磁力が300Oe以上、12
00Oe以下であることが望ましい。
第4図は、第1表に示す基本組成を有する磁性塗料を用
いて、上記したのと同様の手法を用いて磁気デ・fスフ
を作成し、最終の磁性膜厚と最終磁性膜厚と記録再生出
力の関係を調べた結果を示す図である。γ−Fe2O3
、Co−r−Fe□03、金属媒体(メタル粉ディスク
、スパッタディスク)について、それぞれ図示する関係
が得られた。第4図から明らかな様に、記録再生出力の
下限である0、4mV p −p以上の出力を得る為に
は、γ−Fe□03は約0.5μm1Co−γ−Fe2
O3は0.3μm1金属媒体(メタル粉ディスク、スパ
ッタディスク)は0.1μm以上の膜厚が必要となる。
いて、上記したのと同様の手法を用いて磁気デ・fスフ
を作成し、最終の磁性膜厚と最終磁性膜厚と記録再生出
力の関係を調べた結果を示す図である。γ−Fe2O3
、Co−r−Fe□03、金属媒体(メタル粉ディスク
、スパッタディスク)について、それぞれ図示する関係
が得られた。第4図から明らかな様に、記録再生出力の
下限である0、4mV p −p以上の出力を得る為に
は、γ−Fe□03は約0.5μm1Co−γ−Fe2
O3は0.3μm1金属媒体(メタル粉ディスク、スパ
ッタディスク)は0.1μm以上の膜厚が必要となる。
ここで、膜厚上限は、磁気ディスクの分解能特性やオー
バーライド特性により規定され、約0.8μmとなるこ
とが判っている。従って、以上の説明から明らかな様に
、高出力、高分解を得る磁気記録媒体は、S、P、D、
が約0.1〜0.6、抗磁力が約300〜1200Oe
、そして磁性層の厚みが約0.1〜0.8μmであるこ
とが望ましい。
バーライド特性により規定され、約0.8μmとなるこ
とが判っている。従って、以上の説明から明らかな様に
、高出力、高分解を得る磁気記録媒体は、S、P、D、
が約0.1〜0.6、抗磁力が約300〜1200Oe
、そして磁性層の厚みが約0.1〜0.8μmであるこ
とが望ましい。
本発明によれば、高密度記録を行なってビット面積を縮
小しても、記録再生出力が低下しない磁気記録媒体を提
供するととができる。
小しても、記録再生出力が低下しない磁気記録媒体を提
供するととができる。
第1図は本発明の磁気記録媒体のS、F、D、と記録再
生出力の関係を示す図、第2図は本発明の磁気記録媒体
のS*と記録再生出力の関係を示す図、第3図は本発明
の磁気記録媒体の抗磁力と記録再生出力の関係を示す図
%第4図は本発明の磁気記録媒体の磁性膜厚と記録再生
出力の関係を示す図、第5図は磁性層のS、F、D、値
の求め方を示すグラフ、第6図は磁性層のS*値の求め
方を示すグラフである。 1・・・B−)(曲線、2・・・微分曲線、3・・・直
線、2・・・最大波高値。 代理人 弁理士 秋 本 正 実 第1図 嶌 2 図 第 3 図 纂 + 図 り風・融H罠4 (μ気) 躬 5 図 祐 6 区
生出力の関係を示す図、第2図は本発明の磁気記録媒体
のS*と記録再生出力の関係を示す図、第3図は本発明
の磁気記録媒体の抗磁力と記録再生出力の関係を示す図
%第4図は本発明の磁気記録媒体の磁性膜厚と記録再生
出力の関係を示す図、第5図は磁性層のS、F、D、値
の求め方を示すグラフ、第6図は磁性層のS*値の求め
方を示すグラフである。 1・・・B−)(曲線、2・・・微分曲線、3・・・直
線、2・・・最大波高値。 代理人 弁理士 秋 本 正 実 第1図 嶌 2 図 第 3 図 纂 + 図 り風・融H罠4 (μ気) 躬 5 図 祐 6 区
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、強磁性粉末及びバインダーを主成分とする磁性塗料
を、非磁性支持体上に塗布してなる磁気記録媒体におい
て、磁性層のS.F.D値が0.1〜0.6の値又は磁
性層のS^*値が0.6〜1.0の値を有することを特
徴とする磁気記録媒体。 2、上記強磁性粉末が、300〜1200Oeの抗磁力
を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
磁気記録媒体。 3、上記磁性層の厚みが、0.1〜0.8μmであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項及び第2項記載の
磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16991286A JPS6326821A (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16991286A JPS6326821A (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6326821A true JPS6326821A (ja) | 1988-02-04 |
Family
ID=15895266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16991286A Pending JPS6326821A (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6326821A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03175603A (ja) * | 1989-12-04 | 1991-07-30 | Toda Kogyo Corp | 鉄を主成分とする針状晶金属磁性粒子粉末の製造法 |
JPH03286503A (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-17 | Toda Kogyo Corp | 鉄を主成分とする針状晶金属磁性微粒子粉末及びその製造法 |
JPH03286502A (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-17 | Toda Kogyo Corp | 鉄を主成分とする針状晶金属磁性微粒子粉末及びその製造法 |
-
1986
- 1986-07-21 JP JP16991286A patent/JPS6326821A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03175603A (ja) * | 1989-12-04 | 1991-07-30 | Toda Kogyo Corp | 鉄を主成分とする針状晶金属磁性粒子粉末の製造法 |
JPH03286503A (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-17 | Toda Kogyo Corp | 鉄を主成分とする針状晶金属磁性微粒子粉末及びその製造法 |
JPH03286502A (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-17 | Toda Kogyo Corp | 鉄を主成分とする針状晶金属磁性微粒子粉末及びその製造法 |
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