JPS63267463A - 高所スプレ−作業用補助具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は高所スプレー作業用補助具に関する。

さらに詳しくは、スプレー容器内の殺虫剤、防カビ剤や
塗料、あるいは洗剤などを樹木や高い壁面、天井、高所
の窓ガラス、ショーウィンドウのガラスなどに噴霧する
ばあいに用いる高所作業用補助具に関する。

［従来の技術］ 従来、スプレー容器で天井や高い壁面、樹木、窓ガラス
、ショーウィンドウなどへ噴霧するばあいに適当な特別
の作業用補助具はまったく存在しておらない。

［発明が解決しようとする問題点］ したがって作業者は手でスプレー容器を握るはかなく、
脚立などの踏台を使用して高い所ヘスブレーするように
している。しかしながらそのばあい、脚立を準備し、ス
プレー位置を変えるたびに脚立を移動させなければなら
ないので、非常に作業が煩雑となる。また安全性もよく
ないという問題がある。

本発明は叙上の事情に鑑み、高所でのスプレー作業を容
易にするための作業用補助具を提供することを目的とす
る。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の高所スプレー作業用補助具は、ポールと、ポー
ルの上端部に設けられたスプレー容器を保持する保持具
と、保持具に保持されたスプレー容器の噴射バルブを開
弁するための開弁機構と、ポールの下端部近傍で遠隔操
作することにより前記開弁機構を作動させる操作手段と
から構成されている。

本発明におけるポールは、その下端部を作業者が手で支
えて上端部に保持されているスプレー容器を高い所に位
置させるものであり、スプレー作業の用途に応じて、ポ
ールの長さは自由に選択される。ポールの長さをあまり
短かくすると、補助具を使用する意味がなくなり、反対
に長くしすぎると作業がやりづらくなるので、一般的に
いってポールの長さは１ｍ前後から５ｍ前後のものが好
ましい。

〔作　用〕

本発明では、ポールの下端部を手で持って高く差し上げ
るとポール上端部に取りつけられているスプレー容器を
高い所に位置させることができ、ついで操作手段を操作
すれば開弁機構が作動して、噴射バルブを開弁すること
ができる。

このようにして噴射バルブを開弁ずれば、スプレー容器
の内容物を噴霧することができるので、高い所への噴霧
を容易に行ないうる。

［実施例コ つぎに本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の実施例１にかかわる補助具（１）の斜
視図、第２図は同補助具（１）の要部断面側面図、第３
図は本発明で用いられるスプレー容器の一例を示ず斜視
図、第４図は本発明の実施例２にかかわる補助具（２）
の縦断面図、第５図は同補助具（ａの平面図、第６図は
同補助具［２］におけるレバーの正面図、第７〜９図は
それぞれ下部保持具の縦断面図、平面図および側面図、
第１０図は第７図における（１）　−（１１線断面図、
第１１図は締付は部材の一部断面側面図、第１２図は第
１１図における（１）−（１１線断面図である。

実施例１ 第１図において、（１）は本発明の実施例１にかわる補
助具であり、（３）はスプレー容器である。

補助具（１）の説明に入る前にスプレー容器（３）を第
３図に基づき説明しておく。スプレー容器（３）として
は、市販のスプレー容器が使用されるが、一般にそれは
筒状の耐圧容器（５１）を備え、その、　内部に圧縮ガ
スと噴霧剤とが充填されている。

耐圧容器（５１）の上端部には押しボタン（５２）が取
りつけられ、その押しボタン（５２）には噴霧ノズル（
５３）が形成されている。押しボタン（５２）の下部に
は耐圧容器（５１）内に収容されているバルブが連結さ
れており、押しボタン（５２）を押し下げるとバルブが
開弁して噴霧剤がノズル（５３）から噴出するようにな
っている。（５４）はキャップであり、通常は耐圧容器
（５１）上端の首部（５５）に嵌められているが、本発
明の補助具（１）で使用するばあいはこのキャップ（５
４）は取り外される。

さて第１図において、Ｑｌ）はポール、０′２Ｊはスプ
レー容器（３）を保持するための保持具、■は開弁機構
、０４］は操作手段である紐である。以下、第２図を併
せ参照しながら詳細に説明する。

ポール０１）は１〜５ｒｒｌｌのバイブ材で、下端部に
把手四が取りつけられている。ポール０１）の上端部に
は取付部材Ｏｅを介して保持具０２）が回動自在に取り
つけられている。たとえば取付部材（Ｉｅｊは保持具（
１２］側の菊座部材口と、ポール０１１側の菊座部材Ｏ
ａと、その両者を結合するボルトηとから構成されてい
る。

保持具Ｏ２は側面視でＬ字形の形態を有しておリ、断面
がＵ字形に形成されている。保持具０２）の下部は水平
に突出しており、下部保持具のとなっている。下部保持
具（２１１にはナツトｎが固定され、ボルトのが通され
ている。ボルト乃の上端には軟質樹脂やゴムなどから皿
状に形成された吸着体り４が取りつけられている。保持
具０２）の上部には上部保持具■が形成されている。上
部保持具（至）の先端部はスプレー容器（３）の首部（
５５）をつかむ嵌合部■となっており、基端部には立壁
■が形成されている。スプレー容器（３）は首部（５５
）を嵌合部ので固定するとともに、その底部を吸着体（
２４で押しつけることにより保持される。

押しつける力はポル）−Ｅをねじ込むことにより調節し
うる。

前記立壁のには支軸□□□が通されており、これに回動
部材■が回動自在に支持されている。回動部材■の先端
部はスプレー容器（３）の押しボタン（５２ンに当接し
ている。この回動部材ωと支軸（至）と立壁のとで開弁
機構［Ｆ］が構成されている。

回動部材■の途中には紐０４）が′ａ枯されており、そ
の紐（１４１の下端にはつまみ（３１）が連結されてい
る。この紐０Φを引き下げると回動部材■が回動じて、
押しボタン（５２）を押し下げ、内部のバルブを開弁さ
せる。

本実施例では、ポール（１１）を手で持って高く差し上
げればスプレー容器（３）を高い所に位置させることが
できる。そして、紐ａ４１を引くだけで噴霧ノズル（５
３）から噴霧剤を噴霧することができるので、高所での
噴霧作業に便利である。

なお噴霧角度を変更したいときには、ボルトを（至）を
緩めて、菊座部材ａ力、ａａの噛み合い位置をズラせば
よい。また噴霧ノズル（５３）の向きは、図示のごとき
横向きの他に、正面あるいは反対側の側面でもよい。

実施例２ 第４図においてポール０１）は実施例１のものと同様で
あり、下端部に把手のが、上端部に上部保持具（至）が
それぞれ設けられている。この上部保持具■はピストル
形の外観を呈しており、下端の筒部（３３）がポール０
１）の上端部に嵌入され固定されている。嵌合部面は実
施例１と同様である。基部の立壁（３４）にはビンのが
通され、これを支軸として回動部材■が取りつけられて
いる。

回動部材■の先端部は押しボタン（５２）に当接してい
る。なお第４図の（３０ａ）は（３）押しボタン（５２
）の形状や高さが異なる種々のスプレー容器（３）に適
合させるための突部である。上部保持具■の基部と回動
部材■との間には回動部材■を上方に付勢する板バネ（
３４）が取りつけられている。一方、回動部材■には操
作手段であるコントロールケーブルの内索（３５）がピ
ン（３５ａ）で固定されている。コントロールケーブル
の導管（３６）はステー（３７）で支えられ、このステ
ー（３７）と板バネ（３４）の基部とはボルト（３８）
およびナツト（３９）で共線めされている。

下部保持具のは第７〜１２図に示されるように構成され
ている。

まず本体（４０）を第７〜１０図に塁づき説明すると、
ポール０１）に嵌められる筒部（４１）の下方に舌片（
４２）が３枚延びており、各舌片（４２）の厚さは周方
向で変化している。前記筒部（４１）の横方向には腕（
４３）が延びており、その先端部では受は部材（４４）
が形成されている。通常、受は部材（４４）にはゴム製
のキャップ（第４図の（４４ａ）　）が被せられる。

第１１〜１２図には締付は部材（４５）が示されており
、その内周面には中心からの距離が徐々に変化する締付
は部（４６）が３カ所形成されている。

第４図に示されるように、ポール０１）を挿入する前に
締付は部材（４５）を舌片（４２）の周囲に嵌め、ポー
ル０１）を挿入した後にそれを回転させると、締付は部
（４６）によって３枚の舌片（４２）が内側に撓み、そ
の内径が狭められ、ポール０１）の外周面上で固定され
る。したがって、スプレー容器（３）の長さに合わせて
、適当な位置で下部保持具のを固定すれば、スプレー容
器（３）をポール０１）上端部に固定することができる
。

前記コントロールケーブルの内索（３５）と導管（３６
）はポール０１）の下端まで延びている。ポール（Ｉｌ
ｌの下端部にはレバー機ｂ？（４７）が取りつけられて
いる。このレバー機構は、取付部（４８）にピン（４９
）で支持されたレバー（５０）から構成されており、内
索（３５）の先端はニップル（３５ｂ）によりレバー（
５０）に固定されている。したがって、手でレバー（５
０）を握れば内索（３５）が引かれて、回動部材（３０
）を下方に回動させることができる。回動部材（３０）
の回動により、スプレー容器（３）を噴射させることが
できるが、レバー（５０）を離せば板バネ（３４）によ
り回動部材（３０）は元に戻り、噴射操作が停止する。

本実施例においては、ポール０１）を手で持って、その
手でレバー操作するだけで、すなわち片手で高所での噴
霧作業を行なうことができる。そのため、他方の手でモ
ツプやハケ、塗装用ローラ、スクレーパなどのスプレー
容器（３）と共に用いられる用具を操作することができ
る。なおそれらの用具をポール０１）のスプレー容器（
３）と逆側に固定してもよい。

以上に本発明の各実施例を説明したが、本発明は前記実
施例に限られることなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々の変更例を採用することができる。

［発明の効果］ 本発明の補助具を用いることにより、高所でのスプレー
作業を容易に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例１にかかわる補助具（１）の斜
視図、第２図は同補助具（１）の要部断面側面図、第３
図は本発明で用いられるスプレー容器の一例を示す斜視
図、第４図は本発明の実施例２にかかわる補助具（２３
の縦断面図、第５図は同補助具（２］の平面図、第６図
は同補助具（２）におけるレバーの正面図、第７〜９図
はそれぞれ下部保持具の縦断面図、平面図および側面図
、第１０図は第７図における（１）　−ｆり線断面図、
第１１図は締付は部材の一部断面側面図、第１２図は第
１１図における（１）−（Ｍｌ線断面図である。 （図面の主要符号） （１）、（２）：補助具 ０１）：ポール ａり：保持具 Ｑ３）：開弁機構 ０Φ：操作手段 （２ｖ：下部保持具 ■：上部保持具 ００：回動部材 （３５）　：内　索 （３６）：導管

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ポールと、ポールの上端部に設けられたスプレー容
   器を保持する保持具と、保持具に保持されたスプレー容
   器の噴射バルブを開弁するための開弁機構と、ポールの
   下端部近傍で遠隔操作することにより前記開弁機構を作
   動させる操作手段とからなる高所スプレー作業用補助具
   。 ２　前記保持具が、スプレー容器を着脱自在に保持しう
   るものである特許請求の範囲第１項記載の補助具。 ３　前記保持具が、大きさの異なる種々のスプレー容器
   を保持しうるものである特許請求の範囲第１項記載の補
   助具。 ４　前記操作手段が、開弁機構に連結された紐である特
   許請求の範囲第１項記載の補助具。 ５　前記操作手段が、開弁機構に連結されたコントロー
   ルケーブルとコントロールケーブルの内索に引き操作力
   を与えるレバーから構成されてなる特許請求の範囲第１
   項記載の補助具。