JPS63266273A - バルブ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバルブ装置に係シ２％に清浄流体の供給系統に
使用して好適なバルブ装置に関する。

〔従来の技術〕

周知の通シ、清浄流体の供給系統に使用されるバルブ装
置として、摺動部がなく、発掘を生じないような構成の
ものを採用している。

この種の従来のバルブ装置としては１次に列記するもの
が知られている。

（υ　特開昭５５−９７５７６号に記載のように、永久
磁石とキュリ一温度特性をもつ感温磁性体を層状に重ね
てバルブ筐体全構成し、温度に反応して弁。

弁座の極性を変えることによシ、電流の供与なしに弁を
開閉できるようにしたもの。

（り　操作圧力を加減して、板間に設置された皮膜を膨
張および収縮させて、各種プロセス等への燃料送給用流
体の操作上での安全性を確保するようにしたもの。

（３）　　特開昭５５−３０５１１号に記載のように、
操作圧力を加減することによって膨張収縮する皮膜を設
け１円管内面を流れている流体の圧力や流量等を制御す
ることによシ、訛体に抵抗を与えることがなく、操作特
性を自由に選択できるようにしたもの。

（４）％開昭５７−１８８７４号に記載のように、形状
記憶合金製のクランパーの変形力を利用して、クランパ
ーを加熱制御するのみで確実な流体制御を行うようにし
たもの。

（５）ボデー上部の開口部にダイヤフラムを置き。

そこに形状記憶合金の薄板またはコイルを固着させてケ
ースで覆い、ケースに加熱、冷却用の出入口を設けるこ
とによシ、駆動部をコンパクト化したもの。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術において、（１）項のものは、キュリ一点
による磁化特性の変化を利用しているので。

ＯＮ、ＯＦＦがきわめて緩慢である。っまシ応答性が悪
い問題がある。（乃項および（３）項のものは。

皮膜の膨張、収縮を利用しているので、応答性が悪い他
、固体面に大きな膨張、収縮の変形を伴うため摩擦、滑
りはないが微細塵埃が発生する問題がある。（４）項お
よび（５）項のものは、形状記憶合金によりクランパー
またはダイヤフラムを大きく変形させるので、微細塵埃
を発生する問題がある。

本発明の目的は、従来技術の諸問題を解消し。

塵埃を発生することなく常にクリーンな流体を供給でき
、かつ応答性が良好なバルブ装置を提供することにある
。

〔問題点を解決する丸めの手段〕

上記目的は１周壁の一部に可撓性の周壁を有し。

内部に流体の流通路を形成している弁筐と、流体の通過
孔を有する第１弁板およびその第１弁板の通過孔とは位
相のずれた流体の通過孔を有する第２弁板と、前記弁筐
の外側に設置されて可撓性周壁を軸方向に伸縮させる手
段とを備え、前記の第１弁板および第２弁板が前記弁筐
の可撓性周壁近傍の内側に対向してかつ周壁に固定して
設置され。

前記可撓性周壁が収縮状態では第１弁板、第２弁板が互
に合わせられて、一方の弁板の通過孔が他方の弁板の通
過孔のない部分で遮蔽され、かつ可撓性周壁が伸長状態
では、第１弁板、第２弁板が離間する構成とすることに
より、達成される。

〔作用〕

可撓性周壁を伸縮させる手段によシ該可読性周壁を伸長
させると、弁筐内側の第１弁板と第２弁板とが離間し、
弁筐の一方から流通する流体が前記第１弁板の通過孔お
よび第２弁板の通過孔を流通して弁筐の他方へ流れてい
く。また、前記手段によシ可浣性周壁を収縮させると、
第１９Ｐ板、第２升板が互に合わさり、一方の弁板の通
過孔が他方の弁板の通過孔のない部分で遮蔽される。つ
まシ流通路が閉じられる。このように可撓性周壁の伸縮
によ９２枚の弁板が弁筐に対して摺動することなく接触
方向および離間方向に移動して流通路の開閉を行うので
、塵埃ｙｋ＠生ずることがなく。

常にクリーンな流体を供給することができる。また、可
撓性周壁の伸縮により２枚の弁板を開閉方向に動かせる
ので、応答性が良好となる。

〔実施例〕

以下・本発明の一実施例を第１図ないし第４図により説
明する。第１図は本発明によるノ（ルブ装置の縦断面図
で、弁開の状態を示す、第２図および第３図は第１図に
おける第１弁板の■−■断面図および第２弁板の■−■
断面図を示す。図において、このバルブ装置は１周壁の
一部に可撓性周壁２を有し、内部に流体の流通路３を形
成している円筒状の弁筐１と、中心部に流体の通過孔５
を有する円板状の第１弁板４と、第１弁板４の通過孔５
とは位相のずれた流体の通過孔７を複数（図示では４個
）有する円板状の第２弁板６と、弁筐１の外周側に設置
されて前記可撓性周壁２を軸方向に伸縮させる装置８と
を備えている。

前記の第１弁板４および第２弁板６は弁筐１の可撓性周
壁２近傍の内側に対向してかつ周壁に固定して設置され
ている。そして、可撓性周壁２が収縮状態では第１弁板
４．第２弁板６が互に合わせられて、第１弁板４の通過
孔５が第２弁板６の通過孔のない部分で遮蔽され、また
可撓性周壁２が伸長状態では第１弁板４．第２弁板６が
離間するようになっている。また、第１弁板４および第
２弁板６のシート面（合わせ面）には、それぞれセラミ
ックスがコーティングされている。９はそのコーティン
グ層を示す。

前記の可撓性周壁２を伸縮させる装置８は、可撓性周壁
２をはさんだ弁１ｉ［１周壁の一方の外周壁に嵌着され
た係上部材８人と、他方の外周壁に嵌着されたねじ部材
８Ｂと、一方を前記係止部材８Ａに係止させ、他方を前
記ねじ部材８Ｂにねじ嵌合させた環体８Ｃとから成り、
前記環体８Ｃを廻わして係上部材８Ａとねじ部材８Ｂと
の距離を相対的に変化させることにより、前記可撓性周
壁２を伸縮させられる構成となっている。

次に上記実施例の作用について説明する。

第１図に示すように装置８により弁筐１の可撓性周壁２
を伸長させると、弁筐１内の′ｓ１弁板４と第２弁板６
とが離間し、流通路３の一方から流れる流体が矢印のよ
うに第１弁板４の通過孔５および第２弁板６の通過孔７
を流通して他方へ流れていく。また、装置８により前記
可撓性周壁２を収縮させると、第４図に示すように第１
弁板４゜第２弁板６が互に合わ嘔シ、第１弁板４の通過
孔５が第２弁板６の通過孔７のない部分で遮蔽される。

つｘＤ弁筐１内の流通路３が両弁板４，６によυ閉じら
れる。

このように本実施例においては、可撓性周壁２の伸縮に
より２枚の弁板が弁筐１に対して摺動することなく接触
方向および離間方向に移動して流通路３の開閉を行うの
で、！埃を発生することがない。七の精米、常にクリー
ンな流体を供給することができる。また、可撓性周壁２
の伸縮によ９２枚の弁板４，６を開閉方向に動かせるの
で、応答性が良好となる。

第５図、第６図は本発明の他の実施例を示し。

弁筐の可撓性周壁を電磁石にて伸縮きせるようにしたも
のである。詳しく説明すると、可撓性周壁は伸び方向の
弾性力を有する弾性周壁２′で形成され、第１弁板４お
よび第２弁板６は磁性体で形成されている。前記弾性周
壁２′を伸縮させる装置８′は、該弾性周壁２′を跨い
で弁筐１に外嵌する電磁石１０から成９．そのｔ磁石１
０の各磁極を第１弁板４．第２弁板６の近傍にそれぞれ
位置させておる。そして、前記電磁石１０のコイル１１
が非通電のときは、第５図に示すように弾性周壁２′が
自身の弾性力によシ伸長し、第１弁板４、第２弁板６が
離間方向に動かされ流通路３を開く。ま九、電磁石１０
のコイル１１に通磁されると、第６図の矢印で示したよ
うな磁界が発生し。

磁性体の第１弁板４．第２弁板６は互に吸引し合って＠
看し、流通ｗＩａを閉じる。

この実力例においても、前述した実施例と同等の効果を
得ることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、弁筐の周壁の一部である可撓性周壁の
伸縮により２枚の弁板を弁筐に対して摺動することなく
接触方向および離間方向に移動石せて流通路の開閉を行
えるので、謳埃を発生することがない。七の結果、常に
クリーンな流体を供給することができる。ま九、可撓性
周壁の伸縮によ＃）２枚の弁板金開閉方向に動かせるの
で１石答性が良好となる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の一実施例全話し、第１図
は弁開の状態を示すバルブ装置の縦断面図。 第２図および第３図は第１図における第１弁板の■−■
断面図および第２弁板■−■断面図、第４図は弁閉の状
態を示すバルブ装置の縦断面図、第５図および第６図は
本発明の他の実施例を示し。 第５図は弁閉の状態を示す縦断面図、第６図は弁閉の状
態を示す縦断面図である。 １・・・弁筐、２・・・可撓性周壁３２′・・・弾性周
壁（可撓性周壁）、３・・・流通路、４・・・第１弁板
、６・・・第２弁板、５，７・・・通過孔、　８．　８
’・・・可撓性周壁の伸縮装置、８Ａ・・・係上部材、
８Ｂ・・・ねじ部材。 ８Ｃ・・・環体、９・・・コーティング層、１０・・・
電磁石。 第　ｌ　ロ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、周壁の一部に可撓性の周壁を有し、内部に流体の流
   通路を形成している弁筐と、流体の通過孔を有する第１
   弁板およびその第１弁板の通過孔とは位相のずれた流体
   の通過孔を有する第２弁板と、前記弁筐の外側に設置さ
   れて可撓性周壁を軸方向に伸縮させる手段とを備え、前
   記の第１弁板および第２弁板が前記弁筐の可撓性周壁近
   傍の内側に対向してかつ周壁に固定して設置され、前記
   可撓性周壁が収縮状態では第１弁板、第２弁板が互に合
   わせられて、一方の弁板の通過孔が他方の弁板の通過孔
   のない部分で遮蔽され、かつ可撓性周壁が伸長状態では
   第１弁板、第２弁板が離間する構成となつていることを
   特徴とするバルブ装置。 ２、可撓性周壁を伸縮させる手段は、可撓性周壁をはさ
   んだ弁筐周壁の一方の外周壁に嵌着される係止部材と、
   他方の外周壁に嵌着されるねじ部材と、一端を前記係止
   部材に係止させ、かつ他方を前記ねじ部材にねじ嵌合さ
   せた環体とから成り、前記環体を廻わすことにより前記
   可撓性周壁を伸縮させる構成となつていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のバルブ装置。 ３、前記可撓性周壁は伸び方向の弾性力を有し、かつ第
   １弁板および第２弁板は磁性体で形成される一方、可撓
   性周壁を伸縮させる手段が、該可撓性周壁を跨いで弁筐
   に外嵌する電磁石から成り、その電磁石の各磁極が第１
   弁板、第２弁板の近傍にそれぞれ位置し、電磁石のコイ
   ルに通電されると第１弁板、第２弁板を互に吸引して密
   着させる構成となつていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のバルブ装置。 ４、第１弁板および第２弁板の合わせ面には、セラミッ
   クスがコーティングされていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項ないし第３項いずれか一つ記載のバルブ
   装置。