JPS63266248A - Vベルト - Google Patents

Vベルト

Info

Publication number
JPS63266248A
JPS63266248A JP9866787A JP9866787A JPS63266248A JP S63266248 A JPS63266248 A JP S63266248A JP 9866787 A JP9866787 A JP 9866787A JP 9866787 A JP9866787 A JP 9866787A JP S63266248 A JPS63266248 A JP S63266248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction block
section
window
chain
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9866787A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Anpo
安保 佳寿
Shigeaki Yamamuro
重明 山室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9866787A priority Critical patent/JPS63266248A/ja
Publication of JPS63266248A publication Critical patent/JPS63266248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、Vベルトに関するものである。
(ロ)従来の技術 従来のVベルトとしては、例えば特開昭61−8443
6号公報に示されるものがある。これに示されるVベル
トは、複数のリンクプレートをピンによって順次連結し
た無端状のチェーンと、チェーンに取り付けられる摩擦
ブロックと、から構成されている。チェーンは摩擦ブロ
ックに設けた窓部を貫通しており、チェーンのピンによ
って摩擦ブロックが所定位置に保持されるようにしであ
る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような従来のVベルトには、動力
伝達の際に摩擦ブロックの窓部周辺に大きな応力が発生
し、耐久性に欠けるという問題点がある。すなわち、摩
擦ブロックは両側にテーパ断面を有しており、このテー
パ断面にはプーリからの押付力が作用する。テーパ断面
はこれの中央部でプーリと接触するようにしであるため
、中央部に最も大きな力が作用するが、この中央部は打
ち抜かれた窓部に隣接しており十分な剛性を有していな
い。このため、テーパ断面が窓部側に変形し窓部の角に
応力が集中する。このため、上述のように摩擦ブロック
の耐久性に問題が発生していた。本発明は、上記のよう
な問題点を解決することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、テーバ断面が窓部と隣接しない部分でプーリ
と接触するようにすることにより、上記問題点を解決す
る。すなわち、本発明によるVベルトは、テーバ断面が
窓部に隣接する中央部を除く両端部又はいずれか一方の
端部でプーリと接触する形状としである。
(ホ)作用 動力伝達の際には、摩擦ブロックのテーバ断面はプーリ
のVみぞからの押圧力を受け、これによる摩擦力により
回□転力を伝達する。摩擦ブロックのテーバ断面の形状
は、テーパ断面全体又はこれの中央部でプーリと接触す
るのではなく、中央部を除く両端部又はいずれか一端部
でプーリと接触するようにしである。従ワて、プーリか
らの押圧力は窓部の枠に相当する剛性の高い部分に隣接
したテーバ断面に作用することになり(窓部に隣接した
剛性の小さい中央部には力がほとんど作用せず)、変形
は小さくなり、また窓部に発生する応力も減少する。こ
れにより、摩擦ブロックの十分な寿命を確保することが
できる。
くべ)実施例 (第1実施例) 第1〜5図に本発明の第1実施例を示す。
本発明によるVベルトは、第1図に示すように、略逆台
形状の多数の摩擦ブロック10と、2つのチェーン、す
なわち第1チエーン12及び第2チエーン14から構成
されている。第1チエーン12は、第3及び4図に示す
ように、複数の第1リンクプレート16を重ね合わせ、
こわらを順次第1ピン18によって連結し無端環状とし
たものである。第2チエーン14も同様に、第2リンク
プレート20を第2ピン22によって無端環状に連結し
たものである。摩擦ブロック10はそれぞれ第1チエー
ン12及び第2チエーン14が貫通する第1窓部24及
び第2窓部26を有している。第1チエーン12の第1
ピン18が摩擦ブロック10の一方の面に位置し、第2
チエーン14の第2ピン22が摩擦ブロック10の他方
の面に位置するようにすることにより、第1チエーン1
2及び第2チエーン14に対して摩擦ブロック10か位
置決めされて保持される。なお、摩擦ブロック10には
、第2図に示すように、それぞれ第1ピン18及び第2
ピン22がはまりあう断面半円筒状のピン収納凹部28
及び30が設けられている。このような摩擦ブロック1
0を無端環状の第1チエーン12及び第2チエーン14
に対して所定間隔で多数個取り付けることにより、第3
及び4図に示したように、■ベルト50が構成されてい
る。なお、■ベルト50は、第5図に示すように、2つ
のプーリ52及び54に巻き掛けられて使用される。プ
ーリ52及び54はそれぞれ固定円すい部材52a及び
54aと、可動円すい部材52b及び54bとを有して
おり、これにより互いに対面する円すい面32及び34
と、円すい面32′及び34′とを形成している。摩擦
ブロック10は第1図で見て左右両端部にプーリの円す
い面32及び34(又は円すい面32′及び34′)と
それぞれ接触するテーバ断面36及び38を有している
。テーバ断面36及び38は比較的大きい曲率半径Rの
円弧として形成されており、しかもテーバ断面36及び
38の上端側でそれぞれ円すい面32及び34と接触す
るような形状としである。すなわち、曲率半径Rの中心
から円すい而32に対して垂線を下ろすと、この垂線と
円すい面32との交点はテーバ断面36の上端側にくる
ようにしである。従って、円すい面32とテーバ断面3
6との接触部は第1図中で第1チエーン12の上端部よ
りも上側に位置す゛るようにしである。テーバ断面38
側についても同様である。
次にこの実施例の作用について説明する。回転力を伝達
する際には、7I!fiブロツク10は円すい面32及
び34から圧縮方向の力を受ける。この圧縮力によって
発生するテーバ断面36と円すい面32との間の摩擦力
及びテーバ断面38と円すい面34との間の摩擦力によ
って、プーリとVベルトとの間の力の伝達が行われる。
円すい面32及び34からは大きな圧縮力が作用するこ
とになるが、テーバ断面36と円すい面32との接触点
、及びテーバ断面38と円ずい面34との接触点は、第
1窓部24及び第2窓部26の上端部よりも上方に位置
しており、この部分の摩擦ブロック10には穴が設けら
れておらず、十分な剛性を有しているため、大きく変形
することなく円すい面32及び34からの圧縮力を支持
することができる。従って、第1窓部24及び第2窓部
26の側部に対して大きな力が作用することはなく、第
1窓部24及び第2窓部26の周辺の変形は微小なもの
となり、発生する応力も小さくなる。
従って、摩擦ブロックlOの耐久性が向上する。
(第2実施例) 第6図に本発明の第2実施例を示す。この第2実施例は
テーバ断面36及び38が、それぞれ円すい面32及び
34と第1窓部24及び26の下側の端部で接触するよ
うにしたものである。この第2実施例の場合にも摩擦ブ
ロック10の剛性の大きい部分に圧縮力が作用すること
になるため、第1実施例と同様の作用・効果を得ること
ができる。
(第3実施例) 第7図に本発明の第3実施例を示す。この第3実施例は
、テーバ断面36及び38の基本形状を円すい面32及
び34に対応した直線形状とし、テーバ断面36及び3
8の第1窓部24及び第2窓部26に隣接した中央部に
凹部を設けたものである。これにより、摩擦ブロック1
0はテーバ断面36及び38の上端部及び下端部で円す
い面32及び34と接触することになる。この第3実施
例の場合も摩擦ブロック10の剛性の大きい部分で円す
い面32及び34と接触することになるため、十分な耐
久性を得ることができる。
(第4実施例) 第8図に本発明の第4実施例を示す。この第4実施例は
第4図に示した第3実施例のテーバ断面が直線形状であ
ったものを曲線形状に変えて点接触するようにしたもの
である。この第4実施例の場合も第3実施例と基本的に
同様な作用を得ることができる。
(第5実施例) 第9図に本発明の第5実施例を示す。この第5実施例は
、チェーンに対する摩擦ブロックの組み付けの最終工程
で使用する摩擦ブロック60に本発明を適用したもので
あや。すなわち、この摩擦ブロック60の窓部62及び
64は、第9図中で上方が開放された凹部を、板部材6
6によって封鎖することにより構成されている。こうす
ることによって、すでに無端状とされたチェーンに対す
る摩擦ブロック60の組み付けが可能となる。
テーバ断面68及び70は窓部62及び64よりも下側
の端部で円すい面32及び34と接触するようにしであ
る。従って、摩擦ブロック60の側部60a及び60b
に片持ち状態の負荷が作用することが防止され、摩擦ブ
ロック60の耐久性を向上することができる。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、摩擦ブロック
のテーバ断面の窓部と隣接していない部分でプーリと接
触するようにしたので、摩擦ブロックの剛性の大きい部
分に圧縮力が作用することになり1発生する応力を低減
することができ、I!J!ブロックの耐久性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図は第1図
の側面図、第3図はVベルトを示す正面図、第4図は第
3図の側面図、第5図はVベルトの使用状態を示す図、
第6図は本発明の第2実施例を示す図、第7図は本発明
の第3実施例を示す図、第8図は本発明の第4実施例を
示す図、第9図は本発明の第5実施例を示す図である。 10・・・摩擦ブロック、12・・・第1チエーン、1
4・・・第2チエーン、16・・・第1リンクプレート
、18・・・第1ピン、20・・・第2リンクプレート
、22・・・第2ピン、24・・・第1窓部、26・・
・第2窓部、32・・・円すい面、34・・・円すい面
、36・・・テーバ断面、38・・・テーバ断面。 12.141千エーン 16.201 リンクアレート 第5図 第6図 梢     へ1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 Vベルトが、複数のリンクプレートをピンによって順次
    連結することにより無端状としたチェーンと、チェーン
    に取り付けられる複数の摩擦ブロックと、から構成され
    、摩擦ブロックはプーリと接触するテーパ断面と、チェ
    ーンのリンクプレートを貫通させるための窓部と、を有
    しているVベルトにおいて、 テーパ断面は窓部に隣接する中央部を除く両端部又はい
    ずれか一方の端部でプーリと接触する形状としてあるこ
    とを特徴とするVベルト。
JP9866787A 1987-04-23 1987-04-23 Vベルト Pending JPS63266248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9866787A JPS63266248A (ja) 1987-04-23 1987-04-23 Vベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9866787A JPS63266248A (ja) 1987-04-23 1987-04-23 Vベルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63266248A true JPS63266248A (ja) 1988-11-02

Family

ID=14225865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9866787A Pending JPS63266248A (ja) 1987-04-23 1987-04-23 Vベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63266248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7303496B2 (en) * 2002-12-03 2007-12-04 Van Doorne's Transmissie B.V. Transverse element having a distance surface between a supporting surface and a pulley sheave contact surface

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7303496B2 (en) * 2002-12-03 2007-12-04 Van Doorne's Transmissie B.V. Transverse element having a distance surface between a supporting surface and a pulley sheave contact surface

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4507106A (en) Power transmission chain
US5176587A (en) Single pin rocker joint bushing chain
EP0877178B1 (en) Chain assembly using formed bushings with inverted teeth
JPH0718474B2 (ja) 伝動ベルト
US5242333A (en) Rocker-pin type friction gearing chain
US4737137A (en) Endless transmission belt
JP2832412B2 (ja) チェーンベルト
JPS63266248A (ja) Vベルト
JPH0769001B2 (ja) 伝動ベルト
US4822323A (en) Endless transmission belt
JPH01169146A (ja) 伝動ベルト
JPS61294241A (ja) 伝動用無端ベルト
US4838844A (en) Endless transmission belt
JPH0522665Y2 (ja)
JP3351050B2 (ja) 伝動用無端ベルト
JPH01169145A (ja) 伝動ベルト
JPS6357942A (ja) 無段変速機用ベルト
JPS62194956U (ja)
JPH0781612B2 (ja) 伝動用無端ベルト
JP2669910B2 (ja) 伝動用無端ベルト
JPS61236946A (ja) 伝動用無端ベルト
JPH0554573B2 (ja)
JPH0325052U (ja)
JPS6117745A (ja) Vチエ−ン
JPH0610493B2 (ja) 無段変速機用チェーン式スチールベルト