JPS63266247A - 無段変速機用駆動ベルト - Google Patents

無段変速機用駆動ベルト

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Publication number
JPS63266247A
JPS63266247A JP10057787A JP10057787A JPS63266247A JP S63266247 A JPS63266247 A JP S63266247A JP 10057787 A JP10057787 A JP 10057787A JP 10057787 A JP10057787 A JP 10057787A JP S63266247 A JPS63266247 A JP S63266247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metallic belt
metal band
drive belt
elongation
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10057787A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiji Sato
佳司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP10057787A priority Critical patent/JPS63266247A/ja
Publication of JPS63266247A publication Critical patent/JPS63266247A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動車用の無段変速機用駆動ベルトに関し、
詳しくはベルトのスリップ防止に関する。
【従来の技術】
一般にベルト式無段変速機用駆動ベルトは、無端状の金
属帯と、上記金属帯の周方向に隙間なく多数配列された
金属ブロックからなるエレメントとにより構成されてお
り、上記駆動ベルトを、各一対の円錐形円板の距離を相
対的に制御可能にした駆動側プーリと従動側プーリとの
間に掛は回して、トルクを伝達するようになっている。 また、上記駆動ベルトを両プーリ間に掛は回しする場合
は、金属帯に加わる応力や組付時の困難さを解消するた
め金属帯の周方向に配列されるエレメント間に、例えば
積算で0.1〜0.3in程度のクリアランスが設けら
れている。 ところが、上記金属帯とエレメント間にクリアランスが
あると、例えばU、S、 P、 3949621号公報
に示すように、駆動側プーリ上でミクロスリップが生じ
ることがある。 また、上記したように金属帯とエレメント間にクリアラ
ンスがあると、両ブーり溝中心間にミスアライメントが
生じた時、エレメントがミスアライメントを吸収するた
めに直線部分で左右の振れ現象を生じ易く、結果的に駆
動側プーリに入った時に金属帯の左右のピッチ径が変わ
り、スリップを発生させたりする。 上記現象を駆動ベルトのミスアライメントに対するセン
シビリテイという、従来例では、ベルトクリアランスが
大きかったので、センシビリテイが高かった。すなわち
ミスアライメントに対して敏感であった。 そこで、上記駆動ベルトのベルトクリアランスを制限す
るために、例えば実開昭59−183557号公報に示
すように金属帯に設置されたエレメントに隙間調整用■
ブロックを設置し、上記隙間調整用■ブロック本体部の
横幅寸法を、他のブロック本体部の横幅寸法より僅かに
小さくしたものが提案されている。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、上述した従来の実施例では、ベルトクリ
アランスを全くなくすことはできず、エレメントが、駆
動側プーリに入る時に曲げられたり捩れたりするため、
金属帯が損傷を受けたり、プーリの学粍が多くなり、ト
ルク伝達効率が低下するなどの問題がある。 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、無端
状の金属帯の周方向に配列されたエレメント間のクリア
ランスをなくすために、金属帯の周長をエレメント周長
に対して若干短かく設定して、駆動ベルトのミスアライ
メントに対するセンシビリテイを鈍化させ、エレメント
の損傷やプーロ牽耗を低減してトルクの伝達効率の向上
を図ることを目的としてなる無段変速機用駆動ベルトを
提供するものである。
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、無端状の金属帯と
、上記金属帯の周方向に隙間なく多数配列された金属ブ
ロックからなるエレメントとにより構成される駆動ベル
トにおいて、上記金属帯の周長を、上記金属帯に多数配
列されたエレメントの周長に対して短かく設定し、上記
エレメントと金属帯とのタイト量を、最大張力発生時に
生ずる金属帯の伸び量以下に設定するように構成されて
いる。
【作   用】
上記構成に基づき、本発明は、駆動ベルトのエレメント
周長に対して金属帯の周長を所定の範囲でタイトに成形
してなるものであり、実働時に駆動ベルトのクリアラン
スを小さく保持することができる。 従って、駆動ベルトの伝達効率が高くなり、ミスアライ
メントが生じた場合にも、エレメントのスリップが解消
され、エレメント損傷やプーリ牽耗を低減することがで
きる。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を添付した図面に基づいて詳細に
説明する。 第1図は本発明による駆動ベルトの掛は回し状態を示す
一部破断した側面図、第2図は本発明による駆動ベルト
の断面図であり、図において、符号1は無段変速機の駆
動側プーリ、2は従動側プーリ、3は駆動ベルトをそれ
ぞれ示している。 上記駆動ベルト3は、所定幅と厚さに成形された無端状
銅帯の両端を溶接してなるリング状母材を複数枚重ね合
わせてなる金属帯4と、上記金属帯4の周方向に隙間な
く多数配列された金属ブロックからなるエレメント5と
により構成されている。 また、上記駆動側プーリ1および従動側プーリ2は、互
いに軸方向に円錐面が対向する一対の円錐形円板からな
る固定側シーブ1a、2aと可動側シーブ1b、2bと
を有し、固定側シーブ1a、2aは駆動軸6および従動
軸7に一体的に固定され、可動側シーブ1b、2bは駆
動軸6および従動軸7に摺動可能に保持されている。 そして上記駆動側プーリ1と従動側プーリ2との軸量比
MJloを一定として、可動側シーブ1b。 2bを互いに相反するように軸方向に油圧制御などによ
り摺動させることで、駆動側プーリ1と従動側プーリ2
とのV溝幅を無段階に変化させるようになっている。 一方、上記駆動側プーリ1と従動側プーリ2との間に掛
は回される駆動ベルト3を構成するエレメント5間のク
リアランスをゼロまたはタイトにするため、金属帯4の
周長りを、エレメント5の周長に対して短かく設定して
タイトにすると共に、上記タイト量を、最大張力が発生
した時の金属帯の伸びから算出した値の範囲に設定する
ものである。 すなわち、金属帯4の周長:L1幅:W、厚さ:t、ヤ
ング率E、最大張力T naxとした時、実働時最大張
力T laXにおける金属帯4の伸びΔLは、駆動ベル
ト3が掛は回されていると、 で表わされる。 ここで、応力をσとし、この応力σによって生する縦方
向歪みをεとすると、ヤング率または縦弾性係数Eは、 E=− ε となる。 また、縦方向歪みεは、 ΔL であり、金属帯4にかかる荷重はTnax 、および金
属帯4の面WIAはA=W−tである。 従って、上記の式により、金属帯4に多数配列されたエ
レメント5間のクリアランスをO〜ΔLの範囲内に設定
してタイトIが決定される。 しかるに従来の駆動ベルトでは、積算されたエレメント
5間のクリアランスCと最大張力T naxがかかるた
めに、金属帯4が伸びる量ΔLとを合せたC+ΔLなる
クリアランスが発生しているが、本発明では、全体のク
リアランスを上記最大張力T nax時の伸び量ΔL以
下に抑えるようにしたものである。 K発明の効果】 以上詳細に説明したように、本発明による無段変速機用
駆動ベルトは、上記駆動ベルトを構成する金属帯に多数
配列されたエレメント間のクリアランスをゼロまたはタ
イトにすることによって、実働時に駆動ベルト全体のク
リアランスを小さく保持することができるものであり、
ミクロスリップがなくなり、トルクの伝達効率が高くな
る。 また、駆動ベルトに、両プーリ間でミスアライメントが
生じた場合のセンシビリテイが鈍感となり、エレメント
が駆動側プーリに入る時に曲げられたり、プーリ内で曲
げが戻るために生じるスリップの発生がなくなり、エレ
メント損傷やプーリク耗が低減されると共に、騒音発生
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による駆動ベルトの掛は回し状態を示す
一部破断した側面図、第2図は本発明による駆動ベルト
の断面図である。 1・・・駆動側プーリ、2・・・従動側プーリ、3・・
・駆動ベルト、4・・・金属帯、5・・・エレメント、
io・・・軸間距離。 特許出願人   富士重工業株式会社 代理人 弁理士 小 橋 信 淳 同  弁理士 村 井   進

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無端状の金属帯と、上記金属帯の周方向に隙間なく多数
    配列された金属ブロックからなるエレメントとにより構
    成される駆動ベルトにおいて、上記金属帯の周長を、上
    記金属帯に多数配列されたエレメントの周長に対して短
    かく設定し、上記エレメントと金属帯とのタイト量を、
    最大張力発生時に生ずる金属帯の伸び量以下に設定した
    ことを特徴とする無段変速機用駆動ベルト。
JP10057787A 1987-04-22 1987-04-22 無段変速機用駆動ベルト Pending JPS63266247A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10057787A JPS63266247A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 無段変速機用駆動ベルト

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JP10057787A JPS63266247A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 無段変速機用駆動ベルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63266247A true JPS63266247A (ja) 1988-11-02

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ID=14277745

Family Applications (1)

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JP10057787A Pending JPS63266247A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 無段変速機用駆動ベルト

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1748219A2 (en) 2005-07-29 2007-01-31 Robert Bosch Gmbh Drive belt
US8672787B2 (en) 2008-12-19 2014-03-18 Robert Bosch Gmbh Drive belt

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922344B2 (ja) * 1975-03-12 1984-05-25 ソニー株式会社 カラ−陰極線管の製法

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