JPS63265518A - 比率差動継電器 - Google Patents

比率差動継電器

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JPS63265518A
JPS63265518A JP62100270A JP10027087A JPS63265518A JP S63265518 A JPS63265518 A JP S63265518A JP 62100270 A JP62100270 A JP 62100270A JP 10027087 A JP10027087 A JP 10027087A JP S63265518 A JPS63265518 A JP S63265518A
Authority
JP
Japan
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current
transformer
primary
relay
error
Prior art date
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Pending
Application number
JP62100270A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Iguchi
井口 研二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP62100270A priority Critical patent/JPS63265518A/ja
Publication of JPS63265518A publication Critical patent/JPS63265518A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、変圧器内部に発生する事故を、変圧器の1次
側及び2次側に接続された変流器の2次電流の差によっ
て検出する比率差動継電器に関する。
(従来の技術) 従来、この種の比率差動継電器において、保護対象であ
る変圧器の1次側及び2次側にそれぞれ接続された主変
流器を介して継電器に入力される変圧器の1次、2次電
流の大きさは、変圧器に内部事故が発生していない場合
でも等しくならない。
すなわち、理想的には変圧器の変圧比と主変流器の変流
比とが逆比例関係にあれば、継電器に入力される各電流
の大きさが等しくなり、差電流がゼロとなって継電器が
動作することはない。
しかるに、実際には、変圧器の変圧比と1次。
2次側主変流器の変流比の選び方は必ずしも対応しない
ため、変圧比と変流比とは逆比例せず、継電器に流入す
る各電流値に差を生じてこれが継電器の動作値誤差とな
る。
このため、従来では変流比を整合させて上述の誤差を小
さくするために、主変流器の2次側に多数のタップを有
する一種の単巻変圧器からなる補償変流器を接続し、そ
のタップの選択によって継電器に流入する各電流値を等
しくシ、もって前記誤差を減少させている。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、この補償変流器を用いた場合にあっても、前
述の電流値誤差を定格電流の10%以下にすることは回
連であった。このため、比率差a継電器の動作整定値は
、前述の誤差とその他の誤差とを併せて30%の誤差が
あっても誤動作しないように、定格電流の30%程度に
する必要があり、これ以下の差電流を発生する変圧器の
内部事故を検出することができず事故の検出精度が悪い
という問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するべく提案されたもので
、その目的とするところは、変圧器の1次、2次定格電
圧と変流器の変流比とから算出した整合係数を用いて変
流器の2次電流を補正することにより、継電器本体に入
力される各電流値を等しくして誤差を低減し、もって検
出精度を向上させ得る比率差動継電器を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、保護対象である変
圧器の1次及び2次定格電圧と、変圧器の1次側及び2
次側に接続された第1及び第2の変流器の各変流比とに
基づいて整合係数を求め。
この整合係数を第1または第2の変流器の2次電流に乗
じて継電器本体に入力することを特徴とする。
(作用) 本発明では、変圧器の変圧比と各変流器の変流比とを用
いて変圧器の1次側及び2次側の整合係数を算出する。
この際、1次側、2次側のうち何れか一方の整合係数を
1に設定して一方の変流器の2次電流を継電器本体に直
接入力するようにし。
他方の整合係数のみを求めてこれを他方の変流器の2次
電流に乗じたうえ、継電器本体に入力する。
(実施例) 以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。
図は本発明の要部の摘成を概略的に示すもので、図にお
いて、TRは保護対象である変圧器であり、例えば大−
人結線されている。この変圧器TRの1次側及び2次側
には、変流器CTえ、CT2がそれぞれ接続されており
、これらの2次側は本発明にかかる比率差動継ffti
lに接続されている。
比率差動継電器1において、2,3はそれぞれ変流器C
T、、CT2の2次側に接続された乗算器であり、比率
差動継電器1内のマイクロコンピュータ(図示せず)に
より算出される整合係数KG□。
KC,が乗数としてそれぞれ設定されている。そして、
これらの乗算器2,3の出力側には差動コイルや抑制コ
イル等を有する継電器本体4が接続され、かかる継電器
本体4には整定パネル5が接続されている。
次に、この動作を説明する。まず、変圧器TRの1次、
2次電流11.I、の大きさは、周知のように変圧器T
Rの1次、2次定格電圧■□tV2の大きさに逆比例す
るから。
I□/1.=V、/V□ ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・■が成り立つ、また、変流器CT工、
CT、の2次側に流れる電流It’eI2′は変圧器T
Rの1次、2次電流11.I、を変流器CT工、CT2
の各変流比CtL I Q t zにて除算した値であ
るから、■□’=I工/ c tエ ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・■I 2’ ” I
 z / Ct 2  ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・■が成り立つ。
従って、継電器本体4に入力される電流1□″(=Iよ
’XKC工)とLl″(=12′×KC2)とが等しく
なるためには、仮りにKC2=1とおけば、■□’ X
 K CL = I 2 ’  ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・■すなわち、 KC□=L’/I□′ ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・■となる必要があり、前記0〜0式を考
慮すれば、KC,=(Ct、/c t2)x(V□/V
2)・・−・・−=・■となる。
ここで、V 1t ■z* ct□t Q t、2は変
圧器TR及び変流器CTユ、CT、の定格によって定ま
る既知の値であり、これらを整定パネル5から入力する
ことにより、マイクロコンピュータは整合係数KC□及
びKC,(=1)を予め計算して乗算器2゜3に設定し
ておくことができる。
この結果、乗算器2を経た電流11″はエエ”=KC1
x11’=KC2XI、’=I2”となり、継電器本体
4に入力される電流に差を生じることはなく、電流値の
誤差は計算の丸め誤差のみとなって例えば1%以下に低
減される。これにより、従来の比率差動継電器が、変流
比の不整合による10%程度の電流値誤差及びその他の
然差によって定格電流の30%以上の差電流を発生する
変圧器TRの内部事故しか検出できなかったのに対し、
約20%の差電流を発生する内部事故をも検出すること
ができる。
なお、この実施例では、変流器CT、側の乗算器3の整
合係数KC,を1としたが、変流器CT。
側の乗算器2の整合係数KG□を1とおいてKC。
を求めてもよく、何れにしても一方の乗算器を省略して
乗算に伴う計算時間の短縮化に寄与することが可能であ
る。また、V□e Vzs Q t□、at。
の値は変圧器TR及び変流器CT、、CT、の定格によ
り種々異なるものであるが二例えば整合係数KC1の演
算式は常に上記0式であるから、本発明は多種多様な変
圧器や変流器を対象とした検層継電装置にも単一の装置
によって適用可能である。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、継電器本体への入
力電流を整合させて平常時の差電流をゼロにすることが
でき、検出精度を大幅に向上させて変圧器の保護性能を
高めることができるという効果がある。また、装にの構
成も簡単な乗算手段を付加するだけでよいから、低コス
トにて実現可能である等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す要部の構成図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 保護対象である変圧器の1次及び2次定格電圧と、前記
    変圧器の1次側及び2次側に接続された第1及び第2の
    変流器の各変流比とに基づいて整合係数を求め、この整
    合係数を前記第1または第2の変流器の2次電流に乗じ
    て継電器本体に入力することを特徴とした比率差動継電
    器。
JP62100270A 1987-04-23 1987-04-23 比率差動継電器 Pending JPS63265518A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102623958A (zh) * 2011-01-27 2012-08-01 Ls产电株式会社 保护变压器的继电器和方法及带继电器的变压器保护系统

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