JPS6326428Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6326428Y2 JPS6326428Y2 JP1982010035U JP1003582U JPS6326428Y2 JP S6326428 Y2 JPS6326428 Y2 JP S6326428Y2 JP 1982010035 U JP1982010035 U JP 1982010035U JP 1003582 U JP1003582 U JP 1003582U JP S6326428 Y2 JPS6326428 Y2 JP S6326428Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- hood
- opening
- cone valve
- introduction pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 49
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 6
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 5
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はダム等の放水バルブとして用いられ
るコーンバルブにおけるフードに関するものであ
る。
るコーンバルブにおけるフードに関するものであ
る。
一般にダムの放水に用いられる調節可能な高圧
バルブとしては、ホロージエツトバルブ、ニード
ルバルブおよびコーンバルブがある。そしてなか
でもコーンバルブは、ハウエルバンガーバルブと
も称されていて、その名のとおりに、導水管とな
るシリンダと、このシリンダの下流側端部に設け
られたコーンと、シリンダの外周部にあつて軸方
向に可摺動的に配された外層シリンダとから概ね
構成され、コーン外周部に対して外層シリンダを
摺動調節させることにより、コーン外周部と外層
シリンダ周端部との間隙から、拡散ジエツトとし
て放水するバルブとして知られており、比較的簡
単な構造で制御が容易であること、また放水が拡
散ジエツトで一度霧状になつてから放流されるた
めに、下流構造物に損傷を与えないことなどの理
由から広く利用されている。
バルブとしては、ホロージエツトバルブ、ニード
ルバルブおよびコーンバルブがある。そしてなか
でもコーンバルブは、ハウエルバンガーバルブと
も称されていて、その名のとおりに、導水管とな
るシリンダと、このシリンダの下流側端部に設け
られたコーンと、シリンダの外周部にあつて軸方
向に可摺動的に配された外層シリンダとから概ね
構成され、コーン外周部に対して外層シリンダを
摺動調節させることにより、コーン外周部と外層
シリンダ周端部との間隙から、拡散ジエツトとし
て放水するバルブとして知られており、比較的簡
単な構造で制御が容易であること、また放水が拡
散ジエツトで一度霧状になつてから放流されるた
めに、下流構造物に損傷を与えないことなどの理
由から広く利用されている。
ところでこのコーンバルブにおいては、放水下
流側に拡散ジエツトの水膜を受ける内面平滑な円
筒状フードを設けると共に、拡散ジエツト形成時
に放水量にほゞ等しい量の空気を必要とするため
に、吐出口の出口のごく近傍で水膜より上流側に
空気導入管を開口させ、こゝから空気を流入させ
るようにしているのであるが、このような従来構
成にあつては、コーン状に拡散されるジエツト水
流が円筒状フードの平滑な内面に当つて放流され
る際に、その一部がフード内面に沿つて逆流し
て、後方の空気導入管の開口部を逆流水膜で閉塞
し、ここからの空気の流入を妨げることがあり、
円滑な放水がなされない場合を生ずる不都合があ
つた。
流側に拡散ジエツトの水膜を受ける内面平滑な円
筒状フードを設けると共に、拡散ジエツト形成時
に放水量にほゞ等しい量の空気を必要とするため
に、吐出口の出口のごく近傍で水膜より上流側に
空気導入管を開口させ、こゝから空気を流入させ
るようにしているのであるが、このような従来構
成にあつては、コーン状に拡散されるジエツト水
流が円筒状フードの平滑な内面に当つて放流され
る際に、その一部がフード内面に沿つて逆流し
て、後方の空気導入管の開口部を逆流水膜で閉塞
し、ここからの空気の流入を妨げることがあり、
円滑な放水がなされない場合を生ずる不都合があ
つた。
この考案は従来のこのような欠点を改善して、
放水の際の空気の流入を円滑に行なえるようにし
たものである。すなわち、前記した従来構成で
は、フード本体の内面に空気導入管の開口が一致
されていて、この開口が逆流の水膜により閉塞さ
れる場合があつたことに鑑み、この考案では空気
導入管開口部の下流側前方となるフード本体内面
上に、逆流阻止のための水返し整流部材を突設さ
せて、上流側に逆流してくる水膜を下流側に反転
させ、かつ整流させることにより、この水膜によ
り開口部が閉塞されないようにしたものである。
放水の際の空気の流入を円滑に行なえるようにし
たものである。すなわち、前記した従来構成で
は、フード本体の内面に空気導入管の開口が一致
されていて、この開口が逆流の水膜により閉塞さ
れる場合があつたことに鑑み、この考案では空気
導入管開口部の下流側前方となるフード本体内面
上に、逆流阻止のための水返し整流部材を突設さ
せて、上流側に逆流してくる水膜を下流側に反転
させ、かつ整流させることにより、この水膜によ
り開口部が閉塞されないようにしたものである。
以下、この考案に係るフードの実施例につき、
添付図面を参照して詳細に説明する。
添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図は一実施例を適用したコーンバルブ部の
要部断面図、第2図は同上下流側からみた正面
図、第3図a,bは同上要部の拡大断面図および
下面図である。この一実施例各図において、1は
ダム堰堤、2はこの堰堤1に組み込まれたコーン
バルブ、3,4、および5はコーンバルブ2を構
成している導水管としてのシリンダ、シリンダ下
流端部に配したコーン、およびシリンダ外周部に
あつて油圧機構などにより軸方向に摺動可能に設
けられた外層シリンダであり、また6は前記コー
ンバルブ2を覆つて下流側を開口したフード本
体、7は同コーンバルブ2の吐出口後方外側にあ
つて、端部をフード本体6の内面に一致させて開
口した空気導入管である。なお、21はフード内
とバルブ操作室22を画成する隔壁である。
要部断面図、第2図は同上下流側からみた正面
図、第3図a,bは同上要部の拡大断面図および
下面図である。この一実施例各図において、1は
ダム堰堤、2はこの堰堤1に組み込まれたコーン
バルブ、3,4、および5はコーンバルブ2を構
成している導水管としてのシリンダ、シリンダ下
流端部に配したコーン、およびシリンダ外周部に
あつて油圧機構などにより軸方向に摺動可能に設
けられた外層シリンダであり、また6は前記コー
ンバルブ2を覆つて下流側を開口したフード本
体、7は同コーンバルブ2の吐出口後方外側にあ
つて、端部をフード本体6の内面に一致させて開
口した空気導入管である。なお、21はフード内
とバルブ操作室22を画成する隔壁である。
しかしてこの第1図、第2図および第3図a,
bに示す実施例にあつては、同第3図a,bに詳
細を示したとおり、前記空気導入管7の開口部7
aの下流側前方となるフード本体6の内面上に、
この開口部7aの直径以上の幅と、拡散ジエツト
水流9がフード本体6の内面に当つて生ずる逆流
の水膜9aの厚さを充分に越える高さとを有し、
かつ下流側端面を水返し用の凹面8aとした平面
四角形状の水返し整流部材8を突設したものであ
る。
bに示す実施例にあつては、同第3図a,bに詳
細を示したとおり、前記空気導入管7の開口部7
aの下流側前方となるフード本体6の内面上に、
この開口部7aの直径以上の幅と、拡散ジエツト
水流9がフード本体6の内面に当つて生ずる逆流
の水膜9aの厚さを充分に越える高さとを有し、
かつ下流側端面を水返し用の凹面8aとした平面
四角形状の水返し整流部材8を突設したものであ
る。
なお、図中10は前記フード本体6の内面に沿
つて流れる拡散ジエツト水流9を相互に打ち当て
て減勢するために設けられる減勢部を示してい
る。
つて流れる拡散ジエツト水流9を相互に打ち当て
て減勢するために設けられる減勢部を示してい
る。
従つてこの第1図、第2図および第3図a,b
に示す実施例においては、コーンバルブ2からそ
のコーン形状に対応して、コーン状に拡散放流さ
れるジエツト水流9は、フード本体6の内面に所
定の相対角度で当り、同内面に沿つて下流側に流
れる一方、同水流9の一部が上流側に逆流して水
膜9aを形成することになる。こゝでこの実施例
では、空気導入管7の開口部7aの前方にあつて
水返し整流部材8を突設してあるために、同開口
部7aに向つて流れる水膜9aは、この部材8の
前端凹面8aに突き当つて下流側に反転整流され
ることになり、この開口部7aを閉塞するおそれ
がなく、ジエツト水流9を形成するための空気の
流入を充分に確保し得るのである。
に示す実施例においては、コーンバルブ2からそ
のコーン形状に対応して、コーン状に拡散放流さ
れるジエツト水流9は、フード本体6の内面に所
定の相対角度で当り、同内面に沿つて下流側に流
れる一方、同水流9の一部が上流側に逆流して水
膜9aを形成することになる。こゝでこの実施例
では、空気導入管7の開口部7aの前方にあつて
水返し整流部材8を突設してあるために、同開口
部7aに向つて流れる水膜9aは、この部材8の
前端凹面8aに突き当つて下流側に反転整流され
ることになり、この開口部7aを閉塞するおそれ
がなく、ジエツト水流9を形成するための空気の
流入を充分に確保し得るのである。
また第4図a,bは前記第3図a,bに対応し
て示した他の実施例による水返し整流部材であ
り、この水返し整流部材11は頂点稜部を下流側
前方に、底辺部を前記開口部7a側にそれぞれ向
けた三角形状とされ、かつ頂点稜部左右の各斜辺
部端面を水返し用の凹面11a,11aとしたも
のである。そしてこの実施例にあつても、開口部
7aに向つて流れる水膜9aは、この水返し整流
部材11の頂点稜部で左右の各斜辺部側に振り分
けられると共に、同各斜辺凹部11a,11aに
より一部が反転整流されることになつて前記実施
例と同様の作用効果を奏し得るのである。なお、
第1図に鎖線で示すように、空気導入管71を隔
壁21に導びいた場合も同様に作用する。
て示した他の実施例による水返し整流部材であ
り、この水返し整流部材11は頂点稜部を下流側
前方に、底辺部を前記開口部7a側にそれぞれ向
けた三角形状とされ、かつ頂点稜部左右の各斜辺
部端面を水返し用の凹面11a,11aとしたも
のである。そしてこの実施例にあつても、開口部
7aに向つて流れる水膜9aは、この水返し整流
部材11の頂点稜部で左右の各斜辺部側に振り分
けられると共に、同各斜辺凹部11a,11aに
より一部が反転整流されることになつて前記実施
例と同様の作用効果を奏し得るのである。なお、
第1図に鎖線で示すように、空気導入管71を隔
壁21に導びいた場合も同様に作用する。
以上詳述したようにこの考案によるときは、コ
ーンバルブと、このコーンバルブの吐出側に配さ
れたフード本体と、同吐出部の後方外側でフード
本体内面に一致して開口された空気導入管とを組
み合わせた構成において、空気導入管開口部の下
流側前方となるフード本体内面上に、逆流阻止用
の水返し整流部材を突設させたから、コーンバル
ブからの拡散ジエツト水流がフード本体内面に当
つて、同内面に沿い下流側に流れる水流となる際
に、その一部が逆流して水膜を形成しても、開口
部の下流側前方に設けられる水返し整流部材によ
り、この水膜を下流側に反転させ、かつ同水膜が
直接開口部に達することのないように振り分けて
整流させ得るもので、このために従来のように空
気導入管の開口部が水膜によつて閉塞される惧れ
が解消され、ジエツト水流形成のための充分な空
気の供給ができ、常に継続して円滑な放水を行な
えるほか、構造も極めて簡単で容易かつ安価に実
施できるなどの特長を有する。
ーンバルブと、このコーンバルブの吐出側に配さ
れたフード本体と、同吐出部の後方外側でフード
本体内面に一致して開口された空気導入管とを組
み合わせた構成において、空気導入管開口部の下
流側前方となるフード本体内面上に、逆流阻止用
の水返し整流部材を突設させたから、コーンバル
ブからの拡散ジエツト水流がフード本体内面に当
つて、同内面に沿い下流側に流れる水流となる際
に、その一部が逆流して水膜を形成しても、開口
部の下流側前方に設けられる水返し整流部材によ
り、この水膜を下流側に反転させ、かつ同水膜が
直接開口部に達することのないように振り分けて
整流させ得るもので、このために従来のように空
気導入管の開口部が水膜によつて閉塞される惧れ
が解消され、ジエツト水流形成のための充分な空
気の供給ができ、常に継続して円滑な放水を行な
えるほか、構造も極めて簡単で容易かつ安価に実
施できるなどの特長を有する。
第1図はこの考案の一実施例を適用したコーン
バルブ部の要部断面図、第2図は同上下流側から
みた正面図、第3図a,bは同上要部の拡大断面
図、下面図であり、また第4図a,bは同上他の
実施例による前記第3図a,b対応の拡大断面
図、下面図である。 1……ダム堰堤、2……コーンバルブ、3……
シリンダ、4……コーン、5……外層シリンダ、
6……フード本体、7……空気導入管、7a……
開口部、8,11……水返し整流体、8a,11
a……凹面、9……拡散ジエツト水流、9a……
逆流による水膜。
バルブ部の要部断面図、第2図は同上下流側から
みた正面図、第3図a,bは同上要部の拡大断面
図、下面図であり、また第4図a,bは同上他の
実施例による前記第3図a,b対応の拡大断面
図、下面図である。 1……ダム堰堤、2……コーンバルブ、3……
シリンダ、4……コーン、5……外層シリンダ、
6……フード本体、7……空気導入管、7a……
開口部、8,11……水返し整流体、8a,11
a……凹面、9……拡散ジエツト水流、9a……
逆流による水膜。
Claims (1)
- コーンバルブと、このコーンバルブの吐出側に
配されたフード本体と、同吐出部の後方外側でフ
ード本体内面に一致して開口された空気導入管と
を組合わせた構成において、前記空気導入管開口
部の下流側前方となるフード本体内面上に、逆流
阻止のための水返し整流部材を突設したことを特
徴とするコーンバルブにおけるフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982010035U JPS58115520U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | コ−ンバルブにおけるフ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982010035U JPS58115520U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | コ−ンバルブにおけるフ−ド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58115520U JPS58115520U (ja) | 1983-08-06 |
JPS6326428Y2 true JPS6326428Y2 (ja) | 1988-07-18 |
Family
ID=30022700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982010035U Granted JPS58115520U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | コ−ンバルブにおけるフ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58115520U (ja) |
-
1982
- 1982-01-29 JP JP1982010035U patent/JPS58115520U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58115520U (ja) | 1983-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2245450A1 (en) | Flushometer piston | |
EP0831262A3 (en) | Ball valve assembly | |
CA2214237A1 (en) | Flush valve refill head for controlling flow during operating cycle | |
JPS6326428Y2 (ja) | ||
JPS6326426Y2 (ja) | ||
JPS6033144Y2 (ja) | コ−ンバルブにおけるフ−ド | |
JPS6326427Y2 (ja) | ||
DE60117357D1 (de) | Ventil mit Öffnungverstärkung und Druckregler versehen mit einem solchen Ventil | |
JPS56118519A (en) | Intake device for engine | |
GB1398671A (en) | Spray apparatus | |
JPH0245105U (ja) | ||
JPS5533982A (en) | Valve | |
JPS61178563A (ja) | 水車の吸出し管 | |
JPH0395082U (ja) | ||
SU1513205A1 (ru) | Черпаковый отвод насоса | |
JP2584351Y2 (ja) | ニードルバルブの空気供給装置 | |
JPH02118288A (ja) | バタフライ弁 | |
JPH0526139Y2 (ja) | ||
JP3063817U (ja) | 節水コマ | |
JPH02134372U (ja) | ||
GB1560231A (en) | Engine exhaust valve cooling | |
JPH0229380U (ja) | ||
JPH0110439Y2 (ja) | ||
JPH0710667U (ja) | ニードルバルブのキャビテーション防止装置 | |
JPS5916116B2 (ja) | 給水装置 |