JPS63263543A - マルチレベルプログラミング方式 - Google Patents

マルチレベルプログラミング方式

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JPS63263543A
JPS63263543A JP62098104A JP9810487A JPS63263543A JP S63263543 A JPS63263543 A JP S63263543A JP 62098104 A JP62098104 A JP 62098104A JP 9810487 A JP9810487 A JP 9810487A JP S63263543 A JPS63263543 A JP S63263543A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、マイクロプログラム制御の管理下に一段低
いレベルのナノプログラム制御を備えたマルチレベルプ
ログラミング方式に関し、特にナノプログラムシーケン
サのアドレス異常を検出するようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、演算処理速度を向上させるために、マイクロプロ
グラム制御の管理下に一段低いレベルのナノプロダラム
制御を備えて通常の論理演算、算術演算以外の関数演算
などの多重にループして複数クロックを要するような特
殊演算をナノプロダラム制御に機能分担して必要に応じ
てプログラムレベルの移行を行うマルチレベルプログラ
ミング方式が提案されている。
このマルチレベルプログラミング方式は、第5図〜第7
図に示すように、マイクロシーケンサ11、マイクロプ
ログラムメモリ12及びマイクロ専用パイプラインレジ
スタ13で構成されるマイ1       クロプログ
ラム制御部1と、ナノシーケンサ21゜ナノプログラム
メモリ22及びナノ専用パイプラインレジスタ23で構
成されるナノプログラム制御部2と、各プログラムレベ
ルの専用制御信号とマイクロ/ナノプログラム共通制御
信号とのちとに制御対象となる例えばデータ処理部3を
備えている。
データ処理部3は、演算器31、高速ワークレジスタ3
2.33、キャッシュメモリ34及びシステムメモリ3
5で構成され、マイクロプログラム処理では、キャッシ
ュメモリ34及びシステムメモリ35を使用して演算し
、ナノプログラム処理では制御クロックが高速であるの
でレジスタ32.33を使用する高速データ処理部4で
レジスターレジスタ間の高速演算を行う。
而して、マイクロプログラム制御部1の管理のもとにマ
イクロプロッサが動作している時は、ナノプログラム制
御部2はマイクロプログラム制御部1からの実行許可待
ちであるアイドル状態にあり、ナノシーケンサ21に含
まれるプログラムカウンタは停止しており、ナノ専用パ
イプラインレジスタ23の出力であるナノプログラム専
用制御信号はすべてロックされ、マイクロ/ナノ共通パ
イプラインレジスタ15の出力はマイクロナノプログラ
ムセレクタ14によりマイクロプログラム制御信号が出
力される。
そして、ナノプログラム制御部2は、第2図に示す、ナ
ノプログラム実行制御回路を介してマイクロプログラム
制御部1により、管理される。
すなわち、50はD型フリップフロップで構成されるナ
ノプログラム制御用フリップフロップ、51はナノプロ
グラム制御用ANDゲート、52はマイクロウォッチド
ッグタイマであり、マイクロプログラム処理におけるナ
ノプログラム起動命令によって、マイクロパイプライン
レジスタ13からナノプログラム起動要求信号が出力さ
れ、これがANDゲート51を介してナノプログラム制
御フリップフロップ50に供給される。このため、ナノ
プログラム制御フリップフロップ50がナノ制御クロッ
クが高レベルとなった時点でセットされて、その出力側
からナノプログラム実行許可信号が出力され、これがナ
ノプログラム制御部2に入力されることにより、ナノプ
ログラム処理が実行される。このとき、マイクロプログ
ラム制御部1には、ANDゲート51の出力がマイクロ
プログラム停止指令として入力され、これによってナノ
プログラム処理の終了を待つ待機状態となる。
一方、ナノプログラム制御部2のナノプログラムメモリ
22に格納されている複数のナノプログラム群の終わり
にそれぞれ第7図中)に示すナノプログラム終了命令(
NEND命令)を設け、且つナノプログラムメモリ22
の未使用領域に第7図(a)に示すホールト命令(HA
LT命令)を設けておき、ナノプログラム終了命令によ
って正常にナノプログラムが終了するときは、ナノプロ
グラム終了信号がナノ専用パイプラインレジスタ23よ
りANDゲート51に出力されてマイクロプログラム制
御部1が動作状態に復帰し、ナノプログラム制御部2は
ナノプログラム制御用フリップフロップ50がナノ制御
クロックが高レベルとなった時点でリセットされるので
、ナノプログラム実行停止となり、アイドル状態となる
。また、ナノシーケンサ21でアドレス異常が発生して
ホールト命令に到達すると、ナノシーケンサは停止状態
となってナノプログラム終了信号が出力されなくなる。
このため、マイクロウォッチドッグタイマ52がタイム
アツプした時点でANDゲート51の出力が低レベルと
なるので、マイクロプログラムの停止指令を解除してマ
イクロプログラム処理に復帰する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のマルチレベルプログラミング
方式にあっては、ナノプログラムメモリにホールト命令
が格納され、アドレス異常時にナノシーケンサが停止状
態となった後に、マイクロウォッチドッグタイマがタイ
ムアツプしたときにマイクロプログラム処理に復帰する
ので、アドレス異常発生時点からマイクロプログラム処
理に復帰するまでに時間が掛かると共に、マイクロウォ
ッチドッグタイマのタイムアツプによってアドレ□  
    ス異常を検出するようにしているので、マイク
ロプログラム制御部のアドレス異常であるがナノシーケ
ンサアドレス異常であるかを判別することができず、マ
イクロプログラム処理のオペレーションシステムでプロ
グラムを継続実行可能であるが否かの判断を行えないた
め、システムダウンに波及する等の問題点かあ゛った。
そこで、この発明は、上記従来例の問題点に着目してな
されたものであり、ナノプログラム制御部にアドレス異
常命令を格納し、且つナノプログラム制御部からアドレ
ス異常信号が出力されたときにアドレス異常処理を行う
アドレス異常検出回路を設けることにより、ナノシーケ
ンサアドレス異常時に速やかにマイクロプログラム処理
に復帰し、マイクロプログラム処理におけるナノシーケ
ンサアドレス異常の認識を容易にし、マイクロプログラ
ム処理のオペレーションシステムの判断無しでは新たな
ナノプログラム処理の起動を禁止し、上記従来例の問題
点を解決することが可能なマルチレベルプログラミング
方式を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明は、マイクロプロ
グラム制御部及びナノプログラム制御部を備え、且つ前
記マイクロプログラム制御部からのナノプログラム起動
要求を受けて、当該マイクロプログラム制御部にマイク
ロプログラム停止指令を出力すると共に、前記ナノプロ
グラム制御部にナノプログラム実行許可を出力すると共
に、当該ナノプログラムからのナノプログラム終了信号
を受けて前記マイクロプログラム停止指令及びナノプロ
グラム実行許可を解除するナノプログラム実行制御回路
を有するマルチレベルプログラミング方式において、前
記ナノプログラム制御部のプログラムメモリにおける未
使用領域及び各ナノプログラム群の境界位置にそれぞれ
ナノシーケンサアドレス異常命令を格納して、ナノプロ
グラムカウンタがナノシーケンサアドレス異常命令の番
地に到達したときに当該ナノプログラム制御部からアド
レス異常信号を出力し、該アドレス異常信号をアドレス
異常制御回路でラッチして、アドレス異常通知を前記ナ
ノプログラム実行制御部に、出力してそのマイクロプロ
グラム停止指令及びナノプログラム実行許可を解除して
マイクロプログラム処理に強制復帰させ、且つマイクロ
プログラム処理のオペレーティングシステムにアドレス
異常を通知し、ナノプログラム処理の実行継続可能なと
きにラッチ状態解除指令を前記アドレス異常制御回路に
出力するようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
この発明においては、ナノシーケンサアドレス異常命令
をナノプログラム領域の未使用領域及び複数のナノプロ
グラム群の境界位置に格納しておき、ナノシーケンサに
アドレス異常が発生してナノプログラムカウンタがアド
レス異常命令の番地に到達した時に、ナノプログラム制
御部がらアドレス異常信号をアドレス異常制御回路に出
力し、このアドレス異常制御回路で、直ちにナノプログ
ラム制御回路を動作させて強制的にマイクロプログラム
処理に復帰させると共に、マイクロプログラム処理のオ
ペレーションシステムにナノシーケンサアドレス異常通
知を行い、このオペレーションシステムでナノシーケン
サアドレス異常を認識してナノプログラム処理の実行が
継続可能か否かを判断することができ、継続可能である
と判断したときに、ラッチ状態解除指令をアドレス異常
制御回路に出力して、そのアドレス異常信号のラッチ状
態を解除しない限り新たなナノプログラムの起動を禁止
する。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の第1実施例を示すブロック図である
図中、1はマイクロプログラム制御部、2はナノプログ
ラム制御部、11はマイクロシーケンサ、12はマイク
ロプログラムメモリ、13はマイクロ専用パイプライン
レジスタ、21はナノシーケンサ、22はナノプログラ
ムメモリ、23はナノ用パイプラインレジスタ、50は
ナノプログラム1      制御用フリツプフロツプ
、51はナノプログラム制御用ANDゲートであって、
これらは第5図の従来例と同様の構成を有するので、そ
の詳細説明はこれを省略する。
この発明においては、ナノプログラム制御部2のナノプ
ログラムメモリ22が第2図に示すように構成されてい
る。すなわち、第2図において、M、はマツプ領域であ
って、マイクロ命令のナノプログラム起動命令で指定さ
れた番号のナノプログラムにジャンプするためのジャン
プテーブルを構成し、N1〜N7は複数n個のナノプロ
グラム群である。そして、マツプ領域M、の未使用領域
、ナノプログラム群の境界位置のチェックポイント及び
プログラムの未使用領域には全て斜線図示のようにナノ
シーケンサアドレス異常命令が格納されている。このナ
ノシーケンサアドレス異常命令(AERR命令)は、第
3図(a)に示す通常のナノプログラム終了命令(NE
ND命令)はオペランド部の最下位の1ビツト情報が“
0゛であるのに対して、第3図(blに示す如く、オペ
コード部はナノプログラム終了命令と同じで、オペラン
ド部の最下位1ビツト情報が“1”に設定されることに
より、ナノプログラム終了命令と区別されている。
したがって、ナノシーケンサアドレス異常命令は、ナノ
プログラムに対する処理とナノプログラム終了信号を出
力する処理とがナノプログラム終了命令と全く同じに構
成され、パイプラインレジスタ23はオペランド部の最
下位1ビツト情報が“1”であるときにアドレス異常信
号を出力する。
このパイプラインレジスタ23から出力されるアドレス
異常信号は、アドレス異常制御回路を構成するJKフリ
ップフロップ53のJ入力端に供給され、JKフリップ
フロップ53のに入力側にはマイクロプログラム処理の
オペレーションシステムから入力されるラッチ状態解除
指令としてのエラーリセット信号が供給される。そして
、JKフリ7プフロツプ53の出力側から得られるアド
レス異常通知信号がマイクロプログラム処理のオペレー
ションシステムに通知されると共に、アドレス異常制御
用ORゲート54の一方の入力側に供給され、このOR
ゲート54の他方の入力にパイプラインレジスタ23か
らのナノプログラム終了信号が供給される。そして、O
Rゲート54の出力側が、一方の入力側にマイクロプロ
グラム制御部1のパイプラインレジスタ13からのナノ
プログラム起動要求信号が入力されるナノプログラム制
御用ANDゲート51の他方の反転入力側に接続されて
いる。
次に、上記第1実施例の動作を説明する。今、マイクロ
プログラム制御部lからのナノプログラム起動要求信号
によってナノプログラム処理が実行され、そのナノプロ
グラム処理が正常に終了した場合には、ナノプログラム
メモリ22からナノプログラム終了命令が出力されてパ
イプラインレジスタ23からナノプログラム終了信号が
出力されるので、これがORゲート54を介してナノプ
ログラム制御用ANDゲート51に入力されることによ
り、その出力側が低レベルとなり、マイクロプログラム
停止指令が解除されてマイクロプログラム処理に復帰す
ると共に、ナノプログラム制御用フリップフロップ50
がナノ制御用クロックが到来した時点でリセットされて
、ナノプログラム制御部2がアイドル状態となる。
しかしながら、+11マイクロプログラム制御部1から
未登録の番号のナノプログラムを起動したことにより、
ナノシーケンサ21のナノプログラムカウンタが、マツ
プ領域M1の未使用領域のアドレス異常命令の番地を指
定した場合、(2)ナノプログラム処理実行中にナノプ
ログラムカウンタに誤アドレスがセットされて暴走し、
ナノプログラムカウンタがナノプログラムメモリ22の
複数個所に散在するナノシーケンサアドレス異常命令の
番地に到達した場合には、ナノ専用パイプラインレジス
タ2jからナノプログラム終了信号とアドレス異常信号
とが出力される。したがって、ナノプログラム終了信号
がORゲート54を介してANDゲート51に供給され
ることにより、ANDゲート51の出力側が低レベルと
なり、マイクロプログラム停止指令信号が解除されてマ
イクロプログラム制御部lは速やかに動作状態に復帰し
、そ1       の後にナノプログラム制御用フリ
ップフロップ50にナノ制御クロックが入力された時点
でその出力側からナノプログラム実行許可信号が出力さ
れなくなるので、ナノプログラム制御部2はアイドル状
態となる。
このナノプログラム制御部2のアイドル状態への移行に
よって、ナノプログラム終了信号は出力されない状態と
なるが、アドレス異常信号がJKフリップフロップ53
にナノ制御クロックが入力された時点でラッチされ、そ
の出力側からアドレス異常通知信号が出力されるので、
これがORゲート54を介してANDゲート51に入力
されるので、このANDゲート51からマイクロプログ
ラム停止指令が出力されることはないと共にナノプログ
ラム制御用フリップフロップ50がセットされることも
ない。
また、JKフリップフロップ53から出力されるアドレ
ス異常通知信号がマイクロオペレーションシステムに入
力され、このマイクロオペレーションシステムでナノシ
ーケンサにアドレス異常が発生したことを容易に認識す
ることができ、マイクロオペレーションシステムによっ
て、ナノプログラムメモリ22がRAMで構成されてい
る場合のナノプログラムの再ローディングや異常要因解
析によってナノプログラム制御の継続使用可能と判断し
た時に、エラーリセット信号を出力するまでは、新たな
ナノプログラムの起動が禁止される。
以上のように第1実施例によると、ナノ命令のアドレス
異常命令から筒車な制御回路を介して容易且つ迅速にマ
イクロプログラム処理に復帰し、マイクロオペレーショ
ンシステムでアドレス異常を認識することができ、また
新たなナノプログラム起動を禁止することができる。
次に、この発明の第2実施例を第4図について説明する
この第2実施例は、ナノシーケンサの暴走パターンが無
限ループであるかアドレス異常であるかを認識すること
を可能としたものである。
すなわち、第4図に示すように、ナノプログラム制御用
ANDゲート51の出力をナノウォッチドッグタイマ6
0に入力し、そのタイムアツプ信号をマイクロオペレー
ションシステムに通知すると共に、ナノプログラム制御
用ANDゲート51及びナノクロック制御用ANDゲー
ト610反転入力側に入力し、ANDゲート61の他の
1つの入力側にナノ制御クロックが、その他の反転入力
側にアドレス異常通知信号が入力され、一方ナノシーケ
ンサ21から出力されるアドレス信号がアドレスラッチ
レジスタ62に供給され、そのラッチアドレスが他のア
ドレスラッチレジスタ63に供給され、両アドレスラフ
チレジスタ62.63にナノクロック制御用ANDゲー
ト61の出力がラッチクロックとして供給されているこ
とを除いては前記第1実施例と同様の構成を存し、第1
図との対応部分には同一符号を付しその詳細説明はこれ
を省略する。
この第2実施例によると、ナノプログラム制御部2が正
常にナノプログラムを実行している場合には、前述した
ように、パイプラインレジスタ23からアドレス異常信
号が出力されないので、JKフリップフロップ53はリ
セット状態にあり、アドレス異常通知信号が出力されて
おらず、且つナノウォッチドッグタイマ60もタイムア
ツプすることがないので、ナノクロック制御用ANDゲ
ート61からはナノIII ?卸りロックがそのままア
ドレスラッチレジスタ62及び63に出力され、これら
アドレスラッチレジスタ62及び63にナノシーケンサ
21から出力される現在のアドレスデータ及び1つ前ア
ドレスデータがラッチされる。
この状態で、ナノシーケンサ21でアドレス異常が発生
すると、前述したように、パイプラインレジスタ23か
らアドレス異常信号が出力され、これがJKフリップフ
ロップ53にランチされて、その出力側からアドレス異
常通知信号が出力されるので、これがナノプログラム制
御用ANDゲート51に入力されてマイクロプログラム
停止指令信号が解除され、マイクロプログラム処理に復
帰すると共に、ナノクロック制御ANDゲート61の出
力が低レベルを維持することになり、アドレスランチレ
ジスタ62.63のアドレスラッチが1      停
止される。このため、アドレスランチレジスタ62には
、現在のナノシーケンサ21から出力されたアドレスデ
ータがラッチされており、アドレスラッチレジスタ63
には、その1つ前のアドレスデータがラッチされている
ので、これらアドレスデータをマイクロオペレーション
システムに通知することにより、マイクロオペレーショ
ンシステムで異常の発生したアドレスと、その1つ前の
アドレスとを認識することができ、異常原因の解析を行
う場合に有効となる。
また、ナノシーケンサ21が無限ループを生じて暴走状
態となると、パイプラインレジスタ23からナノプログ
ラム終了信号が出力されなくなるので、ナノプログラム
制御用ANDゲート51の出力が高レベルを維持し、こ
のためナノウォッチドッグタイマ60がタイムアツプし
てそのタイムアツプ信号がナノプログラム制御用AND
ゲート51及びナノクロック制御用ANDゲート61に
入力される。したがって、ナノプログラム制御用AND
ゲート51の出力が低レベルとなって、マイクロプログ
ラム処理に復帰すると共に、ナノプログラム制御部2が
アイドル状態となり、且つアドレスラッチレジスタ62
及び63にナノウォッチドッグタイマ60のタイムアツ
プ時にナノシーケンサ21から出力されるアドレスデー
タ及びその1つ前のアドレスデータがそれぞれラッチさ
れる。そして、ナノウォッチドッグタイマ60のタイム
アツプ信号とそのときのアドレスデータ及び1つ前のア
ドレスデータとがマイクロオペレーションシステムに通
知されることにより、マイクロオペレーション−システ
ムでナノプログラムで無限ループによる異常状態が発生
したことを認識することができ、そのときのアドレスデ
ータにより、無限ループ発生原因を解析することができ
る。
以上のように、第2実施例によると、ナノプログラム制
御部2のナノシーケンサ14でのアドレス異常と無限ル
ープとによる暴走を適格に判別することができ、異常要
因の認識を強化することができる。
なお、上記各実施例においては、ナノプログラム制御回
路としてANDゲート51及びDフリップフロップ50
を適用した場合につい゛て説明したが、これに限定され
るものではなく、他の論理素子又は判断回路を適用する
ことができ、またアドレス異常制御回路もJKフリップ
フロップ53に限定されるものではなく、他の同等の論
理素子、ラッチ回路等を適用し得るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、ナノ命令のナ
ノシーケンサアドレス異常命令により、ナノプログラム
制御部から出力されるアドレス異常信号を簡単なアドレ
ス異常制御回路に保持させ、その保持信号をナノプログ
ラム制御回路に入力すると共に、マイクロオペレーショ
ンシステムに通知する構成としたので、ナノシーケンサ
アドレス異常時に速やかにマイクロプログラム処理に復
帰することができると共に、マイクロオペレーションシ
ステムの判断によりナノプログラムの実行継続可能とな
った場合のシステムへの影響を軽減することができ、し
かもナノプログラム制御部におけるアドレス異常の要因
がアドレス異常制御回路の出力により容易に認識するこ
とができるため、マイクロオペレーションシステムで専
用のRAS処理を実行することができ、そのうえアドレ
ス異常時にマイクロオペレーションシステムからのラッ
チ解除指令が出力されるまでは新たなナノプログラムの
起動を禁止しているので、マイクロオペレーションシス
テムのRAS処理を行うまでは多重に異常が発生するこ
とはなく、異常時のアドレスレジスタ等の各種情報を保
持することが可能である等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すブロック図、第2
図(a)及び山)はそれぞれナノプログラム制御用ナノ
命令を示す説明図、第3図はナノプログラムメモリの構
成を示す図、第4図はこの発明の第2実施例を示すブロ
ック図、第5図はナノプログラム制御を備えたマイクロ
プロッサを示すブロック図、第6図は従来例を示すブロ
ック図、第7図T8)及びTb)はそれぞれ従来例のナ
ノプログラム制御用ナノ命令を示す説明図である。 図中、1はマイクロプログラム制御部、2はナノプログ
ラム制御部、3はデータ処理部、11はマイクロシーケ
ンサ、12はマイクロプログラムメモリ、13はマイク
ロ専用パイプラインレジスタ、21はナノシーケンサ、
22はナノプログラムメモリ、23はナノ専用パイプラ
インレジスタ、50はナノプログラム制御用フリップフ
ロップ、51はナノプログラム制御用ANDゲート、5
3はJKフリップフロップ、54はアドレス異常制御用
ORゲート、60はナノウォッチドッグタイマ、61は
ナノクロック制御用ANDゲート、62.63はアドレ
スラッチレジスタである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マイクロプログラム制御部及びナノプログラム制
    御部を備え、且つ前記マイクロプログラム制御部からの
    ナノプログラム起動要求を受けて、当該マイクロプログ
    ラム制御部にマイクロプログラム停止指令を出力すると
    共に、前記ナノプログラム制御部にナノプログラム実行
    許可を出力すると共に、当該ナノプログラムからのナノ
    プログラム終了信号を受けて前記マイクロプログラム停
    止指令及びナノプログラム実行許可を解除するナノプロ
    グラム実行制御回路を有するマルチレベルプログラミン
    グ方式において、前記ナノプログラム制御部のプログラ
    ムメモリにおける未使用領域及び各ナノプログラム群の
    境界位置にそれぞれナノシーケンサアドレス異常命令を
    格納して、ナノプログラムカウンタがナノシーケンサア
    ドレス異常命令の番地に到達したときに当該ナノプログ
    ラム制御部からアドレス異常信号を出力し、該アドレス
    異常信号をアドレス異常制御回路でラッチして、アドレ
    ス異常通知を前記ナノプログラム実行制御部に出力して
    そのマイクロプログラム停止指令及びナノプログラム実
    行許可を解除してマイクロプログラム処理に強制復帰さ
    せ、且つマイクロプログラム処理のオペレーティングシ
    ステムにアドレス異常を通知し、ナノプログラム処理の
    実行継続可能なときにラッチ状態解除指令を前記アドレ
    ス異常制御回路に出力するようにしたことを特徴とする
    マルチレベルプログラミング方式。
  2. (2)アドレス異常制御回路は、J入力側にアドレス異
    常信号が、K入力側にマイクロプログラム処理のオペレ
    ーティングシステムのラッチ状態解除指令がそれぞれ入
    力されるJKフリップフロップで構成されている特許請
    求の範囲第1項記載のマルチレベルプログラミング方式
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