JPS63262329A - 長物農産物の端揃え供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕　　　一 本発明は長ねぎ、アスパラガス等の長物野菜を一定の長
さに切り揃えるカッティングコンベアや大きさ別に選別
する選別機の各受皿に長物野菜の一側端を揃えて一本ず
つ自動的に供給する装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、略球状の果実を選果機の受は皿に自動供給する装
置としては既に多くの装置が開発されているが、アスパ
ラガスや白長ねぎ等の長物野菜類については今だ無く、
収穫した長物野菜の長さを切り揃えたり選別する際にコ
ンテナ等の容器から作業員が手作業で一本ずつカッティ
グコンベアや選別機の受皿に載せて供給している。この
ため高速処理ができず多くの人手を要することから人件
費高のコストアンプになり、長物野菜をカッティングコ
ンベアや選別機の受皿に一本ずつ自動的に供給する自動
供給装置の出現が待たれている。

〔発明の目的〕

本発明は上記の事情に鑑み、カッティングコンベアや所
定の階級毎に選別仕分けする選別機の受皿に、長物野菜
の一側端を揃えて自動的に供給することのできる装置を
提供するものである。

〔発明の構成〕

本発明は上記目的を達成するために長手方向が進行方向
に対して略直角に向くように赦せられた長物野菜を搬送
する供給コンベアと、該供給コンベアの出口に設けられ
た第一弾性体ローラと、上記供給コンベアから供給され
た長物野菜を進行方向に所定間隔で取りつけた桟の間に
収めて移送させる桟付きコンベアと、該桟付きコンベア
の側方に設けられて長物野菜の長さの不揃いな一側端を
揃えるサイドコンベアと、上記桟付きコンベアの出口に
設けられた第二弾性体ローラとを設けて下記の如く構成
する。

供給コンベアはエンドレスに張設した一対のチェン間に
進行方向に等間隔で多数取りつけたローラ軸の夫々に比
較的小径で短いローラ（コロ）を回動自在に嵌め合わせ
たソロパン式の搬送ローラを用いてアキュームレートコ
ンベアを構成する。

このローラの進行方向の取付ピンチは、長手方向が進行
方向に対して略直角に向くように載せられた長物野菜が
一本ずつ隣接する如く設ける。

第一弾性体ローラは上記供給コンベアの出口に長物野菜
の長さより短い長さく巾）のローラを該供給コンベアの
回転軸と平行に設置する。このローラは供給コンベアの
終端部に送られてくる長物野菜を柔らかく押さえながら
下方に送り出すものでスポンジまたはゴム等の弾性材で
構成する。

桟付きコンベアは上記供給コンベアの終端部下方を始端
部として先方所定位置に延びるコンベアで、走行回転す
るベルト上面に断面形状が半円または′台形等のゴムま
たはスポンジ等柔らかな弾性材の横向き桟を、長物野菜
より短い長さで進行方向に所定間隔に多数取付で構成す
る。

また他の異なる方法として例えば走行回転するチェンに
長物野菜を一本ずつ載せて移送させるアタッチメントか
または送りバーを設けたチェンコンベアを用いて構成す
ることもできる。

上記様の長さは長物野菜の曲がりの度合によって決める
が長物野菜の長さの半分程度とすることが好ましい、ま
た上記我の進行方向の間隔は、供給コンベアのローラピ
ッチと次工程のコンベアの受皿ピッチとの中間程度の間
隔が望ましい。

サイドコンベアは上記桟付きコンベアの側方に設けられ
、該桟付きコンベアと同速で走行し咳桟付きコンベア上
の不揃いな長物野菜の一側端に当接しつつ次第に横移動
させて揃えるものでベルトコンベアやチェンにスラット
を取りつけたスラットコンベアを用いる。

第二弾性体ローラは前記第一弾性体ローラと同様の形状
、材質で構成したローラを上記桟付きコンベアの出口で
該桟付きコンベアの搬送面に対向回転する如く設け、該
桟付きコンベアの終端部に送られてきた長物野菜を柔ら
かく押さえながら下方の次工程のコンベアに自動供給す
る如く構成する。

〔実施例〕

以下本発明の好ましい一実施例を示す図面に基づいて本
発明を説明する。

１は供給コンベア、２は第一弾性体ローラ、３は桟付き
コンベア、４はサイドコンベア、５は第二弾性体ローラ
、６はカッティングコンベアである。

供給コンヘア１は第４図によく示されているように比較
的小径のａ−ラ（コロ）１！をローラ軸１２に複数個回
動自在に嵌め合わせて一本の搬送ローラ１３を形成し、
該搬送ローラ１３を進行方向の左右両側に張設したチェ
ン１４に多数軸架してソロパン式のアキュームレートコ
ンベアを構成する。

この搬送ローラ１３はローラ軸１２に回動自在に嵌め合
わせるため自己潤滑性の高い樹脂材で構成することが好
ましい。

更に搬送ローラ１３の進行方向の取付は間隔は、第５図
に示すように長物野菜７が一本ずつ隣接して夫々の搬送
ローラ１３間の凹みに並ぶ間隔に設ける。

第一弾性体ローラ２は上記供給コンベアｌの出口部１５
に設けられ、前記供給コンベア１の駆動軸１６と平行さ
せて設けたローラ回動輪２１と組み合わせて矢印方向に
回動可能に軸支される。

該第−弾性体ローラ２の駆動は前記供給コンベアｌの駆
動軸１６からチェン（図示せず）を介して連動させるが
他に華独に駆動装置（図示せず）を用いて構成すること
もできる。

上記第一弾性体ローラ２は、長物野菜７の長さより短い
長さく巾）に形成したスポンジまたはゴム等の弾性材で
構成することが好ましい。

桟付きコンベア３は前記供給コンベアｌの終端部１７の
下方を始端部３１とし終端部３２まで略水平方向に延び
るベルトコンベアで、終端部３２は次工程例えばカッテ
ィグコンベア６の従動部６０１　に接続し同期連動させ
る。

３３は桟付きベルトであり長物野菜７を載せるのに適合
した幅で、桟３４を進行方向に所定間隔多数取付けて構
成する。桟３４は長物野菜７より短い長さで第６図に示
す如く断面形状が半円または台形（図示せず）等でスポ
ンジまたはゴム等の柔らかな弾性材で構成する。

この桟３４の長さは長物野菜７の曲がりの度合等によっ
て決めるが第７図に示す如く長物野菜７の長さの半分程
度とすることが好ましい、また丘記桟３４の進行方向の
取付間隔は前記供給コンベアｌのローラ１１の取付間隔
と、次工程のカッティングコンベア６の受皿６１取付間
隔との中間程度の間隔が望ましい。

また桟付きコンベア３は実施例においては桟付きのベル
トコンベアを用いて構成したが、該桟付きコンベア３は
このようなも゛のに限定されるわけでなく他の方法例え
ば走行回転するチェンに長物野菜７を一本ずつ載せて移
送させるアタッチメントまたは送りバー等ぐいずれも図
示せず）を設けたチェンコンベアを用いて構成すること
もできる。

サイドコンベア４は始端部４１側を上記桟付きコンベア
３の始端部３１の側方（外方向）に離れて設け、終端部
４２を該桟付きコンベア３例の所定位置に接近させて設
ける。

上記サイドコンベア４は第１図、及び第８図によく示さ
れているように立て軸のプーリ４３ａ、　４３ｂにベル
ト４４を張設し、その走行する速度を前記桟付きコンベ
ア３の走行速度と同速に構成する。

このベルト４４の幅は長物野菜７の曲がりにより不揃い
な一側端が外れることなく該ベルト４４面番二当接する
幅に設ける。

該ベルト４４は長物野菜７を当接させながら横移動させ
るために長物野菜７を保護する目的で表面にゴムまたは
スポンジ等の柔らかな緩衝材を張設することが好ましい
。

またサイドコンベア４は他の異なる方法として回動する
チェンにスラットを取りつけたスラットコンベア（図示
せず）を用いることもできる。

第二弾性体ローラ５は前記第一弾性体ローラ２と同様の
形状、材質で構成したローラを前記桟付きコンベア３の
出口部３５に設け、桟付きコンベア３の終端部３２に送
られてくる長物野菜７を柔らがく押さえつつ下方のカッ
ティングコンベア６に供給させる。　　　゛ カッティグコンベア６はコンペアチェン（図示せず）に
長物野菜７を定寸に切り揃えるのに適合した大きさの受
皿６１を所定間隔で取りつけた定寸コンベア６２と、長
物野菜７を定寸に切断する切断装置６３と、上記定寸コ
ンベア６２の受皿６１と同一形状の小幅コンベア６４と
からなり定寸コンベア６２は受皿６１の一端に基準器６
１１　を設は他側（小幅コンベア６４側）は解放してい
る。

小幅コンベア６４は始端部６５を定寸コンベア６２と同
軸とし、切断装Ｗ１６３をすぎた直後を終端部６６とし
て、定寸コンベア６２と該小幅コンベア６４との間に切
断する隙間を設けて並設する。

切断装置６３は円板形状のカッター６３３をモータ６３
４等で駆動させて上記定寸コンベア６２と小幅コンベア
６４との間に臨ませて構成する。

以上の構成において供給コンベア１上に隣接させて載せ
られた長物野菜７は、供給コンベアｌの終端部１７まで
送られてくると、第一弾性体ローラ２により柔らかく押
さえて桟付きコンベア３の各様３４の間に１本ずつ供給
される。　該桟付きコンベア３上に乗り移った長物野菜
７は、進行しながらサイドコンベア４により長物野菜７
の不揃いな一例端を当接して横移動し、桟付きコンベア
３上で不揃いな一側端を揃える。　該桟付きコンベア３
の終端部３２まで送られてきた長物野菜７は、第二弾性
体ローラ５により柔らかく押さえて下方のカッティング
コンベア６の各受皿６１に一本ずつ自動的に供給される
。

〔発明の効果〕

本発明は上記の如く供給コンベア上に載せら、れた長さ
の不揃いな長物野菜は、移送されて桟付きコンベア上に
乗り移り、該桟付きコンベア上で不揃いな一側端をそろ
えて次工程のカフティングコンベアや選別機の各受皿に
自動的に供給することができるので、従来多くの人手を
要していた工程が自動化できて大幅な合理化に効果があ
りその実用的価値は極めて大である。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本発明の一実施例を示す説明図である。 第１図は本発明装置の要部斜視図、第２図は同正面図、
第３図は同平面図、第４図は第３図Ａ−へに沿った断面
図、第５図は供給コンベアの部分詳細図、第６図は桟付
きコンベアの桟の説明図、第７図は桟付きコンベアの部
分詳細図、第８図は第３図Ｂ−８に沿った断面図である
。 ｌ・・・供給コンベア　２・・・第−弾性体ローラ３・
・・桟付きコンベア４・・・サイドコンベア５・・・第
二弾性体ローラ ６・・・カッティングコンベア ７・・・長物野菜　　　１１・・・ひ−ラ１２・・・ロ
ーラ軸１３−ＩＩ　送ローラ１４・・・チェノ　　　　
１５・・・出口部１６・・・駆動軸　　　　１７・・・
終端部２１・・・ローラ回動軸　３１・・・始端部３２
・・・終端部　　　　３３・・・桟付きベルト３４−・
桟　　　　　　３５・・・出口部４１・・・始端部　　
　　４２・・・終端部４３・・・７”−Ｉ７４４・・・
ベルト６１　・・・受皿　　　　　６２・・・定寸コン
ベア６３・・・切断装置　　　６４・・・小幅コンベア
６５・・・始端部　　　　６６・・・終端部６１１・・
・基準面　　　６３３・・・カッター６３４　・・・モ
ータ 易、５　図 、３３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 長手方向が進行方向に対して略直角に向くように載せら
   れる長さの不揃いな長物野菜を、その一側端を揃えて次
   工程に供給する自動供給装置であって、 エンドレスに走行回転する一対のチェン間に進行方向に
   等間隔で多数取りつけたローラ軸の夫々に複数のローラ
   を回動自在に嵌め合わせた供給コンベアと、 該供給コンベアの出口に設けられ長物野菜の長さより短
   い長さで且つ供給コンベアの走行回転するチェンの回転
   方向に対して反対方向に回転する第一弾性体ローラと、 長物野菜の長さより短い長さで横向きの桟を進行方向に
   多数取りつけて、上記供給コンベアの終端部下方を始端
   部として進行方向に延びる桟付きコンベアと、 該桟付きコンベアの側方に始端部側で外方向に離れ先端
   部側で桟付きコンベア側に近ずけて設けられ、当接面が
   該桟付きコンベアと同速で走行し長物野菜の長さの不揃
   いな一側端を当接しつつ所定位置まで横移動させて揃え
   るサイドコンベアと、 上記桟付きコンベアの出口に設けられ該桟付きコンベア
   の終端部に送られてきた長物野菜を、柔らかく押さえな
   がら下方の次工程のコンベアに自動供給する長物野菜の
   長さより短い長さで且つ桟付きコンベアの搬送面に対向
   回転する第二弾性体ローラとを夫々次工程のコンベアに
   同期回転させる如く構成したことを特徴とする長物野菜
   類の自動供給装置。