JPH0266006A

JPH0266006A - 垂直供給物品の捕捉及び移動装置

Info

Publication number: JPH0266006A
Application number: JP18161889A
Authority: JP
Inventors: Veldhuisen Willem Van; ウイレム　バン　ベルドフイセン
Original assignee: Terpa Poultry BV
Current assignee: Terpa Poultry BV
Priority date: 1988-07-13
Filing date: 1989-07-13
Publication date: 1990-03-06
Also published as: EP0351022A1; NL8801779A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は弾性的な捕捉機構を備えた垂直に供給される卵
のような傷つき易い物品を捕捉し、かつ横方向に移動す
るための垂直供給物品の捕捉及び移動装置に関するもの
である。

この型式の装置は米国特許第４５６９４４４号明細書か
ら知られており、該装置において捕捉機構はその剛毛に
よって傷つき易い製品が弾性的に捕捉されるような方法
において製造される一対の隣接するブラシからなってい
る。

この公知の装置は卵がそれにより処理され且つ卵が割れ
るとき、剛毛が卵が内容物によって汚されかつ続いてそ
れらを清掃することが非常に困難であり、かくして割れ
た卵の堆積の機会をかなり上昇する。さらに、適切な捕
捉作業は比較的長いブラシの剛毛を必要とし、結果とし
て同様に装置の比較的太の高い構造を生じる。

本発明の目的はこれらの欠点を除去することにある。

そのために、上述した型式の装置は捕捉機構が自由な屈
曲長さを有する実質上平行な並置された弾力のある複数
のワイヤ又はベルトから構成したことを特徴とするもの
である。かがるワイヤ又はベルトは公知の装置に使用さ
れるブラシより容易に清掃することができる。

本発明のさらに他の実施例において、捕捉機構は少なく
とも２本の僅かに間隔を置いた平行な捕捉ワイヤからな
ることができる。捕捉ワイヤの上方に配置されかつそれ
より大きな間隔で離して置かれる複数の支持ワイヤは降
下する卵のさらに有効な支持を保証する。

捕捉及び搬送ワイヤ又はベルトの下流で、第２の搬送部
分がそれらと連接することができ、第２搬送部分は最初
に述べた搬送ワイヤ又はベルトより小さな速度で作動す
る。その場合に第２搬送ワイヤは、下流方向に見て、先
行の搬送ワイヤより低い速度で１つ又はそれ以上の搬送
ワイヤと連接することができる。その結果として、卵等
の傷つき易い物品の速度はかなり減じることができ、そ
の結果搬送ワイヤ又はベルトの端部において、卵はゼロ
に近い速度を有し、その速度で卵は梱包目的等のために
容易に移動することができる。

卵は捕捉ワイヤによって捕捉された後、支持ワイヤとと
もに、ワイヤの運動速度の影響により、卵がワイヤに対
して平行な長手方向軸線に沿って横たわるような方法に
おいて傾くので、支持ワイヤは卵供給位置から下流方向
に、捕捉ワイヤからより小さな間隔で配置させることが
できる。

これらの支持、捕捉および／または搬送ワイヤ又はベル
トは複数の戻りローラによって案内させることができ、
常に各対の１つが駆動されている。

本発明のさらに他の実施例において、下流方向に見られ
るように、第１および第２搬送ワイヤ又はベルトの戻り
ローラ間にはこの正確な位置において卵の搬送が保証さ
れるようなレベルで搬送ローラを配置させることができ
る。搬送方向における先端での卵の捕捉およびそれらの
回転を促進するために、回転可能に取付けた捕捉板を卵
供給位置の横方向に配置させることができる。支持ワイ
ヤの適切な案内のため、支持ワイヤを支持するための支
持ローラが、下流方向に見て、第１戻りローラの傍にで
はあるが卵送給位置の前方にかつ戻りローラより高いレ
ベルに配置させることができる。戻りローラ間の搬送又
は捕捉ワイヤが下がり過ぎないことを保証するために、
複数の支持板が前記ワイヤの下に配置させることができ
、これらの支持板は前記ワイヤを支持するための１つ又
はそれ以上の凹所を備えている。

卵等の傷つき易い物品の速度をさらに制御するために、
下流方向に見て最後である支持板及び該支持板によって
案内される搬送ワイヤは該搬送ワイヤが搬送方向に見て
、搬送された卵が、下流方向に見て、支持板の端部を越
えて一定の間隔で搬送ワイヤによってもはや支持および
搬送されないが排他的に支持板により支持されるような
方法において支持板のレベル以下に下降するような方法
において構成されかつ互いに配置させることができる。

この支持ワイヤを支持板に関連して非対称に配置するこ
とにより、卵の回転は長手方向から横方向に行なわれ、
かくして１つの付与された側に向けている先端は卵の捕
捉を容易にする。

並置された戻りローラは軸を介して相互に接続させるこ
とができかつ常に各対の関連の戻りローラの１つが駆動
可能である。

本発明のさらに他の実施例において、ゲート装置または
ドロップセットは、搬送方向に見て、捕捉機構の前方に
配置されることができる。

本発明の捕捉及び移動装置を梱包装置に適用した幾つか
の実施例を以下に例として添付図面について説明する。

第１図に示されるように、梱包装置は格付けされた卯月
の送り装置１を備えている。この送り装置１は格付けさ
れた卵、すなわち予めろうそくの灯に透かして調べられ
かつそれから同様に異常な卵、すなわち非常に小さい卵
、例えばハトの卵、および非常に大きな卵、例えば二重
卵黄が除去された卵を送るためにあらゆる種類の形状、
すなわちベルトチェーン等を有することができる。卵は
次いで、それによって卵が個別に前進させられかつ一方
格付けされる円形の搬送路２に移される。格付は部分（
ベルト２の前進方向が矢印で示される）の下流で、複数
の梱包路３が搬送路２と横方向に連接し、各梱包路３は
卵の付与された格付けに適している。

第２図および第３図に示されるように、各梱包路はそれ
により搬送部分Ｃ及びＤがカスケード（翼列）配置にお
いて連接する直下にある捕捉及び搬送部分Ｂを備えたゲ
ート装置Ａ（またはドロップセットと呼ばれる）から構
成されている（図示の実施例のおいて、これらは互いに
連接している３つの搬送部分、すなわちＢ、　Ｃおよび
Ｄに関するが、これはもちろんまた異なる数であっても
良い）。搬送部分Ｂ、　ＣおよびＤは常により低い速度
で前進し、その結果供給された卵または傷つき易い物品
の速度は段階的に減じられる。

ゲート装置またはドロップセットＡは実質上フレーム板
４間に配置された複数本の軸５からなり、各軸５には（
所望の搬送路の数に依存して）複数の指部６を取付け、
各相部６は尾片７により後方に延在されている。各指部
６の運動はフレーム板間に設けられたブリッジ８，９に
よって限定されている。指部６は尾片７の自由端とフレ
ーム板４上の固定点との間に配置されたばね１０．１１
の影響下にある。ばね１０゜１１はそれらが僅かな力で
指部６を閉止位置に動かすような方法において構成され
ている。卵または他の傷つき易い製品がすべての並置さ
れた指部６間に存在するとすぐに、はね１０゜１１の力
が超越され、かつ卵または傷つき易い他の物品が降下さ
れる。ドロップセットに関するさらに他の詳細に関して
は参考例として米国特許第３５３５１９５号、同第３５
２８５７２号及び同第４２６１１５８号明細書を引用す
る。

指部６は、垂直に適切に向けられた軸線により、指部に
より供給される卵（以下では、排他的に卵を問題とする
が、本装置はそれに限定しない）が直下にある捕捉及び
搬送部分Ｂに対して垂直に降下される。

各側の捕捉及び搬送部分は４本の弦またはワイヤ１２，
１３．１４および１５からなる（第４図参照）。これら
のワイヤまたは弦は弾力を有すべきである。図示の実施
例においては、約５ｍｍの直径を有する、商標「ポリコ
ード」で販売されている合成プラスチックワイヤが使用
されている。複数のワイヤは互いに協働し、すなわちワ
イヤ１３および１４はこれらが卵を捕捉するように空間
が置かれ、その結果これらのワイヤはまた捕捉ワイヤと
呼ばれる。ワイヤ１２及び１５は、これらが卵が捕捉さ
れるときに該卵が直立位置に残ることを保証するため、
続いて協働し、それゆえそれらのワイヤはまた支持ワイ
ヤと呼ばれる。垂直に向けられたそれらの軸により供給
される卵が水平に前進するワイヤによって捕捉されるた
め、卵はワイヤに接触するとき、搬送の方向にそれらの
長手方向軸線により即座に傾けられる。卵が正しく捕捉
されかつそれらの先端により搬送方向に達することを保
証するために、はね取付は捕捉板１６が指部６の通過開
口において各搬送路のために配置させることができる。

第２図に示すごとく、支持ワイヤは戻りローラ１７から
自由に回転し得る補助ローラ１８を介してかつ次いで斜
めに下方に向って戻りローラ１９に延びる。

戻りローラ１９の前の距離に、戻りローラ２１と協働す
る戻りローラ２０が設けられかつそれを介して２本の搬
送ワイヤ２２．　２３　（第５図参照）が導かれる。ロ
ーラ２０と２１間の搬送ワイヤ２２．２３の大きな部分
は支持板３０によって支持され、該支持板はそのために
搬送ワイヤの直径と一致する凹所２４，２５を備えてい
る。第２図に示すように、戻りローラ１９と２０との間
には転送ローラ２６（第３図には明瞭化のために示して
ない）が設けられ、転送ローラは捕捉ワイヤ１３．１４
から前進する卵の転送が固定点においてかつ先行および
後続の即問の衝突を容易に生じるかも知れない可変点に
おいてでなく搬送ワイヤ２３．２４によって行なわれる
ことを保証する。この点において観察されることは、転
送ローラはその上方で移動する搬送ワイヤ２２．２３が
少なくとも戻りローラ２０の位置におけると同一レベル
にかつ同様に戻りローラ１９上のガイドの位置において
捕捉ワイヤ１３．１４と同一レベルに常に置かれるよう
な方法において配置されるということである。

搬送部分Ｃは低い速度で前進する搬送部分りと連接する
。すなわち搬送部分り上の運動の間中、卵の速度は完全
にゼロに減じられる。そのために、搬送部分りは戻りロ
ーラ２８，２’９上を走行する１本の搬送ワイヤ２７（
第６図）を備えている。第２図、第３図及び第６図に示
すように、支持板３１は搬送ワイヤ２７の下に、すなわ
ち戻りローラ２１から戻りローラ２９を越えて設けられ
ている。支持板３１は搬送ワイヤ２７が支持縁部３２，
３３に関連してさらに下方に動くような方法において搬
送ワイヤ２７に関連して構成されかつ配置されている。

これは下流方向に見られるように、搬送方向にその長手
方向軸線により方向づけられた卵がまず搬送ワイヤ２７
によって搬送されるが、一定の運動において、卵は搬送
ワイヤ及び２つの縁部３２．３３の一方（点線で第６図
に示される）上に排他的に載置することを意味し、その
結果、卵は徐々に回転し且つついに第６図に実線で示さ
れた位置に達し、それによりもっばら縁部３２．３３上
に載置する。この位置において、各卵の搬送速度はゼロ
に減じられる。従って、緩衝作用はこの最後の部分にお
いて発生する。

この位置から、卵は手で又は自動的に移動させることが
できそして搬送部分りと連接している梱包テーブル上に
配置されたトレー等内に梱包される。

更に図示したごとく、搬送方向を横切って、並置関係に
配置されるローラは単一の軸に取付けられ、これらのロ
ーラはハンチングで第２図にすべて示されるが参照番号
は付されていない。

これらの軸はそれ自体公知の方法でフレーム板４を趙え
て延長され且つその位置において駆動機構を備え、該駆
動機構は同様にそれ自体公知であり且つしたがって図示
されない。

図面、特に第２図に示すごとく、捕捉ワイヤ１３．１４
は卵が前記ワイヤ上に降下するとき下がり、その結果卵
は弾力的に捕捉され、それにより損傷の機会を最小にす
る。捕捉ワイヤの捕捉位置は第２図に点線によって示さ
れている。

第２図及び第４図に示した捕捉及び支持ワイヤとの状態
に代えて、また第７図に略示されるような構造が使用さ
せることができる。第７図において、捕捉ワイヤ１３．
１４は単一の弾力のある捕捉ベルト３５によって換えら
れ、−力支持ワイヤ１２．１５は維持される。この実施
例による構造は上述された構造と同一の効果を達成する
ことができる。

これはまた第８図に示された構造に適用され、第８図に
おいて、捕捉及び支持ワイヤ１２゜１３．１４．１５は
２つの角度的に配置された弾力のある回転ベルト３６．
３８によって換えられる。これらのベルトの作動は上記
に鑑みて明らかであるので、さらに説明はしない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置を適用した梱包装置を示す概略上
面図、第２図は第１図のｎ−ｎ線の概略断面図、第３図
は第２図に示した装置の上面図、第４図は第２図のｒＶ
−ＩＶｊＪＩの断面図、第５図は第３図のＶ−Ｖ線の断
面図、第６図は第３図のＶｌ−Ｖｌ線の断面図、第７図
は本発明による装置の他の実施例の第４図による断面図
、第８図は本発明による装置のさらに他の実施例の第７
図による正面図である。図中、符号１は送り装置、２は搬送路、３は梱包路、４
はフレーム板、５は軸、６は指部、７は尾片、９，１０
はばね、１２，１３，１４゜１５はワイヤ、１６は捕捉
ワイヤ、１７，１９゜２０．２１，２８．２９は戻りロ
ーラ、１８は補助ローラ、２２，２３．２７は搬送ワイ
ヤ、２４．２５は凹所、３１は支持板、３２．３３は支
持縁部、３５，３６．３７は回転ベルト、Ａはゲート装
置、Ｂは捕捉及び搬送部分、Ｃ２Ｄは搬送部分である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）弾性捕捉機構から成る垂直に供給させた卵等の物
品を捕捉し且つ横方向に移動させるための装置において
、該捕捉機構を自由な屈曲度を有する実質上平行に並置
させた弾力のある複数のワイヤ又はベルトから構成した
ことを特徴とする垂直供給物品の捕捉及び移動装置。
（２）捕捉機構を少なくとも２本の僅かに間隔を置いた
平行な捕捉ワイヤから構成したことを特徴とする特許請
求の範囲第１項に記載の垂直供給物品の捕捉及び移動装
置。
（３）捕捉ワイヤの上方に配置させ且つ捕捉ワイヤより
大きな間隔で離して配置させた複数の支持ワイヤを備え
たことを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の垂直
供給物品の捕捉及び移動装置。
（４）捕捉及び搬送ワイヤ又はベルトの下流で、第２の
搬送部分が最初に述べた搬送ワイヤ又はベルトより小さ
な速度でそれらと連接することを特徴とする特許請求の
範囲第１項、第２項又は第３項に記載の垂直供給物品の
捕捉及び移動装置。
（５）第２搬送ワイヤは、下流方向に見て、先行の搬送
ワイヤより低い速度で１またはそれ以上の搬送ワイヤと
連接することを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載
の垂直供給物品の捕捉及び移動装置。
（６）支持ワイヤは卵送給位置の下流方向に見て、捕捉
ワイヤから非常に小さな間隔で配置されることを特徴と
する特許請求の範囲第４項に記載の垂直供給物品の捕捉
及び移動装置。
（７）支持、捕捉又は搬送ワイヤ又はベルトが複数の戻
りローラによって案内され、常に各対の１つが駆動され
ていることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項乃至
第６項のいずれか１項に記載の垂直供給物品の捕捉及び
移動装置。
（８）下流方向に見て、第１及び第２搬送ワイヤ又はベ
ルトの戻りローラ間にはこの正確な位置において卵の搬
送が保証されるようなレベルで搬送ローラが配置されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第４項乃至第７項
のいずれか１項に記載の垂直供給物品の捕捉及び移動装
置。
（９）回転可能に取付けられた捕捉板が卵送給位置の横
方向に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲
第１項乃至第８項のいずれか１項に記載の垂直供給物品
の捕捉及び移動装置。
（１０）下流方向に見て、支持ワイヤを支持するための
支持ローラが第１戻りローラの傍にではあるが卵送給位
置の前方に且つ戻りローラより高いレベルに配置されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第９項
のいずれか１項に記載の垂直供給物品の捕捉及び移動装
置。
（１１）搬送ワイヤの下に設けられるのは、１つ又は複
数の搬送ワイヤを支持するための１つ又はそれ以上の凹
所を有する複数の支持板であることを特徴とする特許請
求の範囲第１項乃至第１０項のいずれか１項に記載の垂
直供給物品の捕捉及び移動装置。
（１２）下流方向に見て最後である支持板及び該支持板
によって案内される搬送ワイヤは該搬送ワイヤが、搬送
方向に見て、搬送された卵が、下流方向に見て、前記支
持板の端部を越えて一定の間隔で搬送線によってもはや
支持及び搬送されないが排他的に支持板により支持され
るような方法において支持板のレベル以下に下降するよ
うな方法において構成されかつ互いに配置されることを
特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第１１項のいずれ
か１項に記載の垂直供給物品の捕捉及び移動装置。
（１３）支持ワイヤは卵の回転が長手方向から横方向に
行なわれ、先端が１つの付与された側に方向付けされる
ように支持板に関連して非対称に配置されることを特徴
とする特許請求の範囲第１２項に記載の垂直供給物品の
捕捉及び移動装置。
（１４）並置された戻りローラは軸を介して相互に接続
されかつ常に各対の戻りローラの１つが駆動されること
を特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第１３項のいず
れか１項に記載の垂直供給物品の捕捉及び移動装置。
（１５）搬送方向に見て、ゲート装置またはドロップセ
ットは捕捉機構を越えて配置されることを特徴とする特
許請求の範囲第１項乃至第１４項のいずれか１項に記載
の垂直供給物品の捕捉及び移動装置。