JPS632616Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632616Y2 JPS632616Y2 JP1978099350U JP9935078U JPS632616Y2 JP S632616 Y2 JPS632616 Y2 JP S632616Y2 JP 1978099350 U JP1978099350 U JP 1978099350U JP 9935078 U JP9935078 U JP 9935078U JP S632616 Y2 JPS632616 Y2 JP S632616Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil passage
- distributor
- pump chamber
- housing
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 35
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 10
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば２サイクル内燃機関の分離潤滑
用として使用される微量潤滑油ポンプに係る。
用として使用される微量潤滑油ポンプに係る。
この種ポンプとして、ハウジングの内孔に回転
自在嵌挿したデストリビユーターに軸方向シリン
ダー孔を形成し、ここにデストリビユーターの回
転によつて往復動されるプランジヤーを嵌挿し、
デストリビユーターの分配油路によつてポンプ室
をハウジングの内孔に開口する吸入油路と吐出油
路とに切換連通するものが知られている。従来一
般に、ハウジングの吸入油路と吐出油路とはデス
トリビユーターの分配油路に対応してその開口位
置を定められていたので、分配油路を含む同一平
面内に存在していた。このため、デストリビユー
ターの外径が細い場合や、あるいは一回転に２回
以上の吸入吐出を要求され、吐出油路が複数設け
られている場合には、吸入油路と吐出油路との各
開口が近接し、充分なシール性能を確保し難いと
いう問題点があつた。
自在嵌挿したデストリビユーターに軸方向シリン
ダー孔を形成し、ここにデストリビユーターの回
転によつて往復動されるプランジヤーを嵌挿し、
デストリビユーターの分配油路によつてポンプ室
をハウジングの内孔に開口する吸入油路と吐出油
路とに切換連通するものが知られている。従来一
般に、ハウジングの吸入油路と吐出油路とはデス
トリビユーターの分配油路に対応してその開口位
置を定められていたので、分配油路を含む同一平
面内に存在していた。このため、デストリビユー
ターの外径が細い場合や、あるいは一回転に２回
以上の吸入吐出を要求され、吐出油路が複数設け
られている場合には、吸入油路と吐出油路との各
開口が近接し、充分なシール性能を確保し難いと
いう問題点があつた。
本考案はこれらの点に鑑みなされたもので、以
下図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
下図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
ハウジング１の内孔２にデストリビユーター３
が回転自在に嵌挿されており、該デストリビユー
ター３の下端は吐出量調整カム１１の軸部１２に
衝合している。デストリビユーター３の軸心部に
は段付シリンダー孔４が形成されており、ここに
段付プランジヤー５が嵌挿されて環状のポンプ室
７が形成されている。プランジヤー５の大径頭部
に端面カム１３が形成されており、バネ１４によ
つて押圧されてデストリビユーター３の端面に支
持された転動球１５と係合している。ハウジング
の吸入油路８と吐出油路９とはデストリビユータ
ー３の軸方向に離隔してハウジング内孔２に開口
している。即ち吸入油路８は第１図における断面
−に含まれる位置で開口し、吐出油路９は断
面−に含まれる位置で開口している。デスト
リビユーター３の外周には両開口に互る長溝１０
が形成されており、該長溝１０が分配油路６を介
してポンプ室７に連通している。入力軸１６を回
転させるとデストリビユーター３が回転し、これ
に伴なつてプランジヤー５が往復動しポンプ室７
の容積が変化する。ポンプ室７の容積拡張時に
は、ハウジングの吸入油路８、デストリビユータ
ーの分配油路６を通つて潤滑油が吸入され、容積
収縮時にはデストリビユーターの分配油路６、長
溝１０、ハウジングの吐出油路９を介して潤滑油
が排出される。なお、図示された実施例はデスト
リビユーター３の１回転につき２回吐出をするも
のであり、プランジヤー頭部の端面カム１３は２
山を有し、デストリビユーター３の一回につき２
回往復をする。吐出油路９は180゜間隔で２つ設け
られている。
が回転自在に嵌挿されており、該デストリビユー
ター３の下端は吐出量調整カム１１の軸部１２に
衝合している。デストリビユーター３の軸心部に
は段付シリンダー孔４が形成されており、ここに
段付プランジヤー５が嵌挿されて環状のポンプ室
７が形成されている。プランジヤー５の大径頭部
に端面カム１３が形成されており、バネ１４によ
つて押圧されてデストリビユーター３の端面に支
持された転動球１５と係合している。ハウジング
の吸入油路８と吐出油路９とはデストリビユータ
ー３の軸方向に離隔してハウジング内孔２に開口
している。即ち吸入油路８は第１図における断面
−に含まれる位置で開口し、吐出油路９は断
面−に含まれる位置で開口している。デスト
リビユーター３の外周には両開口に互る長溝１０
が形成されており、該長溝１０が分配油路６を介
してポンプ室７に連通している。入力軸１６を回
転させるとデストリビユーター３が回転し、これ
に伴なつてプランジヤー５が往復動しポンプ室７
の容積が変化する。ポンプ室７の容積拡張時に
は、ハウジングの吸入油路８、デストリビユータ
ーの分配油路６を通つて潤滑油が吸入され、容積
収縮時にはデストリビユーターの分配油路６、長
溝１０、ハウジングの吐出油路９を介して潤滑油
が排出される。なお、図示された実施例はデスト
リビユーター３の１回転につき２回吐出をするも
のであり、プランジヤー頭部の端面カム１３は２
山を有し、デストリビユーター３の一回につき２
回往復をする。吐出油路９は180゜間隔で２つ設け
られている。
本考案においては、ハウジングの吸入油路８と
吐出油路９とがデストリビユーター３の軸方向に
離隔して設けられているのでシール性能が向上
し、しかも長溝１０はデストリビユーター３の外
表面に形成したものであるから造簡易でその加工
も容易である。
吐出油路９とがデストリビユーター３の軸方向に
離隔して設けられているのでシール性能が向上
し、しかも長溝１０はデストリビユーター３の外
表面に形成したものであるから造簡易でその加工
も容易である。
第１図は本考案一実施例の縦断面図、第２図は
第１図−線に沿う断面図、第３図は第１図
−線に沿う断面図、第４図はデストリビユータ
ーの一部省略斜視図である。 符号の説明、１……ハウジング、２……ハウジ
ングの内孔、３……デストリビユーター、４……
シリンダー孔、５……プランジヤー、６……分配
油路、７……ポンプ室、８……吸入油路、９……
吐出油路、１０……長溝。
第１図−線に沿う断面図、第３図は第１図
−線に沿う断面図、第４図はデストリビユータ
ーの一部省略斜視図である。 符号の説明、１……ハウジング、２……ハウジ
ングの内孔、３……デストリビユーター、４……
シリンダー孔、５……プランジヤー、６……分配
油路、７……ポンプ室、８……吸入油路、９……
吐出油路、１０……長溝。
Claims (1)
- ハウジング１の内孔２に回転自在にデストリビ
ユーター３を嵌挿し、該デストリビユーター３の
軸方向に段付シリンダー孔４を形成し、該段付シ
リンダー孔４にデストリビユーター３の回転によ
つて往復動する段付プランジヤー５を嵌挿して環
状のポンプ室７を形成し、デストリビユーター３
にポンプ室７に連通する分配油路６を形成し、該
分配油路６によつてポンプ室７を、ハウジングの
内孔２に開口する吸入油路８と吐出油路９とに切
換連通する微量潤滑油ポンプにおいて、吸入油路
８と吐出油路９とのハウジング内孔２における開
口位置をデストリビユーター３の軸方向に離隔し
て設け、デストリビユーター３の外周に両開口位
置に亙る長溝１０を形成し、該長溝１０を分配油
路６を介してポンプ室７に連通したことを特徴と
する微量潤滑油ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978099350U JPS632616Y2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978099350U JPS632616Y2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5515384U JPS5515384U (ja) | 1980-01-31 |
| JPS632616Y2 true JPS632616Y2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=29035983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978099350U Expired JPS632616Y2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS632616Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS434011Y1 (ja) * | 1964-10-27 | 1968-02-21 | ||
| JPS479142U (ja) * | 1971-02-26 | 1972-10-03 | ||
| JPS5091803A (ja) * | 1974-12-13 | 1975-07-22 |
-
1978
- 1978-07-19 JP JP1978099350U patent/JPS632616Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS434011Y1 (ja) * | 1964-10-27 | 1968-02-21 | ||
| JPS479142U (ja) * | 1971-02-26 | 1972-10-03 | ||
| JPS5091803A (ja) * | 1974-12-13 | 1975-07-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5515384U (ja) | 1980-01-31 |
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