JPS6326154Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6326154Y2
JPS6326154Y2 JP8351283U JP8351283U JPS6326154Y2 JP S6326154 Y2 JPS6326154 Y2 JP S6326154Y2 JP 8351283 U JP8351283 U JP 8351283U JP 8351283 U JP8351283 U JP 8351283U JP S6326154 Y2 JPS6326154 Y2 JP S6326154Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
waterproof ring
dehydrator
periphery
dehydration tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8351283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59188093U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8351283U priority Critical patent/JPS59188093U/ja
Publication of JPS59188093U publication Critical patent/JPS59188093U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6326154Y2 publication Critical patent/JPS6326154Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は脱水機のシール構造に係り、特に電気
洗濯機等に設けられる脱水機のシール構造に関す
る。
第1図では二槽式の洗濯機の概略構造を示され
ている。第1図において10は外箱、12は洗濯
槽、14は脱水槽を示している。脱水槽14の底
部に形成された開口16にはゴム製の防水リング
18が装着され、この防水リング18の中央部に
は回転軸20が挿通されている。回転軸20の上
部には脱水かご22が設けられ、また回転軸20
の下部はモータ24の出力軸と連結されている。
第2図では脱水槽14の底部に形成された開口
16と防水リング18とのシール構造の詳細が示
されている。第2図に示すように脱水槽14の底
部の開口16には円筒部26が形成され、更にこ
の円筒部26の内側には防水リング18の縁部が
位置、更にその内側には環状体28が位置してい
る。環状体28は脱水槽の円筒部26に形成され
た爪30によつて形成される。
第2図で示す脱水機のシール構造に於いては、
脱水槽14の円筒体26と還状体28とによつて
防水リング18を圧接し、シールするようになつ
ている。しかしながら従来の脱水機のシール構造
に於いては部品成形においてばらつきが生じ、脱
水槽14の円筒体26の内径及び還状体28等の
外形寸法にばらつきが生じ、予定した通りの圧接
による締代が確保できず、水漏れ等発生しやす
い。従つてこのような水漏れを防ぐために防水リ
ング18の圧接面に接着剤を設け、これにより水
漏れを防ぐようにしている。しかしながら接着剤
を用いると組立作業が難しくなり、また組立費、
材料費が高くなる欠点がある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、部品成形時の寸法ばらつきが生じても完全に
シール効果をもたせることができる脱水機のシー
ル構造を堤案することを目的としている。
本考案は前記目的を達成する為に、防水部分の
周縁に断面形状を下面が開放端を形成するように
コ字状に形成し、脱水槽の開口縁は断面形状が下
面が開放端を持つコ字状に形成されて防水リング
の周縁に嵌入されると共に所定間隔で複数の爪孔
が形成され、押さえリングは断面がコ字状に形成
されて防水リングの周縁と脱水槽の開口縁が嵌入
されると共に脱水槽の爪孔に係止される複数の係
止爪が形成されていることを特徴としている。
以下添付図面に従つて本考案に係る脱水機のシ
ール構造の好ましい実施例を詳説する。
第3図乃至第5図に於いては本考案に係る実施
例が示されている。第3図乃至第5図の実施例に
於いて第1図で示した従来の脱水機のシール構造
と同一の部材若しくは類似の部材には同一の符号
を付しその説明は省略する。第3図に示すように
ゴム製の防水リング18の周縁32は断面がコ字
状に形成されている。第3図に示すようにコ字状
に形成された周縁32はその上面に所定間隔で孔
33が形成され、その開放端が下方に向くように
形成されている。脱水槽14の底部には開口16
が形成され、この開口16の開口縁34は同じく
断面がコ字状に形成され、その下面に開放端が位
置するように形成されている。開口縁34の上面
には第3図、第4図に示すようにリング状の凸状
部36,38が上方に向けて突設されている。ま
た周縁32の上面には第3図および第4図に示す
ように前記孔33に対応する位置に爪孔40が形
成されている。一方押えリング42は断面が第3
図に示すようにコ字状に形成され、下面に開放端
を有している。更に押さえリング42は孔33と
対応する位置に半径方向に拡縮自在な係止爪46
が下方に向けて突設されている。また第5図に示
すように防水リング18の周縁32の裏面には爪
孔40を囲むように同心状と放射状のリツプ44
が下方に向け突設されている。
前記の如く構成された本実施例は次の如く組立
られる。まず防水リング18の断面コ字状の周縁
32を脱水槽14の断面コ字状の開口縁34の外
周面に取付ける。次にこの状態から断面コ字状の
押さえリング42を下方に押圧して押さえリング
42内に防水リング18の周縁32と脱水槽14
の開口縁34とを重ね合わせたものを嵌入する。
この際押さえリング42の係止爪46を孔33、
爪孔40に位置合わせし、係止爪46を孔33、
爪孔40内に挿入する。係止爪46は孔33、爪
孔40を通過する際には半径方向に縮少し、爪孔
40通過後は拡大し、押さえリング42を洗濯槽
14の開口縁34に係止する。押さえリング42
が係止爪46によつて洗濯槽14の底部に係止さ
れると、防水リング18の周縁32は押さえリン
グ42と脱水槽14の開口縁34とで強圧されシ
ールされる。この際脱水槽の開口縁34には突条
部36,38が上方に向けて突設されているの
で、二重にシール効果をもたせられ、完全にシー
ルすることができる。また防水リング18には爪
孔40を囲むように円心状と放射状のリツプ44
が設けられているので、例え開口縁上面に凹凸が
生じたとしても接合が不完全となるようなことも
なく三重にシール効果をもたせられ、より完全に
シールすることができる。
以上説明したように本考案に係る脱水機のシー
ル構造によれば、従来のようにシール部を内接の
シール構造ではなく、脱水槽の開口縁の平面部分
と上方からの押さえリングによつて防水リングの
周縁を強圧するようにしたので、防水リング、押
さえリング、脱水槽の開口縁に半径方向の寸法誤
差が生じても水漏れ等が生じることはない。従つ
てシール部に接着剤を設ける必要はなくシール構
造は極めて簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は二槽式洗濯機の概略構造を示す断面
図、第2図は従来の脱水機のシール構造を示す部
分断面図、第3図は本考案に係る脱水機のシール
構造を示す部分断面図、第4図は本考案に係る実
施例で用いられる脱水槽開口縁の平面図、第5図
は本考案に係る実施例で用いられる防水リングの
底面図である。 14は脱水槽、18は防水リング、32は防水
リングの周縁、33は孔、34は脱水槽14の開
口縁、36,38はリング状突条部、40は爪
孔、42は押さえリング、44はリツプ、46は
係止爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 脱水槽の底部に形成された開口に、脱水かご
    の回転軸が挿通される弾性材製防水リングの周
    縁を装着した脱水機のシール構造に於いて、防
    水リングの周縁の断面形状は下面が開放端を形
    成するようにコ字状に形成され、脱水槽の開口
    縁の断面形状は下面が開放端を持つコ字状に形
    成されて防水リングリングの周縁に嵌入される
    と共に所定間隔で複数の爪孔が形成され、押さ
    えリングは断面がコ字状に形成されて防水リン
    グの周縁と脱水槽の開口縁が嵌入されると共に
    脱水槽の爪孔に係止される複数の係止爪が形成
    されていることを特徴とする脱水機のシール構
    造。 (2) 脱水槽の開口縁には、開放端の反対面にリン
    グ状の凸状部が形成されていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項の脱水機のシ
    ール構造。 (3) 防水リングの周縁裏面には、隣接する爪孔を
    囲む下方に突出するリツプが形成されているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲の第1
    項の脱水機のシール構造。
JP8351283U 1983-06-01 1983-06-01 脱水機のシ−ル構造 Granted JPS59188093U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8351283U JPS59188093U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 脱水機のシ−ル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8351283U JPS59188093U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 脱水機のシ−ル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188093U JPS59188093U (ja) 1984-12-13
JPS6326154Y2 true JPS6326154Y2 (ja) 1988-07-15

Family

ID=30213464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8351283U Granted JPS59188093U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 脱水機のシ−ル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59188093U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59188093U (ja) 1984-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4998642A (en) Plastic sealing cover
KR850003779A (ko) 주철관용 환상 밀봉팩킹
JPS6326154Y2 (ja)
JPH0244421Y2 (ja)
US4117658A (en) Waterproof watch case
JPH0477066U (ja)
JPH043192Y2 (ja)
JPH031674Y2 (ja)
KR200174325Y1 (ko) 세탁기용 벨로우즈
JPH0236439Y2 (ja)
JPH0311173U (ja)
JPS6042392Y2 (ja) 時計ケ−スの防水構造
JPH0451278Y2 (ja)
JPH0320762U (ja)
JPH0330276Y2 (ja)
JPH039550Y2 (ja)
JPS5912449Y2 (ja) 軸封装置
JPS641664Y2 (ja)
JPH0221372U (ja)
JPS6353460U (ja)
JPS6391760U (ja)
JPH0427449Y2 (ja)
JPS6140299Y2 (ja)
JPS5837033Y2 (ja) 防水時計ケ−スのガラス部構造
JPH0410164U (ja)