JPS63261392A - 自動演奏装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子楽器の自動演奏装置に関するものである
。

従来の技術 近年、電子オルガン、電子キーボードに旋律と併秦とリ
ズムを全て、あるいはそれらの一部を自動的に出力する
自動演奏機能が組込まれている。

父、リズム出力のみの単機能のものとしては、いわゆる
リズムボックスといわれるドラムパーカッション専用の
ものも開発されている（例えば、特開昭５６−６６８９
７号公報）。

以下図面を参照しながら上述の自動演奏装置について説
明する。

第３図は従来の自動演奏装置の構成を示すものである。

第３図において、１０１はテンポ調整入力部、１０２は
テンポ制御部、１０３はクロック発生部、１０４は楽音
情報メモリ、１０５は楽音発生部、１０６は発生・停止
指示部である。

以上のように構成された自動演奏装置について、以下そ
の動作について説明する。

テンポ調整入力部１０１ば、出力する自動演奏のテンポ
を＝Ｘする為に、スライドボリューム等のテンポ調整用
スイッチにより指示される入力に対応してテンポ計数値
を出力する。即ち、現在のテンポ計数値が人である時に
、テンポ調整指示入力によって、テンポを半分の速さに
指示すると、新規のテンポ計数値として人の２倍の値が
出力されることとなる。

テンポ計数値をＸ、テンポ調整指示入力に対応する速さ
をＹとすると（１）式のようになる。

Ｘ−□　　　　　　　　・・・・・・　　（１）ここで
、ｎは予じめ定められた定数とする。

テンポ制御部１０２は、クロック発生部１０３から出力
されるクロックを計数し、その計数結果がテンポ調整入
力部１０１から入力されるテンポ計数値と等しくなった
場合にクロック計数値をφにリセットすると共に、楽音
情報メモリー０４に出力するアドレスを歩進する。クロ
ック計数値とテンポ計数値とが等しくない場合にテンポ
制御部１０２は、上述の動作をくり返すが、発生・停止
指示部１０６に対し停止が指示されて発生・停止指示部
１０６から停止指示信号が出力されている時には、クロ
ック計数動作を停止し、クロック計数値とアドレスを共
にリセットするものとする。

楽音情報メモＩＪ　Ｉ　Ｑ　４には出力したい楽音に関
する楽音情報が記憶されているものとする。ここで、楽
音情報とは１発生開始、継続、停止に関する情報が各々
−語で表現されているものとし、発生開始に関する情報
についてはその一語内に更に音色、音量、音高に関する
情報をも含んでいるものとする。このような情報−語一
語が自動演奏用音符表現の最小単位に対応して楽音情報
メモリ１０４内に順次格納されているものとする。

楽音発生部１０６は、テンポ制御部１０２から出力され
るアドレスに対応して楽音情報メモリ１０４から出力さ
れる楽音情報に従って楽音を出力することとなる。

以上の動作によってテンポ調整を実施した後に、一旦発
生・停止指示部１０６によって停止させ、さらに出力し
たいタイミングで発生を開始させるように使用される。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、テンポ調整時と
、テンポＡ釜後の自動演奏時とでは、使用者の音楽的環
境の変化の為に調整時に設定したテンポが自動演奏時の
テンポとしては速すぎる、あるいは、遅すぎるように感
じられるという問題点があった。

本発明は上記問題点に鑑みて、自動演奏開始直前におい
て指示する必ずしも安定していない人間の入力に基いて
テンポを決定することのできる自動演奏装置を提供する
ものである。

問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の自動演奏装置は入
力されるテンポ相当のタイミングに対応したタイミング
信号を発生する入力部と、クロックを出力するクロック
発生部と、自動演奏の開始と停止とを指示する開始停止
指示部と、パターン情報を出力するパターンメモリと、
開始・停止指示部から出力される開始信号が入力される
と演算実行可能状態となり、タイミング信号とクロック
とパターン情報とからテンポ設定の基準値となるテンポ
計数値を算出し、かつ出力するテンポ演算部と、テンポ
計数値とクロックとを入力と１〜自動演奏のテンポに対
応する信号を出力するテンポ制御部と、自動演奏のテン
ポに対応する信号に応じて順次演奏出力を更新出力する
演奏出力部とから構成される。

作用 この構成によって、開始・停止指示部に自動演奏の開始
が指示されるとテンポ演算部はテンポ演算実行可能な状
態となる。テンポ入力部は予じめ定められたパターンで
入力される複数回のテンポ相当のタイミング入力を検知
し、対応するタイミング信号を出力する。テンポ演算部
はテンポ入力部から出力されるタイミング信号間の時間
間隔をクロックに従って各々計数した後に、パターン情
報メモリから出力されるパターン情報に対応して計数結
果を荷重平均化処理することによってテンポを演話決定
し、対応するテンポ計数値を出力する。テンポ制御部は
テンポ計数値が入力されるとクロック計数を開始し、テ
ンポに対応した信号を演奏出力部に出力するので、演奏
出力部からはテンポ入力に対応したテンポの演奏出力が
為されることとなる。

実施例 以下、不発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例における自動演奏装置のブロ
ック図を示すものである。

第１図において、１はテンポ入力部、２はテンポ演算部
、３は開始・停止指示部、４はテンポ制御部、５は演奏
出力部、６はパターン情報メモリである。なお、１０３
はクロック発生部、１０４は菜音情報メモリ、１０５は
楽音発生部で、これら：・ま従来例の構成と同じもので
ある。

まず、開始・停止指示部３に対して自動演奏開始を指示
すると、開始・停止指示部３から開始信−号が出力され
る。予じめ定められたパターン、即ち、例えば４拍子の
演奏の時には、１．２，３゜４（タン、タン、タン、タ
ンンというように定められたパターンに従ってテンポ入
力部１に対し４回のテンポ相当のタイミング入力をする
と、テンポ入力部１は、テンポタイミング入力に対応し
たタイミング信号を４回出力する。

テンポ演算部２は、テンポ入力部１から出力される４個
のタイミング信号間の時間間隔３個（Ｔ１２　、　Ｔ２
３１７５４秒とする）をクロック発生部１０３から出力
されるクロックを計数することによって得る。従って４
個のタイミング信号をそれぞれｓ、　、　ｓ２．　ｓ、
、　ｓ４とすると、それぞれの時間間隔はＴ１□、　Ｔ
２３．　Ｔ３４であり、クロックの計数値をそれぞれ馬
２・Ｎ２３・Ｎ５４とする時・Ｔ＝　　＝　Ｎ・ｎ　（
ｉ＝１．２．ｓ）　−・＝−＜２）１工＋１　　　　　
１１−Ｈ となる。

ここで、ｎはクロックの時間間隔とする。

他方において、パターン情報メモリ６かラバター′情報
Ｗ１２・”２３・ＷＳ２が出力される０パターン情報Ｗ
１□’　”２５　＋　”３４はそれぞれ時間間隔Ｔ１□
”２５１Ｔ５４に対応し荷重係数であｐ、 とする。

テンポ演算部２は（４）式によってテンポ計数値Ｎを得
る。

ここで、Ｔは最終的なテンポ１拍て対応する時間間隔で
ある。又、ｍは従来例で述べた自動演奏用音符表現の最
小単位に対応して決まる数値であって、１６分音符の時
にはｍ＝４となる。一般にｈ分音符の時に ｍ二□　　　　　　　・・・・・（６）となる。

テンポ演算部２は、テンポ計数値算出中もタイミンク信
号Ｓ４から後のクロックを計数し、テンポ計数値Ｎを算
出後においては、クロックの計数値がＮ−ｍＫ等しくな
るまで計数をくり返す。

クロックの計数値がＮ−ｍに等しくなった時、テンポ演
算部２はテンポ制御部４に対してテンポ計数値Ｎを出力
した後に、テンポ制御開始を指示する。

テンポ制御部４ば、テンポ演算部２から出力されるテン
ポ制御開始の指示に対応して第１番目の演奏出力を指示
するとともに、クロック発生部１０３から出力されるク
ロックの計数を開始して従来例と同じ動作をくり返す。

演奏出力部６は、テンポ制御部４から出力されるテンポ
に対応する信号のタイミングに従って順次演奏出力を更
新してゆくこととなる。なお、以上の動作は開始・停止
指示部３に対し停止が指示されると、テンポ演算部２か
らテンポ制御部４へ停止が指示されることによって停止
する。

以上の各信号の関係を第２図に示す。

以上のように本実施例によれば、予じめ定められたパタ
ーンが、例えば１．２，３．４（タン。

タン、タン、タン）である即ち、４拍子である場合にお
いて、テンポ相当入力が４回テンポ入力部１に入力され
ると、テンポ演算部２において第４の入力を検知すると
同時にテンポ計数値を算出し、算出したテンポ計数値を
用いて第６のタイミングを算出するので、１小節相当の
テンポ相当入力が為された後の次の１拍目のタイミング
から自動演奏出力が可能となる。

なお、以上において、テンポ入力部１への予じめ定めら
れた入カバターンを４拍子における１粕分のパターンと
したが、これは３拍子あるいは％拍等を用いるパターン
とすることも可能であシ、これらは（３）式をパターン
及び拍子に対応して変形させて、１拍相当の計数値を得
ることにより達成される。

なお、本実施例におけるパターン情報Ｗ、２゜Ｗ２５１
　ＷＳ２　　の値を（７）式のように設定することによ
り、テンポ相当のタイミングの指示入力を安定した速度
で実施できない使用者、例えばｒｌ、２Ｊの時は速く、
ｒ３．４Ｊの時に実、際に所望のテンポ相当のタイミン
グ指示入力を実施してしまうような場合にも所望のテン
ポによる自動演奏を実現することができる。

°発明の効果 本発明は、テンポ演算部が、テンポ入力部に対して予じ
め定められたパターンに従って実施したテンポ相当のタ
イミング入力の時間間隔に対応した計敬値群に対して、
予想される便用背のテンポ相当タイミング入力のばらつ
きによる影響を除去する為に、パターン情報メモリから
出力されるパターン情報Ｗによる荷重平均化処理をする
ようにしたので、予じめ定められたパターンに従って、
正確さをあまり意識することなく入力部に対してたたく
等の指示をするだけで、所望のテンポの自動演奏を実施
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における自動演奏装置のブロ
ック図、第２図は本発明の一実施し１ｊに係るデータの
例示的関係図、第３図は従来の自動演奏装置のブロック
図である。 １・・・・・・テンポ入力部、２　・・・・テンポ演算
部、３・・・・・開始・停止指示部、４・・・・テンポ
制御部、５・・・演奏出力部、６・・・・・・パターン
情報メモリ、１０３・・・・クロック発生部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名処催
資や 第２図 Ｎ　ｎ 河棉ヨや

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力されるテンポ相当のタイミングに対応したタイミン
   グ信号を発生する入力部と、クロックを出力するクロッ
   ク発生部と、自動演奏の開始と停止とを指示する開始・
   停止指示部と、パターン情報を出力するパターン情報メ
   モリと、前記開始・停止指示部から出力される開始信号
   が入力されると演算可能状態となり前記タイミング信号
   と前記クロックと前記パターン情報とからテンポ設定の
   基準値となるテンポ計数値を演算出力するテンポ演算部
   と、前記テンポ計数値と前記クロックとを入力とし自動
   演奏のテンポに対応する信号を出力するテンポ制御部と
   、前記自動演奏のテンポに対応する信号に対応して順次
   演奏出力更新出力する演奏出力部とを備えた自動演奏装
   置。