JPS63261072A - 建造物の滑雪装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は建造物の滑雪装［Ｋ係るものである。

（従来の技術） 従来豪雪地帯においては通常の仕上げ材よりなる屋根を
急勾配にして滑雪させるのが一般的である。

また膜構造では融雪装置χ使用するのが一般的である。

（発明が解決しようとする問題点） 前者は構造体への積雪荷重の低減のみを目的としたもの
であるが、屋根の勾配には自づと限界があり、また滑雪
後の室内の明るさの保持に問題点がある。

また後者では融雪装置のランニングコストが嵩む上に、
融雪水の処理が容易でなく、不経済であった。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこのような問題点を解決するために提案された
もので、外部に露出した建造物の骨組間に亘って配設さ
れたりッジケーゾルと、バレーケーブルとの間に亘って
膜材を張設するとともに、前記骨組に起振装置を装架し
てなることン特徴とする建造物の滑雪装置に係るもので
ある。

（作用） 本発明によれば前記したように、外部に露出した骨組間
に亘って配設されたりッジケーゾルとバレーケーブルと
の間に膜材が張設されているので、前記ケーブルを適宜
配置することによりて急勾配の膜材面が得られ、同面上
の滑雪が円滑に行なわれる。更に骨組に装架した起振装
置を作動して前記膜材に振動を賦与することによって、
滑雪を確実ならしめることができる。

（発明の効果） このように本発明によれば、外部に露出した建造物の骨
組に、リッジケーブルとバレーケーブルとを介して膜材
を懸吊するとともに、起振装置を装架することによって
滑雪を円滑に遂行しうるものであり、前記膜材によって
滑雪後の室内の明るさｔ確保することができる。

また本発明によれば、２ンニングコストは建造物周囲に
滑落した雪の除去費用だけであるので、ランニングコス
トを大幅に低減できる。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

（１）は外部に露出した建造物屋根部に架設された骨組
で、同骨組＋１１には骨組間に架設されたりッジケー・
プル（２）と、バレーケーブル（３）との間に張設され
た透明、半透明の膜材（４）が懸吊され、更に前記骨組
（１）には小型の起振器（５）が装架されている。

図示の実施例は前記したように構成されているので、前
記各ケーブル（２）＋３１−＆膜材（４）が滑雪に対し
て有効な十分な勾配を有するように配設することによっ
て、膜材（４）上の積雪が円滑に滑落する。

而して骨組口）の形状等によって膜材（４）に十分な勾
配がとれない場合や、滑雪が十分でない場合には、前記
起振器（５）　Ｙ作動して膜材（４）に振動を賦与し、
滑雪χ確実なものとする。

前記実施例によれば滑雪した後、前記膜材（４）によっ
て室内の明るさが確保され、また前記実施例による２ン
ニングコストは建造物周囲に滑落した雪の除去だけであ
るから、大幅に低減する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る建造物の滑雪装置の一実施例を示
す斜面図、第２図はその縦断面図である。 （１）−骨組、　　　　　　　（２）−リッジケーブル
、（３）−ノ署し−ケープル、　（４）−膜材、（５）
−起振器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外部に露出した建造物の骨組間に亘って配設されたリッ
   ジケーブルと、バレーケーブルとの間に亘って膜材を張
   設するとともに、前記骨組に起振装置を装架してなるこ
   とを特徴とする建造物の滑雪装置。