JPS63258608A

JPS63258608A - 清澄濾過方法及びその装置

Info

Publication number: JPS63258608A
Application number: JP62093296A
Authority: JP
Inventors: Masahide Takada; 正英高田; Hirotada Kashima; 鹿島　啓正
Original assignee: Ebara Infilco Co Ltd
Current assignee: Ebara Corp
Priority date: 1987-04-17
Filing date: 1987-04-17
Publication date: 1988-10-26
Also published as: JPH0515481B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〕本発明は、上・下水、用水、産業廃水、水族館等の水な
どに含有される／ｇＪ質分を分離除去し、清澄化する清
澄が過方法及びその装置に関するものである。

〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕高濁度
原水に対応できる清１ｆｔＪ’過として、スポンジを炉
材層としたが過装置が採用されるようになってきた。

従来、この種の濾過装置におけるスポンジ炉材層の洗浄
は、洗浄水及び空気を単独あるいは同時に流してスポン
ジが材に捕捉されている濁質分を洗い流し、系外に排出
している。しかしながら、スポンジのような網目構造の
柔弾性体では、濁質分は内部にまで捕捉されることにな
り、このような洗浄操作によっては内部までを完全に洗
い出すことは困難であった。

また、スポンジの弾性を利用して、シリンダ等の機械的
手段で外部からスポンジを圧縮し、スポンジ内部の濁質
分を絞り出す方法も試みられている。この方法の利点は
、液体が短時間で除去できることであるが、スポンジの
圧縮手段が構造的に複雑であり、しかも絞り出された濁
質分の系外への排出にも問題があった。

本発明は、スポンジが材の圧縮と、絞り出された濁質分
の系外への排出を簡単かつ効果的にし、スポンジが材の
圧縮洗浄における問題点を解決しようとするものである
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、スポンジが材層を用いて水中の濁質分を捕捉
する清澄が過方法において、スポンジが材層内に膨張体
を配備し、が材の洗浄時に前記膨張体内に流体を圧入し
て膨張体を膨張せしめることによってスポンジが材層を
圧縮し、炉社内に捕捉された′ＥＪ質分を絞り出し、絞
り出された濁質分を洗浄水によって系外に排出すること
を特徴とする清澄が過方法及びその装置である。

〔作用〕

本発明では、槽内のスポンジが材層によってが過を行い
、水中の濁質分を除去するものであり、このようなが過
を長時間継続すると、従来のが過と同様にが抗が増大し
たり、場合によってはｔＪｉ過水中に濁質分がリークし
はじめるから、スポンジが材層の洗浄を行う。

その洗浄に際しては、スポンジが材層内に配備した膨張
体内に水、空気などの流体を圧入し、膨張体を膨張させ
ることによってスポンジが材を圧縮し、スポンジが社内
に捕捉された濁質分を絞り出し、槽内に洗浄水を導入し
て絞り出された濁質分を的確に系外に洗い流すものであ
る。

また、膨張体に噴出口を配設し、膨張体の膨張と同時に
圧入された流体を噴出すれば、スポンジが材の絞り出し
効果に加えて噴出する流体によって濁質分の洗い流し効
果が促進される。

洗浄後の膨張体の収縮は、膨張体内に圧入された流体を
排除することにより、スポンジが材の復元力によって行
われるが、膨張体の膨張と収縮を繰り返して濁質分の除
去効果を高めることもできる。

〔実施例〕

さらに本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。

図示例において、１はが過槽を示し、槽内には取り外し
可能の上部多孔支持体２と下部多孔支持体３が配置され
、これらの上下部多孔支持体２゜３の間にスポンジが材
４が充填されてスポンジが材層が形成されている。

スポンジが材４内には水、空気等の流体を圧入、排除す
ることによって膨張、収縮する膨張体５が配備され、支
持部材６．７によって上下部多孔支持体２．３に固定さ
れている。槽上部には、膨張体５を膨張させるための膨
張用流体導入管８が、一方が大気に連なる３方口弁ｖ１
を介して接続され、この接続部からフレキシブルチュー
ブ９によって膨張体５の内部に連通されている。

また、槽内の上部多孔支持体２より上方部には、原水導
入管１０が原水弁■２を介して開口され、その途中で洗
浄排水管１１が連なり、洗浄排水管１１は排水弁■３を
経て排水部１２に至っている。

更に、槽内の下部多孔支持体３の下方部は集水部１３と
なっており、この集水部１３にはが過水弁ｖ４を有する
が過水流出管１４が連結され、またが過水流出管１４に
は洗浄水導入管１５が洗浄水弁ｖ５を介して連なり、洗
浄水を集水部１３内に導くことができるようにしである
。

なお、集水部１３には、洗浄用空気導入管１６を空気弁
ｖ６を介して開口し、必要に応じてスポンジ炉材４の洗
浄時に空気を集水部１３内に導入するようにすると良い
。

また、膨張体５には圧入された膨張用流体の噴出口を配
設し、膨張体５を膨張させながら圧力流体を噴出させる
ようにし、スポンジが材４の洗浄効果を促進することも
好ましいＢ様である。

しかして、が適時には、原水導入管ＩＯから導入された
原水は、原水弁■２を通ってが過槽ｌ内に導かれる。続
いて、原水は上部多孔支持体２からスポンジ炉材４に流
入し、原水中の濁質分はスポンジ炉材４に捕捉され、清
澄となったが通水が下部多孔支持体３を経て集水部１３
に集水され、が通水流出管１４からが通水弁■４を通り
、外部の必要箇所に送られる。

このような濾過を長時間継続すると、従来のが過装置と
同様に、ヂ抗が増大したり、場合によってはが過水中に
濁質分がリークしはじめるから、スポンジ炉材４の洗浄
を行う。

スポンジ炉材４の洗浄に際しては、原水弁ｖ２を閉じて
原水の濾過槽１内への流入を停止し、濾過水弁■４を閉
じ、洗浄排水管１１中の排水弁■３を開く０次いで、洗
浄水弁ｖ５を開き洗浄水を濾過水流出管１４を経て集水
部１３に導入すると、洗浄水は下部多孔支持体３で分散
されながらスポンジが材４を上向流で洗浄するようにな
り、その洗浄排水は洗浄排水管１１から排水弁■３を経
て排水部１２に排出される。この時同時に、膨張用流体
として例えば圧縮空気を膨張用流体導入管８から３方口
弁■１を経て、更にフレキシブルチューブ９を通って膨
張体５内に圧入する。この圧縮空気の圧入によって、２
点鎖線で示すように、膨張体５は膨張し、スポンジ炉材
４は外側に向って圧縮されることになる。その結果、ス
ポンジが材４内に抽を足されている濁質分が絞り出され
、上向流で流れている洗浄水に同伴されて洗浄排水とし
て排水部１２に排出される。

また、膨張体５に圧縮空気の噴出口を配設し、膨張体５
を膨張させながら圧縮空気を噴出させると、膨張による
スポンジが材のＩＥＪｉ分の絞り出し効果に加えて、圧
縮空気による濁質分の洗い流し効果が加わり、スポンジ
炉材４の洗浄効果が促進される。

さらに、上述した洗浄操作において、膨張体５の膨張と
収縮を繰り返すようにして、スポンジが材４内の′／Ｑ
質分の絞り出し効果を高めるようにすることも好ましい
態様である。即ち、膨張体５を膨張させる時は、上述し
たように圧縮空気を膨張体５内に圧入し、収縮させる場
合は３方口弁■１の切り替えて、破線で示すように膨張
体５内を大気に開放させて収縮することを繰り返す。

なお、前記洗浄水による濁質分の排出に際し、洗浄用空
気導入管１６から、集水部１３に洗浄用空気を導入すれ
ば、濁質分の除去効果が促進される。

また、膨張用流体としては、前記圧縮空気に代えて圧力
水あるいはこれらの気液混合体を用いても良い。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、洗浄時におけるスポ
ンジ炉材の圧縮による濁質分の絞り出しと、絞り出され
た濁質分の系外への排出を簡単かつ効果的にし、スポン
ジが材のが過機能の回復を速やかにかつ確実に行うこと
ができるという極めて有益なる効果を奏するものである
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示す構造説明図であｌ・・・
が過槽、２・・・上部多孔支持体、３・・・下部多孔支
持体、４・・・スポンジが材、５・・・膨張体、６．７
・・・支持部材、８・・・膨張用流体導入管、９・・・
フレキシブルチューブ、１０・・・原水導入管、１１・
・・洗浄排水管、１２・・・排水部、１３・・・集水部
、１４・・・濾過水流出管、１５・・・洗浄水導入管、
１６・・・洗浄用空気導入管、ｖｌ・・・３方口弁、■
２・・・原水弁、　■３・・・排水弁、■４・・・濾過
水弁、■５・・・洗浄水弁、■６・・・空気弁。特許出願人　　　　荏原インフィルコ株式会社代理人弁
理士　　　　薬　　師　　　　　稔代理人弁理士　　　
　依　１）　孝　次　部代理人弁理士　　　　高　　木
　　正　　行手続補正書昭和６２年６月２３日特許庁長官　　黒　１）明　ｍ　　殿１、事件の表示　　昭和６２年　特　許　願　第９３２
９６号２、発明の名称　　清澄が過方法及びその装置３
、補正をする者事件との関係　　特許出願人名　称　　（０４０）荏原インフィルコ株式会社４、代
理人５、補正命令の日付　　自　発６、補正により増加する発明の数８、補正の内容ｆｉ＋　　明細書第５頁第１０行の「図示例」を、「第
１図」に補正する。（２）明細書第９頁第３行の「の切り替えて、」を、「
を切り替えて、」に補正する。（３）明細書第９頁第１１行の後に次の文を挿入する。「また、第２図及び第３図は本発明装置の他の実施例を
示すもので、前記第１図示例では膨張体５をが過槽ｌ内
の中央部に配備し、その膨張によってスポンジが材４は
外側円周方向に圧縮されるようになっているのに対し、
この第２図及び第３図示例では膨張体５を一つあるいは
複数に分けて濾過槽１の側壁に取り付け、各膨張体５に
フレキシブルチューブ９を接続したものである。従って
、膨張体５の膨張（２点鎖線で示す）によってスポンジ
炉材４は濾過槽１の中心方向に圧縮されることになる。」（４）明細書第９頁最終行〜第１０頁第１行を次のよう
に補正する。「第１図は本発明の一実施例を示す構造説明図、第２図
は本発明の他の実施例を示す構造説明図、第３図は第２
図の１−１線断面図である。」（５）図面を別紙の通り
第１図にし、第２図及び第３図を追加する。以上

Claims

【特許請求の範囲】

（１）スポンジろ材層を用いて水中の濁質分を捕捉する
清澄ろ過方法において、スポンジろ材層内に膨張体を配
備し、ろ材の洗浄時に前記膨張体内に流体を圧入して膨
張体を膨張せしめることによってスポンジろ材層を圧縮
し、ろ材内に捕捉された濁質分を絞り出し、絞り出され
た濁質分を洗浄水によって系外に排出することを特徴と
する清澄ろ過方法。
（２）前記膨張体の膨張を、該膨張体内から前記圧入流
体を噴出させつつ行うものである特許請求の範囲第１項
記載の清澄ろ過方法。
（３）前記膨張体の膨張を間欠的に繰り返すものである
特許請求の範囲第１項又は第２項記載の清澄ろ過方法。
（４）槽内にスポンジろ材層を形成した清澄ろ過装置に
おいて、スポンジろ材層内に膨張体を配備し、該膨張体
にこれを膨張させるための圧力流体導入管を接続し、更
に槽内に洗浄水流入管と洗浄排水管を開口したことを特
徴とする清澄ろ過装置。
（５）前記膨張体に、導入された圧力流体の噴出口を配
設したものである特許請求の範囲第４項記載の清澄ろ過
装置。