JP2007537854A - 流体フィルター - Google Patents

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Abstract

特に高圧かつ大容量用途に適した流体フィルターは、流入端部(202)に取り付けプレート(209)を有する円筒形ハウジング(201)を具備してなり、この取り付けプレート(209)には繊維(211)の複数の束(303)が、ハウジングの排出口(203)近傍のその遠位端部においては繊維が固定されていないままの状態で取り付けられる。この束間にはバルーン(212)が設けられ、これはハウジング内面に沿って繊維を押し潰すために膨張させることができる。使用時、濾過される流体は、それに隣接して繊維が固定される流入端部内に導入される。フィルターを洗浄するには、バルーン内の圧力を解放し、そしてハウジング内で洗浄流体を同じ方向に通過させる。

Description

本発明は流体フィルター、特に、それに限定されるわけではないが、水のような液体から固形物質を除去するための高圧・大処理量フィルターに関する。
媒体中に混入した物質を捕らえるために繊維を利用するフィルターは、特許文献1および特許文献2に開示されている。類似の装置が特許文献3に開示されている。
特許文献3の装置の原理を図1および図1aに概略的に示す。フィルター100は、流入端部102および排出端部103を備えたフィルターハウジング101を具備してなる。ハウジングの長さ方向には複数の平行な繊維が延在しており、これらはサポート106によって適所で保持されている。繊維を取り囲んでいるのはフレキシブルな耐水膜104である。
濾過中、膜104は図1aに107で示すように加圧され、これによって内部ピンチポイント(pinch point)108に向って繊維を締め付ける。濾過される物質は矢印で示す方向にフィルターを通って押しやられる。このフィルターは、膜内の圧力解放および通常の濾過流とは逆向きの逆流洗浄によって、水を押し流して掃除することができる。
ある特定の実施形態に関して、特許文献3は、それを取り囲む繊維を備えた膨張可能なバルーンを開示しており、このバルーンが膨張するとき、繊維はフィルターハウジングの内周面に対して押し付けられる。
上記実施形態では、濾過される液体は、重力流れに逆らって、だらりと垂れ下がった繊維を通過する。これは、この種のフィルターの一般的な理解を体現している。すなわち個々の繊維それぞれの間の一定した流れは、指し示された方向に液体が流れる場合にのみ期待できる。なぜなら、この様式においてのみ、繊維間の個々の流路に沿って通過する流体の量を均一にするために繊維が互いに自由に動けるからである。欠点は流量および圧力が制限を受けることである。なぜなら、自由端に過度の高い圧力が作用した場合、繊維は上方に撓み始め、互いに絡まり合ってしまうからである。
米国特許第5,470,470号明細書(US-A-5470470) 米国特許第4,617,120号明細書(US-A-4617120) 欧州特許第0280052号明細書(EP-A-0280052)
本発明は、この従前の知識が実際には正しくないという意外な知見に基づくものである。流体を示された方向に流す必要は全くなく、本出願人は、もし流れの方向を反転させれば、流体はやはり繊維間の多数の流路に沿ってかなり一定的に流路を見出すことを理解した。この事実は、当然のことながら、繊維を一端にて取り付けるのに非常に慎重であること、あるいは流体が流路のそれぞれであってかつ全てのものに流入することを可能とするために取り付けプレートに多数の小さな別個の開口部を設けることに頼らない。それどころか本出願人は、流体を繊維にその固定端において供給する様式は全く重要でないことを見出したが、これによって、非常に大きな容量のおよび/または非常に高い圧力のフィルターを低コストで提供することが初めて可能となった。
本発明によれば、流入端部と排出端部とを有するフィルターハウジングと、ハウジングの長さ方向(縦方向)に延在する膨張可能部材と、ハウジングの長さ方向に沿って延在すると共に流入端部において固定された複数の繊維とを具備してなるフィルターであって、膨張可能部材が膨張させられたとき、繊維はハウジングに対して押し付けられ、流入端部と、膨張可能部材およびハウジング内面間のピンチ(締め付け)領域との間に、漸変フィルター基体(フィルターマトリックス)を形成するようになっているフィルターが提供される。これによって漸変フィルター(graduated filter)すなわち無段フィルターが形成される。
本発明のさらなる態様によれば、第1の端部および第2の端部を有するフィルターハウジングと、このハウジングの長さ方向に延在すると共に第1の端部において固定された膨張可能部材とを具備してなるフィルターを稼働させるための方法であって、膨張可能部材を膨張させて繊維をハウジングに対して押し付け、第1の端部と、膨張可能部材およびハウジング内面間のピンチ(締め付け)領域との間に漸変フィルター基体を形成するステップと、濾過される流体を第1の端部から第2の端部へと流入させるステップとを具備する方法が提供される。
本発明はさまざまな様式で実施可能であるが、以下では、図面を参照し、例証として、いくつかの特定の実施形態について説明する。
まず図2を参照すると、本発明の第1実施形態に係るフィルター200が示されている。このフィルターは円筒形フィルターハウジング201内に収容されており、そのサイズは、必要とされる特定の流体圧力、流量あるいは容量に応じて選択可能である。あるいは、ハウジングは、その幅がその遠位端部に向って先細となるよう形成することもできる。たとえば特定の用途では、ハウジングは315mmの外径と290mmの内径を有する。フィルターハウジングは、たとえば金属あるいは適当なプラスチック材のような好適な硬質素材から形成できる。ハウジングは流入端部202および排出端部203を有し、それぞれが、濾過される媒体がフィルターに流入し、そして同フィルターから流出することを可能とする。
流入端部は、複数の流入開口部205を有する流入キャップ204によって蓋がされている。開口部205のそれぞれは別個の流入パイプ206から供給を受けるが、これによって、もし必要ならば、さまざまな液体および/またはガスをフィルターに並列供給することが可能となる。適当な連結手段207が、流入パイプを、必要な圧力および流速でフィルターに液体および/またはガスを供給する、さらなる配管システム(図示せず)に対して連結するために設けられる。
ハウジング201の流入端部202に隣接して、内部固定リング208が配置(投入)されている。このリングは、その上にヘッド基体209が堅固に搭載されるリップを提供する。ヘッド基材209は、メンテナンスおよび/または交換を容易にするために簡単に取り外すことが可能であることが好ましい(ただし必須ではない)。流入キャップ204とヘッド基体209との間のフィルターハウジングの容積が流入チャンバー210を画定し、このチャンバー210内で、入って来る液体および/またはガスは混ざり合うことができる。
ハウジングの排出端部203は図2に示すように開放されたままであってもよく、あるいはこれに代えて、フィルターを通過した後に出て行く流体を方向付けるために出口キャップおよび出口パイプ(図示せず)を設けてもよい。
ここで図3を参照すると、ヘッド基体209は取り外し可能なプレート300から形成されるが、これは、繊維束(その一つを303で示す)を受け容れるための周縁に沿って離間した複数の開口部を有する適当な硬質材(たとえば金属あるいはプラスチック材)から形成される。繊維は、ヘッド基体内に、都合のよい手法で、たとえば中実塊を形成するために繊維端部の概ね30mmを融解させて一つにし、続いてこの塊を開口部301内にクロスストラット(図示せず)を用いて取り付けることによって固定することができる。繊維束開口部301間にかつそれを取り囲むように複数の小開口部302が存在するが、この小開口部はヘッド基体を通って流体が流入することを可能とするためのものである。いずれの開口部も、好ましくはヘッド基体の周縁に沿って等距離ポイントにおいて離間しており、これによって概ね均一な繊維分布ならびに繊維束間のおよびそれを通過する概ね均一な流体の流れがもたらされる。
ここで図2を再び参照すると、ヘッド基体の下の濾過チャンバー213内では、束301の個々の繊維211が広がっており、ハウジング201の内周面に沿って、かなり均一な繊維カーテンを形成していることが分かる。繊維は、濾過チャンバー213の長さ方向(縦方向)に沿って実質的に軸線方向に延在しており、しかもチャンバーを通る流れの方向と実質的に平行に配置されている。この実施形態では、繊維の端部は全く固定されておらず、それらは単にだらりと垂れ下がっている。
繊維211は、用途に応じて、どのような都合のよい寸法とすることも、そしてどのような都合のよい素材から形成することもできる。ある例では、繊維はポリマーすなわちナイロン製であって、0.15mmないし0.5mmの直径を有するものとすることができる。繊維は中実であっても中空であってもよく、しかも円形、矩形あるいはそれ以外の断面形状のものであってもよい。ある用途に関して、繊維は、その長さに沿ってあるいはそれと交差する方向に少なくとも部分的に弾力性を有することが有利であろう。そうした繊維に関して、所望の形状復元特性はまた、求められる用途に応じて選択可能である。繊維は滑らかなあるいは荒れた表面を有していてもよく、必要とあれば被覆されてもよい。テフロン(登録商標)あるいは亜鉛のような繊維被膜が適当であろう。もし必要ならば、それを帯電させてもよい。繊維の帯電は電離を促進し、これはある用途では重要であろう。さらには、流体、繊維、ハウジング内の領域またはこれらの組み合わせを磁化させることも望ましいであろう。
別な実施形態(図2aに示す)では、繊維211は、弛んだままとされるのではなく、排出端部203において固定されてもよい。この実施形態では、下側の繊維端部215は、繊維束を固定するための開口部(図示せず)および濾液を流出させるためのさらなる開口部(やはり図示せず)を有する排出基体ヘッド216に固定される。排出基体ヘッド216は、何らかの適当な手法で、たとえばフィルターハウジング201の内部に投入された、さらなるリング217によって適所に固定される。これに代えて、排出基体ヘッド216は固定されていないままとしておくことができる。この構造の場合には、フィルターを逆流洗浄することができる。
再び図2を参照すると、濾過チャンバー213の中央に固定されているのは、長尺なバルーンすなわち膨張可能部材212であることが分かるであろう。このバルーンはチャンバー内の中央に配置されており、しかもチャンバーに沿って実質的に軸線方向に延在しており、これによってフィルターを通過する流れの方向と実質的に平行に配置されている。第1のモード(図2に示す)ではバルーンは弛緩しており、したがってフィルターを通過する流体の自由な流れに対しては、ほとんどあるいは全く障害となっていない。開口部302を通って流入する流体は、排出口を通り抜けるまでに、繊維束同士の間および個々の繊維間の間隙214同士の間を、実質的に邪魔されることなく通過する。このモードでは濾過はなされないが、ファン・デル・ワールス効果が現れるであろう。
濾過を開始するとき、バルーン212は制御流体(液圧あるいは空気圧)によって膨張させられるが、この流体は導入管路216に沿って供給される。これに代えてバルーンには、たとえば砂などパウダーまたは粒子のような、動き(急速な動きであってもゆっくりとした動きであっても)に対して相当程度抵抗する物質を充填してもよい。図示するように、管路はヘッド基体209を貫通していてもよく、これに代えて、管は、側面あるいは排出端部から差し込むことでヘッド基体を回避するようにしてもよい(図示せず)。
図4の濾過モードでは、膨張させられたバルーンは、このバルーンの周囲と上記ハウジングの内周面との間の狭い環状領域すなわち部位からなるピンチポイント403を形成するが、ここで有効な流動面積は最小となる。ピンチポイント403の位置は、このピンチポイントの流入セクションの上流側セクション406と、排出側の下流側セクション407とを形成する。好ましくは、バルーンの形状は、それが膨張した状態にあるとき、上記チャンバーの中央長さ方向軸線408に沿って実質的に対称であるようなものである。用途次第では、上流側セクションおよび下流側セクションは互いに鏡像をなしていてもよい。これに代えて上流側セクションは、下流側セクションよりも、フィルターの長さに沿って、より急激に変化する環状領域を形成していてもよく、あるいはその逆であってもよい(図示せず)。
いずれにしても、フィルターが濾過モードにあるとき、それを通過する流体は、ピンチポイント403までは徐々に減少する環状表面積と接触させられ、その後は、徐々に増大する環状表面積と接触させられる。ピンチポイント以前の減少する表面積の漸変(次第に変化してゆく)特性は、膨張時にバルーン212が概ね卵形状をなすように、このバルーン212を、その端部において硬く、そしてその中央部において柔らかくすることによって増強される。
バルーンが膨張するとき、それは、取り囲んでいる繊維に半径方向の力を加え始め、繊維を互いに押し付けると共に、フィルターハウジングの堅固な壁201に対して押し付ける。これによって、もちろん、繊維間の流路409のサイズは減少する。
繊維211が圧縮可能な素材からなる場合、繊維自体も変形し始め、これによって流体が通過できる流路409のサイズが、なお一層小さくなる。
いったんバルーンが必要な大きさまで膨張すると、濾過される流体がフィルターを通過する。通常、流体は、さまざまなサイズの一つ以上の固体粒子が混じった水あるいはその他の液体からなる。水および粒子が上流側セクションを通過するとき、徐々に減少する流路サイズによって、粒子は繊維間に捕らえられる。大きな粒子410は比較的早期に捕らえられることになり、一方、より細かい粒子411はピンチポイント403に近い地点で捕らえられることになる。極めて微細な粒子412はピンチポイントの直前で捕らえられることになる。
上流側セクション内での繊維の押し付け力がテーパー状であってかつ漸進的に増大することにより、粗いフィルター基体(これは上流側セクションの上側部分によって形成される)内で捕らえられた大きな粒子410が滑り落ちるのが阻止される。大きな粒子410が滑り落ちるのは、もちろん好ましいことではないであろう。なぜなら、ピンチポイントに向って下方に移動するかもしれない大きな粒子が、テーパーの漸変特性を、したがって異なるサイズの粒子を体系的に分離して取り出すフィルターの能力を低下させる傾向があるからである。本発明の実施形態では、(ある実施形態では繊維の自然な弾力性と組み合わされた)テーパーの漸変特性によって、各繊維は、それを取り囲む繊維によって堅固に保持されることが確実なものとなる。上流側セクション内の繊維は、「あちこちにはためくこと」すなわち動くことができず、捕らえられた粒子も動くことができない。
通常、バルーンは、流体のみがピンチポイントを通過できるよう適当な量だけ膨張させられる。だが、もちろん、ある用途では、極めて微細な粒子がフィルターを通過することは全く許容し得るものであり、こうした場合には、バルーンを同程度まで膨張させる必要がないことは明らかである。ライン216の液圧または空気圧を変更することにより、フィルターは、所望のサイズよりも小さな粒子のみが通過することを可能とするよう調整できる。
濾過される流体が液体およびガスの両方を含む場合、流入チャンバー210内で気泡発生器(図示せず)を使用することができ、これによって濾過される流体は、確実に、分離して取り出される粒子と共に液体および気泡がよく混じり合った混合物となる。ある用途では、濾過処理の間に殺菌を行うためにガス状オゾンを導入するもの好都合であろう。ガスがフィルター内に導入される場合、気泡は微小な泡(すなわち特別に小さなサイズの泡から実現可能な最も小さなサイズの泡)へと破砕することができる。これによって、ガスと濾過される流体との間の接触表面積をかなりの程度増大させることができ、通気作用が著しく改善される。通気処理を促進させるためにユニット全体を回転させてもよい。
図2bには僅かに異なる実施形態を示すが、この実施形態ではバルーン212は、平坦な上端部292と下端部294とを有する形状のものである。膨張させられた状態にあるバルーンの表面は291で示す(点線290は濾過モードでのバルーンの表面を示す)。この図はまた、繊維束がヘッド基体209の開口部301を経て延在する様式を示している。バルーンが膨張して、この繊維を押圧するとき、繊維は外に向って広がり始め、その間の間隙を塞ぎ、最終的に、ハウジングとバルーンの周囲との間の環状スペース内に均一な濾過基体を形成する。
図2cに示すさらなる実施形態では、フィルターは、その中心軸線に沿って一列に配置された二つのバルーン212aおよび212bを具備してなる。繊維211は、バルーンが図2cに示すごとく膨張させられたとき、それがハウジングの内壁に対して繊維を緊密に押し付けるようにバルーンを取り囲んでいる。このようにして、一つ以上の濾過ステージが提供され、しかも二つのバルーン212aおよび212bは、二つの異なる種類の粒子を、粒子サイズまたはその他の特性に基づいて濾過して取り出すのに使用できる。
濾過が継続しているとき、さまざまなサイズの粒子は上流側セクション406内に捕らえられるようになり、いわゆる「フィルターケーキ」が形成される。
ピンチポイント403を越えた下流側領域407においては、繊維は再び自然に広がる。繊維が存在することに加えて、濾液のために利用可能な環状領域が徐々に拡大することによって、滑らかでかつ直線的な流れが促進される。上記領域が徐々に拡大することは、ベンチュリ効果を生み出すのに役立つが、これはさらに流れを促進する。
ある特定の用途では、所要の濾過特性は、バルーンの表面におよび/または円筒壁201の内面に、隆起および/または窪み(図示せず)を設けることによって実現可能である。
図5には洗浄(フラッシング)処理を概略的に示す。フィルターをしばらくの間稼動させたとき、かなりの量のフィルターケーキが生じる。これはフラッシングによって除去することが可能である。
フィルターを洗浄するためには、バルーン212内の圧力を解放し、これによって繊維から圧迫力を取り除き、そして繊維が、503で示す、その圧着されていない弛んだ状態に戻ることを可能とする。流路504のサイズが増大するので、繊維がフィルターケーキを捕らえる力は低下し、このケーキをすすぎ媒体505によって押し流すことが可能となる。この媒体505は、適当なクリーニング液体あるいはガス、たとえば水、蒸気、あるいは(粒子を含んだ状態の)濾過される媒体とさえすることができる。すすぎ媒体505は、濾過される媒体が濾過モードにおいて通過させられるのと同じ方向にフィルター内を通過させられ、すなわちフィルターは順方向に洗浄される。
適当なバルブ506および配管507を用いることができ、これによって洗浄媒体およびフィルターケーキが濾液を汚染しなくなる。上流側および/または下流側圧力センサー508,509を、フィルターがフィルターケーキによって過度に目詰まりしたかどうか、およびフラッシング処理を実施する必要があるかどうかを判定するのに使用できる。この処理は完全に自動で実施可能であり、これによってフィルターを濾過モードで使える時間が最大になり、それゆえ処理量が増大する。
フラッシング処理の一部として、ケーキを振り動かして、ほぐすのを助けるためにフィルターまたは繊維に超音波を加えることができる。さらに、フィルター内に真空を発生させるかあるいはそれに高温空気を通すことによって、放出前にフィルターケーキを乾燥させることが望ましいであろう。
図5を参照して先に説明したフラッシング処理は常に順方向に実施されるが、図2aの代替実施形態(このものでは繊維は両端で定着される)では、その代わりにあるいはそれに加えて逆流洗浄を利用できる(各場合においてバルーン圧力は解放されることも解放されないこともある)ことも、もちろん明らかである。
本発明のフィルターは、濾過される量および/または用途に応じて自由に所望のとおりにサイズを変更可能である。ある好ましい形態では、フィルターはさまざまな異なるサイズで差し込み式モジュールとして製造することができる。
フィルターは、その長さ方向軸線が垂直となった状態で図示しているが、ある用途では当該軸線は水平に置かれることもあることは明らかであろう。フィルターを通過する流体は高圧または低圧で圧送可能であり、あるいはこれに代えて、もっぱら重力の作用によってフィルターを通過できるようにしてもよい。
当業者ならば特定の用途に従って要求されるような、さまざまな異なるパラメーターを自由に調整できることは明らかである。そうした調整可能なパラメーターとしては、圧力、温度、繊維サイズ、繊維長、繊維被覆、繊維上の荷(charge)、ハウジング内領域や繊維や流体の磁界強度、繊維を定着する様式、流動体積(フローボリューム)、フィルターハウジングの素材、供給物の種類、バルーンを膨張させる方法、バルーンのテーパー、フラッシング物質の量および圧力、そして混合物へのガスの添加などが挙げられる。
本発明によるフィルターの使用から利益を得るであろう、多くの特定の用途が存在する。代表的用途としては次のものが挙げられる。
1.逆浸透のための濾過
2.プレキャストコンクリートのような工業プロセスに続くセメント、砂などの除去
3.凝固製品の分離
4.生物組織の分離
5.凝固血液などの分離
6.植物成分、たとえばオリーブオイル製品からの廃水の分離
7.技術的あるいは法的理由から必要な水の濁り度の大まかな低減
8.液体/水からのシルトの除去
9.バラスト水
従来型フィルターを通る縦方向断面図である。 濾過モードでの、図1のフィルターを通る縦方向断面図である。 本発明の第1実施形態を通る縦方向断面図である。 本発明の第2実施形態を通る縦方向断面図である。 本発明の第3実施形態を通る縦方向断面図である。 本発明の第4実施形態を通る縦方向断面図である。 各実施形態のヘッド基体の詳細平面図である。 濾過モードで図2のフィルターを示す縦方向断面図である。 洗浄モードでの図2のフィルターの縦方向断面図である。
符号の説明
200 フィルター
201 フィルターハウジング
202 流入端部
203 排出端部
204 流入キャップ
205 流入開口部
206 流入パイプ
207 連結手段
208 内部固定リング
209 ヘッド基体
210 流入チャンバー
211 繊維
212,212a,212b バルーン(膨張可能部材)
213 濾過チャンバー
214 間隙
215 繊維端部
216 排出基体ヘッド
217 リング
290,291 バルーン表面
292 上端部
294 下端部
300 取り外し可能なプレート
301 開口部
302 小開口部
303 繊維束
403 ピンチポイント
406 上流側セクション
407 下流側セクション
409 流路
410 大きな粒子
411 細かい粒子
412 極めて微細な粒子
504 流路
505 すすぎ媒体
506 バルブ
507 配管
508 上流側圧力センサー
509 下流側圧力センサー

Claims (32)

  1. 流入端部(202)と排出端部(204)とを有するフィルターハウジング(201)と、
    前記ハウジングの長さ方向に延在する膨張可能部材(212)と、
    前記ハウジングの長さ方向に沿って延在すると共に前記流入端部において固定された複数の繊維(211)と、を具備してなるフィルターであって、
    前記膨張可能部材が膨張させられたとき、前記繊維は前記ハウジングに対して押し付けられ、前記流入端部(202)と、前記膨張可能部材(212)と前記ハウジング(201)の内面との間のピンチ領域(403)と、の間に、漸変フィルター基体を形成するようになっていることを特徴とするフィルター。
  2. 前記膨張可能部材は前記フィルターハウジング(201)の中央軸線に沿って、前記繊維(211)が前記膨張可能部材を取り囲んだ状態で延在していることを特徴とする請求項1に記載のフィルター。
  3. 前記膨張可能部材は、相対的にフレキシブルな中央セクションと、相対的に硬質な遠位端部とを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフィルター。
  4. 前記フィルターハウジングの幅は、前記ハウジングの前記遠位端部に向かって先細となっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のフィルター。
  5. 凹部または隆起部が、前記膨張可能部材の表面または前記ハウジングの内面に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のフィルター。
  6. 前記繊維は、前記流入端部(202)においてヘッド基体(300)によって固定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のフィルター。
  7. 前記ヘッド基体は、濾過される流体を流入させるための開口部(302)を有するプレートを具備してなることを特徴とする請求項6に記載のフィルター。
  8. 前記ヘッド基体はそれ自体に開口部(301)を有するプレートを具備してなり、この開口部(301)内に前記繊維(211)が固定されるようになっていることを特徴とする請求項6に記載のフィルター。
  9. 繊維の別個の束(303)が各開口部(301)を用いて定着させられていることを特徴とする請求項8に記載のフィルター。
  10. 前記繊維は束(303)内に固定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のフィルター。
  11. 前記流入端部(202)から前記排出端部(204)へ至る方向に前記フィルターを洗浄するための洗浄手段を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のフィルター。
  12. 洗浄が必要であるかどうかを判定するための検出手段(508,509)を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載のフィルター。
  13. 洗浄流体を濾液から分離するためのバルブ(506)を具備してなることを特徴とする請求項11に記載のフィルター。
  14. 前記繊維は弾性を有するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載のフィルター。
  15. 前記繊維は、その長さと直交する方向に圧縮可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載のフィルター。
  16. 前記繊維は被覆されていることを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載のフィルター。
  17. 前記繊維は帯電させられていることを特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載のフィルター。
  18. 前記繊維は磁化されていることを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載のフィルター。
  19. 前記ハウジングの領域は磁化されていることを特徴とする請求項1ないし請求項18のいずれか1項に記載のフィルター。
  20. 前記流入端部(202)に複数の液体を供給するための供給手段を具備してなり、かつ前記流入端部にその内部で前記液体を混合することが可能な混合領域を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項19のいずれか1項に記載のフィルター。
  21. 前記流入端部(202)に液体およびガスを供給するための供給手段(207)を具備してなり、かつ前記液体およびガスを混合するための混合手段を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項20のいずれか1項に記載のフィルター。
  22. フィルターの長さ方向軸線に沿って直列に配置された少なくとも二つの膨張可能部材(212)を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項21のいずれか1項に記載のフィルター。
  23. 第1の端部(202)および第2の端部(204)を有するフィルターハウジング(201)と、前記ハウジングの長さ方向に延在する膨張可能部材(212)と、前記ハウジングの長さ方向に沿って延在すると共に前記第1の端部において固定された複数の繊維(211)と、を具備してなるフィルターを稼働させるための方法であって、
    前記膨張可能部材を膨張させて前記繊維を前記ハウジングに対して押し付け、前記第1の端部(202)と、前記膨張可能部材(212)と前記ハウジングの内面との間のピンチ領域(403)と、の間に漸変フィルター基体を形成するステップと、
    濾過される流体を前記第1の端部から前記第2の端部へと通過させるステップと、を具備することを特徴とする方法。
  24. 前記流体は磁化されたものであることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記膨張可能部材内の圧力を解放すると共に前記第1の端部から前記第2の端部へと洗浄流体を通過させることによって前記フィルターを洗浄するステップを具備することを特徴とする請求項23または請求項24に記載の方法。
  26. 前記洗浄流体は、濾過された種類の流体からなるか、あるいはこの流体を含むものであることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記洗浄流体は蒸気あるいはクリーニング薬品を含むものであることを特徴とする請求項25または請求項26に記載の方法。
  28. 洗浄中、超音波を前記繊維に作用させることを特徴とする請求項23ないし請求項27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 前記フィルターを通過しなかった物質を乾燥させるステップを具備することを特徴とする請求項23ないし請求項28のいずれか1項に記載の方法。
  30. ガスが前記液体と混ぜ合わせられることを特徴とする請求項23ないし請求項29のいずれか1項に記載の方法。
  31. 前記ガスを、前記液体と混ぜ合わせる前に、微小泡へと粉砕することを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 前記フィルターの長さ方向軸線に沿って一列に少なくとも二つの膨張可能部材を配置することを特徴とする請求項23ないし請求項31のいずれか1項に記載の方法。
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