JPS63258225A - 合成樹脂製アクセルペダル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として自動車に取付けられる合成樹脂製ア
クセルペダルに関する。

（従来の技術〕 アクセルペダルは、運転中、たえず踏込み、解放が繰返
されるばかりでなく、異常時においては、強い、或いは
所定方向以外の方向から踏込まれることもある。しかも
、このアクセルペダルは、運転上極めて重要なもので、
これの破損は重大車数に直結する。そのため、一般に鋼
製のものが用いられている。

従来、鋼製のアクセルペダルには、レバーの後端にパッ
ドが一体に直結されたものもあるが、通常、運転の際足
首の屈伸によってパッドを踏込むため、第４図に示すよ
うに、レバー１にパッド２をピン３によって回動自在に
係止し、このピン３にパッド２の前部を上方に賦勢する
コイルスプリング４を取付番ブ、踏込んだ場合、パッド
２の上面が靴等の下面に密着した状態で回動し、解放す
るとコイルスプリング４によってパッド２が復元される
ものが用いられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記ＷＡ製アクセルペダルはＳ＝ａ造などに
よって成形されたいくつかの部品を溶接しなｉｆればな
らず、手数がかかりコスト高となり、また、コイルスプ
リング４をパッド２の下部に位置させるため、レバー１
がパッド２の中心線より偏つだ位置となり、踏込んだ場
合、ピン３とレバー１との連結部５に大きなモーメント
が加わる。

本発明は上記の事情に鑑み、自動車の軽量化指向に合致
し、しかも耐久性、耐衝撃性に優れ、踏込み時に大きな
モーメントが発生せず、一体成形された部品を組合せる
ことによって安価につくることが出来る合成樹脂製アク
ヒルペダルを提供づ。

ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記目的を達成すべくなされたもので、この
要旨は、後端部に上方に向って開口する空孔が設（プら
れたレバーと、このレバーに、上記空孔を覆って、空孔
に対して横方向のピンによって回動自在に取付けられた
パッドと、上記空孔の底部に一端が係止され、他端が上
記パッドの前部を上方に賦勢する板状スプリングとを有
する合成樹脂製アクセルペダルにある。

〔作用〕 本発明に係る合成樹脂製アクセルペダルは、一体成形さ
れた部品を組合せることによってつくられ、また、レバ
ー、パッド、板状スプリングの左右方向の中心を通る中
心線が、踏込み方向を含む同じ平面内に位置し、踏込み
時のモーメント発生が抑制される。

〔実施例〕

第１図ないし第３図は、本発明に係る合成樹脂製アクビ
ルペダルの一実施例を示すもので、図中符号１１はレバ
ーである。レバー１１の先端には、キ１７ブレターを操
作するケーブルが取付けられるケーブル取付は部１２が
設けられ、また先端側部には、踏込みを解放した際、レ
バーの先端位置を規制するストッパ１３が一体に突設さ
れている。

上記レバー１１の後端部には、第２図および第３図に縦
断面図および平面図を示ずように、上方に開口する平面
形状がほぼ長方形の空孔１４が設（プられている。この
空孔１４の開口部を覆って、長方形のパッド１５が配置
されている。このパッド１５の前後方向の両縁はぼ中央
には、面に垂直なブラケット１５ａ、１５ａが一体に形
成されている。これらブラケット１５８．１５Ｈの間隔
は、上記空孔１４部分のレバー１１の幅よりやや大きく
なっており、上記空孔１４を横方向に貫通するピン１６
によって回動自在に取付けられている。

上記空孔１４の庭前端部には、横方向の溝１４ａ　／Ｊ
＜ｎＱけられている。この溝１４８には、縦断面がＵ字
形で、　ｆｌｆが外側に折曲された鉤部１７ａとなって
いる板状スプリング１７の上記鉤゛部１７ａが嵌合され
、他端は空孔１４内で反転して上記パッド１５の前部下
面に当接し、これを上方に賦勢している。

上記のように構成されたアクセルレバ−は、中間部で、
自動車の床等に′突設されたブラケット等（図示せず）
に固定されたレバー係止ピン１８に回動自在に取付けら
れ、コイルスプリング１８ａによって先端が下る方向に
賦勢されている。

上記レバー１１．パラ凸５は、樹脂の射出成形などによ
って容易に成形されるが、踏込み以外の強い力が作用す
ることを考慮して、樹脂にガラス繊維ホイスカを混入し
てもよい。またＦＲＰプリプレグシートを型に接着積層
して硬化せしめたものが使用出来る。

これらの成形品は、あと加工することによって各ピン、
スプリングを用いて組合せ、容易にアクセルペダルが得
られる。

上記アクセルペダルを自動車に取付は踏込んだ場合、パ
ッド１５の面は、第２図に２点鎖線て示ずように、靴等
の裏面にフィットシて板状スプリング１７に抗して回動
し、レバー１１の先端はシフトして主１１ブレターを動
かす。この際、パッド１５、板状スプリング１７．レバ
ー１１の中心線は、踏込み方向にあるので、モーメント
の発生もない。また、解放すると、スプリングの作用に
よってレバー１１．パッド１５は復元される。

〔効果〕

以上述べたように、本発明の合成樹脂製アクセルペダル
は、自動車の軽量化指向に合致し、耐久性に優れ、踏込
みの際モーメントの発生なく、一体の成形部品を組合せ
ることによって容易に得られるので価格が安い等多くの
長所を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は１本発明に係る合成樹脂製アクセ
ルペダルの一実施例を示すもので、第１図は斜視図、第
２図は第１図の■−■線矢視縦断面図、第３図は第２図
のＩ［［−Ｉ［［線矢視平面図、第４図は、従来の鋼製
アクセルペダルの第３図相当図である。 １１・・・レバー、１４・・・空孔、１４ａ・・・溝、
１５・・・パッド、１５ａ・・・ブラケット、１６・・
・ピン、１７・・・板状スプリング、１７ａ・・・鉤部
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 後端部に上方に向って開口する空孔が設けられたレバー
   と、このレバーに、上記空孔を覆って、空孔に対して横
   方向のピンによって回動自在に取付けられたパッドと、
   上記空孔の底部に一端が係止され、他端が上記パッドの
   前部を上方に賦勢する板状スプリングとを有することを
   特徴とする合成樹脂製アクセルペダル。