JPS63257988A - 磁気デイスク装置のエアフイルタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置のエアフィルタ装置に関し、
特に磁気ディスクと磁気ヘッドを密封容器内に収容し、
磁気ディスクの回転によって生ずる空気流の往路内にエ
アフィルタ装置を配設した磁気ディスク装置のエアフィ
ルタ装置に関する。

〔従来の技術〕

磁気ヘッドと°磁気ディスクとを密封容器内に収容して
情報の記録や再生を行ういわゆる密封形磁気ディスク装
置は、上記の密封容器（これをディスエフクロージャ、
略してＤＢと称する）内に浮遊する謳埃が磁気ヘッドと
磁気ディスクとの間の微小な間隙内に侵入して磁気ディ
スクまたは磁気ヘッドの損傷（これをヘッドクラッシュ
という）が生ずるのを防止するため、磁気ディスクの回
転によって生ずる空気流をＤＥ内で循環させ、この空気
の循環径路内にエアフィルタ装置を配設してＤＥ内の塵
埃を除去するという手段を備えているのが普通である。

第３図は上述のような密封形磁気ディスク装置のうち、
磁気ヘッドを直線的に駆動して位置決め動作を行ういわ
ゆる直進形位置決め装置を有する磁気ディスク装置の一
例を示す斜視図で、カバーを取除いて内部を示した図で
あり％　（位置決め装置の運動形態として、上記の直進
形以外に、固定の回転軸を中心とした回動運動によって
位置決め動作を行う回転形のものがある。）特に磁気ヘ
ッド位置決め装置の主要部分の分解斜視図も示した図で
必る。

第３図ｅこおいて、磁気ディスク２は、スピンドルモー
タによって連続回転を行い、その回転によって生ずる空
気流中にエアフィルタ装置４が配設されている。磁気デ
ィスク２の指定されたトラックｅこ位置決めされて情報
の書込与や読出しを行うだめの磁気ヘッド３は、取付板
７上に搭載されており、取付板７の前端部および後端部
の左右には、案内軸６　ＶＣ対して４５度の角度で接触
して転動する２個ずつのボールベアリング８が設けられ
ている。また中央部の左右には固定の案内板１０の下面
に接触しながら転動する２個のボールベアリング９が設
けられている。取付板７上に搭載された′磁気ヘッド３
は、案内軸６および案内板１０に接触しながら転動する
ボールベアリング８および９によって直線運動を案内さ
れてその位置決め動作を行う。

ボールベアリング８および９内には、その回転動作を円
滑にしかつ摩耗を防止するために、潤滑剤としてグリー
スが充填されている。このようなベアリングが回転運動
を行うと、その遠心力によってグリースがオイルミスト
となってベアリングの外部に飛散する。

回転形位置決め装置においても、その回転の中心となる
固定軸と、磁気ヘッドを担持して回動運動を行うアーム
との間にボールベアリングが配設されており、このボー
ルベアリングに充填されているグリースも、位置決め動
作時のボールベアリングの回転運動によってオイルミス
トを飛散する。

ＤＥ内に飛散したオイルミストは、磁気ディスク上に付
着し、この状態において磁気ディスクの回転運動が停止
すると、磁気ヘッドは磁気ディスクに接続して静止する
ため、次に再び磁気ディスクを回転させようとすると、
磁気ディスクに付着したオイルミストと磁気ヘッドとが
粘着して磁気ディスクの正常な回転動作の起動が妨げら
れ２時にはへッドクラッシを惹起する。

従来の磁気ディスク装置のエアフィルタ装置は、第２図
に例示するように、前方の側面（前面：磁気ディスクに
面する側面）１１ａおよび後方の側面（後面：前面と反
対側の面）ｌｌｂが開口した直方体の容器内に、両端部
を左右の側面に密着して接着したＦ紙１２（通常複数回
折畳んでいる）を配設しており、磁気ディスクから流れ
てきた空気流（矢印Ａ）を開口１１ａから導入し、Ｆ紙
１２を通過させて開口１１ｂからＤＥ内に環流させる（
矢印Ｂ）ように構成しており、Ｆ紙１２においてＤＥ内
の塵埃を濾過して除去することによって空気の清浄度を
保つようにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述のような従来の磁気ディスク装置のエアフィルタ装
置は、ＤＥ内の塵埃でその大きさの大部分が０．３μｍ
以上であるものを除去するのには有効であるが、オイル
ミスト等はその大きさが通常０．１μｍ程度のものが多
く含まれていて、０．３μｍよりも小さなものを除去で
きないため、このようなオイルミスト等は前述のように
、ＤＥ内を循環して磁気ディスク上に付着し、磁気ディ
スクの再起動の妨害による続出し出力の低下やヘッドク
ラッシの原因となることがおる。

本発明の目的は、上述のような従来の磁気ディスク装置
のエアフィルタ装置の欠点を除去して、ＤＥ内の塵埃の
みならず、ＤＥ内のベアリング等から飛散するオイルミ
スト等の０．３μｍよりも小さなものを除去することが
でき、従ってオイルミストによる起動時の読出し誤りや
ヘッドクラッシュを防止して信頼性のすぐれた磁気ディ
スク装置が得られるエアフィルタ装置を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の磁気ディスク装置のエアフィルタ装置は、前方
の側面と後方の側面とを開口した直方形の容器の内方の
側壁板に穴を設け、前記容器内の前方部分と後方部分と
にそれぞれｐ紙を配設し、前記ｐ紙の両端部を前記容器
の両側壁板または上面板と底面板との内面に接着したこ
とを含んで構成される。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す横断面図である。

本実施例は、第１図に示すように、前面１５ａと後面１
５ｂとが開口し、他の４面が左右の側壁板および上面板
および底面板によって閉じられた直方体の容器１５を有
し、その内方の側壁板の中央部に穴１５Ｃが設けられて
いる。この容器１５内には１前後に２個のｐ紙１６およ
び１７が配設されている。Ｐ紙１６および１７の両端部
は容器１５の左右の側壁板（または上面板と底面板）に
密着して接着されている。

上述のように構成されたエアフィルタ装置は。

磁気ディスクの回転に伴って生ずる空気流（矢印Ａ）を
前面の開口１５ａから流入し、その一部を穴１５Ｃを通
して（矢印ｃ）ＤＥ内に環流させると共に、残部を後面
の開口１５ｂを通過させて（矢印Ｂ）ＤＥ内に環流させ
る。このよう、な空気の流れにより、エアフィルタ装置
１４に流入した高速の空気流は、エアフィルタ装置１４
内で減速されて排出されるため、従来のエヤフィルタ装
置では捕捉不可能であった小粒子のオイルミストも捕捉
することができる。従ってＤＥ内を循環する空気中の０
．３μｍよりも小さなオイルミストや塵埃等を除去する
ことができる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、本発明の磁気ディスク装置
のエアフィルタ装置は、その大きさが０．３μｍよりも
小さなりＥ内のオイルミストや塵埃等を除去することが
できるという効果があり、従って本エアフィルタ装置を
使用した磁気ディスク装置を、オイルミストが磁気ディ
スクの表面に付着することによって惹起される読出し誤
りやヘッドクラッシュを防止した信頼性のすぐれたもの
とすることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す横断面図、第２図は従
来の磁気ディスク装置のエアフィルタ装置の一例を示す
横断面図、第３図は直進形磁気ヘッド位置決め装置を有
する磁気ディスク装置の一例を示す斜視図である。 ４．１４・・・・・・エアフィルタ装置、１１．１５　
　・・・・・・容器、１２，１６．１７・・・・・・Ｆ
紙。 峯　２　■

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前方の側面と後方の側面とを開口した直方形の容器の内
   方の側壁板に穴を設け、前記容器内の前方部分と後方部
   分とにそれぞれろ紙を配設し、前記ろ紙の両端部を前記
   容器の両側壁板または上面板と底面板との内面に接着し
   たことを含むことを特徴とする磁気ディスク装置のエア
   フィルタ装置。