JPH05282826A - 光ディスクカートリッジ - Google Patents

光ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH05282826A
JPH05282826A JP4024930A JP2493092A JPH05282826A JP H05282826 A JPH05282826 A JP H05282826A JP 4024930 A JP4024930 A JP 4024930A JP 2493092 A JP2493092 A JP 2493092A JP H05282826 A JPH05282826 A JP H05282826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
optical disk
medium
trap
dust
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4024930A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Iwamura
康正 岩村
Mineo Moribe
峰生 守部
Fuminori Imamura
文則 今村
Yoshihide Fujita
芳英 藤田
Akio Nimata
彰男 二俣
Kenichi Ito
健一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4024930A priority Critical patent/JPH05282826A/ja
Publication of JPH05282826A publication Critical patent/JPH05282826A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、非接触式光学読み出し装置のデ
ィスク媒体を収納する光ディスクカートリッジに関し、
装置コストが高騰せずにディスク媒体の表面へ塵埃付着
する割合を低減することを目的とする。 【構成】 非接触式光学読み出し媒体を収納するディ
スクカートリッジにおいて、凹あるいは凸のいずれか一
方、または凹および凸を組み合わせた塵埃を付着させる
少なくとも一箇のトラップ13を、前記ディスク媒体1の
外周端面と対向する該カートリッジ12の円筒側壁12cに
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非接触式光学読み出し
装置のディスク媒体を収納する光ディスクカートリッジ
に関する。
【0002】最近、各種コンピュータ情報を光ディスク
媒体の記録面へ高密度に記録されるに伴って、その情報
の記録再生を行う光ディスク装置においては稼働時にゴ
ミやほこりがディスク媒体の表面に付着すると記録再生
にエラーが発生し易くなっている。しかしながらカート
リッジ内に収納されたディスク媒体の表面をブラシまた
はクリーナーで拭くことはできず、その対策が情報の信
頼性を左右する最も重要な課題としてクローズアップさ
れて来たのでディスク媒体の表面に塵埃が付着する割合
を低減することができる新しい光ディスクカートリッジ
が必要とされている。
【0003】
【従来の技術】従来広く使用されている光ディスクカー
トリッジは、図5(a) に示すように略正方形の薄板中央
が半円形で他の三辺が矩形状となったシャッタ窓2-1aを
前記正方形の一辺の端縁に達するように開口して、前記
正方形の端縁およびシャッタ窓2-1aの半円形端縁に破線
で示すディスク媒体1の2/3板厚の高さで狭幅の突起
を成形するとともに、前記半円形を中心として前記ディ
スク媒体1の外周端面より若干大きな円筒側壁2-1cを有
する突起を前記端縁の突起と同一高さに成形した合成樹
脂よりなる一方のケース2-1 が成型されている。
【0004】また、図5(b) に示すように上記シャッタ
窓2-1aを除く他の部分が前記ケース2-1 と対称な形状で
円筒側壁2-2cを有する正方形薄板の中央に、前記半円形
と同一内径で微小高さの薄肉円筒状突起の駆動部2-2bを
設けるとともに、その薄肉円筒状の一部をカットする矩
形状のシャッタ窓2-2aを前記シャッタ窓2-1aと平行に開
口させた他方のケース2-2 が成型されている。
【0005】そして、一方のケース2-1 の円筒側壁2-1c
と他方のケース2-2 の円筒側壁2-2cで形成される空間に
光情報が表面に記録できるよう円板状に形成した上記デ
ィスク媒体1を収納して、それぞれのケース2-1,2-2 を
一体に結合するとともに図示していないシャッタを開閉
自在に配設することで光ディスクカートリッジが形成さ
れ、この光ディスクカートリッジを光ディスク装置に装
着するとシャッタ窓2-1a, 2-2aが開くとともに収納され
たディスク媒体1を回転するように構成されている。
【0006】上記のようなカートリッジにおける塵埃を
収納する手段としては、昭和61年10月24日付けで
公開された特開昭61−239482の「光ディスク・
カートリッジ」で示されるように、光ディスク3の外周
端面と対向する光ディスク・カートリッジの内壁2,2'
間に形成された左右の開口部と連続するゴミ収納ポケッ
ト5を設けて、それぞれの入り口に収納されたゴミが逆
行しないようにツメ6が成形されています。
【0007】そして、前記光ディスク3を駆動すると光
ディスク表面清掃機構用穴4から装置側に設けられた清
掃機構8が当該光ディスク3の表面に接触して付着した
ゴミを取り除き、浮遊したゴミを空気流を利用してゴミ
収納ポケット5内に誘導して収納させることにより光デ
ィスク3の表面にゴミの再付着を防止するように構成さ
れています。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の光
ディスクカートリッジで問題となるのは、光ディスク装
置に装着して内部に収納したディスク媒体1を回転させ
ると光ディスクカートリッジ内の存在するゴミは外から
吸い込まれたゴミやほこりと一緒になって舞い上がり、
ディスク媒体1が停止すると再びディスク媒体1の表面
に付着するからこの光ディスクカートリッジを長時間使
用すると最悪の場合塵埃の付着が多くなって情報の読み
書きが出来なくなるという問題が生じている。
【0009】また、塵埃付着防止対策としての特開昭6
1−239482で示された他の従来例では、光ディス
クの表面に接触して付着したゴミを取り除く清掃機構を
装置側に設けているため光ディスク装置のコストが高価
になるという問題がある。
【0010】本発明は上記のような問題点に鑑み、装置
コストが高騰せずにディスク媒体の表面へ塵埃付着する
割合を低減することができる新しい光ディスクカートリ
ッジの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに光ディスク媒体を収納するディスクカートリッジに
おいて、凹あるいは凸のいずれか一方、または凹および
凸を組み合わせた塵埃を付着させる少なくとも一箇のト
ラップ13を、前記ディスク媒体1の外周端面と対向する
該カートリッジ12の円筒側壁12cに形成する。
【0012】
【作用】本発明では、ディスク媒体1を内部に収納した
光ディスクカートリッジを光ディスク装置に装着して当
該ディスク媒体1を回転させると、上記光ディスクカー
トリッジの内部に存在する空気はディスク媒体1と同時
に回転してカートリッジ12の内部に形成された円筒側壁
12cに沿って高速な回転流が発生して、その回転流の空
気に混在した塵埃は遠心力により円筒側壁12cからトラ
ップ13内に流れ込んでトラップ13の内部に渦流を起こ
し、図2に示す如くこの渦流時に前記塵埃は斜交線で示
すようにトラップ13の内部へ付着して、カートリッジ12
内の塵埃が少なくなるからディスク媒体1の表面に対す
る塵埃の付着量を減少させることが可能となる。
【0013】
【実施例】以下図1〜図4について本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は第一実施例による光ディスクカー
トリッジを示す断面図、図2は第一実施例の作用を示す
断面図、図3は第二実施例を示すカートリッジ内面図、
図4は第三実施例のカートリッジ内面図を示し、図中に
おいて図5と同一部材には同一記号が付している。
【0014】第一実施例の光ディスクカートリッジは、
図1に示すように両面にシャッター窓12aを有するカー
トリッジ12の内部に収納されているディスク媒体1の外
周端面と対向する円筒の側壁12cに、深さが1〜2mm
の矩形溝よりなるトラップ13を前記ディスク媒体1の回
転中心に対して等分割角度で中心軸の方向へ約80本形
成している。
【0015】その結果、図2に示すように光ディスクカ
ートリッジを光ディスク装置に装着してカートリッジ12
の内部に収納したディスク媒体1を回転させると、この
カートリッジ12の空気はディスク媒体1の回転力で円筒
側壁12cに沿って高速な回転流が発生して、その回転流
に混在した塵埃は回転と遠心力により円筒側壁12cから
トラップ13内に流れ込んで渦流を起こし、空気に混入し
た前記塵埃は斜交線で示す如くトラップ13の内部に付着
するからカートリッジ12内の塵埃が少なくなってディス
ク媒体1の表面に対し塵埃の付着量を減少させることが
できる。
【0016】第二実施例の光ディスクカートリッジは、
図3(a) および(b) に示すように内部に収納されるディ
スク媒体の両面と対向するカートリッジ22のケースに成
形されたそれぞれ円形状の内面22dに、図3(c) に示す
如き一辺が2mmで高さが0.5mmの梯形台よりなる
トラップ23をシャッタ窓22aと駆動部22bを除く全面に
それぞれ約400個を突出させ、二枚の前記ケースを一
体に結合したこのカートリッジ22に前記ディスク媒体を
収納して図示していないシャッタを開閉自在に配設して
いる。
【0017】また、第三実施例の光ディスクカートリッ
ジは、図4に示すように内部に収納されるディスク媒体
の読み出し面と対向する円形状内面32dのシャッタ窓32
aを除く全面に、幅2mm,深さ0.5mmの溝よりな
る30本のトラップ33を前記ディスク媒体1の駆動部32
bから円筒側壁32cまで等分割角度で放射状に形成して
いる。
【0018】この溝状トラップ33に代わり、幅2mm,
高さ0.5mmを有する矩形断面の突起を駆動部32bの
中心から円筒側壁12cまで放射状に形成しても、ディス
ク媒体1の表面に塵埃が付着する割合を少なくすること
ができる。
【0019】以上、図示実施例に基づき説明したが、本
発明は上記実施例の態様のみに限定されるものでなく、
例えばトラップの凹凸は塵埃の付着し易い形状であれば
如何なる断面形状であっても良く、またトラップを高密
度に形成すると単位面積当りの塵埃付着量が多くなるか
ら形成数を限定しなくても良い。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば極めて簡単な形状で、光ディスクカートリッジ内
の塵埃をトラップに強制付着させることによりディスク
媒体の表面に塵埃の付着割合が少なくなる等の利点があ
り、著しい経済的及び、信頼性向上の効果が期待できる
光ディスクカートリッジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による光ディスクカートリ
ッジを示す断面図である。
【図2】 第一実施例の作用を示す断面図である。
【図3】 第二実施例を示すカートリッジ内面図であ
る。
【図4】 第三実施例を示すカートリッジ内面図であ
る。
【図5】 従来の光ディスクカートリッジの内面を示す
平面図である。
【符号の説明】
1はディスク媒体、 12, 22, 32はカートリッジ、 12a, 22a, 32aはシャッタ窓、 22b, 32bは駆動部、 12c, 32cは円筒側壁、 12d, 22d, 32dは内面、 13, 23, 33はトラップ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 芳英 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 二俣 彰男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 伊藤 健一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク媒体を収納するディスクカー
    トリッジにおいて、前記ディスク媒体(1) を収納するカ
    ートリッジ(12)の内側に凹あるいは凸のいずれか一方、
    または凹および凸を組み合わせた塵埃を付着させるトラ
    ップ(13)を少なくとも一箇所に形成したことを特徴とす
    る光ディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記凹または凸のトラップ(13)を、前
    記ディスク媒体(1)の外周端面と対向する該カートリッ
    ジ(12)の円筒側壁(12c) に形成したことを特徴とする請
    求項1記載の光ディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 上記凹または凸のトラップ(23)を、少
    なくとも前記ディスク媒体(1) の読み出し面と対向する
    上記カートリッジ(22)の内面(22d) に形成したことを特
    徴とする請求項1記載の光ディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 上記トラップ(13)を、前記ディスク媒
    体(1) の外周端面と対向する該カートリッジ(12)の円筒
    側壁(12c) に設けるとともに、該ディスク媒体(1) の読
    み出し面と対向する該カートリッジ(12)の内面(12d) に
    上記トラップ(23)を形成したことを特徴とする請求項1
    記載の光ディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 上記トラップ(23)の凹または凸は、溝
    状または板状であることを特徴とする請求項1記載の光
    ディスクカートリッジ。
JP4024930A 1992-02-12 1992-02-12 光ディスクカートリッジ Withdrawn JPH05282826A (ja)

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JP4024930A JPH05282826A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 光ディスクカートリッジ

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JP4024930A JPH05282826A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 光ディスクカートリッジ

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Family

ID=12151816

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JP4024930A Withdrawn JPH05282826A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 光ディスクカートリッジ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997005607A1 (fr) * 1995-08-01 1997-02-13 Hitachi Maxell, Ltd. Substrat, support d'enregistrement comprenant ce substrat, cartouche et appareil de reproduction
CN113611336A (zh) * 2021-07-26 2021-11-05 武汉光忆科技有限公司 一种光盘桶结构、光盘存取装置及存取方法

Cited By (2)

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WO1997005607A1 (fr) * 1995-08-01 1997-02-13 Hitachi Maxell, Ltd. Substrat, support d'enregistrement comprenant ce substrat, cartouche et appareil de reproduction
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Effective date: 19990518