JPS63257305A - 情報信号伝送路装置 - Google Patents

情報信号伝送路装置

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Publication number
JPS63257305A
JPS63257305A JP9135187A JP9135187A JPS63257305A JP S63257305 A JPS63257305 A JP S63257305A JP 9135187 A JP9135187 A JP 9135187A JP 9135187 A JP9135187 A JP 9135187A JP S63257305 A JPS63257305 A JP S63257305A
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JP
Japan
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signal transmission
insulator
fixing
conductors
transmission conductors
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Pending
Application number
JP9135187A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Mizuguchi
水口 慶一
Yoshihiro Tanigawa
嘉浩 谷川
Yoshiaki Ueno
植野 嘉章
Isao Onishi
勲 大西
Tsutomu Okubo
勤 大久保
Yasuhiro Kawajiri
川尻 康弘
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、テレビジョン信号等の高周波情報信号群を
伝送するための情報信号伝送IIB装置に関するもので
、特に任意の位置で例えば共聴のための信号の分岐を容
易に行うことができる情報(3号伝送路装置に係るもの
である。
〔背景技術〕
テレビジョン信号等の情報信号源を周波数分割して多重
伝送させる従来の情報信号伝送路装置、特に信号伝送路
の任意の位ぽで情報信号を分岐可能な情報信号伝送路装
置は、第7図に示すように、溝形のケース51の開口5
1aにカバー52を被せてなる角筒形のダクト53に高
周波の情報信号伝送路となる同軸ケーブル54を収容し
、ダクト53の途中において、信号分岐の必要のある箇
所でカバー52の一部を切り取り、この部分にターミナ
ル装置55を嵌め込み、同軸ケーブル54の柊◇:(1
をターミナル装置55に接続している。上記の同軸ケー
ブル54のりC1端は、情報信号受信用の受信アンテナ
(図示せず)に接続され、ターミナル装置55は、例え
ばテレビジョン受像機(図示せず)に接続される。
この情報13号伝送路装置によれば、受信アンテナによ
り受信した高周波の情報信号が同軸ケーブル54および
ターミナル装置η55を通してテレビジョン受像機に入
ることになる。
ところが、この第7図の情報信号伝送路装置は、同軸ケ
ーブル54の伸縮性および屈曲性に限界があり、このた
め、デッドスペースを生じ、必ずしも任意の地点よりテ
レビジョン信号を分岐して取り出すことはできなかった
上記した第7図のような情報信号伝送路A置の問題を解
決できる情報信号伝送路装置として、第8図および第9
図に示す情報信号伝送路装置がある。この情報信号伝送
路装置は、一定長さの伝送路ユニットを順次縦続接続し
て構成されるもので、伝送路ユニットを、第8図および
第9図に示すように、平行配置した情報信号伝送用の2
本の信号伝送用導体6、62と、2本の信号伝送用導体
6、62の中間部を所定間陥毎に支持固定する複数個の
中間部支持固定用碍子63と、2本の信号伝送用導体6
、62の端部に中間部支持固定用碍子63の配置間隔と
同し間隔を隣接する中間部支持固定用碍子63に対して
あけて設けられ2本の信号伝送用導体6、62の端部と
隣接する伝送路ユニットの2本の信号伝送用導体6、6
2の端部とをそれぞれ連結させる端部連結用碍子64と
、上記2本の信号伝送用導体6、62.中17jI部支
持固定用碍子63および端部連結用碍子64を収容する
例えば金属製の’J 7プ溝形のダクト65とで構成し
ている。この場合、中間部支持固定用碍子63は、ダク
ト65の内面に固定されて2木の信号伝送用導体6、6
2を支持固定するようになっており、この中間部支持固
定用碍子63でもって2本の信号伝送用導体6、62の
相互間および信号伝送用導体6、62とダクト65との
間の電気的絶縁を図るようになっている。また、 情報信号の分岐は、分岐すべき位置においてダクト65
の溝開口65aにターミナル装置(図示せず)を嵌め込
んでターミナル装置の内側面に設けた摺動子を2本の信
号伝送用導体6、62に接触させることにより行う。
この情報信号伝送路装置は、2本の信号伝送用導体6、
62の端部を例えばテレビジョン共聴用の受信アンテナ
(図示せず)に接続し、ターミナル装置を例えばテレビ
ジジン受像機に接続することで受信アンテナにより受信
したテレビジョン信号等の情報信号を2本の信号伝送用
導体61゜62およびターミナル装置を通してテレビジ
ョン受像機に伝送することができる。
この情報信号伝送路装置は、ダクト65に対するターミ
ナル装置の装着位置を変えることにより、任意の位置か
ら情報信号を分岐することが可能である。
ところが、この情報信号伝送路装置においても、中間部
支持固定用碍子63および端部連結用碍子64の形状、
材質の設定によっては、高周波の情報信号の伝送に大き
な障害が生じることがある。
以下、この点について、具体的に数値を挙げて説明する
。この情報信号伝送路装置で例えばV HF帯のテレビ
ジョン放送波を伝送する場合について考えてみる。伝送
路ユニットを構成するダクト65の長さが例えば3mで
中間部支持固定用碍子63の配置間隔が30(!11で
あり、中間部支持固定用碍子63および端部連結用碍子
64の形状および材it(誘電率)の少なくともいずれ
か一方が互いに異なるものとする。上記の伝送路ユニッ
トを複数個N続接続した場合、3m間隔の端部連結用碍
子64の影響により第1O図に示すように、50M1l
zの基本波およびその高調波で情報信号が大きな減衰を
受ける。また、30c1m間隔の中間部支持固定用碍子
63の影響により約500 Mllzの基本波およびそ
の高調波においても減衰を生じることになる。
今、30cm間隔の中間部支持固定用碍子63による減
衰周波数はV)(F帯の伝送周波数に比べて十分に高い
ため、その減衰は無視することができるが、3m間隔の
端部連結用碍子64の影響による減衰周波数はVHF帯
に含まれるので、VHF帯のf+′?報ず8号の中で例
えば約100MHz、約200M llzの近傍の周波
数の信号を伝送することができないという致命的な欠点
があった。
ここで、2木の信号伝送用導体6、62を中間部支持固
定用碍子63で支持固定するとともに、2本の信号伝送
用導体6、62の端部を端部連結用碍子64で連結する
ことによる情報信号の減衰の原因について説明する。
今、伝送路長lの平行な2本の信号伝送用導体間にその
長さ方向の中央位置に無損失の碍子が設けられている場
合、等価回路は第11図のように表される。この第11
図において、Cは碍子の位置で2本の信号伝送用導体間
に生じる静電容■で、碍子の形状、材質により決まる−
 L、+ 、Lxは2本の信号伝送用導体に対応する分
布定数伝送線路である。
上記第11図に示した等価回路を複数個縦続接続してな
る回路においては、分布定数伝送線路上の実効波長λ。
が第11図の等価回路の伝送路長!の2倍に等しい周波
数f、(=v、/λ6=V、/2L)の整数倍の周波数
において、著しい減衰を生じることになる。なお、上式
において、V、は分布定数伝送線路り5.L2における
実効伝送速度である。
第8図および第9図に示した情報信号伝送路装置は、第
11図に示した等価回路を複数個縦続接続してなる第1
2図のように表される。このm12図において、C1は
中間部支持固定用碍子63の位置で2本の信号伝送用導
体6、62n:Iに生じる静電容量で、中間部支持固定
用碍子63の形状。
材質によって決まる。C1は端部連結用碍子64の位置
で2本の信号伝送用導体6、62間に生じる静電容量で
、端部連結用碍子64の形状、材質によって決まる− 
Lx 、L4は信号伝送用導体6、62に対応する分布
定数伝送線路である。
上記第12図に示した等価回路は、第11図の等価回路
において静電容量が01のものを複数個縦続接続した回
路と同じく静電容量が02のものを複数個v1続接続し
た回路とを組み合わせたものといえ、この第12図の回
路は、伝送路長iが30CI11に相当する周波数〔□
およびその高調波と、伝送路長βが3mに相当する周波
数f、っおよびその高調波とで減衰が生じることになる
。上記の周波数f、が前記した約500MIIzであり
、周波数f、zが前記した50MIIzである。
第8図に示した従来の情報信号伝送路装置においては、
各伝送路ユニットにおける中間部支持固定用碍子63お
よび端部連結用碍子64の形状および材質の双方をそれ
ぞれ同一に設計すれば、端部連結用碍子64の配置間隔
に対応する周波数での減衰はなくなり、問題はないが、
設計上の都合で形状および材質の少なくともいずれか一
方を異ならせることが多い。
このような場合、中間部支持固定用碍子63および端部
連結用碍子64の設計に十分細心な注意を払う必要があ
る。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、伝送路ユニットを構成する端部連結
用碍子の配置間隔に対応する周波数のjn報信号の減衰
を防止して情報信号を正しく伝送することができる情報
信号伝送路装置を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の情報信号伝送路装置は、一定長さの伝送路ユ
ニフトを161次縦続接続してなる情報信号伝送路装置
であって、前記伝送路ユニットを、平行配置した情報信
号伝送用の複数本の信号伝送用導体と、前記複数本の信
号伝送用導体の中間部を所定間隔毎に支持固定する複数
個の中間部支持固定用碍子と、前記中間部支持固定用碍
子と形状および材質のいずれか少なくとも一方が異なり
前記複数本の信号伝送用導体の端部に前記中間部支持固
定用碍子の配置間隔と同じ間隔を隣接する中間部支持固
定用碍子に対してあけて設けられ前記複数本の信号伝送
用導体の端部と隣接する他の伝送路ユニットの複数本の
信号伝送用導体の端部とをそれぞれ連結させる端部連結
用碍子とで構成し、前記中間部支持固定用碍子の位置で
前記複数本の信号伝送用導体間に生じる静電容量と前記
端部連結用碍子の位置で前記複数本の信号伝送用導体間
に生じる静電容量とを等しく設定したことを特徴とする
ものである。
この発明の構成によれば、中間部支持固定用碍子の位置
で複数本の信号伝送用導体間に生しる静電容量と端部連
結用碍子の位置で複数本の信号伝送用4体間に生じる静
電容量とを等しく設定したので、端部連結用碍子の配置
間隔に対応する周波数での情報信号の減衰をなくすこと
ができ、情報信号を正しく伝送することができる。
実施例 この発明の第1の実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。すなわち、この情報信号伝送路装置は、一
定長さの伝送路ユニットを順次縦続接続してなる情報信
号伝送路装置であって、伝送路ユニットを、平行配置し
た情報信号伝送用の2本の信号伝・送用導体、2と、2
本の信号伝送用導体、2の中間部を所定間隔毎に支持固
定する複数個の中間部支持固定用碍子3と、この中間部
支持固定用碍子3と形状および材質の少なくともいずれ
か一方が異なり2本の信号伝送用導体1゜2の端部に中
間部支持固定用碍子3の配置間隔(中心間隔)と同じ間
隔(中心間隔)を隣接する中間部支持固定用碍子3に対
してあけて設けられ2本の信号伝送用導体、2の端部と
隣接する他の伝送路ユニットの2本の信号伝送用導体、
 2の端部とをそれぞれ連結させる端部連結用碍子4と
、2本の信号伝送用導体l、2.中間部支持固定用碍子
3および端部連結用碍子4を収容する例えば金属製のリ
ップ溝形のダクト5とで構成し、中間部支持固定用碍子
3の位置で2本の信号伝送用導体1,2間に生じる静電
容量C3と端部連結用碍子4の位置で2本の信号伝送用
導体、2間に生じる静電界Wkctとが等しくなるよう
に端部連結用碍子4にドリル等で信号伝送用導体、2の
長手方向に貫通する孔4aを設けてその等価誘電率を小
さくしたものである。
この場合、中間部支持固定用碍子3および端部連結用碍
子4の形状の設定、材質の選定により、孔4aの形成前
の状態で端部連結用碍子4の位置で2本の信号伝送用風
体、2間に生じる静電容量C2が中間部支持固定用碍子
3の位置で2本の信号伝送用導体、2間に生じる静電容
量C1より大きくなっていることが前提となっており、
小さい方の静電容量CIに対応する中間部支持固定用碍
子3を基準にして大きい方の静電界Mctに対応する端
部連結用碍子4に対し孔あけ加工を施すことにより静電
界fitc+、Czが等しくなるように調整することに
なる。
なお、端部連結用碍子4の誘電率は、その材質に応じて
固有の値を持っているが、孔4aを設けることにより、
孔4aの内部に誘電率の小さい空気が侵入し、孔4aの
内部の誘電率が小さくなることで、端部連結用碍子4の
誘電率が見かけ上小さくなる。この見かけ上の誘電率を
本明細書では等価誘電率といっている。
順次縦続接続される伝送路ユニットにおいて、伝送特性
に影響を与えるのは、中間部支持固定用碍子3および端
部連結用碍子4の損失が無視できる場合、中間部支持固
定用碍子3および端部連結用碍子4が2本の信号伝送用
導体、 2間に介在することにより、その位置で2本の
信号伝送用導体、2間に静電界IC,,czが存在し、
かつその静電界i1c、、Cgが規則性を保って配列さ
れるからである。上記した2種類の中間部支持固定用碍
子3.端部連結用碍子4の配置に応じて固有の減衰周波
数群を生じる。この場合、特に問題としているのは、同
じ静電容量値の繰り返し間隔が長い方の端部連結用碍子
4による減衰である。
この端部連結用碍子4による減衰をなくすには、端部連
結用碍子4の位置で2本の信号伝送用導体、2間に生じ
る静電界1czと中間部支持固定用碍子3の位置で2本
の信号伝送用導体、2間に生じる静電容量C1とを等し
くすればよい。このために、この実施例では、孔あけ前
の状態で大きい方の静電容量Ctを有する端部連結用碍
子4に孔4aを設けて、その等価誘電率を下げている。
そして、上記のように孔4aを設けることにより、伝送
路ユニットを複数個縦続接続してなる情報信号伝送路装
置における減衰周波数は、中間部支持固定用碍子3によ
る減衰周波数によるものだけとなる。
また、この情報信号伝送路装置は、第8図および第9図
に示したものと同様に、中間部支持固定用碍子3がダク
ト5の内面に固定され、この中間部支持固定用碍子3に
より2本の信号伝送用導体、2を支持固定するようにな
っており、この中間部支持固定用碍子3でもって2本の
信号伝送用導体、2の相互間および信号伝送用導体、2
とダクト5との間の電気的絶縁を図るようになっている
。また、情報信号の分岐は、分岐すべき位置においてダ
クト5の溝開口5aにターミナル装置(図示せず)を嵌
め込んでターミナル装置の内側面に設けた摺動子を2本
の信号伝送用導体l。
2に接触させることにより行う。
この情報信号伝送路装置は、2本の信号伝送用導体1,
2の端部を例えばテレビジョン共聴用の受信アンテナ(
図示せず)に接続し、ターミナル装置を例えばテレビジ
ョン受像機に接続することで受信アンテナにより受信し
たテレビジョン信号等の情報信号を2本の信号伝送用導
体、2およびターミナル装置を通してテレビジョン受像
機に伝送することができる。
この情報信号伝送路装置は、ダクト5に対するターミナ
ル装置の装着位置を変えることにより、任意の位置から
情報信号を分岐することが可能である。
この実施例の情報信号伝送路装置は、中間部支持固定用
碍子3の位置で2本の信号伝送用導体1゜2間に生じる
静電界it c + と端部連結用碍子4の位置で2本
のイ3号伝送用導体1,2間に生じる静電容量C2とが
等しくなるように端部連結用碍子4に孔4aを設けてそ
の等価誘電率を下げたので、中間部支持固定用碍子3お
よび端部連結用碍子4の外形状の設定、材質の選定に注
意を払うことなく、端部連結用碍子4の配置間隔に対応
する周波数での情報信号の減衰をな(すことができる、
したがって、信号減衰以外の理由で中間部支持固定用碍
子3および端部連結用碍子4の外形状、材質が制限され
る場合に特に有効である。
また、この実施例は、端部連結用碍子4に孔4aを設け
ることにより、中間部支持固定用碍子3の位置で2本の
信号伝送用導体1,2間に生じる静電容量C1と端部連
結用碍子4の位置で2本の信号伝送用導体、2間に生じ
る静電界1c、とを等しく設定しており、中間部支持固
定用碍子3および端部連結用碍子4の材質の変更は不要
で、端部連結用碍子4の配置間隔に対応する周波数での
減衰の問題がある仕様の情報信号伝送路装置に対しても
、簡単な孔あけを施すだけで端部連結用碍子4の配置間
隔に対応する周波数での情報信号の減衰の防止を行うこ
とが可能となる。
なお、中間部支持固定用碍子3の位置で2本の信号伝送
用導体1,2間に生じる静電容量C3が端部連結用碍子
4の位置で2本の信号伝送用感体、2間に生じる静電容
量C,より大きい場合は、中間部支持固定用碍子3の方
に孔を設けてその等価誘電率を調整することになる。
また、静電界ic、、C2を等しくするための中間部支
持固定用碍子3および端部連結用碍子4のいずれか一方
に設ける孔4aの大きさ1個数がわかっておれば、それ
らの成形時に孔4aも同時に作ることができ、この場合
孔あけ加工は不要となる。
また、中間部支持固定用碍子3および端部連結用碍子4
のいずれか一方に設ける孔は貫通孔でなくてもよい。
また、孔は、中間部支持固定用碍子3および端部連結用
碍子4の信号伝送用導体、2の長手方向と直交する面以
外の面に設けてもよい。
また、中間部支持固定用碍子3と端部連結用碍子4との
形状が異なる場合においては、端部連結用碍子4の材質
として誘電率の小さいものをi!訳することにより、端
部連結用碍子4の位置で2本の信号伝送用導体、2間に
生じる静電界1 c tを中間部支持固定用碍子3の位
置で2本の信号伝送用導体、2間に生じる静電容量C1
と等しくすることができる。この構成は形状の変更が制
限される場合に有効である。
この発明の第2の実施例を第3図および第4図に基づい
て説明する。この情報信号伝送路装置は、中間部支持固
定用碍子3の位置で2本の信号伝送用導体、 2間に生
じる静電容量C5と端部連結用碍子4の位置で2本の信
号伝送用導体、2間に生じる静電容量C2とが等しくな
るように中間部支持固定用碍子3および端部連結用碍子
4の信号伝送用導体、2の長平方向の寸法を設定したも
ので、その他は第1の実施例と同様である。
この場合、中間部支持固定用碍子3および端部連結用碍
子4の形状の設定、材質の選定により、中間部支持固定
用碍子3および端部連結用碍子4の信号伝送用導体、2
の長手方向の寸法の設定のための加工前の状態で端部連
結用碍子4の位置で2本の信号伝送用導体、2間に生じ
る静電容aCtが中間部支持固定用碍子3の位置で2本
の信号伝送用導体、2間に生じる静電容1 c + よ
り太き(なっていることが前提となっており、小さい方
の静電容1c+に対応する中間部支持固定用碍子3の信
号伝送用導体1,2の長平方向の寸法を基準にして大き
い方の静電容ht c zに対応する端部連結用碍子4
に対し切削加工を施すことにより静電容量cI、CZが
等しくなるように端部連結用碍子4の信号伝送用導体、
2の長手方向の寸法をvJ整段設定ることになる。具体
的には、例えば端部連結用碍子4に切削等の加工を行う
ことにより形状を、第4図において一点鎖線で示す状態
から実線で示す状態へ変化させることにより、端部連結
用碍子4の位置での静電容量C,を加工前より小さくし
て端部連結用碍子4の位置で2本の信号伝送用導体1,
2間に生じる静電容Nczを中間部支持固定用碍子3の
位置で2本の信号伝送用導体、2間に生じる静電容it
 c + と等しくすることになる。
この第2の実施例でも、第1の実施例と同様に中間部支
持固定用碍子3および端部連結用碍子4の信号伝送用導
体1,2の長手方向の寸法を設定することにより、伝送
路ユニットを複数個縦続接続してなる情報信号伝送路装
置における減衰周波数は中間部支持固定用碍子3による
減衰周波数によるものだけとなる。
この実施例の情報信号伝送路装置は、中間部支持固定用
碍子3の位置で2本の信号伝送用導体l。
2間に生じる静電容1c+ と端部連結用碍子4の位置
で2本の信号伝送用導体、 2間に生じる静電容Mcz
とが等しくなるように中間部支持固定用碍子3および端
部連結用碍子4の信号伝送用導体、2の長手方向の寸法
を設定したので、中間部支持固定用碍子3および端部連
結用碍子4の信号伝送用導体、2の長手方向と直交する
方向の寸法の設定、材質の選定に注意を払うことなく、
端部連結用碍子4の配置間隔に対応する周波数での情報
信号の減衰をなくすことができ、情報信号を正しく伝送
することができる。したがって、信号減衰以外の理由で
中間部支持固定用碍子3および端部連結用碍子4の信号
伝送用導体、2の長手方向と直交する寸法、材質が制限
される場合に有効である。
また、この実施例は、中間部支持固定用碍子3および端
部連結用碍子4の信号伝送用導体、2の長手方向の寸法
を設定することにより、中間部支持固定用碍子3の位置
で2本の信号伝送用導体、2間に生じる静電容量C1と
端部連結用碍子4の位置で2本の信号伝送用導体1,2
間に生じる静電容1czとを等しく設定しており、中間
部支持固定用碍子3および端部連結用碍子4の材質の変
更は不要で、端部連結用碍子4の配置間隔に対応する周
波数での減衰の問題がある仕様の情報信号伝送路装置に
対しても、端部連結用碍子4に簡単な加工を施すだけで
端部連結用碍子4の配置間隔に対応する周波数での情報
信号の減衰の防止を行うことが可能となる。
なお、中間部支持固定用碍子3の位置で2本の信号伝送
用導体、2間に生じる静電容ff1c+が端部連結用碍
子4の位置で2本の信号伝送用導体、2間に生じる静電
容量C,より大きい場合は、中間部支持固定用碍子3の
方に切削加工等を施すことになる。
また、静電容量cl、cffiが等しくなる中間部支持
固定用碍子3および端部連結用碍子4の寸法がわかれば
、それらの製造用金型をその大きさに予め設定しておく
ことにより、切削等の処理を施すことは不要となる。
この発明の第3の実施例を第5図および第6図に基づい
て説明する。この情報信号伝送路装置は、中間部支持固
定用碍子3の位置で2木の信号伝送用導体、2間に生じ
る静電容量C1と端部連結用碍子4の位置で2本の信号
伝送用導体、2間に生じる静電界fit c z とが
等しくなるように中間部支持固定用碍子3に近接して2
本の信号伝送用導体、2間にコンデンサ6を接続したも
のである。
る。
この場合、中間部支持固定用碍子3および端部連結用碍
子4の形状の設定、材質の選定により、コンデンサ6の
接続前の状態で端部連結用碍子4の位置で2本の信号伝
送用導体、2間に生じる静電容量C2が中間部支持固定
用碍子3の位置で2本の信号伝送用導体、2間に生じる
静電容量C+より大きくなっていることが前提となって
おり、接続されたコンデンサ6の静電容量は、コンデン
サ6の接続前の状態における中間部支持固定用碍子3の
位置で2本の信号伝送用導体、 2間に生じる静電容量
C1と端部連結用碍子4の位置で2本の信号伝送用導体
、2間に生じる静電界Icyとの差に設定される。
この実施例の情報信号伝送路装置は、中間部支持固定用
碍子3の位置で2本の信号伝送用導体1゜2間に生じる
静電界fl c + と端部連結用碍子4の位置で2本
の信号伝送用導体、2間に生じる静電界fit c t
とが等しくなるように中間部支持固定用碍子3に近接し
て2本の信号伝送用導体、2間にコンデンサ6を接続し
たので、中間部支持固定用碍子3および端部連結用碍子
4の形状の設定。
材質の選定に注意を払うことなく、端部連結用碍子4の
配置間隔に対応する周波数での情報信号の減衰をなくす
ことができ、情報信号を正しく伝送することができる。
したがって、信号減衰以外の理由で中間部支持固定用碍
子3および端部連結用碍子4の形状、材質が制限される
場合に特に作動である。
また、この実施例は、中間部支持固定用碍子3に近接し
てコンデンサ6を2本の信号伝送用導体、2間に接続す
ることにより、中間部支持固定用碍子3の位置で2本の
信号伝送用導体1,2間に生じる静電容量CIと端部連
結用碍子4の位置で2木の信号伝送用導体1,2間に生
じる静電界fit CZとを等しくしており、中間部支
持固定用碍子3および端部連結用碍子4の加工および材
質の変更は不要で、単に2本の信号伝送用導体、2間に
コンデンサ6を接続するだけでよいので、端部連結用碍
子4の配置間隔に対応する周波数での減衰の問題がある
仕様の情報信号伝送路装置に対しても、簡単なコンデン
サ接続処理を施すだけで端部連結用碍子4の配置間隔に
対応する周波数での情報信号の減衰の防止を行うことが
可能となる。
なお、中間部支持固定用碍子3の位置で2本の信号伝送
用導体、2間に生じる静電界!lC1が端部連結用碍子
4の位置で2本の信号伝送用導体、2間に生じる静電容
NCオより大きい場合は、端部連結用碍子4の方に近接
してコンデンサを2本の信号伝送用導体1,2間に接続
することになる。
上記した3種類の実施例はいずれも、平衡伝送を行う情
報信号伝送路装置について説明したが、不平衡伝送を行
う情報信号伝送路v2’llについてもこの発明を適用
できることはいうまでもないことである。この場合、ダ
クトがもう一方の信号伝送用導体となる。
また、2本の信号伝送用導体、2がダクトに収容されて
おらず露出しているものにも、この発明を適用すること
ができる。また、信号伝送用導体l、2.中間部支持固
定用碍子3および端部連結用碍子4の形状、材質につい
ては、全く限定されるものではない、また、信号伝送用
導体l゛、2の周囲の媒質、形状についても、絶縁体で
あれば何でもよい。
また、端部連結用碍子4は2本の信号伝送用導体、2の
両端に設ける必要はなく、何れか一方にのみ設けるだけ
でもよい。
また、信号伝送用導体は2本に限らず、3本以上の場合
もある。
〔発明の効果〕
この発明のIlf!叩信号伝送!装置によれば、中間部
支持固定用碍子の位置で前記複数本の信号伝送用導体間
に生じる静電容量と前記端部連結用碍子の位置で前記複
数本の信号伝送用導体間に生じる静電容量とを等しく設
定したので、前記端部連結用碍子の配置間隔に対応する
周波数での情報信号の減衰をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の情報信号伝送路装置
を示す斜視図、第2図は第1図の要部の拡大斜視図、第
3図はこの発明の第2の実施例の情報信号伝送路装置を
示す斜視図、第4図は第3図の要部の拡大斜視図、第5
図はこの発明の第3の実施例を示す斜視図、第6回は同
じく断面図、第7図は従来の情報信号伝送路装置を示す
斜視図、第8図は別の従来の情報信号伝送路装置を示す
斜視図、第9図はその平面断面図、第1θ図は第8図お
よび第9図に示した情報信号伝送路装置の減衰量の周波
数特性図、第11図および第12図はそれぞれ情報信号
伝送路装置の等価回路図である。 、2・・・信号伝送用導体、3・・・中、1部支持固定
用碍子、4・・・端部連結用碍子第  1 図 第2図 第3図 第4図 第 5 図 第7図 第8図 第9図 ■ ゑ 天 ! □ 否 波 数 (M)−12) 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  一定長さの伝送路ユニットを順次縦続接続してなる情
    報信号伝送路装置であって、前記伝送路ユニットを、平
    行配置した情報信号伝送用の複数本の信号伝送用導体と
    、前記複数本の信号伝送用導体の中間部を所定間隔毎に
    支持固定する複数個の中間部支持固定用碍子と、前記中
    間部支持固定用碍子と形状および材質のいずれか少なく
    とも一方が異なり前記複数本の信号伝送用導体の端部に
    前記中間部支持固定用碍子の配置間隔と同じ間隔を隣接
    する中間部支持固定用碍子に対してあけて設けられ前記
    複数本の信号伝送用導体の端部と隣接する他の伝送路ユ
    ニットの複数本の信号伝送用導体の端部とをそれぞれ連
    結させる端部連結用碍子とで構成し、前記中間部支持固
    定用碍子の位置で前記複数本の信号伝送用導体間に生じ
    る静電容量と前記端部連結用碍子の位置で前記複数本の
    信号伝送用導体間に生じる静電容量とを等しく設定した
    ことを特徴とする情報信号伝送路装置。
JP9135187A 1987-04-14 1987-04-14 情報信号伝送路装置 Pending JPS63257305A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010029626A1 (ja) * 2008-09-11 2010-03-18 菅間 リエ 伝送媒体
CN103650271A (zh) * 2011-04-19 2014-03-19 Est日本株式会社 传送媒体、传送装置及传送方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010029626A1 (ja) * 2008-09-11 2010-03-18 菅間 リエ 伝送媒体
CN103650271A (zh) * 2011-04-19 2014-03-19 Est日本株式会社 传送媒体、传送装置及传送方法

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