JPS63255588A - 気体圧縮機 - Google Patents

気体圧縮機

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JPS63255588A
JPS63255588A JP9006787A JP9006787A JPS63255588A JP S63255588 A JPS63255588 A JP S63255588A JP 9006787 A JP9006787 A JP 9006787A JP 9006787 A JP9006787 A JP 9006787A JP S63255588 A JPS63255588 A JP S63255588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
discharge
vane
rotor
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9006787A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Asai
淳一 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Seiki KK
Original Assignee
Seiko Seiki KK
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Publication date
Application filed by Seiko Seiki KK filed Critical Seiko Seiki KK
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Publication of JPS63255588A publication Critical patent/JPS63255588A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カークーラー用に好適なロータリベーン型の
気体圧縮機に係り、特に高速運転時の吐出ガス温度を低
減させるようにした気体圧縮機に関する。
(発明の概要) 本発明は、ロータあるいはベーンに小室を設け、ロータ
の回転に伴い、吐出室側の高圧カスをこの小室に封入し
た後、吸入室側に開放して、高速運転時の過圧縮を利用
して、体積効率を低下させ、吐出ガス温度の上昇を可及
的に防止するようにしたものである。
(従来の技術) 通常、乗用車等の冷房に用いられる気体圧縮機はエンジ
ンに並設され、このエンジンのクランクシャフトプーリ
からVベルト駆動され、圧縮機側に装着された電磁クラ
ッチで駆動側と断続するようにしている。
そして、この気体圧縮機の大略構成は、シリンダブロッ
クと、このシリンダブロックの両側に取り付けられるフ
ロント、リヤサイドブロックと、上記シリンダブロック
ならびに両サイトブロックにより構成されるシリンダ室
内に回転自在に横架され、その半径方向に進退自在な複
数のベーンを有するロータとからなり、ロータの回転に
より、シリンダ室内を、漸次容積の拡大する吸入室と、
漸次容積の減少する吐出室とにベーンで区画し、この容
積変化により冷媒ガスの圧縮作業を行なうというもので
ある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この種気体圧縮機の能力はエンジンの回
転速度に比例して向上することになるが、このことは逆
に高速度で走行した場合には気体圧縮機が高速で駆動さ
れるために、圧縮比が増大し、吐出ガス温度の上昇を招
くという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本発明は、シリンダブロ
ックと、このシリンダブロックの両側に取り付けられる
フロント、リヤサイドブロックと、上記シリンダブロッ
クおよび両サイドブロックにより構成されるシリンダ室
内に回転自在に横架され、その半径方向に進退自在な複
数のベーンを有するロータとを備え、上記ロータの回転
により、シリンダ室内を、容積の漸次拡大する吸入室と
、容積の漸次減少する吐出室とに上記ベーンで区画し、
この容積変化により、冷媒ガスの圧縮作業を行なうよう
にした気体圧縮機において、前記フロント、リヤサイド
ブロックのうち少なくとも一方の内側面に、上記吸入室
と通じる吸入室側溝部と、吐出室と通じる吐出室側溝部
とが各々穿設され、前記ロータ、もしくはベーンに上記
吸入室側溝部ならびに吐出室側溝部に対してロータの回
転に伴い選択的に連通ずる小室が設けられ、上記小室に
封入された吐出掌側の高圧ガスを低圧の吸入室側にバイ
パスさせ、膨張させるようにしたことを特徴とする。
(作用) 前記手段によれば、気体圧縮機の回転数が増加するのに
伴い、ガス圧縮比が増加するが、フロント、リヤサイド
ブロックの少なくとも一方の内側面に穿設された吐出室
と通じる吐出側溝部を通じてロータもしくはベーンに形
成された小室にこの高圧ガスが封入され、封入された高
圧ガスは、今度は同様に吸入室側溝部を通じて低圧の吸
入室内に開放されることになる。
このようにロータの回転を利用して、吐出室からの高圧
ガスを低圧の吸入室側にバイパスさせるようにしたから
、高速運転時においても圧縮比が増大せず、吐出ガスの
温度が上昇するのを可及的に防止できる。
ざらに、封入されたガスが吸入室内に開放されるときに
は膨張して、ベーンを回転方向に沿って付勢することに
なるため、何等動力の損失にはならない。
(実施例の説明) 以下本発明の好適な実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図は本発明に係る気体圧縮機の第1実施
例を示し、第4図乃至第5図は同気体圧縮機の第2実施
例を示す。
まず、本願気体圧縮機の第1実施例について説明する。
図面において、この気体圧縮機は、圧縮機本体1と、こ
の本体1を気密に包囲する一端開口形のケーシング2と
、該ケーシング2の開口端面に取り付けられるフロント
ヘッド3を備えている。
上記圧縮機本体1は内周略楕円筒状のシリンダブロック
4と、このシリンダブロック4の両側に取り付けられる
フロントサイドブロック5ならびにリヤサイドブロック
6とを有し、これによって形成される略惰円筒状のシリ
ンダ室内にはロータ軸7と一体で、かつ周囲にその半径
方向に進退臼−〇 − 在な5枚のベーン8を装着した充実円筒状のロータ9が
回転自在に横架されている。
そして、吸気口10から第1図中実線矢印で示すように
導入された冷媒ガスは吸入ポート11からシリンダ室内
に導入され、シリンダ室内で圧縮された後、破線矢印で
示すように第1図中では図示しない吐出ポートから油分
離器12を経て吐出口13から吐出される。次に、第2
図を用いて本願気体圧縮機の要部について説明する。
第2図中矢印方向にロータ9が回転すれば、圧縮作業室
を区画するベーン8の稼動により、作業室の容積が漸次
拡大する吸入室14と、逆に容積が漸次減少する吐出室
15とが各々形成されることになるが、本実施例では、
リャザイドブロック6の内面側に吸入室14と連通ずる
吸入室側溝部16と、吐出室15と連通ずる吐出室側溝
部17とを設けるとともに、これら溝部16.17とロ
ータの回転に伴い選択的に連通する小室18がベーン8
に設定されている。
ざらに詳しくは、吸入室側溝部16は、吸入室14から
中央に延びる直線溝部16aと、シリンダブロック4の
内周面4aと同一の離間距離を保って弓状に穿設された
弓状溝部16bとからなり、同様に吐出室側溝部17に
ついても、直線溝部17aと弓状溝部17bとからなっ
ている。
そしてベーン8に設けられた小室18とこれら吸入室側
溝部16.吐出室側溝部17とを連通させるために、ベ
ーン8のリヤ側側面には連通孔18aが開設されている
(第3図参照)。
以上のように構成された気体圧縮機の動作について第2
図を基に説明すると、ロータ9の駆動に伴い、ベーン8
も図中矢印方向に回転するが、例えば5枚のベーン8の
うち圧縮作業中のベーン8aは、ベーン8に設けた小室
18が連通孔18aを介して吐出側溝部17と連通して
おり、吐出室15内の高圧ガスの一部が矢印(イ)に示
すように、吐出室側溝部17を通じてこの小室18内に
封入される。
そして、一旦高圧カスが封入されたベーン8は、吐出ポ
ート19を通過した後、今度はベーン8のうち8b、8
Gで示すように、吸入室側溝部16とベーン8に設けた
小室18とが連通孔18aを介して連通し、小室18内
に封入された高圧ガスは矢印(ロ)に示す如く、これら
吸入室側溝部16を通じて吸入室14側に開放される。
このように本願は吐出室内の高圧ガスの一部をベーン8
に設けた小室18を通じて吸入室14側にバイパスさせ
、体積効率を減少させようとするものであり、高速運転
になればなるほど、吐出室15内が過圧縮となり、小室
18内に封入されるガス量が増大するため、高速運転時
における体積効率が減少し、圧縮比の増大を可及的に防
止して、吐出ガス温度の上昇を未然に防止できるととも
に、吸入室14内に開放されたガスは膨張によりベーン
8を回転方向に沿って付勢することになり、動力の損失
という問題も生じない。
なお、上述したように吸入室側溝部16ならびに吐出室
側溝部17の弓状部16b、17bはベーン8の先端が
シリンダ4の内周面4aに摺接して回転するのを考慮し
て、シリンダ4の内周面4aと同一曲線状に設定されて
いるため、ベーン8に設けた小室18への高圧ガスの封
入ならびに開放が行なわれる。
なお第2図中符号20は吐出バルブを示す。
上述した実施例では、吸入室側溝部16.吐出室側溝部
17をリャザイドブロック6に設けたが、フロントサイ
ドブロック5に設けるか、あるいは両サイドブロック5
,6に設【プても良い。
次に、第4図、第5図に基づいて本願気体圧縮機の第2
実施例について説明する。
なお、第1実施例と同一構成部分には同一符号を付しそ
の説明は省略する。
この第2実施例では、吸入室側溝部16.吐出室側溝部
17に連通する小室21がロータ9のリヤ側端面9aに
設けられている。
従って第5図に示すようにロータ9が図中矢印方向に回
転すれば、吐出室15ないの高圧カスは矢印(ハ)に沿
って小室21内に封入され、吐出ポート19を通過した
後、小室21からこの高圧カスが矢印(ニ)に沿って吸
入室14内に開放され、このようなバイパス経路により
第1実施例同様高速運転時における過圧縮を利用して、
圧縮比の増大を可及的に防止し、吐出ガス温度の上昇を
抑えるという同様の作用効果を奏する。なお、本実施例
では、内周略楕円筒状のシリンダブロックを使用したが
、内周円筒状のシリンダブロックに、円筒状のロータを
偏心した状態で設置した偏心ロータ型の気体圧縮機に適
用してもよい。
(効果) 本発明に係る気体圧縮機は、フロントサイドブロック、
リヤサイドブロックの少なくとも一方の内側面に吸入室
と連通する吸入室側溝部、および吐出室と連通ずる吐出
室側溝部を設け、ロータの回転によりこれら吸入室側溝
部ならびに吐出側溝部と選択的に連通ずる小室をロータ
もしくはベーンに設け、吐出室内の高圧ガスをこの小室
を経由して吸入室側にバイパスさせることにより、気体
圧縮機の高速運転時、この小室に封入されるガス量は運
転速度に比例して増大するため、高速運転時における圧
縮比の増大を可及的に防止でき、吐出ガス温度の上昇を
未然に防止できる利点があるとともに、この小室を通じ
て吸入室側にバイパスさせた高圧ガスは、膨張してベー
ンの付勢力に役立つため、動力軽減にも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係る気体圧縮機の第1実
施例を示すもので、第1図は同気体圧縮機の側断面図、
第2図は第1図中■−■線断面図、第3図は本発明に使
用するベーンの斜視図、第4図ないし第5図は本発明に
係る気体圧縮機の第2実施例を示すもので、第4図は同
気体圧縮機の側断面図、第5図は第4図中V−V線断面
図である。 1・・・圧縮機本体 2・・・ケーシング 3・・・フロントヘッド 4・・・シリンダブロック 5・・・フロントサイドブロック 6・・・リヤサイドブロック 7・・・ロータ軸 8・・・ベーン 9・・・ロータ 10・・・吸気口 11・・・吸入ポート 12・・・油分離器 13・・・吐出口 14・・・吸入室 15・・・吐出室 16・・・吸入室側溝部 17・・・吐出室側溝部 18.21・・・小室 18a・・・連通孔 19・・・吐出ポート 20・・・吐出バルブ 21・・・吐出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダブロックと、このシリンダブロックの両
    側に取り付けられるフロント,リヤサイドブロックと、
    上記シリンダブロックおよび両サイドブロックにより構
    成されるシリンダ室内に回転自在に横架され、その半径
    方向に進退自在な複数のベーンを有するロータとを備え
    、上記ロータの回転により、シリンダ室内を、容積の漸
    次拡大する吸入室と、容積の漸次減少する吐出室とに上
    記ベーンで区画し、この容積変化により、冷媒ガスの圧
    縮作業を行なうようにした気体圧縮機において、 前記フロント,リヤサイドブロックのうち少なくとも一
    方の内側面に、上記吸入室と通じる吸入室側溝部と、吐
    出室と通じる吐出室側溝部とが各々穿設され、前記ロー
    タ,もしくはベーンに上記吸入室側溝部ならびに吐出室
    側溝部に対してロータの回転に伴い選択的に連通する小
    室が設けられ、上記小室に封入された吐出室側の高圧ガ
    スを低圧の吸入室側にバイパスさせ、膨張させるように
    したことを特徴とする気体圧縮機。
JP9006787A 1987-04-13 1987-04-13 気体圧縮機 Pending JPS63255588A (ja)

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JP9006787A JPS63255588A (ja) 1987-04-13 1987-04-13 気体圧縮機

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JP9006787A JPS63255588A (ja) 1987-04-13 1987-04-13 気体圧縮機

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JPS63255588A true JPS63255588A (ja) 1988-10-21

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ID=13988196

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JP9006787A Pending JPS63255588A (ja) 1987-04-13 1987-04-13 気体圧縮機

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JP (1) JPS63255588A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0443880A (ja) * 1990-06-11 1992-02-13 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd ベーンポンプ
JPH0573278U (ja) * 1992-03-03 1993-10-08 光洋精工株式会社 ベーンポンプ
CN104302923A (zh) * 2012-05-18 2015-01-21 卡森尼可关精株式会社 气体压缩机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0443880A (ja) * 1990-06-11 1992-02-13 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd ベーンポンプ
JPH0573278U (ja) * 1992-03-03 1993-10-08 光洋精工株式会社 ベーンポンプ
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