JP2003201980A - 気体圧縮機 - Google Patents

気体圧縮機

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JP2003201980A JP2001401372A JP2001401372A JP2003201980A JP 2003201980 A JP2003201980 A JP 2003201980A JP 2001401372 A JP2001401372 A JP 2001401372A JP 2001401372 A JP2001401372 A JP 2001401372A JP 2003201980 A JP2003201980 A JP 2003201980A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転時にロータがフロントサイドブロックに
押し付けられることによる駆動力の増大や摩耗、焼付
き、リークによる性能低下を防止する。 【解決手段】 リヤサイドブロック30Aの吐出室15
側にはサイクロンブロック60が取り付けられて、ロー
タ50の回転軸51の後端を支持するリヤサイドブロッ
クの貫通支持穴32の開口まわりに密閉空間Rが形成さ
れている。リヤサイドブロック30Aにはシリンダ40
の連通穴41で吸入室13と連通するリヤ側吸入口31
が設けられており、密閉空間Rとリヤ側吸入口31が連
通路39で接続されている。回転軸51の後端が臨む密
閉空間が低い吸入圧となるので、ロータ50をフロント
側へ付勢する力の発生が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用の空調装置
等に用いられるベーンロータリ式の気体圧縮機の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】空調装置等の冷媒圧縮に用いられる気体
圧縮機は、コンプレッサケース内に配置した内周面が略
楕円形のシリンダ内に、複数のベーンを備えるロータを
回転可能に設け、その回転にしたがってベーンで仕切ら
れた空間が容積変化を繰り返す圧縮室を形成し、吸入口
から圧縮室へ吸入した冷媒ガスを圧縮して吐出口から吐
出するようになっている。
【0003】図4はこのような従来の気体圧縮機を示す
縦断面図、図5は図4におけるA−A部断面におけるシ
リンダとロータを示す図である。なお、図4は図5にお
けるB−B部断面に相当する。一端開口型のハウジング
11とその開口側に取り付けられたフロントヘッド12
によりコンプレッサケース10が形成されている。ハウ
ジング11内に、略楕円形状の内周を有するシリンダ4
0がフロントサイドブロック20とリヤサイドブロック
30に挟まれて配置され、複数のベーン58を備えるロ
ータ50がシリンダ40内に回転可能に設けられてい
る。
【0004】ロータ50と一体回転する回転軸51は、
フロントサイドブロック20を貫通して前端側がコンプ
レッサケース端壁のリップシール18からフロントヘッ
ド12の外方へ延び、後端はリヤサイドブロック30に
設けられた貫通支持穴32に支持されている。回転軸5
1の前端にはプーリ24を有する電磁クラッチ25が取
り付けられ、図示しないエンジンのクランクプーリから
の回転駆動力を受けるようになっている。
【0005】ロータ50の外周面側にはスリット状のベ
ーン溝56が放射状に複数形成され、これらのベーン溝
56にはそれぞれベーン58が装着されている。ベーン
58は、ロータ50の回転時に遠心力とベーン溝56の
底部に形成される背圧室59に加えられる油圧とによ
り、シリンダ40の内周面へ付勢される。シリンダ40
内はロータ50とベーン58により複数の小室に仕切ら
れ、ロータ50の回転にしたがって容積の大小変化を繰
り返す圧縮室48を形成する。これにより、ベーンロー
タリ形圧縮機を形成している。
【0006】フロントヘッド12とフロントサイドブロ
ック20の間には、冷媒ガス吸入ポート14を備えるフ
ロント側吸入室13が形成されている。フロントサイド
ブロック20にはフロント側吸入室13と圧縮室48を
連通させる吸入口22が開口している。
【0007】冷媒ガス吸入ポート14からフロント側の
吸入室13に流入した冷媒ガスは、フロントサイドブロ
ック20に形成された吸入口22から圧縮室48へ吸入
される。また、シリンダ40にはリヤサイドブロック3
0に形成されたリヤ側吸入口31に連通する連通穴41
が軸方向に設けられ、フロント側の吸入室13からこの
連通穴41を介してリヤ側吸入口31からも冷媒ガスが
圧縮室48へ吸入される。
【0008】ハウジング11の密閉側とリヤサイドブロ
ック30の間には吐出室15が形成され、冷媒ガス吐出
ポート16を備えている。またリヤサイドブロック30
の吐出室15側には、オイルセパレータ62を備えるサ
イクロンブロック60が取り付けられている。サイクロ
ンブロック60は、回転軸51の後端を支持するリヤサ
イドブロック30の貫通支持穴32が形成されたボス部
38との間にシールリング64を挟んで、密閉空間Rを
形成している。
【0009】シリンダ40の短径部近傍は外周部に吐出
チャンバ44が切り欠かれて薄肉部とされ、この薄肉部
に吐出口42が開口されている。吐出口42にはリード
バルブ43が設けられている。吐出口42から吐出され
た冷媒ガスは、吐出チャンバ44からオイルセパレータ
62を経て吐出室15へ吐出される。吸入口22と吐出
口42は、ロータ50の回転軸51に関して対称に、シ
リンダ40の周辺部にそった2個所に設けられている。
【0010】ロータ50が回転すると、冷媒ガス吸入ポ
ート14に流入する冷媒ガスは、フロント側吸入室13
から吸入口22を経て、圧縮室48へ吸入される。そし
て、圧縮室48で圧縮された後、吐出口42から吐出さ
れ、冷媒ガスは吐出室15を経て冷媒ガス吐出ポート1
6から外部へ供給される。
【0011】このような気体圧縮機では、回転軸51の
貫通支持穴32部における潤滑、およびベーン溝56の
背圧室59への油圧供給のために、吐出室15に貯留し
た潤滑油を導くようになっている。すなわち、従来の気
体圧縮機では、リヤサイドブロック30には吐出室15
の底部に開口するとともに貫通支持穴32の側壁に至る
油路33が形成され、また、リヤサイドブロック30の
ロータ50に対向する面には、ベーン溝56の背圧室5
9に連通するように配した凹部(さらい)35と小凹部
37が設けられている。
【0012】凹部35は正面形状においてくびれ部35
aを有し、小凹部37はくびれ部35aの径方向外方に
配置されている。小凹部37はシリンダ40の吐出口4
2を通過するベーン58を支持するベーン溝56の背圧
室59と連通し、凹部35は他の複数のベーン58を支
持するベーン溝56の背圧室59と連通するように対応
付けされている。
【0013】そして、サイクロンブロック60とリヤサ
イドブロック30間の密閉空間Rと凹部35とが連通路
34で結ばれ、油路33の貫通支持穴32近傍と小凹部
37とが連通路36で結ばれている。吐出室15の吐出
圧に押されて、油路33を経て貫通支持穴32の側壁に
至った潤滑油は、貫通支持穴32と回転軸51間の隙間
を通って凹部35および密閉空間Rへ流れ、また連通路
36により小凹部37へ流れる。
【0014】なお、シリンダ40の底部にはリヤサイド
ブロック30の油路33に接続する貫通穴46が設けら
れ、フロントサイドブロック20に形成された油路26
でこの貫通穴46とフロントサイドブロック20の回転
軸支持部23を接続して、当該支持部23並びにフロン
トサイドブロック20のロータ50に対向する面に形成
した凹部27へ潤滑油を導くようになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成にお
いて、ロータ50の回転軸51の後端が臨むサイクロン
ブロック60とリヤサイドブロック30間の密閉空間R
の潤滑油は、吐出圧の潤滑油が貫通支持穴32と回転軸
51間の微小隙間を通過する際の絞り作用で減圧された
もので、やや吐出圧に近い中間圧力状態となる。この中
間圧力は、密閉空間Rが連通路34によって凹部35と
通じ、したがって複数のベーン溝56の背圧室59と連
通しているので、複数のベーン背圧の平均圧力でもあ
る。
【0016】ここで、回転軸51の後端は密閉空間Rの
中間圧を受ける一方、回転軸51の前端が突出するフロ
ントヘッド12の外部は大気圧であるから、回転軸51
が受ける圧力差により、ロータ50はフロント側へ付勢
されることとなる。フロント側へ付勢されたロータ50
はフロントサイドブロック20の対向面に押し付けら
れ、必要駆動力の増大、当接面の摩耗や焼付きを招くお
それがある。一方、リヤサイドブロック30とロータ5
0の対向面間は間隙が大きくなるので、冷媒のリークが
増大して性能低下をもたらす。この問題は、R134a
等に比較して吐出圧等が極めて高く設定されるCO2な
どを冷媒とする場合には深刻なものとなる。
【0017】したがって本発明は、上記の問題点に鑑
み、運転時にロータを軸方向に付勢する押し付け力の発
生を抑えて、駆動力の増大や運転不具合、リークによる
性能低下を防止した気体圧縮機を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の本
発明は、コンプレッサケース内にフロントサイドブロッ
クとリヤサイドブロックで挟んで配置した内周面が略楕
円形のシリンダ内に、圧縮室を形成する複数のベーンを
備えるロータを、その回転軸の前端側をフロントサイド
ブロックの貫通支持穴に支持するとともにコンプレッサ
ケースから外部へ突出させ、回転軸の後端をリヤサイド
ブロックの貫通支持穴に支持して設け、フロントサイド
ブロック側に吸入室を、リヤサイドブロック側に吐出室
を配した気体圧縮機において、リヤサイドブロックの貫
通支持穴の吐出室側開口まわりをカバーする密閉空間が
設けられ、該密閉空間を吸入圧側と連通させる吸入圧連
通路を有しているものとした。回転軸の後端が臨む密閉
空間が吸入圧側と連通して低圧となるので、ロータをフ
ロント側へ付勢する力の発生が抑えられる。
【0019】請求項2の発明は、リヤサイドブロックが
圧縮室に連通するリヤ側吸入口を備え、シリンダにはリ
ヤ側吸入口を吸入室と連通する連通穴が軸方向に設けら
れ、吸入圧連通路は、とくにリヤサイドブロックに設け
られて密閉空間とリヤ側吸入口を接続するものとした。
リヤサイドブロックにリヤ側吸入口を備えるものでは、
リヤサイドブロックに吸入圧連通路を形成して簡単に実
現され、密閉空間に吸入圧を導くことができる。
【0020】また、請求項3の発明は、吸入圧連通路が
とくに回転軸に設けられて密閉空間と吸入室を接続する
ものとした。回転軸に対する簡単な加工で吸入圧連通路
が形成でき、密閉空間に吸入圧を導くことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により説明する。図1は第1の実施例にかかる縦断面
図である。冷媒ガス吸入ポート14からフロント側の吸
入室13に流入した冷媒ガスは、フロントサイドブロッ
ク20に形成された吸入口22から圧縮室48へ吸入さ
れる。また、シリンダ40にはリヤサイドブロック30
Aに形成されたリヤ側吸入口31に連通する連通穴41
が軸方向に設けられ、フロント側の吸入室13からこの
連通穴41を介してリヤ側吸入口31からも冷媒ガスが
圧縮室48へ吸入される。圧縮された冷媒はシリンダ側
壁の吐出口42(図5参照)から吐出され、サイクロン
ブロック60を経て吐出室15へ導かれる。
【0022】リヤサイドブロック30Aとその吐出室1
5側に取り付けられたサイクロンブロック60の間に密
閉空間Rを形成されている。リヤサイドブロック30A
には、密閉空間Rに開口する貫通支持穴32が設けら
れ、この貫通支持穴32にロータ50の回転軸51が支
持されている。回転軸51の前端側は、フロントサイド
ブロック20を貫通し、フロントヘッド12の外方へ延
びて、プーリ24を有する電磁クラッチ25が取り付け
られている。
【0023】リヤサイドブロック30Aには吐出室15
の底部に開口し、貫通支持穴32の側壁に至る油路33
が形成され、また、リヤサイドブロック30Aのロータ
50に対向する面には、ベーン溝56の背圧室59に連
通するように配した凹部35と小凹部37が設けられて
いる。そして、油路33の貫通支持穴32近傍と小凹部
37とが連通路36で結ばれている。吐出室15の吐出
圧に押されて、油路33を経て貫通支持穴32の側壁に
至った潤滑油は、貫通支持穴32と回転軸51間の隙間
を通って凹部35および密閉空間Rへ流れ、また連通路
36により小凹部37へ流れる。以上の構成は、リヤサ
イドブロック30をリヤサイドブロック30Aに変更し
ているが、図4および図5に示した構成と同じである。
【0024】本実施例では、図1とさらにリヤサイドブ
ロック30Aをシリンダ40側から見た図2に示すよう
に、サイクロンブロック60とリヤサイドブロック30
A間の密閉空間Rが、リヤサイドブロック30Aに形成
された連通路39によりリヤ側吸入口31と接続させて
ある。連通路39は、リヤサイドブロック30Aのボス
部38の密閉空間Rに面する端面から軸方向に延びる第
1路39aと、第1路とリヤ側吸入口31を結ぶ第2路
39bとからなり、第2路39bはリヤ側吸入口31側
から第1路39aに向けて斜めに穴あけ加工して形成さ
れている。その他の構成は、図4および図5に示した構
成と同じであり、説明を省略する。
【0025】本実施例は以上のように構成され、密閉空
間Rを連通路39でリヤ側吸入口31と連通させてある
ので、回転軸51の後端が臨む密閉空間Rが吸入圧とな
る。したがって、回転軸51の後端をフロント側へ付勢
する力が大幅に低下する。なお、リヤサイドブロック3
0Aのロータ50に対向する面に形成された小凹部37
には、油路33から連通路36を経て吐出圧の潤滑油が
供給されるが、小凹部37の面積が小さいので、これに
よってロータをフロント側へ付勢する顕著な力は発生し
ない。
【0026】また、貫通支持穴32と回転軸51間の隙
間を通って密閉空間Rへ流れこんだ潤滑油は、リヤ側吸
入口31からシリンダ40内に入り、吸入冷媒とともに
再び圧縮室で圧縮され、シリンダ40内各部を潤滑しな
がら吐出口42から吐出室14へ吐出される。これによ
り、ロータ50がフロントサイドブロック20に押し付
けられることがなく、必要駆動力の無用な増大や、当接
面の摩耗、焼付きが回避される。また、潤滑油の内部リ
ークも減少するので、圧縮機としての性能も向上する。
【0027】つぎに図3は、第2の実施例を示す。この
実施例は、密閉空間Rをリヤ側吸入口31に連通させる
連通路39の代わりに、回転軸51Aに連通路55を設
けたものである。回転軸51Aの連通路55は、サイク
ロンブロック60とリヤサイドブロック30B間の密閉
空間Rに臨む後端面から中心軸上をリップシール18の
手前まで延びる軸孔55aと、フロントヘッド12内の
フロント側吸入室13に開口する横孔55bとからなっ
ている。その他の構成は図1に示した第1の実施例と同
じである。
【0028】本実施例では、密閉空間Rが連通路55で
フロント側吸入室13と連通させてあるので、回転軸5
1Aの後端が臨む密閉空間Rが同様に吸入圧となり、回
転軸51Aの後端をフロント側へ付勢する力が大幅に低
下する。したがって、前実施例と同じく、ロータ40が
フロントサイドブロック20に押し付けられることがな
く、必要駆動力の無用な増大や、当接面の摩耗、焼付き
が回避される。また、潤滑油の内部リークも減少するの
で、圧縮機としての性能も向上する。
【0029】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、ロータの回転
軸の前端側をフロントサイドブロックの貫通支持穴に支
持するとともにコンプレッサケースから外部へ突出さ
せ、回転軸の後端をリヤサイドブロックの貫通支持穴に
支持して設けたベーンロータリ式の気体圧縮機におい
て、リヤサイドブロックの貫通支持穴の吐出室側開口ま
わりをカバーする密閉空間が設けられ、該密閉空間を吸
入圧側と連通させる吸入圧連通路を有しているものとし
たので、密閉空間で回転軸の後端にかかる圧力が低圧と
なるので、ロータがフロントサイドブロックに押し付け
られることがなく、必要駆動力の無用な増大や、当接面
の摩耗、焼付きが回避される。また、潤滑油の内部リー
クも減少するので、圧縮機としての性能も向上するとい
う効果を有する。
【0030】リヤサイドブロックにリヤ側吸入口を備え
るものでは、吸入圧連通路はリヤ側吸入口を密閉空間に
接続するものとして、リヤサイドブロックに簡単に形成
することができる。また、吸入圧連通路は密閉空間と吸
入室を接続するものとして回転軸に設けても簡単に実現
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】リヤサイドブロックをシリンダ側から見た図で
ある。
【図3】第2の実施例を示す縦断面図である。
【図4】従来の気体圧縮機を示す縦断面図である。
【図5】図4におけるA−A部断面図である。
【符号の説明】
10 コンプレッサケース 11 ハウジング 12 フロントヘッド 13 フロント側吸入室 14 冷媒ガス吸入ポート 15 吐出室 16 冷媒ガス吐出ポート 18 リップシール 20 フロントサイドブロック 22 吸入口 23 回転軸支持部 26 油路 24 プーリ 27 凹部 30、30A、30B リヤサイドブロック 31 リヤ側吸入口 32 貫通支持穴 33 油路 34、36 連通路 35 凹部 35a くびれ部 37 小凹部 38 ボス部 39 連通路 39a 第1路 39b 第2路 40 シリンダ 41 連通穴 42 吐出口 43 リードバルブ 44 吐出チャンバ 46 貫通穴 48 圧縮室 50 ロータ 51、51A 回転軸 55 連通路 55a 軸孔 55b 横孔 56 ベーン溝 58 ベーン 59 背圧室 60 サイクロンブロック 62 オイルセパレータ 64 シールリング R 密閉空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA05 AA15 AA17 AB03 BB21 BB24 BB33 BB44 CC03 CC17 CC18 CC24 CC53 CC54 3H040 AA07 AA09 BB05 BB11 CC10 CC14 CC18 CC19 DD06 DD09 DD22 DD26 DD31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサケース内にフロントサイド
    ブロックとリヤサイドブロックで挟んで配置した内周面
    が略楕円形のシリンダ内に、圧縮室を形成する複数のベ
    ーンを備えるロータを、その回転軸の前端側をフロント
    サイドブロックの貫通支持穴に支持するとともにコンプ
    レッサケースから外部へ突出させ、回転軸の後端をリヤ
    サイドブロックの貫通支持穴に支持して設け、フロント
    サイドブロック側に吸入室を、リヤサイドブロック側に
    吐出室を配した気体圧縮機において、前記リヤサイドブ
    ロックの貫通支持穴の吐出室側開口まわりをカバーする
    密閉空間が設けられ、該密閉空間を吸入圧側と連通させ
    る吸入圧連通路を有していることを特徴とする気体圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 前記リヤサイドブロックは前記圧縮室に
    連通するリヤ側吸入口を備え、前記シリンダには該リヤ
    側吸入口を前記吸入室と連通する連通穴が軸方向に設け
    られ、前記吸入圧連通路は、前記リヤサイドブロックに
    設けられて前記密閉空間とリヤ側吸入口を接続するもの
    であることを特徴とする請求項1記載の気体圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記吸入圧連通路は、前記回転軸に設け
    られて前記密閉空間と吸入室を接続するものであること
    を特徴とする請求項1記載の気体圧縮機。
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JP2015004288A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 株式会社ヴァレオジャパン ベーン型圧縮機
KR101861005B1 (ko) * 2015-07-27 2018-05-24 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 베인형 압축기
CN113978206A (zh) * 2021-11-15 2022-01-28 常州康普瑞汽车空调有限公司 一种前排气旋叶式汽车空调压缩机

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