JPS63254765A - 固体撮像素子 - Google Patents
固体撮像素子Info
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- JPS63254765A JPS63254765A JP62089606A JP8960687A JPS63254765A JP S63254765 A JPS63254765 A JP S63254765A JP 62089606 A JP62089606 A JP 62089606A JP 8960687 A JP8960687 A JP 8960687A JP S63254765 A JPS63254765 A JP S63254765A
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- switching element
- solid
- capacitive element
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- Granted
Links
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Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、カメラなどに利用される固体撮像素子に関し
、特に再度読出し可能に画素情報を記憶保持する型式の
固体撮像素子に関する。
、特に再度読出し可能に画素情報を記憶保持する型式の
固体撮像素子に関する。
〔従来の技術〕
従来、カメラなどに利用される固体撮像素子として、M
OS型あるいはCCD型の光電変換素子が知られている
。この種の固体撮像素子は、同じ構造をした一次元また
は二次元配列の複数個の検出セルからなっており、各検
出セルは画像の一画素の情報を撮像するようになってい
る。
OS型あるいはCCD型の光電変換素子が知られている
。この種の固体撮像素子は、同じ構造をした一次元また
は二次元配列の複数個の検出セルからなっており、各検
出セルは画像の一画素の情報を撮像するようになってい
る。
第5図は、再度読出し可能に画素情報を記憶保持する固
体撮像素子の検出セルの構成図である。
体撮像素子の検出セルの構成図である。
第5図において検出セル50は、入射光強度に応じた光
電流ISHを発生するフォトダイオード2と、フォトダ
イオード2の受光量(光電流工Sl+×時間t)を画素
情報として蓄積する容量素子5と、フォトダイオード2
と容量素子5とを情報蓄積期間中導通状態にするスイッ
チング素子FTIと、容量素子5の端子電圧値V。を画
素情報として出力させる電流増幅回路FT4とを備えて
いる。さらに容量素子5には、情報蓄積開始前にこの端
子電圧値V を所定の基準電位■、8.に初期設定する
ためのスイッチング素子FT3が接続され、電流増幅回
路FT4の出力端子は、スイッチング素子FT5を介し
てビデオライン4に接続されている。またフォトダイオ
ード2には、情報蓄積期間外に発生する光電流を外部に
、例えば基準電位Vrefを与える電源に、流すための
スイッチング素子FT2が接続されている。
電流ISHを発生するフォトダイオード2と、フォトダ
イオード2の受光量(光電流工Sl+×時間t)を画素
情報として蓄積する容量素子5と、フォトダイオード2
と容量素子5とを情報蓄積期間中導通状態にするスイッ
チング素子FTIと、容量素子5の端子電圧値V。を画
素情報として出力させる電流増幅回路FT4とを備えて
いる。さらに容量素子5には、情報蓄積開始前にこの端
子電圧値V を所定の基準電位■、8.に初期設定する
ためのスイッチング素子FT3が接続され、電流増幅回
路FT4の出力端子は、スイッチング素子FT5を介し
てビデオライン4に接続されている。またフォトダイオ
ード2には、情報蓄積期間外に発生する光電流を外部に
、例えば基準電位Vrefを与える電源に、流すための
スイッチング素子FT2が接続されている。
スイッチング素子FTI、FT2.FT3.FT5.電
流増幅回路FT4を、例えばNチャネルのMOSトラン
ジスタで構成する場合、スイッチング素子F ’I’
1としてのMOS)ランジスタのゲートG1には、情報
蓄積期間中、情報蓄積信号DTが加わり、スイッチング
素子FT2としてのMOS)ランジスタのゲートG2に
は、情報蓄積期間外に情報蓄積信号DTを反転した信号
DTが加わるようになっている。またスイッチング素子
FT3としてのMOSトランジスタのゲートG3には、
容量素子5の端子電圧値V を基準電位vrefに初期
設定するためのリセット信号R3Tが加わるようになっ
ている。電流増幅回路FT4としてのMOSトランジス
タのゲートG4には容量素子5が接続され、ドレインD
4には一定電圧V、Dが印加され、ソースS4にはこの
MOS)ランジスタに常に一定のドレイン電流を流すた
めの定電流源3が接続されている。さらにスイッチング
素子FT5としてのMOS)ランジスタのゲートG5に
は、容量素子5の端子電圧値■。を電流増幅回路FT4
のソースS4から画素情報としてビデオライン4に出力
させるための読出信号SPが加わるようになっている。
流増幅回路FT4を、例えばNチャネルのMOSトラン
ジスタで構成する場合、スイッチング素子F ’I’
1としてのMOS)ランジスタのゲートG1には、情報
蓄積期間中、情報蓄積信号DTが加わり、スイッチング
素子FT2としてのMOS)ランジスタのゲートG2に
は、情報蓄積期間外に情報蓄積信号DTを反転した信号
DTが加わるようになっている。またスイッチング素子
FT3としてのMOSトランジスタのゲートG3には、
容量素子5の端子電圧値V を基準電位vrefに初期
設定するためのリセット信号R3Tが加わるようになっ
ている。電流増幅回路FT4としてのMOSトランジス
タのゲートG4には容量素子5が接続され、ドレインD
4には一定電圧V、Dが印加され、ソースS4にはこの
MOS)ランジスタに常に一定のドレイン電流を流すた
めの定電流源3が接続されている。さらにスイッチング
素子FT5としてのMOS)ランジスタのゲートG5に
は、容量素子5の端子電圧値■。を電流増幅回路FT4
のソースS4から画素情報としてビデオライン4に出力
させるための読出信号SPが加わるようになっている。
このような構成の検出セル50では、容量素子5に画素
情報を蓄積するに先立ち、容量素子5の端子電圧値V。
情報を蓄積するに先立ち、容量素子5の端子電圧値V。
を基準電位vrefに初期設定するためスイッチング素
子FT3としてのMO’3)ランジスタのゲートG3に
リセット信号R9Tを加えて、ゲートG3の電圧をハイ
レベルにし、スイッチング素子FT3をオンにする。容
量素子5の端子電圧値V を基準電位■refに初期設
定した後、リセット信号R3Tをオフにして、フォトダ
イオード2の受光量を容量素子5の端子電圧値■ とし
て情報蓄積させる動作を開始する。この情報蓄積動作は
、スイッチング素子FTIとしてのMOSトランジスタ
のゲートG1に情報蓄積信号DTを加えることによって
行なわれる。なお情報蓄積信号DTを加えている期間が
情報蓄積期間となる。情報蓄積期間外は、スイッチング
素子F′r2のゲートG2に情報蓄積信号DTを反転し
た信号DTが加わるので、光電流Is++はスイッチン
グ素子FT2を介して外部に流れ、ブルーミングを防止
することができる。情報M積期間中は、ゲートG1の電
圧がハイレベルとなってスイッチング素子FTIがオン
になる。これによって、フォトトランジスタ2とスイッ
チング素子FTIと容量素子5との間には閉回路が形成
されるので、入射光強度に応じてフォトダイオード2内
に発生した光電流■8]1は、この閉回路を流れ、容量
素子5の端子電圧値V。は、第6図に符号A1で示すよ
うに受光量工 ・tに比例して情報蓄積期間終了N まで下がり続ける。すなわち端子電圧値V。は、受光量
工 ・tに比例して、 H V =V −I −t/(C+Co)o
ref sll 1・・・・・・(1) のように下がる。ここで、tは情報蓄積開始時からの経
過時間、I −tは受光量、C1は容量素ll 子5の容量、CDはフォトダイオード2に付随する接合
容量である。情報蓄積開始時から所定の時間tが経過し
、情報蓄積期間が終了すると、そのときの(1)式で与
えられる容量素子5の端子電圧値V。が画素情報となる
。容量素子5に蓄積されている電荷は、電流増幅口1F
T4の入力インピーダンスが大きいためビデオライン4
側に漏洩することがないので、情報蓄積期間終了時の端
子電圧値V0は、スイッチング素子FT3のゲートG3
に再度リセット信号R3Tが加わるまで記憶保持される
。
子FT3としてのMO’3)ランジスタのゲートG3に
リセット信号R9Tを加えて、ゲートG3の電圧をハイ
レベルにし、スイッチング素子FT3をオンにする。容
量素子5の端子電圧値V を基準電位■refに初期設
定した後、リセット信号R3Tをオフにして、フォトダ
イオード2の受光量を容量素子5の端子電圧値■ とし
て情報蓄積させる動作を開始する。この情報蓄積動作は
、スイッチング素子FTIとしてのMOSトランジスタ
のゲートG1に情報蓄積信号DTを加えることによって
行なわれる。なお情報蓄積信号DTを加えている期間が
情報蓄積期間となる。情報蓄積期間外は、スイッチング
素子F′r2のゲートG2に情報蓄積信号DTを反転し
た信号DTが加わるので、光電流Is++はスイッチン
グ素子FT2を介して外部に流れ、ブルーミングを防止
することができる。情報M積期間中は、ゲートG1の電
圧がハイレベルとなってスイッチング素子FTIがオン
になる。これによって、フォトトランジスタ2とスイッ
チング素子FTIと容量素子5との間には閉回路が形成
されるので、入射光強度に応じてフォトダイオード2内
に発生した光電流■8]1は、この閉回路を流れ、容量
素子5の端子電圧値V。は、第6図に符号A1で示すよ
うに受光量工 ・tに比例して情報蓄積期間終了N まで下がり続ける。すなわち端子電圧値V。は、受光量
工 ・tに比例して、 H V =V −I −t/(C+Co)o
ref sll 1・・・・・・(1) のように下がる。ここで、tは情報蓄積開始時からの経
過時間、I −tは受光量、C1は容量素ll 子5の容量、CDはフォトダイオード2に付随する接合
容量である。情報蓄積開始時から所定の時間tが経過し
、情報蓄積期間が終了すると、そのときの(1)式で与
えられる容量素子5の端子電圧値V。が画素情報となる
。容量素子5に蓄積されている電荷は、電流増幅口1F
T4の入力インピーダンスが大きいためビデオライン4
側に漏洩することがないので、情報蓄積期間終了時の端
子電圧値V0は、スイッチング素子FT3のゲートG3
に再度リセット信号R3Tが加わるまで記憶保持される
。
容量素子5に記憶保持されている端子電圧値V すなわ
ち画素情報をビデオライン4に読出すために、スイッチ
ング素子FT5としてのMOSトランジスタのゲートG
5に読出信号SPを加え、ゲートG5の電圧をハイレベ
ルにしてスイッチング素子FT5をオンにする。これに
よって電流増幅回路F ’I’ 4のソースS4とビデ
オライン4とは導通状態となり、電流増幅回路FT4の
ソースS4からのインピーダンス変換された画素情報は
ビデオライン4に送られる。容量素子5の端子は電流増
幅回路FT4のゲートG4に接続されているのでスイッ
チング素子FT5をオンにして画素情報の読出しを行っ
ても、容量素子5に蓄積されている電荷は電流増幅回路
FT4からビデオライン4に流れず、これにより容量素
子5の端子電圧値V を変動させずに読出し前の状態に
記憶保持することができる。
ち画素情報をビデオライン4に読出すために、スイッチ
ング素子FT5としてのMOSトランジスタのゲートG
5に読出信号SPを加え、ゲートG5の電圧をハイレベ
ルにしてスイッチング素子FT5をオンにする。これに
よって電流増幅回路F ’I’ 4のソースS4とビデ
オライン4とは導通状態となり、電流増幅回路FT4の
ソースS4からのインピーダンス変換された画素情報は
ビデオライン4に送られる。容量素子5の端子は電流増
幅回路FT4のゲートG4に接続されているのでスイッ
チング素子FT5をオンにして画素情報の読出しを行っ
ても、容量素子5に蓄積されている電荷は電流増幅回路
FT4からビデオライン4に流れず、これにより容量素
子5の端子電圧値V を変動させずに読出し前の状態に
記憶保持することができる。
このように第5図に示す固体撮像素子の検出セル50で
は、情報蓄積期間中、容量素子5の端子電圧値V を第
6図に符号A1で示すように受光量に比例して減少させ
、情報蓄積期間終了時点における容量素子5の端子電圧
値V l)式参照)を画素情報として記憶保持するよ
うになっている。
は、情報蓄積期間中、容量素子5の端子電圧値V を第
6図に符号A1で示すように受光量に比例して減少させ
、情報蓄積期間終了時点における容量素子5の端子電圧
値V l)式参照)を画素情報として記憶保持するよ
うになっている。
ところで、このような固体撮像素子への入射光は一般に
レンズ、ミラーなどで構成されている光学系を介して入
射するので、その強度は弱くなっており、従って、固体
撮像素子の検出セルは高感度のものであるのが望ましい
、第5図に示す固体撮像素子の検出セル50の感度を向
上させるためには、第6図に符号A2で示すように受光
量I、1゜・tに対する容量素子5の端子電圧値V の
変化率を一層大きくさせる必要がある。受光量に対する
端子電圧値■。の変化率を大きくさせ検出セル50の光
感度特性を向上させるには、(1)式かられかるように
フォトダイオード2の面積を大きくして光電流工SHを
大きくし、また容量素子5の容量C1を小さくすれば良
い。
レンズ、ミラーなどで構成されている光学系を介して入
射するので、その強度は弱くなっており、従って、固体
撮像素子の検出セルは高感度のものであるのが望ましい
、第5図に示す固体撮像素子の検出セル50の感度を向
上させるためには、第6図に符号A2で示すように受光
量I、1゜・tに対する容量素子5の端子電圧値V の
変化率を一層大きくさせる必要がある。受光量に対する
端子電圧値■。の変化率を大きくさせ検出セル50の光
感度特性を向上させるには、(1)式かられかるように
フォトダイオード2の面積を大きくして光電流工SHを
大きくし、また容量素子5の容量C1を小さくすれば良
い。
しかしながら、フォトダイオード2の接合容量C−よフ
ォトダイオード2の周囲具に比例するので、光電流IS
Hを大きくするためにフォトダイオ−ド2の面積を大き
くすると、接合容量C8が大きくなる。さらに容量素子
5の容量C1を小さくすると、(1)式において接合容
量C8の端子電圧値V への影響が大きくなる。
ォトダイオード2の周囲具に比例するので、光電流IS
Hを大きくするためにフォトダイオ−ド2の面積を大き
くすると、接合容量C8が大きくなる。さらに容量素子
5の容量C1を小さくすると、(1)式において接合容
量C8の端子電圧値V への影響が大きくなる。
〇
一方、接合界JIC,は、
C−α・r[=百四バー] ・・・・・・(2)D
bのように、フォ
トダイオード2のアノード・カソード間の電圧値によっ
て変化する。ここでαは比例定数、Vbはビルトインポ
テンシャル、■はフォトダイオード2への印加電圧であ
り、この印加電圧■は第5図の構成では容量素子5の端
子電圧値■。となる。
bのように、フォ
トダイオード2のアノード・カソード間の電圧値によっ
て変化する。ここでαは比例定数、Vbはビルトインポ
テンシャル、■はフォトダイオード2への印加電圧であ
り、この印加電圧■は第5図の構成では容量素子5の端
子電圧値■。となる。
従って、検出セル50の高感度化を図るに際し、フォト
ダイオード2の面積を大きくし、容量素子5の容tc1
を小さくすると、(1)式および(2)式から端子電圧
値V は、近似的に V !V −I −t−ffコ−V b /
ao ref SHO ・・・・・・(3) として表わされる。(3)式においてビルトインボテン
シャルVbは端子電圧値V。に比べて小さいものである
ので、受光量I、11・tと端子電圧値Voとの関係は
、第6図に符号A2で示すような理想的な線形関係では
なく、実際には第6図に符号A3で示すような非線形の
ものとなる。
ダイオード2の面積を大きくし、容量素子5の容tc1
を小さくすると、(1)式および(2)式から端子電圧
値V は、近似的に V !V −I −t−ffコ−V b /
ao ref SHO ・・・・・・(3) として表わされる。(3)式においてビルトインボテン
シャルVbは端子電圧値V。に比べて小さいものである
ので、受光量I、11・tと端子電圧値Voとの関係は
、第6図に符号A2で示すような理想的な線形関係では
なく、実際には第6図に符号A3で示すような非線形の
ものとなる。
このように、第5図に示す構造の検出セル50では、高
感度化を図るために、フォトダイオード2の面積を大き
くしまた容量素子5の容量C1を小さくしようとすると
、フォトダイオード2の接合容量C9が容量素子5の端
子電圧値V。に大きく影響するようになり、光電変換特
性を歪めるという問題があった。
感度化を図るために、フォトダイオード2の面積を大き
くしまた容量素子5の容量C1を小さくしようとすると
、フォトダイオード2の接合容量C9が容量素子5の端
子電圧値V。に大きく影響するようになり、光電変換特
性を歪めるという問題があった。
本発明は、歪みのない高感度な光電変換特性を得ること
のできる再度読出可能な構造の検出セルをもつ固体撮像
素子を提供することを目的としている。
のできる再度読出可能な構造の検出セルをもつ固体撮像
素子を提供することを目的としている。
本発明は、光が入射するフォトダイオードと、容量素子
と、フォトダイオードと容量素子とを情報蓄積期間中導
通状態にするスイッチイング素子と、容量素子の端子電
圧値に対するフォトダイオードの接合容量の影響を遮断
しフォトダイオードに実質的な印加電圧を加えるための
トランジスタと、容量素子の端子電圧値を画素情報とし
て出力させる電流増幅回路とを有する検出セルを備えて
いることを特徴とする固体撮影像素子によって、従来技
術の問題点を改善するものである。
と、フォトダイオードと容量素子とを情報蓄積期間中導
通状態にするスイッチイング素子と、容量素子の端子電
圧値に対するフォトダイオードの接合容量の影響を遮断
しフォトダイオードに実質的な印加電圧を加えるための
トランジスタと、容量素子の端子電圧値を画素情報とし
て出力させる電流増幅回路とを有する検出セルを備えて
いることを特徴とする固体撮影像素子によって、従来技
術の問題点を改善するものである。
本発明では、検出セルの容量素子の端子電圧値を予め初
期設定しておく、情報蓄積期間中は、ス。
期設定しておく、情報蓄積期間中は、ス。
イヅチング素子によってフォトダイオードと容量素子と
が導通状態となる。これによりフォトダイオードに入射
した光の入射光強度に応じた光電流が容量素子からフォ
トダイオードに向かって流れ、容量素子の端子電圧値は
時間すなわち受光量とともに減少する。ところで、本発
明では容量素子の端子電圧値がフォトダイオードの直接
の印加電圧とならないようにするためのトランジスタが
設けられている。
が導通状態となる。これによりフォトダイオードに入射
した光の入射光強度に応じた光電流が容量素子からフォ
トダイオードに向かって流れ、容量素子の端子電圧値は
時間すなわち受光量とともに減少する。ところで、本発
明では容量素子の端子電圧値がフォトダイオードの直接
の印加電圧とならないようにするためのトランジスタが
設けられている。
このトランジスタは、容量素子の端子電圧値に対するフ
ォトダイオードの接合容量の影響を遮断し、フォトダイ
オードに実質的な印加電圧を加えるようになっている。
ォトダイオードの接合容量の影響を遮断し、フォトダイ
オードに実質的な印加電圧を加えるようになっている。
これによって、容量素子の端子電圧値は、例えば高感度
化を図るためフォトダイオードの面積を大きくしてフォ
トダイオードの接合容量が大きくなった場合でも、情報
蓄積期間中、接合容量の影響をうけずに線形的に減少す
る。情報蓄積期間が終了した時点の容量素子の端子電圧
値が画素情報として記憶保持され、この端子電圧値は電
流増幅回路によって画素情報として出力される。なお電
流増幅回路によって出力された後も、容量素子の端子電
圧値は記憶保持されている。
化を図るためフォトダイオードの面積を大きくしてフォ
トダイオードの接合容量が大きくなった場合でも、情報
蓄積期間中、接合容量の影響をうけずに線形的に減少す
る。情報蓄積期間が終了した時点の容量素子の端子電圧
値が画素情報として記憶保持され、この端子電圧値は電
流増幅回路によって画素情報として出力される。なお電
流増幅回路によって出力された後も、容量素子の端子電
圧値は記憶保持されている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る固体撮像素子の検出セルの実施例
の構成図である。第1図において第5図と同様の箇所に
は同じ符号を付して説明を省略する。
の構成図である。第1図において第5図と同様の箇所に
は同じ符号を付して説明を省略する。
第1図の検出セル1では、第5図の検出セル50と比べ
れば明らかなように、フォトダイオード2と、スイッチ
ング素子FTIとの間にさらにトランジスタFTOが設
けられている。このトランジスタFTOは、フォトダイ
オード2の接合容量C8が容量素子5の端子電圧値■。
れば明らかなように、フォトダイオード2と、スイッチ
ング素子FTIとの間にさらにトランジスタFTOが設
けられている。このトランジスタFTOは、フォトダイ
オード2の接合容量C8が容量素子5の端子電圧値■。
に及ぼす影響を遮断するために設けられたものであり、
例えばNチャネルのMOS)ランジスタが用いられてい
る。
例えばNチャネルのMOS)ランジスタが用いられてい
る。
第2図は、スイッチング素子F ”I’ 1およびトラ
ンジスタFTOの構成図である。第2図において、スイ
ッチング素子FTIおよびトランジスタFTOはともに
NチャネルのMOS)ランジスタであって、同一のp型
半導体基板10上に形成されている。スイッチング素子
FTIのソースS1はトランジスタFTOのドレインD
oと共通になっている。スイッチング素子FTIのゲー
トG1とドレインD 、ソースS1とはセルファライン
メント構造になっており、またトランジスタFTOのゲ
ートG とドレインD□、ソースSoもセルフアライメ
ント構造になっている。これによって、これらのゲート
G1.GoとドレインD1.Do 。
ンジスタFTOの構成図である。第2図において、スイ
ッチング素子FTIおよびトランジスタFTOはともに
NチャネルのMOS)ランジスタであって、同一のp型
半導体基板10上に形成されている。スイッチング素子
FTIのソースS1はトランジスタFTOのドレインD
oと共通になっている。スイッチング素子FTIのゲー
トG1とドレインD 、ソースS1とはセルファライン
メント構造になっており、またトランジスタFTOのゲ
ートG とドレインD□、ソースSoもセルフアライメ
ント構造になっている。これによって、これらのゲート
G1.GoとドレインD1.Do 。
ソースS、Soとの間の寄生容量の発生を有効に防止し
ている。
ている。
トランジスタF ’I” OのドレインDoには、スイ
ッチング素子FTIがオンのときに容量素子5の端子電
圧値V。が印加される。また使用に際し、トランジスタ
FTOのゲートGoには一定の直流バイアス電圧Vaが
印加されている。
ッチング素子FTIがオンのときに容量素子5の端子電
圧値V。が印加される。また使用に際し、トランジスタ
FTOのゲートGoには一定の直流バイアス電圧Vaが
印加されている。
第3図はゲート電圧■6をパラメータとして変化させた
ときの一般的なMOS)ランジスタのドレイン電圧V
とドレイン電流I。の出力特性を示したものである。な
おMOS)ランジスタがエンハンスメント形のものであ
るとすると、MO3閾値電圧電圧Nが存在するので、実
質的なゲート電圧は(vo−vTH)となる。
ときの一般的なMOS)ランジスタのドレイン電圧V
とドレイン電流I。の出力特性を示したものである。な
おMOS)ランジスタがエンハンスメント形のものであ
るとすると、MO3閾値電圧電圧Nが存在するので、実
質的なゲート電圧は(vo−vTH)となる。
第3図において、ドレイン電圧VDが実、W的なゲート
電圧(VG−vTH)よりも小さいときには出力特性は
線形となる一方、ドレイン電圧V、が実質的なゲート電
圧(V6−vlH)よりも大きいときには、出力特性が
飽和する。この飽和領域では、ドレイン電流■。は実質
的なゲート電圧(vG−VTll)に依存して変化する
が、ドレイン電圧V。には依存しない。
電圧(VG−vTH)よりも小さいときには出力特性は
線形となる一方、ドレイン電圧V、が実質的なゲート電
圧(V6−vlH)よりも大きいときには、出力特性が
飽和する。この飽和領域では、ドレイン電流■。は実質
的なゲート電圧(vG−VTll)に依存して変化する
が、ドレイン電圧V。には依存しない。
第1図のトランジスタFTOは、第3図に示すような出
力特性をもつMOSトランジスタであるので、ドレイン
電圧V。は、情報蓄積期間申すなわちスイッチング素子
FTIがオンのときには、容量素子5の端子電圧値V。
力特性をもつMOSトランジスタであるので、ドレイン
電圧V。は、情報蓄積期間申すなわちスイッチング素子
FTIがオンのときには、容量素子5の端子電圧値V。
となり、またドレイン電流工 は光電流I、11となる
。トランジスタFTOを飽和領域で使用する場合、すな
わちゲートG の印加電圧■。が端子電圧値■。に対し
て、vG−v、■<v。 ・・・
・・・(4)の関係を満た′す場合には、フォトダイオ
ード2は見かけ上、容量素子5の端子電圧値V。によっ
て駆動されるのではなく、ゲートG の電圧■。によっ
て駆動されるものとみなされる。
。トランジスタFTOを飽和領域で使用する場合、すな
わちゲートG の印加電圧■。が端子電圧値■。に対し
て、vG−v、■<v。 ・・・
・・・(4)の関係を満た′す場合には、フォトダイオ
ード2は見かけ上、容量素子5の端子電圧値V。によっ
て駆動されるのではなく、ゲートG の電圧■。によっ
て駆動されるものとみなされる。
より具体的には、入射光強度に比例して流れるフォトダ
イオード2の電流ISHは、情報蓄積期間中、スイッチ
ング素子FTI、 トランジスタFTOを介して容量素
子5から電荷を取出す定電流源として機能し、容量素子
5の端子電圧値v0を減少させるが、フォトダイオード
2への印加電圧は。
イオード2の電流ISHは、情報蓄積期間中、スイッチ
ング素子FTI、 トランジスタFTOを介して容量素
子5から電荷を取出す定電流源として機能し、容量素子
5の端子電圧値v0を減少させるが、フォトダイオード
2への印加電圧は。
容量素子5の端子電圧値■。ではなく、トランジスタF
TOのソースS の電圧”PDと、ゲートG の電圧■
。とによって定まる。すなわち、トランジスタFTOの
ソースS の電圧vP[lは、vPD” (vG ’
TH) −2・I、11・LW・β)・・・・・・(5)として
表わされ、光電流工S11はゲートG。の実質的な電圧
(V −V )とソースS。の電圧vPDG
TH とによって流れるようになっている。なお(5)式にお
いて、L、WはそれぞれトランジスタFTOのチャネル
長、チャネル幅、βは基本増幅率である。
TOのソースS の電圧”PDと、ゲートG の電圧■
。とによって定まる。すなわち、トランジスタFTOの
ソースS の電圧vP[lは、vPD” (vG ’
TH) −2・I、11・LW・β)・・・・・・(5)として
表わされ、光電流工S11はゲートG。の実質的な電圧
(V −V )とソースS。の電圧vPDG
TH とによって流れるようになっている。なお(5)式にお
いて、L、WはそれぞれトランジスタFTOのチャネル
長、チャネル幅、βは基本増幅率である。
このように容量素子の端子電圧値v0は、フォトダイオ
ード2による光電流工Sllによって減少するものの、
フォトダイオード2が一定の電圧vPo。
ード2による光電流工Sllによって減少するものの、
フォトダイオード2が一定の電圧vPo。
Vaによって駆動されているとみなされることにより、
フォトダイオード2の接合容量C8には電流が流れず、
フォトダイオード2の接合容量C8の端子電圧値■。へ
の影響をなくすことができる。
フォトダイオード2の接合容量C8には電流が流れず、
フォトダイオード2の接合容量C8の端子電圧値■。へ
の影響をなくすことができる。
また第1図の検出セル1を第5図の検出セル50と比べ
ると、第1図の検出セル1では、情報蓄積期間外に発生
ずる光電流を外部に流すためのスイッチング素子FT2
は、トランジスタFT6を介してフォトダイオード2に
接続されている。
ると、第1図の検出セル1では、情報蓄積期間外に発生
ずる光電流を外部に流すためのスイッチング素子FT2
は、トランジスタFT6を介してフォトダイオード2に
接続されている。
このトランジスタFT6のゲートG6には、トランジス
タFTOのゲートG と同様の電圧■Gが印加されるよ
うになっており、これにより電荷蓄積期間以外もフォト
ダイオード2の端子電圧を低いレベルにクランプし、ス
イッチング素子FTIがオンとなった瞬間にすぐに電荷
蓄積動作に移行できるようになっている。
タFTOのゲートG と同様の電圧■Gが印加されるよ
うになっており、これにより電荷蓄積期間以外もフォト
ダイオード2の端子電圧を低いレベルにクランプし、ス
イッチング素子FTIがオンとなった瞬間にすぐに電荷
蓄積動作に移行できるようになっている。
このような構成の検出セル1では、容量素子5に画素情
報を蓄積するに先立ち、スイッチング素子FT3にリセ
ット信号R9Tを加えスイッチング素子FT3をオンに
して容量素子5の端子電圧値V。を基準電位vre、に
初期設定する。またトランジスタFTOのゲートGoの
印加電圧V6を、情報NM期間の終了時に予想される端
子電圧値Voに対して(4)式の関係を満たすように設
定する。
報を蓄積するに先立ち、スイッチング素子FT3にリセ
ット信号R9Tを加えスイッチング素子FT3をオンに
して容量素子5の端子電圧値V。を基準電位vre、に
初期設定する。またトランジスタFTOのゲートGoの
印加電圧V6を、情報NM期間の終了時に予想される端
子電圧値Voに対して(4)式の関係を満たすように設
定する。
しかる後に、スイッチング素子FTIに情報蓄積信号D
Tを加えスイッチング素子FTIをオンにして容量素子
5への画素情報の蓄積を開始する。
Tを加えスイッチング素子FTIをオンにして容量素子
5への画素情報の蓄積を開始する。
情報蓄積期間中、入射光強度に応じてフォトダイオード
2に発生ずる光電流I、11は、容量素子5に蓄積され
ていた電荷を取出し、容量素子5の端子電圧値■。を基
準電位vrefから減少させる。
2に発生ずる光電流I、11は、容量素子5に蓄積され
ていた電荷を取出し、容量素子5の端子電圧値■。を基
準電位vrefから減少させる。
ところで本実施例では飽和領域で動作するトランジスタ
FTOを設けているので、前述のように端子電圧値v0
が変化してもフォトダイオード2の印加電圧は一定に保
持される。これによって接合容量Cには電流が流れず接
合界jICoの影響口 を遮断することができる。すなわち容量素子5の端子電
圧値■。は、情報蓄積期間中、 v =v −I −t/C1−・−−−−<6)
Oref SH のように接合容量C8の影響を受けずに、光電流I8□
と容量素子5の容量C1とだけによって時間tすなわち
受光量I −tとともに線形的に変化H する、受光1f:I −tと端子電圧値V。との(6
)式に示す比例関係は、フォトダイオードの面積を大き
くし接合容量C9が大きくなったとしても変わらないの
で、歪みのない高感度の光電変換特性を得ることができ
る。
FTOを設けているので、前述のように端子電圧値v0
が変化してもフォトダイオード2の印加電圧は一定に保
持される。これによって接合容量Cには電流が流れず接
合界jICoの影響口 を遮断することができる。すなわち容量素子5の端子電
圧値■。は、情報蓄積期間中、 v =v −I −t/C1−・−−−−<6)
Oref SH のように接合容量C8の影響を受けずに、光電流I8□
と容量素子5の容量C1とだけによって時間tすなわち
受光量I −tとともに線形的に変化H する、受光1f:I −tと端子電圧値V。との(6
)式に示す比例関係は、フォトダイオードの面積を大き
くし接合容量C9が大きくなったとしても変わらないの
で、歪みのない高感度の光電変換特性を得ることができ
る。
このようにして、情報蓄積期間中、容量素子5の端子電
圧値■。とじて画素情報を蓄積させた後、情報蓄積信号
DTをオフにして、情報蓄積期間終了時の端子電圧値■
。を画素情報として記憶保持させることができる。
圧値■。とじて画素情報を蓄積させた後、情報蓄積信号
DTをオフにして、情報蓄積期間終了時の端子電圧値■
。を画素情報として記憶保持させることができる。
また情報蓄積期間外は、スイッチング素子FT2のゲー
トG2に情報N積信号DTを反転した信号D Tを加え
て、光電流l811を外部に流しブルーミングを防止す
る一方、トランジスタFT6のゲートG に電圧■6
を印加してフォトダイオード2の端子電圧を低いレベル
にクランプし、スイッチング素子FTIがオンとなった
瞬間にすぐに電荷蓄積動作に移行させることができる。
トG2に情報N積信号DTを反転した信号D Tを加え
て、光電流l811を外部に流しブルーミングを防止す
る一方、トランジスタFT6のゲートG に電圧■6
を印加してフォトダイオード2の端子電圧を低いレベル
にクランプし、スイッチング素子FTIがオンとなった
瞬間にすぐに電荷蓄積動作に移行させることができる。
上述の例では、トランジスタFTOはNチャネルのエン
ハンスメント形MOSトランジスタであり、半導体基板
すなわちチャネル領域にはp型の不純物が所定の濃度で
ドープされているので、Mo5WJ値電圧■1Hが存在
する。ところで、チャネル領域の不純物濃度を変えるこ
とによりMO3閾値電圧vTHの大きさを制御すること
ができる0例えば不純物濃度を低くするとMOS閾値電
圧■111は小さくなるので、これによって(4)式か
らゲートG の電圧■6をさらに低くして容量素子5の
端子電圧値V。の動作範囲を広くすることができる9例
えばチャネル領域に不純物がドープされていない状R(
ノンエンハンスメント形)にすると、端子電圧値V。の
動作範囲を最も大きくすることができて、実用上の使用
範囲全てにわたって飽和状態で安定してドレイン電流を
流すことができる。
ハンスメント形MOSトランジスタであり、半導体基板
すなわちチャネル領域にはp型の不純物が所定の濃度で
ドープされているので、Mo5WJ値電圧■1Hが存在
する。ところで、チャネル領域の不純物濃度を変えるこ
とによりMO3閾値電圧vTHの大きさを制御すること
ができる0例えば不純物濃度を低くするとMOS閾値電
圧■111は小さくなるので、これによって(4)式か
らゲートG の電圧■6をさらに低くして容量素子5の
端子電圧値V。の動作範囲を広くすることができる9例
えばチャネル領域に不純物がドープされていない状R(
ノンエンハンスメント形)にすると、端子電圧値V。の
動作範囲を最も大きくすることができて、実用上の使用
範囲全てにわたって飽和状態で安定してドレイン電流を
流すことができる。
また上述の例では、フォトダイオード2の面積を大きく
しても、歪みのない高感度な特性を得ることが可能とな
るが、フォトダイオードの面積が大きくなるに伴ない暗
電流が増大し、S/N比を低下させることになる。従っ
て、フォトダイオードの面積を差程大きくすることはで
きず、(6)式かられかるように、容量素子5の容量C
1を小さくすることにより高感度でかつS/N比の良い
特性を得るようにする必要がある。
しても、歪みのない高感度な特性を得ることが可能とな
るが、フォトダイオードの面積が大きくなるに伴ない暗
電流が増大し、S/N比を低下させることになる。従っ
て、フォトダイオードの面積を差程大きくすることはで
きず、(6)式かられかるように、容量素子5の容量C
1を小さくすることにより高感度でかつS/N比の良い
特性を得るようにする必要がある。
しかしながら、容量素子5の容量を小さくするに伴ない
、回路系の寄生容量が問題となる。特に第1図に示す検
出セル1では、第2図に示したように、スイッチング素
子FTI、)ランジスタF’r oのゲートG 、G
とドレインI)t 、 Do 。
、回路系の寄生容量が問題となる。特に第1図に示す検
出セル1では、第2図に示したように、スイッチング素
子FTI、)ランジスタF’r oのゲートG 、G
とドレインI)t 、 Do 。
ソースS 、S との間の寄生容量を防止することはで
きるものの、互いに共通のドレインDO。
きるものの、互いに共通のドレインDO。
ソースS1とp型半導体基板10との間の接合容量が問
題となる。
題となる。
第4図は、このような接合容量に基づく寄生容量を防止
するためのスイッチング素子FTIとトランジスタFT
Oとの接続状態を示す図である。
するためのスイッチング素子FTIとトランジスタFT
Oとの接続状態を示す図である。
第4図においてトランジスタFTIのゲートG1とトラ
ンジスタFTOのゲートG。とは2層の多結晶シリコン
111.12によって一部が互いに重なり合っている。
ンジスタFTOのゲートG。とは2層の多結晶シリコン
111.12によって一部が互いに重なり合っている。
このような構造にすることによって、接合容量に基づく
寄生容量を防止し、容量索子5の容量C1に対する寄生
容量の影響を少なくすることができる。
寄生容量を防止し、容量索子5の容量C1に対する寄生
容量の影響を少なくすることができる。
また、第1図に示す構造の検出セル1では、スイッチン
グ素子FTIのゲートG1に加わる情報蓄積信号DTの
オン・オフによってスイッチングノイズの発生する恐れ
がある。スイッチングノイズを生じさせないようにする
ためには、第1図および第2図においてスイッチング素
子FTIとトランジスタFTOとの接続を入れかえれば
良い。
グ素子FTIのゲートG1に加わる情報蓄積信号DTの
オン・オフによってスイッチングノイズの発生する恐れ
がある。スイッチングノイズを生じさせないようにする
ためには、第1図および第2図においてスイッチング素
子FTIとトランジスタFTOとの接続を入れかえれば
良い。
すなわち、フォトダイオード2にスイッチング素子FT
IのソースS1を接続し、容量素子5にトランジスタF
TOのドレインDOを接続し、スイッチング素子FTI
のドレインD1とトランジスタFTOのソースS。とを
接続すれば良い、このように接続すると、スイッチング
素子FTIの動作電圧はトランジスタFTOのゲート電
圧■6以下となるため、スイッチング素子FTIのゲー
トG1に加わる情報蓄積信号DTの振幅レベルを小さく
することができて、これによりスイッチングノイズを低
減することができる。
IのソースS1を接続し、容量素子5にトランジスタF
TOのドレインDOを接続し、スイッチング素子FTI
のドレインD1とトランジスタFTOのソースS。とを
接続すれば良い、このように接続すると、スイッチング
素子FTIの動作電圧はトランジスタFTOのゲート電
圧■6以下となるため、スイッチング素子FTIのゲー
トG1に加わる情報蓄積信号DTの振幅レベルを小さく
することができて、これによりスイッチングノイズを低
減することができる。
さらにスイッチング素子FT3のスイッチングノイズに
対しては、スイッチング素子FT3にダミートランジス
タ(図示せず)を接続することによって、結合容量を見
かけ上小さくし、スイッチング素子FT3のスイッチン
グノイズを低減することができる。
対しては、スイッチング素子FT3にダミートランジス
タ(図示せず)を接続することによって、結合容量を見
かけ上小さくし、スイッチング素子FT3のスイッチン
グノイズを低減することができる。
このように上述した実施例によれば、歪みのない高感度
な光電変換特性を有することができると同時に、S/N
比の良好な固体撮像素子の検出セルを得ることができる
。
な光電変換特性を有することができると同時に、S/N
比の良好な固体撮像素子の検出セルを得ることができる
。
以上に説明したように、本発明によれば、容量素子の端
子電圧値に対するフォトダイオードの接合容量の影響を
遮断しフォトダイオードに実質的な印加電圧を与えるト
ランジスタを再度読出可能な構造の検出セルにさらに設
けているので、歪みのない高感度な光電変換特性をもつ
再度読出し可能な固体撮像素子を得ることができる。
子電圧値に対するフォトダイオードの接合容量の影響を
遮断しフォトダイオードに実質的な印加電圧を与えるト
ランジスタを再度読出可能な構造の検出セルにさらに設
けているので、歪みのない高感度な光電変換特性をもつ
再度読出し可能な固体撮像素子を得ることができる。
第1図は本発明に係る固体撮像素子の検出セルの実施例
の構成図、第2図は第1図に示す検出セルのスイッチン
グ素子FTIとトランジスタFTOとの接続状態を説明
するための図、第3図は一般的なMOSトランジスタの
特性を示す図、第4図は第2図に示すスイッチング素子
FTIとトランジスタFTOとの接続状態の変型例を示
す図、第5図は従来の固体撮像素子の検出セルの構成図
、第6図は受光量に対する端子電圧値の変化を示す図で
ある。 1・・・検出セル、2・・・フォトダイオード、5・・
・容量素子、10・・・P型半導体基板、11.12・
・・多結晶シリコン、 FTO,FT6・・・トランジスタ、 FTI、FT2.FT3.FT5・・・スイ・ソチング
素子、F4・・・電流増幅回路、■。・・・接合容量、
C1・・・容量、DT・・・情報蓄積信号、■ ・・・
ゲート電圧、■ ・・・端子電圧値、O ■、8.・・・基準電位、 so、Sl−・・ソース、Go、G 、G6・・・ゲー
ト、D、Dl・・・ドレイン 特許出願人 浜松ホトニクス株式会社代理人 弁
理士 植 本 雅 治 第3図 第4図
の構成図、第2図は第1図に示す検出セルのスイッチン
グ素子FTIとトランジスタFTOとの接続状態を説明
するための図、第3図は一般的なMOSトランジスタの
特性を示す図、第4図は第2図に示すスイッチング素子
FTIとトランジスタFTOとの接続状態の変型例を示
す図、第5図は従来の固体撮像素子の検出セルの構成図
、第6図は受光量に対する端子電圧値の変化を示す図で
ある。 1・・・検出セル、2・・・フォトダイオード、5・・
・容量素子、10・・・P型半導体基板、11.12・
・・多結晶シリコン、 FTO,FT6・・・トランジスタ、 FTI、FT2.FT3.FT5・・・スイ・ソチング
素子、F4・・・電流増幅回路、■。・・・接合容量、
C1・・・容量、DT・・・情報蓄積信号、■ ・・・
ゲート電圧、■ ・・・端子電圧値、O ■、8.・・・基準電位、 so、Sl−・・ソース、Go、G 、G6・・・ゲー
ト、D、Dl・・・ドレイン 特許出願人 浜松ホトニクス株式会社代理人 弁
理士 植 本 雅 治 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)光が入射するフォトダイオードと、容量素子と、フ
ォトダイオードと容量素子とを情報蓄積期間中導通状態
にするスイッチング素子と、容量素子の端子電圧値に対
するフォトダイオードの接合容量の影響を遮断しフォト
ダイオードに実質的な印加電圧を加えるためのトランジ
スタと、容量素子の端子電圧値を画素情報として出力さ
せる電流増幅回路とを有する検出セルを備えていること
を特徴とする固体撮像素子。 2)前記トランジスタは、MOSトランジスタからなり
、前記トランジスタのゲートには該トランジスタを飽和
領域で作動させるに必要な一定の電圧が印加されること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の固体撮像素
子。 3)前記MOSトランジスタは、エンハンスメント形の
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記
載の固体撮像素子。 4)前記MOSトランジスタは、チャネル領域に不純物
がドープされておらず、実用上の使用範囲全てにわたっ
て飽和領域で安定してドレイン電流を流す構造のもので
あることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の固
体撮像素子。 5)前記トランジスタおよび前記スイッチング素子は、
NチャネルのMOSトランジスタであり、前記トランジ
スタのソースはフォトダイオードに接続され、前記スイ
ッチング素子のドレインは前記容量素子に接続され、前
記トランジスタのドレインと前記スイッチング素子のソ
ースは互いに接続されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の固体撮像素子。 6)前記トランジスタのゲートと前記スイッチング素子
のゲートとは、一部が2層の多結晶シリコンによつて互
いに間隔をへだてて重なり合っていることを特徴とする
特許請求の範囲第5項に記載の固体撮像素子。 7)前記トランジスタおよび前記スイッチング素子は、
NチャネルのMOSトランジスタであり、前記トランジ
スタのドレインは前記容量素子に接続され、前記スイッ
チング素子のソースは前記フォトダイオードに接続され
、前記トランジスタのソースと前記スイッチング素子の
ドレインは互いに接続されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の固体撮像素子。 8)前記フォトダイオードには、電荷蓄積期間外にも、
フォトダイオードの端子電圧を低いレベルにクランプす
るためのトランジスタが接続されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の固体撮像素子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62089606A JP2577559B2 (ja) | 1987-04-12 | 1987-04-12 | 固体撮像素子 |
US07/135,382 US4839735A (en) | 1986-12-22 | 1987-12-21 | Solid state image sensor having variable charge accumulation time period |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62089606A JP2577559B2 (ja) | 1987-04-12 | 1987-04-12 | 固体撮像素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63254765A true JPS63254765A (ja) | 1988-10-21 |
JP2577559B2 JP2577559B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=13975409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62089606A Expired - Lifetime JP2577559B2 (ja) | 1986-12-22 | 1987-04-12 | 固体撮像素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577559B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006120921A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Fuji Film Microdevices Co Ltd | 光電変換膜積層型カラー固体撮像装置 |
JP2008300879A (ja) * | 1996-05-22 | 2008-12-11 | Eastman Kodak Co | ブルーミング防止及び低クロストークの電子シャッターを有するカラー能動画素センサー |
JP2009147067A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Fujifilm Corp | 固体撮像素子及び撮像装置 |
US7800667B2 (en) | 2003-10-02 | 2010-09-21 | Hamamatsu Photonics K.K. | Photo-detecting apparatus |
-
1987
- 1987-04-12 JP JP62089606A patent/JP2577559B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008300879A (ja) * | 1996-05-22 | 2008-12-11 | Eastman Kodak Co | ブルーミング防止及び低クロストークの電子シャッターを有するカラー能動画素センサー |
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JP2006120921A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Fuji Film Microdevices Co Ltd | 光電変換膜積層型カラー固体撮像装置 |
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