JPS6325408Y2 - - Google Patents

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JPS6325408Y2
JPS6325408Y2 JP14480581U JP14480581U JPS6325408Y2 JP S6325408 Y2 JPS6325408 Y2 JP S6325408Y2 JP 14480581 U JP14480581 U JP 14480581U JP 14480581 U JP14480581 U JP 14480581U JP S6325408 Y2 JPS6325408 Y2 JP S6325408Y2
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vibration absorber
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cylinder
upper frame
vibration
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JP14480581U
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JPS5850248U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、吸振体の改良に関するものである。
第1図は、装置2を取着した上部架台6と下部
架台7との間に従来の吸振体Bを介装した斜視図
で、装置2の重心位置に合わせて吸振体Bを移動
できるようになつている。
第2図は、従来の吸振体Bで、伸縮筒体1の底
部側面と上部側面とに係合部がないものである。
従つてこの吸振体Bを移動させる場合第2図に示
すように吸振体Bの圧縮代αよりも高く上部架台
6を装置2と共にジヤツキアツプし、上部架台6
と伸縮筒体1の上面の波状弾性板8との間にすき
間βを設け、吸振体Bをフリーな状態にし、然る
のち吸振体Bを所望の位置まで移動させ、ジヤツ
キを緩めて再度吸振体Bに荷重を加えるようにし
なければならなかつた。しかるにこの吸振体Bの
位置決定は装置2の形状が複雑であつたり、重量
が大であつたりすると多数回繰り返さねばならず
作業能率を悪くする原因となつていた。また、吸
振体Bの数を荷重に合わせて増減する場合も同様
であつた。
本考案は、かかる従来例に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、上部架台をジヤツ
キアツプすることなく移動又は増減させることが
できる作業性に優れた吸振体を提供するにある。
以下、本考案を第4図乃至第6図に従つて説明
する。伸縮筒体1は下方開口筒体9と上方開口筒
体11とで構成されており、下方開口筒体9を上
方開口筒体11に外嵌してある。さらに下方開口
筒体9の両側部はほぼ上下方向全長にわたつて外
方に外側突曲部13を突出してあり、この外側突
曲部13の下縁内周に内つば10を突設してあ
る。ここで、この外側突曲部13の肩の部分が係
合部5に相当する。22は内つば10用の補強リ
ブである。また、下方開口筒体9の上面には例え
ばネオプレンゴムのような合成ゴムでできた波状
かつ円板状の遮音パツド14を貼着してある。上
方開口筒体11の両側部は外側突曲部13に対応
して上下方向ほぼ全長にわたつて平面状に形成し
てあり、この平面部15の上縁外周に外つば12
を突設してあり、さらに補強リブ16を設けてあ
る。さらにこの平面部15の下部外側面には挿通
孔17を有する係合部5をそれぞれ形成してあ
り、さらに下面には四角形の遮音パツド23を貼
着してある。18は遮音パツド23の四隅に突設
した係合突起である。圧縮ばね3は予圧をかけて
伸縮筒体1内に収納されており、その弾発力にて
外つば12を内つば10とが係合し合つている。
また、ここでは下方開口筒体9と上方開口筒体1
1の直径の差を大きくとり、下方開口筒体9の下
縁と上方開口筒体11の上縁との間δを広くと
り、上部架台6が傾いて取り付けられた時でも縁
が接触しないように工夫してある。なお、この点
従来例では前記直径差δが小さく、しかも全周に
内つば10と外つば12とを設けてあつたため第
3図のように傾いて取り付けられ、内・外つば1
0,12が上、下方開口筒体11,9に接触する
と振動が伝わり、10dB程度の騒音レベルが上昇
していた。次に圧縮治具4について説明すると、
圧縮治具4は、例えばプライヤのようなもので先
端部にU字状溝20を切欠して二股状に形成して
あり、把持部21を握ることにより開閉できるも
のである。しかして装置2を載置した上部架台6
と基礎に設置した下部架台7間に吸振体Aを嵌め
込み、装置2の荷重を与えると共に稼動時の振動
を吸収するのであるが、前述のように防振効果を
高めるために重心位置に吸振体Aを移動させるこ
とになる。それには、第5図に示すように、まず
圧縮治具4の下側の先端部を挿入孔17に挿入
し、上側の先端部を外側突曲部13の肩である係
合部5に係合したのち両把持部21を握りしめて
圧縮ばね3を圧縮し、第4図に示すように上部架
台6と遮音パツド14との間にすき間γを設け、
この状態を保ちながら所望の位置迄吸振体Aを移
動させる。然るのち手を緩め、吸振体Aを伸長さ
せて遮音パツド14を上部架台6に当接させ、圧
縮治具4を吸振体Aから外す。このようにして吸
振体Aを移動させるので、上部架台6をジヤツキ
アツプしたりする必要がない。また、吸振体Aを
増減する場合も同様にして圧縮治具4を用いて簡
単に行えるものである。第7図は本考案の第2実
施例で、下方開口筒体9の上面にも四角形の遮音
パツド19を貼着し、この遮音パツド19の四す
みに係合突起18を突設し、上下の遮音パツド1
9,23の係合突起18間に上部架台6と下部架
台7を嵌め込むようになつている。
なお、伸縮筒体1は下方開口筒体9と上方開口
筒体11とで構成されるものに限られるものでな
く、軸方向に伸縮可能なもの、例えば蛇腹状筒体
のようなものでもよい。また、上記のような外側
突曲部13を特に設けず、下方開口筒体9の直径
を膨ませて上部側面全周に段を設け、ここを係合
部としてもよい。この場合は内つば10又は外つ
ば12の少なくともいずれか一方は全周にわたつ
て突設されることになる。また、下方の係合部5
は突起状として圧縮治具4が係合し得るようにし
ておけば特に挿通孔17を設けなくてもよい。さ
らに、伸縮筒体1の上部側面と下部側面とに周方
向に凹溝を凹設し、ここを係合部5,5としても
よい。また、伸縮筒体1の形状は円筒形に限られ
るものでなく、角筒状のものでもよい。
本考案は、叙上のように、軸方向に伸縮する伸
縮筒体内に装置の荷重を受けると共に振動を吸収
する圧縮ばねを内装し、伸縮筒体の底部側面と上
部側面とに係合部をそれぞれ設けてあるので、例
えばプライヤのような圧縮治具の先端部をこの係
合部に係合し、次いで圧力を加えて先端部を閉じ
る方向に動かすと圧縮ばねが圧縮されて吸振体の
全高が小さくなり、装置をジヤツキアツプするこ
となく吸振体を装置の下方にて移動させたり、増
減することができ、さらに伸縮筒体の底部側面と
上部側面とに係合部を突設してあるために側方か
ら圧縮治具を挿入することができて外部からの操
作を容易に行なうことができ、その結果吸振体の
位置設定作業がきわめて簡単になり、作業能率も
格段に向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の吸振体を上部架台と下部架台と
の間に配設した時の透視図、第2図は同上の上部
架台を上下して従来の吸振体を移動させる場合の
縦断面図、第3図は従来の吸振体が上部架台によ
つて傾かされた場合の断面図、第4図は本考案の
吸振体を移動させる場合の断面図、第5図は本考
案の吸振体に圧縮治具を取着した時の斜視図、第
6図a〜eは本考案の吸振体の一実施例の平面
図、正面図、側面図、底面図及びX−X断面図、
第7図は本考案の他の実施例の半断面図、第8図
a,b,cは同上の正面図、側面図及び平面図、
第9図aは第8図bのA−A断面図、第9図bは
第8図aのB−B断面図、第9図c,dは第9図
aのC−C断面図及びD−D断面図である。 1……伸縮筒体、2……装置、3……圧縮ば
ね、4……圧縮治具、5……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部架台と下部架台との間に配設されて上部架
    台からの荷重を受ける吸振体において、軸方向に
    伸縮する伸縮筒体内に装置の荷重を受けると共に
    振動を吸収する圧縮ばねを内装し、伸縮筒体の底
    部側面と上部側面とにばね圧縮用の圧縮治具の先
    端部を係合する係合部をそれぞれ設けて成る事を
    特徴とする吸振体。
JP14480581U 1981-09-28 1981-09-28 吸振体 Granted JPS5850248U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14480581U JPS5850248U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 吸振体

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JP14480581U JPS5850248U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 吸振体

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Publication Number Publication Date
JPS5850248U JPS5850248U (ja) 1983-04-05
JPS6325408Y2 true JPS6325408Y2 (ja) 1988-07-11

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ID=29937757

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JP14480581U Granted JPS5850248U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 吸振体

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JP2009115673A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Nuclear Fuel Ind Ltd キャスク貯蔵架台

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JPS5850248U (ja) 1983-04-05

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