JPH039538Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039538Y2 JPH039538Y2 JP1984061934U JP6193484U JPH039538Y2 JP H039538 Y2 JPH039538 Y2 JP H039538Y2 JP 1984061934 U JP1984061934 U JP 1984061934U JP 6193484 U JP6193484 U JP 6193484U JP H039538 Y2 JPH039538 Y2 JP H039538Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring seat
- damper case
- piston rod
- dust cover
- lower spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 9
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 9
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、油圧緩衝器におけるロアースプリ
ングシートの防護具の改良に関する。
ングシートの防護具の改良に関する。
油圧緩衝器には、ダンパーケース内を摺動し、
かつ減衰力発生機構を備えたピストンのロツドを
該ダンパーケースより上方に引き出し、ピストン
ロツド側に固設されたアツパースプリングシート
と、ダンパーケース外周に設けられたロアースプ
リングシートとの間にスプリングを介在するとと
もに、ピストンロツドおよびダンパーケース上部
を包囲するようにダストカバーを設けて構成され
たものがある。この種の油圧緩衝器において、従
来、上記ロアースプリングシートの水抜穴付近に
ダストカバーの干渉による塗装の剥離を生じ、そ
のために錆が発生することがあつた。従つてこの
防止対策として、スプリングとロアースプリング
シートとの間に樹脂部材を挟み、ダストカバーが
樹脂部材に当たるように構成し、ロアースプリン
グシートとの直接の干渉をさける方法が考えられ
たが、組立性および強度上において充分なもので
はなかつた。
かつ減衰力発生機構を備えたピストンのロツドを
該ダンパーケースより上方に引き出し、ピストン
ロツド側に固設されたアツパースプリングシート
と、ダンパーケース外周に設けられたロアースプ
リングシートとの間にスプリングを介在するとと
もに、ピストンロツドおよびダンパーケース上部
を包囲するようにダストカバーを設けて構成され
たものがある。この種の油圧緩衝器において、従
来、上記ロアースプリングシートの水抜穴付近に
ダストカバーの干渉による塗装の剥離を生じ、そ
のために錆が発生することがあつた。従つてこの
防止対策として、スプリングとロアースプリング
シートとの間に樹脂部材を挟み、ダストカバーが
樹脂部材に当たるように構成し、ロアースプリン
グシートとの直接の干渉をさける方法が考えられ
たが、組立性および強度上において充分なもので
はなかつた。
この考案は、組立性および強度の向上を目的と
するロアースプリングシートの防護具を提案する
もので、ダンパーケース内を摺動しかつ減衰力発
生機構を備えたピストンのロツドを該ダンパーケ
ースより上方に引き出し、ピストンロツドおよび
ダンパーケース上部を包囲するダストカバーの上
端をピストンロツド上端部に取付けてなる油圧緩
衝器において、前記ダンパーケースに外嵌される
円筒形状の本体外周に形成された数個の鍔部を前
記ダストカバーの下端と当接可能にロアースプリ
ングシートに載置し、その下面に、上記スプリン
グシートの水抜穴に嵌入される位置決め用突起を
有し、かつ可撓性材料で構成されることを要旨と
する。
するロアースプリングシートの防護具を提案する
もので、ダンパーケース内を摺動しかつ減衰力発
生機構を備えたピストンのロツドを該ダンパーケ
ースより上方に引き出し、ピストンロツドおよび
ダンパーケース上部を包囲するダストカバーの上
端をピストンロツド上端部に取付けてなる油圧緩
衝器において、前記ダンパーケースに外嵌される
円筒形状の本体外周に形成された数個の鍔部を前
記ダストカバーの下端と当接可能にロアースプリ
ングシートに載置し、その下面に、上記スプリン
グシートの水抜穴に嵌入される位置決め用突起を
有し、かつ可撓性材料で構成されることを要旨と
する。
以下、この考案の一実施態様を添付図面に基づ
いて説明する。第１図は油圧緩衝器を示す一部縦
断正面図、第２図は要部拡大説明図、第３図はロ
アースプリングシートの防錆具を示す正面図、第
４図は第３図における平面図である。１はダンパ
ーケース、２は該ダンパーケース１より上方に引
き出されたピストンロツドを示す。該ピストンロ
ツド２上端部に設けられた取付金具を介してアツ
パースプリングシート３が取付けられ、ダンパー
ケース１外周に設けられたロアースプリングシー
ト４との間にスプリング５が介在されている。ま
たピストンロツド２上部に、下端を開口させた有
底円筒形の支持具６を外嵌固設し、該支持具６の
下端部にダストカバー７上端を取着して該ダスト
カバー７を垂設せしめ、同ダストカバー７にてピ
ストンロツド２およびダンパーケース１上部外周
を包囲するように構成されている。８は防護具で
あり、上記ダンパーケース１に外嵌される円筒形
状をなした本体９と、該本体９の一部に設けられ
た切り欠き部１０と、同本体９下端外周に形成さ
れ、かつ前記ロアースプリングシート４に載置さ
れる数個（この実施例では３個）の鍔部１１と、
同本体９下面より突設されて上記スプリングシー
ト４の水抜穴１２に嵌入される位置決め用突起１
３とからなる。また上記防護具８は防錆性に優れ
た可撓性材料、例えば一般樹脂やゴム製のものと
する。
いて説明する。第１図は油圧緩衝器を示す一部縦
断正面図、第２図は要部拡大説明図、第３図はロ
アースプリングシートの防錆具を示す正面図、第
４図は第３図における平面図である。１はダンパ
ーケース、２は該ダンパーケース１より上方に引
き出されたピストンロツドを示す。該ピストンロ
ツド２上端部に設けられた取付金具を介してアツ
パースプリングシート３が取付けられ、ダンパー
ケース１外周に設けられたロアースプリングシー
ト４との間にスプリング５が介在されている。ま
たピストンロツド２上部に、下端を開口させた有
底円筒形の支持具６を外嵌固設し、該支持具６の
下端部にダストカバー７上端を取着して該ダスト
カバー７を垂設せしめ、同ダストカバー７にてピ
ストンロツド２およびダンパーケース１上部外周
を包囲するように構成されている。８は防護具で
あり、上記ダンパーケース１に外嵌される円筒形
状をなした本体９と、該本体９の一部に設けられ
た切り欠き部１０と、同本体９下端外周に形成さ
れ、かつ前記ロアースプリングシート４に載置さ
れる数個（この実施例では３個）の鍔部１１と、
同本体９下面より突設されて上記スプリングシー
ト４の水抜穴１２に嵌入される位置決め用突起１
３とからなる。また上記防護具８は防錆性に優れ
た可撓性材料、例えば一般樹脂やゴム製のものと
する。
上記構成よりなる油圧緩衝器において、第１図
に示された状態から油圧緩衝器が圧縮されれば第
２図に示す如く、ダストカバー７の下端が防護具
８の鍔部１１上面に当接し、ロアースプリングシ
ート４との直接の干渉がなくなるため、従来発生
していた錆は防止されるとともに、保護具８が可
撓性であるためダストカバー７の下端の摩耗が減
少される。また、上記ダストカバー７により防護
具８が押圧されても、切り欠き部１０によつてそ
の力を吸収し且つ防護具８自体の復元力により、
ダンパーケース１にしつかりと固定することにな
る。なお、該防護具８は位置決め用突起１３にて
周方向位置を、切り欠き部１０を有する本体９の
復元力で軸方向位置を保持されているため、位置
ずれ等を起すことはない。
に示された状態から油圧緩衝器が圧縮されれば第
２図に示す如く、ダストカバー７の下端が防護具
８の鍔部１１上面に当接し、ロアースプリングシ
ート４との直接の干渉がなくなるため、従来発生
していた錆は防止されるとともに、保護具８が可
撓性であるためダストカバー７の下端の摩耗が減
少される。また、上記ダストカバー７により防護
具８が押圧されても、切り欠き部１０によつてそ
の力を吸収し且つ防護具８自体の復元力により、
ダンパーケース１にしつかりと固定することにな
る。なお、該防護具８は位置決め用突起１３にて
周方向位置を、切り欠き部１０を有する本体９の
復元力で軸方向位置を保持されているため、位置
ずれ等を起すことはない。
この考案によれば上記の如く、ダストカバーの
干渉によるロアースプリングシートに発生する錆
を、良好に防止できるとともに、この防護具は全
く他の部品と独立しており組立性および互換性に
優れ、また構造上、無理な力が加わることがない
ため破損が少なく、非常に有用である。
干渉によるロアースプリングシートに発生する錆
を、良好に防止できるとともに、この防護具は全
く他の部品と独立しており組立性および互換性に
優れ、また構造上、無理な力が加わることがない
ため破損が少なく、非常に有用である。
第１図はこの考案の一実施態様を備えた油圧緩
衝器を示す一部縦断正面図、第２図は第１図にお
ける要部拡大説明図、第３図はこの考案の一実施
態様を示す正面図、第４図は第３図における平面
図である。 １……ダンパーケース、４……ロアースプリン
グシート、７……ダストカバー、８……防護具、
９……本体、１０……切り欠き部、１１……鍔
部、１２……水抜穴、１３……位置決め用突起。
衝器を示す一部縦断正面図、第２図は第１図にお
ける要部拡大説明図、第３図はこの考案の一実施
態様を示す正面図、第４図は第３図における平面
図である。 １……ダンパーケース、４……ロアースプリン
グシート、７……ダストカバー、８……防護具、
９……本体、１０……切り欠き部、１１……鍔
部、１２……水抜穴、１３……位置決め用突起。
Claims (1)
- ダンパーケース内を摺動しかつ減衰力発生機構
を備えたピストンのロツドを該ダンパーケースよ
り上方に引き出し、ピストンロツドおよびダンパ
ーケース上部を包囲するダストカバーの上端をピ
ストンロツド上端部に取付けてなる油圧緩衝器に
おいて、前記ダンパーケースに外嵌される円筒形
状の本体外周に形成された数個の鍔部を前記ダス
トカバー下端と当接可能にロアースプリングシー
トに載置し、その下面に、上記スプリングシート
の水抜穴に嵌入される位置決め用突起を有し、か
つ可撓性材料で構成されることを特徴とするロア
ースプリングシートの防護具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6193484U JPS60173735U (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | ロア−スプリングシ−トの防護具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6193484U JPS60173735U (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | ロア−スプリングシ−トの防護具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60173735U JPS60173735U (ja) | 1985-11-18 |
| JPH039538Y2 true JPH039538Y2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=30590672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6193484U Granted JPS60173735U (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | ロア−スプリングシ−トの防護具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60173735U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0334506Y2 (ja) * | 1986-01-24 | 1991-07-22 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51390U (ja) * | 1974-06-18 | 1976-01-06 |
-
1984
- 1984-04-26 JP JP6193484U patent/JPS60173735U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60173735U (ja) | 1985-11-18 |
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