JPS63253017A - セッケンを含まないブラシ不要無起泡性髭剃クリーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、セッケンを含まないブラシ不要無起泡性髭
剃クリームに関する。

さらに、詳しくは、この発明は、ひげへの軟化作用、お
よび適切に髭剃りの準備をするようにクリームによりな
めらかにされ、調整された皮膚への柔軟化作用および治
療的作用を有するブラシ不要無起泡性髭剃クリームに関
する。

（従来技術および発明が解決しようとする課題）ブラシ
不要無起泡性髭剃クリームは、まだ広汎に市販されてい
ないが、これらの髭剃クリームは、エアロゾルシェイピ
ング７オームおよび泡を形成し、顔面で泡立たせるため
のブラシを必要とする起泡性髭剃石鹸のいずれよりもい
くつかの利点がある。

これらの利点は、 （１）　　起泡性先側クリームの非常に高いｐＨ（ｐＨ
＝ｌＯ）よりも低い弱塩基性ｐＨ（７．５〜８。

５）であるために、皮膚、特に敏感で傷ついた皮膚への
刺激がないこと、 （２）顔面上に平滑剤の厚膜をつくるため、かみそりの
抗力を低減させる皮膚の柔軟化および保護効果 である。

しかしながら、公知の無起泡性髭剃クリームは、従来の
起泡性髭剃調製品よりも消費者間で大衆性がなく、その
ために市場の展開を一層限定している理由であると思わ
れるいくつかの欠点を有する。

主に、これらの欠点は、 （ｉ）　　過剰量のクリームおよび髭剃くずをかみそり
から洗い落とすのが困難であり、これに伴って、髭剃り
に際し、かみそりの効力がなくなること、 （ｉ）　　ブラシ不要クリームは皮膚に脂っこさを残す
ことがあること、またはこれに反して（ｉｉ）　　吸収
が早過ぎて、逆に、髭剃りの快適さおよび親密さに影響
を与えること、 （ｉｖ）　　泡形成調製品よりもひげの柔軟化作用にお
ける効果がなく、これに伴って、刃を一層早く鈍くする
こと、および （Ｖ）　　ブラシ不要クリームのｐＨを７．５〜８未満
にできないこと である。

公知のブラシ不要無起泡性髭剃クリームは、バニシング
クリームの成分と同じ成分を含有する水中油形エマルジ
ョンであり、該髭剃クリームとバニシングクリームの相
違点は、髭剃調製品の方が油および乳化剤の濃度が高い
ことである。

典型的な公知のブラシ不要調製品の油相は平滑剤（例え
ば、鉱油、長鎖脂肪酸エステル、ワセリン）４〜１０％
；過脂肪剤として機能し、髭剃クリームの特徴的なバー
ル様外観を与えるステアリン酸１０〜２５％；ｍ蝋、セ
チルアルコ−／ｌ／、ステアリルアルコールおよびラノ
リンのような柔軟剤１〜４％を含有する。鯨蝋は好まし
くはクリームが非常に早く、すなわち髭剃りが完結する
前に消失することから防護するための手段として用いら
れる。

水相は、通常、ステアリン酸カリウムおよびステアリン
酸トリエタノールアミンのようなセッケン１〜５％；乳
化安定性、ひげの湿潤性を増加させ、洗顔性を促進する
、モノステアリン酸グリセリンおよび脂肪酸アミドのよ
うな合成界面活性剤Ｏ〜５％；トラガカントゴム、アＪ
レギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リル酸のような濃化剤０〜１％：髭剃クリームの乾燥を
防護する、グリセリン、ソルビトール レングリコールのような湿潤剤２〜ｌＯ％を含有する。

一般に、防腐剤、香料、細菌発育阻止剤および他の添加
剤を含有する。

主な欠点、すなわち刃をすぐ鈍くすることおよび残った
クリームをかみそりの刃から洗い落とすことの困難さは
、成分中のステアリン酸に起因する。

（発明の構成） この発明のブラシ不要無起泡性髭剃クリームは、上記欠
点を有していない。

特に、この発明のブラシ不要起泡性髭剃クリームはひげ
への効果的な柔軟化作用を有し、かみそりから容易に洗
い落とすことができ、刃を鈍くせず、皮膚に脂っこさを
感じさせない。これに反し、クリームの通常の用途後、
皮膚は柔軟でしなやかである。

さらに、この発明のブラシ不要無起泡性髭剃クリームは
、セッケンによりもたらされる皮膚の刺激を生じず、ア
フターシェイブローシ目ンを使わなくてもよくする。そ
して、クリームのｐＨは皮膚のｐＨの弱酸性に調節する
ことができる。

この発明のブラシ不要無起泡性髭剃クリームは下記成分
： （ａ）　　ステアリルアルコール、ラウリルアルコール
、セチルアルコール、ミリスチルアルコールおよびこれ
らの混合物から成る群から選択される長鎖アルコール４
〜１５Ｊｌ量％； （ｂ）　　アニオン、ノニオン、両性または第４級界面
活性剤および／または乳化剤１〜１０重量％（但し、第
４級界面活性剤が存在する場合、アニオン性界面活性剤
は存在しない）； （ｃ）　　グリセリン、プロピレングリコール、ソルビ
トールおよびポリエチレングリコールから成る群から選
択される湿潤剤１〜１０重量％；および （ｄ）　　鉱油およびワセリンから選択される柔軟剤４
〜２０重量％ を含有することを特徴とする。

この発明の髭剃クリームは全体的にステアリン酸および
セッケンを含んでいない。ステアリン酸によりもｔ；ら
される欠点は前記のとおりである。

また、セッケンが存在しないために、防腐作用および洗
浄作用を呈する第４級界面活性剤を髭剃クリームに混合
することができる。さらに優れた点は、この発明の髭剃
クリームに低アレルギー性界面活性剤を添加することが
でき、ｐＨを広範囲に調節できることである。例えば、
そのｐＨを皮膚のｐＨ値である弱酸性（５．５〜６．５
）に調節することができる。

アルコール（ａ）は、クリームに粘性および肌理・ヒ与
え、過脂肪剤として作用する。アルコール（ａ）の含有
率は、４〜１２重量％が適しており、好ましくは約８重
量％である。約１２重量％より大きい場合、髭剃りの不
快感が生じ、クリームがかみそりから容易には洗い落と
せなくなる。４重量％より小さい場合、クリームの過剰
流動をもたらし、かみそりの刃と皮膚との間のかなり直
接的な摩擦のために皮膚の保護がなくなる。

好ましいアニオン界面活性剤は、イセチオン酸塩、アシ
ルグルタミン酸塩、サルコシン酸塩（例えば、椰子油脂
肪酸アシルイセチオン酸ナトリウム（ｓｏｄｉｕｍ　ｃ
ｏｃｏ　１ｓｅｔｈｉｏｎａｔｅ）、椰子油脂肪酸アシ
ルグルタミン酸ナトリウム（ｓｏｄｉｕｍ　ｃｏｃｏ　
ｇｌｕｔａｍａｔｅ）、椰子油脂肪酸アシルサルコシン
酸ナトリウム（ｓｏｄｉｕｎ＋　ｃｏｃｏ　５ａｒｃｏ
ｓｉｎａｔｅ））、ラウリル硫酸塩、２．３．４個およ
びそれ以上のエチレンオキシド分子を有するラウリルエ
ーテル硫酸塩、セミスルホ琥珀酸塩（例えば、リシノレ
イルモノエタノールアミドセミスルホ琥珀酸二ナトリウ
ム（ｒｉｃｉｎｏｌｅｙｌｍｏｎｏｅｔｈａｎｏｌａｍ
ｉｄｅ　ｂｉｓｏｄｉｕｍ　５ｅｒａｉｓｕＨｏｓｕｃ
ｃｉｎａｔｅ））、約１２個のエチレンオキシド分子を
有スるセチルステアリルアルコール（エマルジン（ＥＭ
ＵＬＧＩＮ）Ｂｌ）、約２０個のエチレンオキシド分子
を有するセチルステアリルアルコール（エマルジン（Ｅ
ＭＵＬＧＩＮ）Ｂ２）、約３０個のエチレンオキシド分
子を有するセチルステアリルアルコール（エマルジン（
ＥＭＵＬＧＩＮ）Ｂ３）から成る群から選択される。

好ましいノニオン界面活性剤は、エトキシアルコールお
よびプロポキシアルコール、一連のトゥイーン（ＴＷＥ
ＥＮ）（トゥイーンＣＴＷＥＥＮ）２０．４０．６０．
８０）、一連のスパン（ＳＰＡＮ）（スパン（ＳＰＡＮ
）２０．４０．６０．８０）、椰子油脂肪酸アシルモノ
エタノールアミド（ｃｏｃ。

ｍｏｎｏｅｔｈａｎｏｌａｍｉｄｅ）、椰子油脂肪酸ア
シルジェタノールアミド（ｃｏｃｏ　ｄｉｅｔｈａｎｏ
ｌａｍｉｄｅ）、椰子油脂肪酸アシルイソグロビルアミ
ド（ｃｏｃｏ　ｉｓｏｐｒｏｐｙｌａｗｉｄｅ）のよう
な脂肪酸のアミドから成る群から選択される。

好ましい両性界面活性剤は、アルキルアミドベタイン（
例えば、椰子油脂肪酸アシルアミドプロピルベタイン分
子内塩（ｃｏｃｏ　ａｍｉｄｏｐｒｏｐｙｌｂｅｔａｉ
ｎｅｉｎｎｅｒ　５ａｌｔ））、アルキルベタイン（例
えば、ラウリルベタイン分子内塩（ｌａｕｒｙｌｂｅｔ
ａｉｎｅ　１ｎｎｅｒ　５ａＬ１））、イミダゾリンか
ら成る群から選択される。

好ましい第４級界面活性剤は、イソステアロアミドプロ
ピル・エチルジアンモニウムエト硫酸塩（ｉｓｏｓｔｅ
ａｒａｍｉｄｏｐｒｏｐｙｌ　ｅｔｈｙｌｄｉａｍｍｏ
ｎｉｕ＋ｏｅｔｈｏｓｕ１４ａｔｅ）、イソステアリル
エチル・イミドニウムニト硫酸塩（ｉｓｏｓｔｅａｒｙ
ｌｅｔｈｙｌ　ｉｍｉｄｏｎｉｕｍｅｔｈｏｓｕｌｆａ
ｔｅ）、アルキルジメチルベンジルアンモニウムサッカ
レートヒドロキシエチルセルロース・トリメチルアンモ
ニウム・クロライド、セチルピリジニウム・クロライド
から成る群から選択される。

ノニオンおよび両性界面活性剤は、皮膚により適合し、
かつクリームの防腐作用および皮膚の消毒作用を有する
第４級界面活性剤と一緒に使用することができるので（
該第４級界面活性剤は、アニオン界面活性剤とは併用で
きない）、アニオン界面活性剤よりも好ましい。

第４級アンモニウム界面活性剤は、皮膚のかみそり抗力
のために蓄積されるケラチン繊維の静電電荷を散乱する
ことによる静電気帯電防止作用を呈する。

（実施例） 以下に、この発明のセッケンを含有しない無起泡性髭剃
クリームの組成（重量％）を示すが、本発明は、これに
限定されるものではない。

髭剃クリームの技術分野における熟練者によく知られて
いる方法にしたがって、種々の成分を混合することがで
きる。

特許出願人　アヴアンガルド・ソシエタ・ベル・アチオ
ーニ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）下記成分： （ａ）ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、セ
   チルアルコール、ミリスチルアルコールおよびこれらの
   混合物から成る群から選択される長鎖アルコール４〜１
   ５重量％； （ｂ）アニオン、ノニオン、両性または第４級界面活性
   剤および／または乳化剤１〜１０重量％（但し、第４級
   界面活性剤が存在する場合、アニオン性界面活性剤は存
   在しない）； （ｃ）グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトー
   ルおよびポリエチレングリコールから成る群から選択さ
   れる湿潤剤１〜１０重量％；および （ｄ）鉱油およびワセリンから選択される柔軟剤４〜２
   ０重量％ を含有することを特徴とするブラシ不要無起泡性髭剃ク
   リーム。
2. （２）アニオン界面活性剤がイセチオン酸塩、アシルグ
   ルタミン酸塩、サルコシン酸塩（例えば、椰子油脂肪酸
   アシルイセチオン酸ナトリウム（ｓｏｄｉｕｍ　ｃｏｃ
   ｏ　ｉｓｅｔｈｉｏｎａｔｅ）、椰子油脂肪酸アシルグ
   ルタミン酸ナトリウム（ｓｏｄｉｕｍ　ｃｏｃｏ　ｇｌ
   ｕｔａｍａｔｅ）、椰子油脂肪酸アシルサルコシン酸ナ
   トリウム（ｓｏｄｉｕｍ　ｃｏｃｏ　ｓａｒｃｏｓｉｎ
   ａｔｅ））、ラウリル硫酸塩、２、３、４個およびそれ
   以上のエチレンオキシド分子を有するラウリルエーテル
   硫酸塩、セミスルホ琥珀酸塩（例えば、リシノレイルモ
   ノエタノールアミドセミスルホ琥珀酸二ナトリウム（ｒ
   ｉｃｉｎｏｌｅｙｌｍ　ｏｎｏｅｔｈａｎｏｌａｍｉｄ
   ｅ　ｂｉｓｏｄｉｕｍ　ｓｅｍｉｓｕｌｆｏｓｕｃｃｉ
   ｎａｔｅ））、約１２個のエチレンオキシド分子を有す
   るセチルステアリルアルコール（エマルジン（ＥＭＵＬ
   ＧＩＮ）Ｂｌ）、約２０個のエチレンオキシド分子を有
   するセチルステアリルアルコール（エマルジン（ＥＭＵ
   ＬＧＩＮ）Ｂ２）、約３０個のエチレンオキシド分子を
   有するセチルステアリルアルコール（エマルジン（ＥＭ
   ＵＬＧＩＮ）Ｂ３）から成る群から選択される請求項１
   記載の髭剃クリーム。
3. （３）ノニオン界面活性剤がエトキシアルコールおよび
   プロポキシアルコール、一連のトゥイーン（ＴＷＥＥＮ
   ）（トゥイーン（ＴＷＥＥＮ）２０、４０、６０、８０
   ）、一連のスパン（ＳＰＡＮ）（スパン（ＳＰＡＮ）２
   ０、４０、６０、８０）、椰子油脂肪酸アシルモノエタ
   ノールアミド（ｃｏｃｏ　ｍｏｎｏｅｔ　ｈａｎｏｌａ
   ｍｉｄｅ）、椰子油脂肪酸アシルジエタノールアミド（
   ｃｏｃｏ　ｄｉｅｔｈａｎｏｌａｍｉｄｅ）、椰子油脂
   肪酸アシルイソプロピルアミド（ｃｏｃｏ　ｉｓｏｐｒ
   ｏｐｙｌａｍｉｄｅ）のような脂肪酸のアミドから成る
   群から選択される請求項１記載の髭剃クリーム。
4. （４）両性界面活性剤がアルキルアミドベタイン（例え
   ば、椰子油脂肪酸アシルアミドプロピルベタイン分子内
   塩（ｃｏｃｏ　ａｍｉｄｏｐｒｏｐｙｌｂｅｔａｉｎｅ
   　ｉｎｎｅｒｓａｌｔ））、アルキルベタイン（例えば
   、ラウリルベタイン分子内塩（ｌａｕｒｙｌｂｅｔａｉ
   ｎｅ　ｉｎｎｅｒ　ｓａｌｔ））、イミダゾリンから成
   る群から選択される請求項１記載の髭剃クリーム。
5. （５）第４級界面活性剤がイソステアロアミドプロピル
   ・エチルジアンモニウムエト硫酸塩（ｉｓｏｓｔ　ｅａ
   ｒａｍｉｄｏｐｒｏｐｙｌ　ｅｔｈｙｌｄｉａｍｍｏｎ
   ｉｕｍｅｔｈｏｓｕｌｆａｔｅ）、イソステアリルエチ
   ル・イミドニウムニト硫酸塩（ｉｓｏｓｔｅａｒｙｌｅ
   ｔｈｙｌ　ｉｍｉｄｏｎｉｕｍｅｔｈｏｓｕｌｆａｔｅ
   ）、アルキルジメチルベンジルアンモニウムサッカレー
   ト（ａｌｋｙｌｄｉｍｅｔｈｙｌｂｅｎｚｙｌａｍｍｏ
   ｎｉｕｍ　ｓａｃｃｈａｒａｔｅ）、ヒドロキシエチル
   セルロース・トリメチルアンモニウム・クロライド、セ
   チルピリジニウム・クロライドから成る群から選択され
   る請求項１記載の髭剃クリーム。