JPS63252624A - プレス用金型の組立方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はプレス用金型の組立方法に関するものである
。

〈従来の技術と解決すべき問題点〉 一般にプレス用金型は、第３図のように下型３には２本
以上のガイドポスト２が鉛直に立設されており、上型１
にはガイドブツシュ４が設けられており、下型３のガイ
ドポスト２に上型１のガイドブツシュ４が嵌合され、相
互に摺動して上型１が昇降するようになっている。そし
てこの上型ｌと下型３を組立てる際は水平な台上に下型
を載置し、上型を数人の作業員が担持するか、吊具で懸
吊しながらガイドポスト２にガイドブツシュ４を挿通さ
せている。しかしこの作業では、金型が重い上にガイド
ポストとブツシュの間隙が２〜３μと小さいのでスムー
スに挿通ずることは困難なため、ハンマー等で金型を叩
打しながら作業している。しかし第３図のようにガイド
ポスト２に対しガイドブツシュ４が傾斜している場合無
理に挿入しようとすると、双方の表面が損傷し、滑らか
に摺動しなくなったりしてプレス加工の精度を悪化させ
る問題点があった。

く問題点を解決するための手段及び作用〉この発明は前
記の問題点を解決するために、下型のガイドポストに上
型のガイドブツシュを挿通させる際に、少くとも一方の
金型を微小振動させながら挿通するようにしたものであ
る。こ０振動の振巾は５〜１０μ程度でよ（、あまり大
きいと作業がし難く、小さいと効果が少い、又振動方向
は水平方向でも垂直方向でも或は別の方向でもよい。こ
のように微振動させながら挿入すると、ハンマー等を使
用しなくてもスムースに挿通できる。

〈実施例〉 本発明の一実施例を図面によって説明する。末法を実施
するための作業台９は水平なテーブル５が基礎８に立設
された４本のアブソーバ−６にコイルスプリング７を介
して、若干遊動可能に係着されている。そしてテーブル
５の裏面には電動のパイプレーク−１０が固着されてい
る。第２図のような金型を組立てる場合には作業台９の
テーブル５の中央部に下型３を載置する。次に上型１の
把手１１を作業員又は図示してない吊具等で懸吊し、４
方のガイドブツシュ４を、各対応するガイドポスト２の
直−ヒに当接させると共にパイプレーク−１０を始動す
る。そして、上型１を徐々に降下させガイドブツシュ４
をガイドポスト２に挿通させる、このとき下型３を載置
したテーブル５はパイプレーク−１０によって、微振動
しているので、ガイドブツシュ４はガイドポスト２にス
ムースに挿通できる。そのため作業が容易でありガイド
ブツシュの内面を疵つけることもない。

〈発明の効果〉 以上説明したように金型を組立てる際に末法を使用する
と、ハンマー等による打撃を必要とせず節単にガイドブ
ツシュをガイドポストに挿通することができるので、作
業が容易である上に、ガイドポストやガイドブツシュを
損傷することがなく、プレス作業の精度を悪くすること
がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法の実施例の説明図であり、第２図
は金型の斜視図、第３図はガイドポストに上型のガイド
ブツシュを挿入する状況の説明図である。 に上型、２ニガイトボスト、３：下型、４ニガイドブツ
シユ、５：テーブル、６：アブソーバ−，７：コイルス
プリング、８：基礎、９：作業台、１０：パイブレータ
ー、ｌｌ：把手。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 下型に垂直に立設されたガイドポストに、上型のガイド
   ブッシュを挿通させる際に、少くとも一方の金型を微小
   振動させながら挿通させることを特徴とするプレス用金
   型の組立方法。