JPS6325244Y2 - - Google Patents

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JPS6325244Y2
JPS6325244Y2 JP122882U JP122882U JPS6325244Y2 JP S6325244 Y2 JPS6325244 Y2 JP S6325244Y2 JP 122882 U JP122882 U JP 122882U JP 122882 U JP122882 U JP 122882U JP S6325244 Y2 JPS6325244 Y2 JP S6325244Y2
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JP
Japan
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door
fitting
insertion piece
mirror
base part
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JP122882U
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JPS58104744U (ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ドアミラーに関するもので、
特に自動車のドア窓にドアミラーを容易に取付け
ることができるようにした装置に係るものであ
る。
既に販売済み若しくは製造済みの国産車(以下
これらを一括して既製車という)にあつては、自
動車の外部ミラーは、フエンダーミラーが主流を
なしている。ところが、近年ドアミラーの体裁の
良さや見易さ等の有利性が注目されはじめ、ユー
ザーが趣好に応じて爾後的にバツクミラーをドア
ミラーにつけかえる等の要求が強まつてきてい
る。
しかるに、既製車に対してドアミラーを後付け
する従来の手段は、接着剤によりドアフレームに
固定したり、ドア外板にネジ孔をあけて、このネ
ジ孔にドアミラーのステー部に設けた取付ボルト
を挿入し固定する等であつたが、前者では走行時
の振動でドアミラーの接着部が剥れ、脱落の危険
性があり、後者ではネジ孔付近に錆を生じ、取付
強度の点で両者共に弱く不安定である等の欠点を
有し、余り賞用できる手段ではない。
そこで本考案者は先に実願昭53−161794号をも
つて、このような既製車に対し車体を損傷させず
に緊密に取付け得るドアミラー取付装置の構造を
明らかにした。このドアミラー取付装置は、ドア
窓の三角コーナー部に取付け得るようにしたもの
であつて、特に装置の主体をなす三角形状取付枠
を斜辺、垂直辺および底辺より構成し、その斜辺
に対して底辺がなす角度を調節できるように底辺
の一端を垂直辺にネジにより連結し、また他端に
円弧状の長溝を設け、この長溝を介して前記他端
を斜辺にネジにより連結したものである。そして
この取付枠には互いに向合つた咬合片を有するク
ランプをネジにより別に取付けた後、その咬合片
をフロントピラーに沿うドアフレームのサツシユ
枠に咬み込ませて固定した構造であつた。
この先願の装置にあつては、角度調節できるよ
うに取付枠の三辺のうち底辺を他の辺に対して可
動性を有するように固着されていたから、ネジの
ゆるみにより取付枠自体が変形し易い欠点があ
る。またこの取付枠はクランプを別に取付け、こ
のクランプでドアのサツシユ枠を一個所保持する
ようにしただけであつたから、ドアに対する取付
強度が弱く、取付安定性に欠ける等改善の余地が
残されていた。
本考案は上記のような先願装置の欠点を完全に
除去することのできるドアミラー取付装置を提供
しようとするものである。
以下本考案を図示の一実施例に基づき説明す
る。
第1図〜第2図は本考案の取付装置によつてド
アミラーを自動車のドア窓に取付けた場合を示す
斜視図及び断面図であつて、その取付装置を分解
した状態が第5図及び第6図である。同図におい
て符号1はドアミラーハウジングであつて、この
ハウジング部分は、歩行者の安全のため、ドア窓
に固定するベース部に対して傾倒しうるように取
付けられている。
符号2はほぼ三角形状のベース部であつて、こ
のベース部はプラスチツクのモールド品等から形
成されており、従つて三角形の三辺すなわち斜辺
部2a、下辺部2b及び垂直辺部2cは相互に不
動に固定されている。また、ベース部2の裏面の
ほぼ中央部には、図示のようにミラー3の角度を
車室から調整するためのリモコン用ワイヤハーネ
ス4を収める凹部2dが形成されている。
ところで前記ベース部の裏面下辺部2bには、
斜辺部2aとのなす角度を調節できるように、鋼
板等からなる角度調整金具5を回動可能に取付け
る。すなわち一例として一端が扇状に広がつた角
度調整金具5の回動支点となる一端部をビス6に
よりベース部2の斜辺下部側に固着し、またこの
調整金具の他端側を円弧状の長溝7を形成した上
で、この長溝を介して別のビス8により垂直辺下
部側に固着するのである。而してこの調整金具5
の下辺部からは、図示のように外側に向つて断面
ほぼく字状に屈曲形成させた押当片9を突設す
る。
一方、上記調整金具5とは別にドアに固定され
る支持金具10を用意する。この支持金具は角度
調整金具5と同様に一例として鋼板製とし、その
中央部を断面コ字状に屈曲させると共にその上部
側にドアサツシユ枠11の溝内に挿入される上部
差込片12を一体に設け、一方下部側にはドアガ
ラス13を収容したドアインナーパネル14とド
アアウターパネル15との間の溝に挿入される下
部差込片16を一体に設ける。なお、上部差込片
12の上辺は、ドアサツシユの溝に沿うように斜
めに切落されており、そのため上部差込片の全体
形状はほぼ台形状に形成されている。このように
した支持金具10は第5図に示すように、ドア窓
における三角形状をなす隅角部に嵌め入れて、上
部差込片12の斜めに切落された部分をドアサツ
シユ溝内に挿入し、また下部差込片16の下辺部
はドアガラス溝内に挿入して使用するのである。
一方、上記支持金具10はドアミラーのベース
部2と取付ボルト17により相互に締結されるよ
うに構成されている。すなわち支持金具10の中
央部にはボルト孔18が設けられ、一方これと対
応してベース部2の中央にはネジ孔19が形成さ
れ、取付ボルト17は前記ボルト孔18を介して
ネジ孔19に向つてネジ込むことができるように
なつている。
上記の構成部品からなる取付装置は、第1図に
示すように、自動車のフロントピラーFに沿うド
アサツシユ枠11と、ドアアウターパネル15と
により仕切られたドア窓の三角コーナー部(三角
形状をなす隅角部)に嵌め入れて使用するのであ
る。
そのため、ドア窓に本考案の装置を取付けるに
当つては、前述したように、まずドアミラーのベ
ース部2の裏面下辺部に角度調整金具5をビス6
と8及び長溝7によつて回動可能に枢着し、それ
によつて一定範囲のあらゆる角度に対応しうるよ
うに仮止めしておく。すなわち自動車のドア窓の
三角コーナー部の角度aは、第3図〜第4図に示
すように車種により異なるから、取付けに当つて
は角度調整金具5をベース部2の斜辺部2aとの
なす角度を調節しうるように仮止めする。そして
同図のようにベース部の斜辺部2aをフロントピ
ラーに沿うドアサツシユ枠11にあてがつた上
で、角度調整金具5を下方に回動させて前記ドア
アウターパネル15の上縁部とほぼ平行に位置さ
せてから、ビス8により角度調整金具5を固定す
る。このようにしてドア窓の三角コーナー部にベ
ース部2がフイツトして収まるようにするのであ
る。
他方支持金具10は、第5図に示したように、
上部差込片12をドアサツシユ枠11の溝に挿入
し、また下部差込片16をドアインナーパネル1
4とアウターパネル15との間のガラス溝に挿入
する。このようにして支持金具10をドア窓の三
角コーナー部にセツトしたならば、次に取付ボル
ト17を支持金具の中央部に設けたボルト孔18
よりベース部2に向つて挿入し、ネジ孔19にネ
ジ込めば、第2図に特に示すように、支持金具1
0の上部差込片12とベース部2との間にドアサ
ツシユ枠11が挾持され、また下部差込片16と
押当片9との間にドアアウターパネル15が挾持
されるのである。なお、ドアサツシユ枠11とベ
ース部2の斜辺部並びにドアアウターパネル15
と接する押当片9の下辺部には、それぞれゴム等
で作成されたプロテクターモール20,21を装
着しておくものとする。符号22,23で示すも
のはウエザーストリツプである。
かくしてベース部2はドアサツシユ枠とアウタ
ーパネルとに対し、全体として上下二個所でドア
に固定されるから、ドアに対する取付強度は大き
く、そのためドアミラーは極めて安定良く取付け
られる。またベース部もゆるみのでない一体構造
になつているから、ドアに対する固着精度、延い
ては車両に対するドアミラーの取付精度が高精度
で確保できるのである。
以上述べたように本考案の取付装置によれば、
既製車のドア窓の三角コーナー部に、ドアミラー
を後付けにより取付けることができるだけでな
く、ドアに対する取付強度、取付精度が従来のも
のより向上し、それ故走行時にドアミラーはガタ
つくことなく、車両に一体的に取付け得る点で有
利である。
しかも本考案の装置は構造がシンプルであり、
部品点数も多くなく、従つて組付作業も比較的簡
単に行なえる点で作業性が良く経済的にも有利で
ある。また本考案では車体には一切キズをつける
ことなく取付け得るのであり、体裁も極めて良好
である等既製車に対する後付用ドアミラー取付装
置として有用性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の装置を用いてドア
ミラーをドア窓に取付けた状態を示す斜視図、第
2図は同上断面図、第3図及び第4図は本考案装
置における角度調整金具とドア窓の三角コーナー
部の関係を示す説明図第5図及び第6図は本考案
の装置を分解して示す説明図である。 1……ドアミラーハウジング、2……ドアミラ
ーベース部、2a……斜辺部、2b……下辺部、
3……ミラー、5……角度調整金具、6,8……
ビス、7……円弧状長溝、9……押当片、10…
…支持金具、11……ドアサツシユ枠、12……
上部差込片、13……ドアガラス、14……ドア
インナーパネル、15……ドアアウターパネル、
16……下部差込片、17……取付ボルト、18
……ボルト孔、19……ネジ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のドア窓に取付けられるように予め不動
    の三角形に形成されたドアミラーのベース部をド
    ア窓における三角形状をなす隅角部に嵌め入れて
    ドアミラーを車体に取付ける装置であつて、ドア
    窓と向合う前記ベース部の裏面下辺部にはベース
    部の斜辺部とのなす角度を調節しうるようにした
    角度調整金具を枢着し、この調整金具の下辺部か
    らドア外板に当接する押当片を一体に突設し、更
    に上部にドアサツシユ溝に挿入される上部差込片
    を有し、下部にドアガラス溝に挿入される下部差
    込片を有してドアに固定される支持金具の中央部
    にボルト孔を形成し、このボルト孔を介し取付ボ
    ルトにより前記支持金具とベース部とを相互に締
    結して、前記下部差込片と押当片とでドア外板を
    保持し且つ前記上部差込片とベース部とでドアサ
    ツシユを保持するようにした既製車に対する後付
    用ドアミラー取付装置。
JP122882U 1982-01-11 1982-01-11 既製車に対する後付用ドアミラ−取付装置 Granted JPS58104744U (ja)

Priority Applications (1)

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JP122882U JPS58104744U (ja) 1982-01-11 1982-01-11 既製車に対する後付用ドアミラ−取付装置

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JP122882U JPS58104744U (ja) 1982-01-11 1982-01-11 既製車に対する後付用ドアミラ−取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58104744U JPS58104744U (ja) 1983-07-16
JPS6325244Y2 true JPS6325244Y2 (ja) 1988-07-11

Family

ID=30014259

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP122882U Granted JPS58104744U (ja) 1982-01-11 1982-01-11 既製車に対する後付用ドアミラ−取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60130156U (ja) * 1984-02-10 1985-08-31 株式会社 マツシヨウ 自動車用ドアミラー

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Publication number Publication date
JPS58104744U (ja) 1983-07-16

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