JPS63251675A - ガス遮断弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、地中に埋設したガス配管の遮断弁に関する。

（従来技術〉 従来、この種ガス遮断弁としては、第２図に縦断面図で
示したものが公知であり、このガス遮断弁は、両端に管
接続部１１ａ、ｌｌａを有する金属製弁本体１ａの軸支
部１２ａに弁２ａを軸支し、該弁２ａの回動操作によっ
て前記管接続部１１ａ、１１ａの通路を開閉するように
なした梢成がらなっている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、この従来遮断弁は配管の接続操作が煩雑
になるという間組があった。

即ち、この遮断弁にガス配管うａを接続する場合、該配
管５ａの端部に雄ねじを設け、該雄ねじにシールテープ
を巻回してから前記管接続部１１ａの端部に設けた雌ね
じに螺合させて接合しなければならず、この接続操作を
第３図に縦断面図で示したような狭い掘削溝の中で行な
うのは非常に面倒であった。

また、この遮断弁の外周面には防蝕加工が施されておら
ず、金属面が剥き出しになっているので、雨水、地下水
等によって腐蝕することがあり、腐蝕の進行具合によっ
てはガス洩れの危険性があった。

これを防止するために、遮断弁に配管を接続した後、そ
の外周面にシールテープを何重にも巻回する防蝕工法が
採用されているが、この場合にはシールテープを剥離し
ないと弁２ａの開閉操作が行えず、またグリースの注入
、保守点検の際にはシールテープを剥離して、再度シー
ルテープを巻回しなければならないという煩わしさがあ
った。

本発明は、かかる従来遮断弁の問題点を解決したもので
あって、配管施工が簡単に行なえ、また耐蝕性に優れ、
弁の開閉操作、保守点検等が極めて容易に行なえるガス
遮断弁を提供するものである。

（問題を解決するための手段） 本発明は、両端に管接続部を有する金属製弁本体の軸支
部に弁を軸支し、該弁の回動操作によって前記管接続部
の通路を開閉するガス遮断弁において、前記管接続部の
端部に雄ねじを設けると共に、該雄ねじを除く弁本体の
外周面を合成樹脂層で被覆したことを特徴とするもので
ある。

以下、本発明の具体的構成を実施例に基づいて詳細に説
明する。

（ヲ３　　　　方色　　　　例　） 第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図であって、図
中符号１は弁本体、２は弁、３はコック、４は押輪、う
はガス配管、６はシールバッキング、７は０リングであ
る。

弁本体１は鋳鉄等の金属部材で一体的に形成され、その
両端に管接続部１１．１１を有し、弁本体１のほぼ中央
部には軸支部１２が設けられている。この軸支部１２に
は、弁２が回動自在に軸支されており、該弁２の回動操
作によって前記管接続部１１．１１の通路を開閉できる
ようになっている。また、前記軸支部１２には、弁２の
軸部摺動面と連通したグリース注入用孔１３が設けられ
ており、該孔１３は弁本体１の上面側に突設した平坦突
部１２０の上面に開口している。このグリース注入用孔
１３には、栓（図示せず）が螺合される。そして、弁２
の上部にはコック３が設けられており、該コック３の外
周面が塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂等の合成樹脂
層３０によって被覆されている。また、コック２の上面
には弁２の開閉状態を表示する矢印が刻設されており、
該コック３を回転させて矢印を管接続部１１．１１を結
ぶ直線と一致させたときに弁２が全開し、直交させたと
きに閉じることができる。従って、この管接続部１１．
１１を結ぶ弁本体１の真上に前記グリース注入用孔１３
を設けておけば、弁２の開閉度合をこのグリース注入用
孔１３から容易に判別できるという利点がある。

一方、前記管接続部１１の端部外周には雄ねじ１１０が
設けられており、該雄ねじ１１０を除く弁本体１の外周
面がポリ塩化ビニル樹脂等の粉体塗装、あるいは塩化ビ
ニル樹脂、ヂリエチレン樹脂等の合成樹脂層１０によっ
て被覆されている。

そして、雄ねじ１１０と接近した合成樹脂層１０の外周
面には環状溝１１１が設けられており、該環状溝１１１
に０リング７が装着される。また、管接続部１１の先端
内面にはテーパ状に拡開した傾斜段部が設けられており
、該傾斜段部にシールバッキング６が嵌挿できるように
なっている。

押Ｔａ４は配管うを挿通できる孔を有するフランジ４１
の外周側に短管４２を突設したものであって、鋳鉄等の
金属部材からなるその外周面は塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレン樹脂等の合成樹脂層４０によって一体的に被覆さ
れ、短管４２の内周面には前記雄ねじ１１０と螺合する
雌ねじが設けられている。そして、前記合成樹脂Ｒ４０
の一端部は短管４２から突出して筒体をなしており、押
輪４の雌ねじを管接続部１１の雄ねじ１１０に螺合させ
たときに、該筒体め内周面が前記０リング７と密着する
ようになっている。

本発明のガス遮断弁は以上の構成からなるものであって
、この遮断弁に配管うを接続する場合、第１図の左側に
示した如く配ｖ５を管接続部１１に挿入し、予め配管う
に外挿しておいなシールバッキング６を管接続部１１の
内周面に設けた傾斜段部に嵌挿した後、押Ｍ４を雄ねじ
１１０に螺合させるだけでよい。このなめ、第３図に示
したような狭い堀削渭の中でも配管施工が極めて簡単に
行なえる。そして、押輪４のねじ込み操作によってシー
ルバッキング６が管接続部１１の傾斜段部に押付けられ
て水密性が確保され、押粕４の筒体がＯリング７と密着
して管接続部の腐蝕が防止される。

（発明の作用および効果） 本発明のカス遮断弁は、管接続部の端部に雄ねじを設け
、該雄ねじに押粕を螺合させて接続するメカニカル構造
を採用したので、従来から行なわれていたような配管の
端部に雄ねじを設けてからその外周面にシールテープを
巻回する作業が不要となり、狭い掘削溝の中でも配管施
工が極めて簡単に行なえる。

また、前記雄ねじを除く弁本体の外周面を合成樹脂層で
被覆したので、配管施工後に弁本体の外周面をシールテ
ープで巻回する防蝕加工が不要となつ、弁の開閉操作、
グリースの注入、保守点検等の作業を極めて容易に行な
うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すガス遮断弁の縦断面図
、第２図は従来遮断弁のＭ１断面図、第３図はガス遮断
弁の配管施工状態を示す縦断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 両端に管接続部（１１）、（１１）を有する金属製弁本
   体（１）の軸支部（１２）に弁（２）を軸支し、該弁（
   ２）の回動操作によって前記管接続部（１１）、（１１
   ）の通路を開閉するガス遮断弁において、前記管接続部
   （１１）の端部に雄ねじ（１１０）を設けると共に、該
   雄ねじ（１１０）を除く弁本体（１）の外周面を合成樹
   脂層（１０）で被覆したことを特徴とするガス遮断弁。