JPS6324996A - 電気洗濯機などの注水口 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気洗濯機などの注水口に関するものである。

従来の技術 従来の電気流；Ｒ機の注水口の一例を第５図および第６
図に基づいて説明する。洗濯機本体１に内装された洗濯
槽２の中に水を注ぎこみ衣類および水を洗ＷＩＭ！２の
底部に設けた撹拌翼の回転によって撹拌させて洗濯を行
なう。この洗濯１２の内部に注水する構成として、水道
栓に一端が接続された圧力ホース３の他端を洗濯機本体
１の上部に設けたボデー上部体４に組み込まれた給水弁
５に接続し、前記圧力ホース３を通って送られてきた水
を給水弁５から給水ホース６を介して注水ロアに導き、
洗濯Ｍ２の内部に水を注ぎこむようになっている。前記
注水ロアは、前記給水ホース６との接続部である中央の
取水口８ａと下端の流水ガイド８ｂを有した注水口本体
１０と、この注水口本体８と嵌合して内部に空間を形成
する蓋体９と、前記取水口８ａの内側に位置して前記注
水口本体８と蓋体９との間で挟まれた不織布などからな
る整流フィルター１０とで構成されており、この注水ロ
アは前記ボデー上部体４の衣類投入口１１の外側に形成
された隔壁リブ１２ａ、　１２ｂの間に挿入されている
。

発明が解決しようとする問題点 このような構成では、水道水の水圧変化により圧力が増
加した場合水が上方（第６図ａ方向）へ流れて注水口本
体８と蓋体９との間のＲ１，ｌから外部へ流出し、洗′
ａ槽２の外部へ滴下し、また整流フィルター１０のメツ
シュのばらつきにより第７図に示すように注水ロアの両
端より注水される水が分離するなどの問題があった。ま
た注水口本体８と蓋体９とは別体で作られているので、
これをボデー上部体４に組み込んだとき注水口本体８と
益体９との間でがたつきやずれなどが生じるという問題
があった。さらに注水口本体８と蓋体９とは別体で作ら
れ、かつ内部に不織布などからなる整流フィルター１０
を設けているので、コスト的に高くなるという問題があ
った。

本発明はこのような問題点を解決するもので、高水圧時
における注水口からの水洩れを防止し、かつ安定した注
水状態が得られ、さらに注水口を他の装置へ組み込んだ
ときのがたつきやずれを防止し、安価な注水口を提供す
ることを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、給水路部と接続
可能な取水口を有しかつ下部に流水ガイドを設けた注水
口本体と、前記取水口に対応した位置に多数の整流ピン
を内面に突設し前記注水口本体に薄肉の蝶番部により連
結されて注水口本体と一体的に形成された蓋部とから構
成したものである。

作用 この構成により、注水口本体と蓋部とが薄肉の蝶番部で
つながれて一体的に構成されているため、蝶番部でつな
がれた部分は水密を完全に確保でき、水道水の高水圧時
における注水口外部への水洩れを防止できる。また、注
水口本体の取水口に対応させて蓋部に設けた多数の整流
ピンによって取水口からの水を整流させる。この整流作
用は整流ピンが一体的に固定されているため、従来の不
織布のフィルターに比べて安定する。また、注水口本体
と蓋部とが薄肉の蝶番部を介して一体化されているため
、他の装置への組込み時のがたつきやずれを少なくする
ことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について、図面（第１図〜第４
図）に基づいて説明する。

図において、２０は給水ホース２１と接続可能な取゛水
口２２が中央に突設され、下端に洗濯槽内に水を導くた
めの流水ガイド２３を設けた注水口本体で、たとえば熱
可塑性樹脂で作られ、この注水口本体２０の上端前端部
には薄肉状の蝶番部２４を介して蓋部２５が一体的に形
成されている。この蓋部２５には注水口本体２０の上端
および左右の側壁部２６の内面に重なるｆＩＪ壁部２７
を周囲に備え、この側壁部２７を前記側壁部２６の内面
に重なるように蓋部２５を閉じたとき前記取水口２２に
対応した位置に多数の整流ピン２８が内面に突設されて
いる。また注水口本体２０の内面には前記整流ピン２８
を取り囲むように多数のガイドピン２９が突設されてお
り、このガイドピン２９の本数は注水口本体２０の大き
さによって決定している。さらに注水口本体２０の左右
の側壁部２６の外面上端にはテーパー状の爪部３２が突
設されており、前記蓋部２５を閉じて注水口を洗濯機の
上部を構成するボデー上部体３０の隔壁リブ３１ａ、３
１ｂの間で形成される収納部に挿入したとき、前記風ｇ
ｌｓ３２が収納部の内面に圧接して注水口の落下やがた
つきが防止されるａ３３は衣類投入口である。

上記構成において、給水ホース２１より取水口２２を介
して注水口内に流入した水は整流ピン２７により整流さ
れ、さらに前記ガイドビン２９に当って整流されて流水
ガイド２３から洗濯槽内へ注水される。

なお前記ガイドビン２９は供給される水道水の圧が高い
場合に効果を発揮する。

ところで、以上述べた実施例では注水口を洗濯機の上部
のボデー上部体３０に組み込んでいるが、洗濯機以外の
他の装置に組み込むようにしても良い。

発明の効果 以上のように本発明によれば、注水口本体と蓋部とが薄
肉の蝶番部を介して一体的に結合されているため、蝶番
部でつながれた部分の水密を完全に確保でき、水道水の
高水圧時の注水口からの水洩れを防止できる。また取水
口に対応さゼて設けた整流ピンにより水は整流され、流
水ガイドに当って洗濯槽内へ注水されるのであるが、整
流ピンは注水口に一体に設けられているため、従来の不
織布からなるフィルターのようなばらつきがなく、常に
安定した注水状態が得られる。また、注水口本体と蓋部
とが薄肉の蝶番部を介して一体化されているため、注水
口を他の装置に組み込んだときの注水口本体と蓋部との
間のがたつきやずれなどを少なくすることができる。ま
た、一部品にて桶成されるので安価に製造でき、量産性
の非常に高いものとなるなど、実用的効果は大なるもの
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の一実施例を示し、第１図は蓋
部を聞いた状態を示す正面図、第２図は第１図のＸ−Ｘ
断面図、第３図は同斜視図、第４図は注水口をボデー上
部体に組み込んだ状態を示す断面図、第５図〜第７図は
従来例を示し、第５図は洗濯機の要部切欠側面図、第６
図は注水口をボデー上部体に組み込んだ状態を示す断面
図、第７図は注水状態を示す概略図である。 ２０・・・注水口本体、２２・・・取水口、２３・・・
流水ガイド、２４・・・蝶番部、２５・・・蓋部、２６
．２７・・・側壁部、２８・・・整流ピン、２９・・・
ガイドピン 代理人　　　森　　木　　西　　弘 第３図 ２λ 第４図 第５図 第６図 、＋　−Ｘ　７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、給水路部と接続可能な取水口を有しかつ下部に流水
   ガイドを設けた注水口本体と、前記取水口に対応した位
   置に多数の整流ピンを内面に突設し前記注水口本体薄肉
   の蝶番部により連結されて注水口本体と一体的に形成さ
   れた蓋部とから構成した電気洗濯機などの注水口。