JP2996991B2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JP2996991B2 JP2996991B2 JP1309848A JP30984889A JP2996991B2 JP 2996991 B2 JP2996991 B2 JP 2996991B2 JP 1309848 A JP1309848 A JP 1309848A JP 30984889 A JP30984889 A JP 30984889A JP 2996991 B2 JP2996991 B2 JP 2996991B2
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- Japan
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- pipe
- valve port
- inner diameter
- mouth
- annular protrusion
- Prior art date
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、弁体を備えた排水管の構造に改良を加えた
洗濯機に関する。
洗濯機に関する。
（従来の技術） 従来における二槽式洗濯機の排水構造を第４図に示し
ている。排水管１は洗い槽の水を排水するために洗い槽
の底部の排水口に一端部1aが接続されており、そして他
端部1bが排水ホース２が接続されている。排水管１には
弁口３を設け、この弁口３を弁体４によって開閉するよ
うにしている。そして、該排水管２の前記弁体４下流側
において別配管である脱水槽からの排水管を接続するた
めに口体部５を形成していると共に洗い槽からの溢水管
を接続するための口体部６を形成している。
ている。排水管１は洗い槽の水を排水するために洗い槽
の底部の排水口に一端部1aが接続されており、そして他
端部1bが排水ホース２が接続されている。排水管１には
弁口３を設け、この弁口３を弁体４によって開閉するよ
うにしている。そして、該排水管２の前記弁体４下流側
において別配管である脱水槽からの排水管を接続するた
めに口体部５を形成していると共に洗い槽からの溢水管
を接続するための口体部６を形成している。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述のものでは、図示のごとく弁体４
により弁口３を開放させて、洗い槽から水を排水する場
合、弁口３部分を渦を巻いて流下する水が口体部５ある
いは６に当たり、それが抵抗となって流れが大きく乱
れ、排水時間が長くなる問題があった。
により弁口３を開放させて、洗い槽から水を排水する場
合、弁口３部分を渦を巻いて流下する水が口体部５ある
いは６に当たり、それが抵抗となって流れが大きく乱
れ、排水時間が長くなる問題があった。
従って、本発明の目的は、排水性能の向上を図ること
ができる洗濯機を提供するにある。
ができる洗濯機を提供するにある。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、槽内の水を排出する排水管の途中部に弁体
によって開閉される弁口を形成し、 前記排水管において前記弁口より下流側となる内周面
部分に環状突部を形成し、 前記排水管においてこの環状突部より下流側となる周
壁部の内径寸法を該環状突部の内径寸法より大きくなる
ように構成し、 この周壁部にほぼ直角の向きに別配管接続用の口体部
を開口形成したところに特徴を有する。
によって開閉される弁口を形成し、 前記排水管において前記弁口より下流側となる内周面
部分に環状突部を形成し、 前記排水管においてこの環状突部より下流側となる周
壁部の内径寸法を該環状突部の内径寸法より大きくなる
ように構成し、 この周壁部にほぼ直角の向きに別配管接続用の口体部
を開口形成したところに特徴を有する。
（作用） 弁体が弁口を開放すると、槽内の水が排水されるが、
この弁口より下流側となる内周面部分に環状突部が存在
し、そして、この環状突部より下流側となる周壁部の内
径寸法が該環状突部の内径寸法より大きくなるように構
成され、この周壁部にほぼ直角の向きに別配管接続用の
口体部が開口形成されているから、弁口を通りそして環
状突部を通った水は、口体部に当たることが少なくて、
水の流れが乱れることがなく、もって、弁口を通る水の
排水性が良い。また、環状突部は排水管において該口体
部よりも相対的に上流側に位置するから、つまり、口体
部側から排水管へ水が流入するような場合に環状突部が
水の流路抵抗となることはなく、この点においても排水
性が良い。
この弁口より下流側となる内周面部分に環状突部が存在
し、そして、この環状突部より下流側となる周壁部の内
径寸法が該環状突部の内径寸法より大きくなるように構
成され、この周壁部にほぼ直角の向きに別配管接続用の
口体部が開口形成されているから、弁口を通りそして環
状突部を通った水は、口体部に当たることが少なくて、
水の流れが乱れることがなく、もって、弁口を通る水の
排水性が良い。また、環状突部は排水管において該口体
部よりも相対的に上流側に位置するから、つまり、口体
部側から排水管へ水が流入するような場合に環状突部が
水の流路抵抗となることはなく、この点においても排水
性が良い。
（実施例） 以下本発明の一実施例につき第１図ないし第３図を参
照して説明する。
照して説明する。
第３図において、外箱11内には洗い槽12および脱水槽
13が配設されている。洗い槽12の底部には排水口14が形
成されており、この排水口14には排水管15の一端部が接
続され、そしてこの排水管15の他端部は排水ホース16に
接続されている。この排水管15は、第１図に示すよう
に、第１の流路管17と第２の流路管18とを接合して構成
されており、第２の流路管18は弁ケースを兼用してい
る。この第２の流路管18は概ねＴ状をなしており、水平
管部18aの下部に弁口19が形成され、この弁口19に連ね
て垂下管部18bが形成されている。さらに弁口19の上部
には取付口18cが形成されており、この取付口18cには弁
蓋20およびベローズ21が係合手段22によって水密に取り
付けられている。上記ベローズ21には弁体23が一体に形
成されていて、この弁体23はばね23aによって常時弁口1
9を閉鎖する方向へ移動付勢されている。一方、上記垂
下管部18bには、脱水槽13側からの排水管24（第３図参
照）を接続するための口体部25、および洗い槽12からの
溢水管（図示せず）を接続するための口体部26が開口形
成されている。なお前記弁体23は弁棒27および操作紐28
を介して上方へ移動されるようになっている。
13が配設されている。洗い槽12の底部には排水口14が形
成されており、この排水口14には排水管15の一端部が接
続され、そしてこの排水管15の他端部は排水ホース16に
接続されている。この排水管15は、第１図に示すよう
に、第１の流路管17と第２の流路管18とを接合して構成
されており、第２の流路管18は弁ケースを兼用してい
る。この第２の流路管18は概ねＴ状をなしており、水平
管部18aの下部に弁口19が形成され、この弁口19に連ね
て垂下管部18bが形成されている。さらに弁口19の上部
には取付口18cが形成されており、この取付口18cには弁
蓋20およびベローズ21が係合手段22によって水密に取り
付けられている。上記ベローズ21には弁体23が一体に形
成されていて、この弁体23はばね23aによって常時弁口1
9を閉鎖する方向へ移動付勢されている。一方、上記垂
下管部18bには、脱水槽13側からの排水管24（第３図参
照）を接続するための口体部25、および洗い槽12からの
溢水管（図示せず）を接続するための口体部26が開口形
成されている。なお前記弁体23は弁棒27および操作紐28
を介して上方へ移動されるようになっている。
ここで、上記排水管15においては、図１に示している
ように弁口19の下流側この場合ほぼ直下部に環状突部29
が形成されており、この環状突部29の内径寸法Ｘ（この
場合弁口19の内径寸法と同じである）と、排水管15にお
いてこの環状突部29の下流側となる周壁部の内径寸法Ｙ
とは、この内径寸法Ｙが大なる関係となっている。そし
て、この周壁部に前記口体部25,26がほぼ直角の向きに
開口形成された形態となっている。
ように弁口19の下流側この場合ほぼ直下部に環状突部29
が形成されており、この環状突部29の内径寸法Ｘ（この
場合弁口19の内径寸法と同じである）と、排水管15にお
いてこの環状突部29の下流側となる周壁部の内径寸法Ｙ
とは、この内径寸法Ｙが大なる関係となっている。そし
て、この周壁部に前記口体部25,26がほぼ直角の向きに
開口形成された形態となっている。
さて上記構成において、弁体23が上方へ引き上げられ
て弁口19を開放すると（第２図参照）、洗い槽12内の水
が弁口19を通って排水されるが、この弁口19より下流側
となる内周面部分に環状突部29が存在し、そして、この
環状突部29より下流側となる周壁部の内径寸法Ｙが該環
状突部29の内径寸法Ｘより大きくなるように構成され、
この周壁部にほぼ直角の向きに口体部25,26が開口形成
されているから、弁口19を通りそして環状突部29を通っ
た水は、口体部25,26の各開口縁部25a,26aに当たること
がすくなくて水流の乱れが小さくなり、この結果、弁口
19部分を渦を巻きながら流下する水はその渦巻状態のま
まスムーズに流れ、もって排水性が良くなる。本実施例
においては、排水時間を約10秒短縮できた。また、環状
突部29は排水管15において該口体部25,26よりも相対的
に上流側に位置するから、口体部25,26から排水管15へ
水が流入する場合にこの環状突部29がその水流の流路抵
抗となることはなく、この点においても排水性が良い。
て弁口19を開放すると（第２図参照）、洗い槽12内の水
が弁口19を通って排水されるが、この弁口19より下流側
となる内周面部分に環状突部29が存在し、そして、この
環状突部29より下流側となる周壁部の内径寸法Ｙが該環
状突部29の内径寸法Ｘより大きくなるように構成され、
この周壁部にほぼ直角の向きに口体部25,26が開口形成
されているから、弁口19を通りそして環状突部29を通っ
た水は、口体部25,26の各開口縁部25a,26aに当たること
がすくなくて水流の乱れが小さくなり、この結果、弁口
19部分を渦を巻きながら流下する水はその渦巻状態のま
まスムーズに流れ、もって排水性が良くなる。本実施例
においては、排水時間を約10秒短縮できた。また、環状
突部29は排水管15において該口体部25,26よりも相対的
に上流側に位置するから、口体部25,26から排水管15へ
水が流入する場合にこの環状突部29がその水流の流路抵
抗となることはなく、この点においても排水性が良い。
なお、上記実施例では、弁口19の下方部に二つの口体
部25,26が設けられている構成を例示したが、口体部が
一つ設けられている構成であっても良い。また、上記実
施例では垂下管部18bをその全域を内径寸法Ｙなるスト
レート形状としたが、環状突部29の径寸法Ｘより径大な
内径寸法Ｙなる部分は、少なくとも口体部部分であれば
良い。
部25,26が設けられている構成を例示したが、口体部が
一つ設けられている構成であっても良い。また、上記実
施例では垂下管部18bをその全域を内径寸法Ｙなるスト
レート形状としたが、環状突部29の径寸法Ｘより径大な
内径寸法Ｙなる部分は、少なくとも口体部部分であれば
良い。
その他、本発明は上記実施例に限定されず、要旨を逸
脱しない範囲内で種々変更して実施できるものである。
脱しない範囲内で種々変更して実施できるものである。
［発明の効果］ 本発明は、以上の記載から明らかなように、槽内の水
を排出する排水管の途中部に弁体によって開閉される弁
口を形成し、前記排水管において前記弁口より下流側と
なる内周面部分に環状突部を形成し、前記排水管におい
てこの環状突部より下流側となる周壁部の内径寸法を該
環状突部の内径寸法より大きくなるように構成し、この
周壁部にほぼ直角の向きに別配管接続用の口体部を開口
形成したところに特徴を有するものであり、よって、排
水管において弁口及び環状突部を通った水が口体部に当
たることが少なく、もって、排水性能の向上を図ること
ができ、排水時間の短縮を図ることができ、さらに、環
状突部が該口体部よりも相対的に上流側に位置するか
ら、口体部から排水管へ水が流入する場合に、この環状
突部がその水流の流路抵抗となることはなく、この点に
おいても排水性が良いという優れた効果を奏する。
を排出する排水管の途中部に弁体によって開閉される弁
口を形成し、前記排水管において前記弁口より下流側と
なる内周面部分に環状突部を形成し、前記排水管におい
てこの環状突部より下流側となる周壁部の内径寸法を該
環状突部の内径寸法より大きくなるように構成し、この
周壁部にほぼ直角の向きに別配管接続用の口体部を開口
形成したところに特徴を有するものであり、よって、排
水管において弁口及び環状突部を通った水が口体部に当
たることが少なく、もって、排水性能の向上を図ること
ができ、排水時間の短縮を図ることができ、さらに、環
状突部が該口体部よりも相対的に上流側に位置するか
ら、口体部から排水管へ水が流入する場合に、この環状
突部がその水流の流路抵抗となることはなく、この点に
おいても排水性が良いという優れた効果を奏する。
第１図ないし第３図は本発明の一実施例を示し、第１図
は要部の縦断面図、第２図は弁口開放状態での要部の縦
断面図、第３図は一部を破断した全体の正面図である。
そして第４図は従来例を示す第２図相当図である。 図面中、12は洗い槽、14は排水口、15は排水管、17は第
１の流路管、18は第２の流路管、19は弁口、23は弁体、
25,26は口体部、29は環状突部である。
は要部の縦断面図、第２図は弁口開放状態での要部の縦
断面図、第３図は一部を破断した全体の正面図である。
そして第４図は従来例を示す第２図相当図である。 図面中、12は洗い槽、14は排水口、15は排水管、17は第
１の流路管、18は第２の流路管、19は弁口、23は弁体、
25,26は口体部、29は環状突部である。
Claims (1)
- 【請求項１】槽内の水を排出する排水管の途中部に弁体
によって開閉される弁口を形成し、 前記排水管において前記弁口より下流側となる内周面部
分に環状突部を形成し、 前記排水管においてこの環状突部より下流側となる周壁
部の内径寸法を該環状突部の内径寸法より大きくなるよ
うに構成し、 この周壁部にほぼ直角の向きに別配管接続用の口体部を
開口形成したことを特徴とする洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1309848A JP2996991B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1309848A JP2996991B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03168194A JPH03168194A (ja) | 1991-07-19 |
| JP2996991B2 true JP2996991B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=17998014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1309848A Expired - Fee Related JP2996991B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2996991B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50121568U (ja) * | 1974-03-19 | 1975-10-03 |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP1309848A patent/JP2996991B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03168194A (ja) | 1991-07-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |