JP2020069009A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音や残水を抑制しながら、効果的に洗剤等を洗濯槽に自動投入できるようにする。【解決手段】洗剤ケース71を通じて給水する給水プレート73を備えた洗濯機1である。給水プレート73は、第1収容部714aに給水する第1給水部735と、第1水導入部731から導入された水を第1給水部735に案内する第1流路738とを有している。第1流路738の上流側に、複数の流路規制部8が第1流路738に沿って設けられていて、これら流路規制部8によって縮小される第1流路738の流路断面の大きさが、下流側に向かうほど大きくなるように構成されている。【選択図】図5

Description

開示する技術は、給水時に洗剤等を自動的に投入できる洗濯機に関する。
給水経路の途中に、洗剤や漂白剤などを収容する洗剤ケースを設け、給水時に、その洗剤ケースから洗剤等を水と共に洗濯槽に流入させることにより、洗剤等を洗濯槽に自動的に投入できるようにした洗濯機は、公知である(例えば特許文献1)。
特開2013−9810号公報
このような洗濯機では、洗剤ケースに起因する騒音や残水などの問題がある。
このうち、特許文献1の洗濯機では、洗剤収容容器21(洗剤ケースに相当)の残水の問題を解消するため、注水口33に給水する給水路31bに、水抜き穴35と、注水口33から水抜き穴35に向かって下る傾斜部36とを設け、給水路31bに残った残水が、注水口33から流出することなく、水抜き穴35に排出されるようにしている。
しかし、洗剤収容容器21は、構造上、給水路31bの高さは僅かしかない。そのため、傾斜部36の傾斜角度は非常に小さく、残水が多いと容易に傾斜面36を上がって注水口33から流出する。
更に、このような洗濯機では、洗剤等を水に分散させて余すことなく洗濯槽に流入させるため、多量の水を勢いよく給水するのが一般的である。そのため、給水路31bで空気を巻き込んだり勢いの強い水が衝突したりして、騒音が発生する。特許文献1の洗濯機では、この騒音に対する工夫は認められない。
開示する技術の目的は、騒音や残水を抑制しながら、効果的に洗剤等を洗濯槽に投入できる洗濯機を提供することにある。
開示する技術は、洗剤が収容可能な第1収容部を有する洗剤ケースを通じて給水する給水プレートを備えた洗濯機に関する。
前記給水プレートは、水を導入する第1水導入部と、前記第1収容部に給水する第1給水部と、前記第1水導入部から導入された水を前記第1給水部に案内する第1流路と、を有し、前記第1流路の上流側に、複数の流路規制部が前記第1流路に沿って設けられていて、これら流路規制部によって縮小される前記第1流路の流路断面の大きさが、下流側に向かうほど大きくなるように構成されている。
開示する洗濯機はまた、次のような構成であってもよい。
筐体と、前記筐体に収容された固定槽と、前記固定槽に回転可能に収容された回転槽と、前記筐体の内部に出し入れ可能な状態で設置された洗剤ケースと、前記洗剤ケースに被さるように前記筐体に設置されていて、前記洗剤ケースを通じて前記固定槽の内部に給水する給水プレートと、を備える。
前記洗剤ケースは、洗剤が収容可能な第1収容部を有している。前記給水プレートは、その内部に、水を導入する第1水導入部と、前記第1収容部に連通する滴下孔が形成されている第1給水部と、前記第1水導入部から導入された水を前記第1給水部に案内する第1流路と、を有している。そして、前記第1流路の上流側に、複数の流路規制部が前記第1流路に沿って設けられていて、これら流路規制部によって縮小される前記第1流路の流路断面の大きさが、下流側に向かうほど大きくなるように構成されている。
すなわち、このような洗濯機であれば、例えば、洗剤ケースの第1収容部に洗剤を投入し、その状態で第1水導入部から給水プレートに水を導入する。そうすれば、第1流路を通じて第1給水部に送水され、その水が滴下孔を通じて第1収容部に供給される。そうして、洗剤と混合された水が、固定槽の内部に給水されるので、給水時に洗剤を自動的に投入できる。
そして、この洗濯機では、第1流路の上流側に、複数の流路規制部が第1流路に沿って設けられていて、これら流路規制部によって縮小される第1流路の流路断面の大きさが、下流側に向かうほど大きくなるように構成されている。
従って、第1流路に導入される水は、流路規制部によって徐々にその勢いが緩和される。その結果、空気の巻き込みや衝突による衝撃が抑制されるので、騒音を低減できる。実験では、流路規制部が1段だけでも多少の騒音抑制効果は認められるが、流路規制部を2段以上にすることで、顕著な騒音抑制効果が認められることを確認している。従って、この洗濯機によれば、流路規制部が複数段設けられているので、騒音がよりいっそう低減でき、快適な運転が行える。
前記第1水導入部の流出口は、前記複数の流路規制部によって縮小される前記第1流路のいずれの流路断面よりも小さく形成されている、としてもよい。
そうすれば、流出口の流路断面よりも第1流路規制部の流路断面の方が大きくなるので、実質的に、流路規制部を1つ増やすのと同じ効果を得ることができる。従って、効率的に、更にいっそう騒音を抑制できる。
前記第1流路の前記流路規制部より上流側に水抜孔を形成するのが好ましい。
例えば、前記複数の流路規制部のうち、最も上流側に位置する第1流路規制部は、前記第1水導入部の近傍に配置されていて、前記第1流路における前記第1流路規制部と前記第1水導入部との間の部位から分岐して、水抜孔を有する分岐流路が設けられ、前記第1流路規制部によって縮小された前記第1流路の流路断面よりも、前記分岐流路の流路断面の方が小さく形成されている、としてもよい。
そうすれば、第1流路規制部によって縮小された第1流路の流路断面よりも、分岐流路の流路断面の方が小さく形成されているので、第1水導入部から水が導入される時には、分岐流路に水が流れ難くいため、流路規制部や分岐流路があっても第1給水部に多くの水を給水することができる。
そして、一部の水は水抜孔を通じて排水される。第1流路に水を導入する第1水導入部の近傍に流路規制部(第1流路規制部)を配置すると、水を勢いよく導入した場合に、流路規制部によって第1水導入部の近傍で急激に水圧が上昇し、水が流れ難くなるおそれがある。
それに対し、第1流路の流路規制部より上流側に水抜孔が有ると、その水圧を低減できるので、導入した水を滞らせることなく円滑に流し出すことができる。特に、第1流路の底面に水抜孔配置するのが好ましい。第1流路の下方には、洗剤ケースが配置されているので、洗剤ケースに水抜孔を通じて流出する水を洗剤ケースで回収することができる。
そして、第1水導入部から水が導入されない時には、水抜孔を通じて第1流路に空気が入り込むので、第1流路の内部は常圧に維持される。従って、水抜孔を通じた排水が可能になり、第1給水部及び第1流路の残水を抑制できる。
この場合、前記第1水導入部が、前記第1流路における前記分岐流路が分岐している部位と反対側の部位を指向している、としてもよい。
そうすれば、更に、分岐流路に水が流れ難くなるので、第1給水部により多くの水を給水することができる。
前記給水プレートは、前記第1流路の上部以外が区画形成されているプレート本体と、前記プレート本体に嵌め込まれて一体化され、前記第1流路の上部を塞ぐ蓋体と、を有し、前記第1流路における前記第1水導入部が指向している部位の外側に、排水孔が形成されている、としてもよい。
この場合、蓋体とプレート本体との間は接しているだけなので、第1流路の上部に隙間が生じる場合がある。そして、その第1流路における第1水導入部が指向している部位には、勢いの強い水が衝突する。そのため、その部位の上部から外側に水が漏れ出すおそれがある。
それに対し、この構成によれば、その部位の外側に排水孔が形成されているので、水が漏れ出しても排水孔を通じて排除できる。
前記洗剤ケースは、前記第1収容部とは別に、薬剤を収容する第2収容部を有し、前記給水プレートは、更にその内部に、水を導入する第2水導入部と、前記第2収容部に給水する第2給水部と、前記第2水導入部から導入された水を前記第2給水部に案内する第2流路と、前記第1給水部から前記第1流路に沿って延びるとともに、前記第2流路の上流側に合流することにより、前記第2水導入部から前記第1給水部への給水を可能にする第3流路と、を有し、前記第3流路における前記第2流路の側の端部に、当該第2流路の側に向かって下る傾斜面が設けられていて、当該傾斜面の下端部分に排水孔が形成されている、としてもよい。
この構成によれば、第1水導入部から第1給水部へ給水できるだけでなく、第2水導入部からも、第3流路を通じて第1給水部へ給水できる。従って、第1給水部への給水量を増大できる。
そして、この場合、第1給水部は、第3流路を介して、第2給水部と連通するため、第1給水部に給水した水が第2給水部に流入するおそれがある。また、第2給水部に給水した水が第1給水部に流入するおそれもある。
それに対し、この構成によれば、第3流路における第2流路の側の端部に、第2流路の側に向かって下る傾斜面が設けられていて、その傾斜面の下端部分に排水孔が形成されている。従って、第3流路を介して逆流する水は、傾斜面によって排水孔に案内されるので、排水孔を通じて排除でき、誤給水を抑制できる。
この場合、前記給水プレートは、前記第1流路、前記第2流路、及び前記第3流路の上部以外が区画形成されているプレート本体と、前記プレート本体に嵌め込まれて一体化され、前記第1流路、前記第2流路、及び前記第3流路の上部を塞ぐ蓋体と、を有し、前記第1流路における前記第1水導入部が指向している部位の外側に、前記排水孔が配置されている、としてもよい。
そうすれば、上述したように、第1流路の上部から外側に水が漏れ出しても、排水孔を通じて排除できる。従って、1つの排水孔で2つの機能を果たすことができるので、効率的である。
開示する技術によれば、騒音や残水を抑制しながら、効果的に洗剤等を洗濯槽に投入できる洗濯機が実現できる。
開示する技術を適用した洗濯機の一例を示す概略斜視図である。 洗濯機の内部構造を示す、概略縦断面図である。 薬剤投入装置の概略分解斜視図である。 給水プレートの内部構造を示す図である。上側の図は、給水プレートの内部を上方から見た図である。下側の図は、上側の図に示す矢印線V−Vに沿った概略断面図である。 図4の要部の拡大図である。 図4に示す矢印線W−Wに沿った概略断面図である。 流路規制部の変形例を示す図である。 流路規制部の他の変形例を示す図である。 流路規制部の別形態を示す概略斜視図である。 図8Aの矢印線X−Xに沿った概略断面図である。 図8Aの矢印線Y−Yに沿った概略断面図である。
以下、開示する技術の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限するものではない。なお、説明で用いる前後左右及び上下の方向は、特に言及しない限り、図1に示す矢印に従うものとする。
<洗濯機>
図1及び図2に、開示する技術を適用した洗濯機の一例を示す。この洗濯機1は、いわゆるドラム式の洗濯機である。また、この洗濯機1は、いわゆる全自動式洗濯機であり、洗濯処理、濯ぎ処理、脱水処理など、洗濯に関する一連の処理を、自動的に実行できるように構成されている。
洗濯機1は、主に、筐体2、タブ3(固定槽)、ドラム4(回転槽)、モータ5、排水ポンプ6などで構成されている。この洗濯機1の場合、給水時に洗剤等を自動的に投入できるように、洗剤ケース71、給水トレイ72、給水プレート73などで構成された薬剤投入装置7も備えられている。
筐体2は、パネルやフレームで構成された箱形の容器であり、洗濯機1の外郭を構成している。筐体2の前面には、洗濯物を出し入れするために、円形の投入口21が形成されている。投入口21には透明な窓を有するドア22が取り付けられている。投入口21は、ドア22によって開閉される。
筐体2の内部には、投入口21に連通するタブ3が収容されている。タブ3は、有底円筒状の容器からなり、その開口が投入口21と接続されている。タブ3は、その中心軸Jを前方に向かって上向きに僅かに傾斜させた姿勢で安定するように、筐体2の内部に設けられたダンパ(図示せず)によって支持されている。タブ3の下部には、排水口31が設けられている。排水口31は、排水ポンプ6に接続されている。排水ポンプ6は、洗濯水や濯ぎ水などのタブ3に溜まる排水を、排水管61を通じて洗濯機1の外部に流出させる。
タブ3の後部には、モータ5が設置されている。モータ5のシャフト51は、タブ3の後部を貫通し、タブ3の内部に突出している。シャフト51の先端は、ドラム4の底部の中心に固定されている。
ドラム4は、タブ3よりも僅かに小径の円筒状の容器からなり、タブ3と中心軸Jを一致させた状態で、タブ3の内部に収容されている。ドラム4の前部には、投入口21に臨む円形開口41が形成されている。ドラム4の側部には、多数の脱水孔42が全周にわたって形成されている(図2では一部のみ表示)。また、その側部の内側の複数箇所には、撹拌用のリフター43が取り付けられている。
詳細な構造は省略するが、ドラム4の前部は、投入口21に回転可能な状態で支持されている。それにより、ドラム4は、モータ5の駆動によって中心軸Jを中心に回転する。尚、筐体2の内部上方には、モータ5、排水ポンプ6等、洗濯機1の各装置の駆動を制御するCPUやメモリなどで構成された制御部が設置されている(図示せず)。
<薬剤投入装置>
図1、図2、図3に示すように、薬剤投入装置7は、洗剤ケース71、給水トレイ72、及び給水プレート73などで構成されている。薬剤投入装置7は、筐体2の内部に設けられていて、タブ3の上方に配置されている。給水トレイ72及び給水プレート73は、筐体2に固定されている。一方、図1に示すように、洗剤ケース71は、筐体2の前面から引き出して、取り出すことが可能であり、筐体2の内部に出し入れ可能な状態で設置されている。
(給水トレイ72)
給水トレイ72は、前後方向が長いトレイ状の容器である。給水トレイ72の上面には、給水プレート73が装着される開口721が形成されている。給水トレイ72の底部は、後方に向かって下り傾斜している。給水トレイ72の底部の後端には、流水口722が形成されている。流水口722は、接続配管722aを介してタブ3の上部に開口する通水口32に接続されている。
給水トレイ72の前面には、洗剤ケース71を出し入れする装着口723が形成されている。給水トレイ72は、図1に示すように、その装着口723が、筐体2の前面に開口するように筐体2に取り付けられている。
(洗剤ケース71)
洗剤ケース71は、給水トレイ72に収容されるケース本体71aと、ケース本体71aの前側に設けられたカバー71bと、を有している。洗剤ケース71を給水トレイ72に収容した状態では、カバー71bは、装着口723を覆うように構成されている。カバー71bの前面には、把手となる凹部713が形成されている。
ケース本体71aには、薬剤が収容可能な複数(本実施形態では第1から第4の4つ)の収容部714a〜714dが設けられている。これら収容部714a〜714dの各々は、トレイ状に形成されていて、上面に注水開口75を有している。
具体的には、ケース本体71aの前部左側に第1収容部714aが配置されている。ケース本体71aの前部右側に第2収容部714bが配置されている。ケース本体71aの後部右側に第3収容部714cが配置されている。そして、ケース本体71aの後部左側には、予備的な第4収容部714d(実際には、排水用として利用)が配置されている。
洗濯が行われる際には、例えば、第1収容部714aには、洗剤(粉体又は液体)が収容される。また、必要に応じて、第2収容部714bには、柔軟剤(粉体又は液体)が収容される。第3収容部714cには、漂白剤(粉体又は液体)が収容される。
第1収容部714a、第2収容部714b、及び第3収容部714cの各々には、給水時に、給水プレート73から給水される。それにより、その内部に収容された薬剤と水が混合される。薬剤と混合された水は、図示しない流出構造によって給水トレイ72に流出し、流水口722、接続配管722a、及び通水口32を通じて、タブ3の内部に流入する。
(給水プレート73)
給水プレート73は、前後方向に長く、厚みが比較的大きい矩形板状の部材からなる。給水プレート73は、洗剤ケース71のケース本体71aの上に被さるように、給水トレイ72の上部に装着されている。給水プレート73の後端部には、第1水導入管731、第2水導入管732、及び第3水導入管733が設けられている。
図2,図3に示すように、第1水導入管731には、筐体2に設けられた第1給水管23を介して、洗濯機1の外部に設けられた第1の給水源(図示せず)と接続されている。第2水導入管732及び第3水導入管733には、途中から分岐した第2給水管24を介して、洗濯機1の外部に設けられた第2の給水源(図示せず)と接続されている。
第1及び第2の給水源は、いずれも常温の水(通常の水道水)を給水するものであってもよいが、例えば、第1の給水源は、常温の水を供給し、第2の給水源は、温水を供給するものであってもよい。また、それぞれ逆であってもよい。
第1給水管23、及び、第2給水管24の各分岐部位には、制御部の制御に従って流路を開閉する電磁弁25が設置されている。第1水導入管731、第2水導入管732、及び第3水導入管733の各々は、給水時に、制御に従って給水プレート73の内部に水を導入する。尚、第1水導入管731は、「第1水導入部」を構成する。第2水導入管732及び第3水導入管733は、「第2水導入部」を構成する。
給水プレート73は、上面が開放されたプレート本体73aと、プレート本体73aの上面に嵌め込まれて一体化される蓋体73bとを有している。蓋体73bはプレート本体73aに溶着してもよいが、本実施形態の蓋体73bは、プレート本体73aに圧入されている。それにより、給水プレート73の内部には、密閉された横方向に広がる空間が形成されている。
図4に示すように、プレート本体73aの内部には、複数のリブ734a〜734dが設けられている。これらリブ734a〜734dにより、プレート本体73aの内部は、上部が開口した複数のスペースに区画されている。そして、プレート本体73aに蓋体73bが圧入されることにより、各スペースの上部が塞がれて、給水プレート73の内部に、密閉された複数のスペースが形成されている。
具体的には、第1給水部735、第2給水部736、第3給水部737、第1流路738、第2流路739、第3流路740などが、給水プレート73の内部に形成されている。第1給水部735は、給水プレート73の前部左側に配置され、第1収容部714aの上方に位置している。第2給水部736は、給水プレート73の前部右側に配置され、第2収容部714bの上方に位置している。第3給水部737は、給水プレート73の後部右側に配置され、第3収容部714cの上方に位置している。
第1給水部735、第2給水部736、及び第3給水部737の各々の底面には、下方に貫通する複数の滴下孔741が形成されている。従って、第1給水部735は、そこに形成された滴下孔741を通じて第1収容部714aに連通している。第2給水部736は、そこに形成された滴下孔741を通じて第2収容部714bに連通している。第3給水部737は、そこに形成された滴下孔741を通じて第3収容部714cに連通している。
第1水導入管731、第2水導入管732、及び第3水導入管733の各々は、プレート本体73aの後縁部に、横に並んだ状態で固定されている。第1水導入管731、第2水導入管732、及び第3水導入管733の各々は、図4の下図に示すように、左右の横方向から見た場合、プレート本体73aの長辺と略平行に延びており、図4の上図に示すように、上下の縦方向から見た場合、プレート本体73aの長辺に対して傾斜した方向に延びている。
詳細には、第1水導入管731は、プレート本体73aの後縁部の左側に配置されており、左後方から右前方に向かって延びている。第2水導入管732は、第1水導入管731と隣接し、左後方から右前方に向かって第1水導入管731と略平行に延びている。対して、第3水導入管733は、プレート本体73aの後縁部の右側に、右後方から左前方に向かって延びるように配置されており、第2水導入管732と、前後方向に延びる噴射軸線Fに対して線対称になるように配置されている(V状)。
第1水導入管731、第2水導入管732、及び第3水導入管733の各々は、その先端部に流出口742を有している。これら流出口742は、流路断面が窄むように形成されていて、水圧の作用で水を勢いよく噴射するように構成されている。
第1流路738は、略平行して延びる第1リブ734a及び第2リブ734bによってその側部が区画されており、第1水導入管731から導入される水を第1給水部735に案内するように構成されている。第1流路738は、給水プレート73の左側の部位を前後方向に帯状に延びている。第2リブ734bの上流側の端部は、プレート本体73aの後縁部に接続されている。第2リブ734bの下流側の端部は、第1給水部735に位置している。
対して、第1リブ734aの上流側の端部は、プレート本体73aの後縁部の近傍で、屈曲し、プレート本体73aの左側部に接続されている。それにより、後述する分岐流路9が形成されている。第1リブ734aの下流側の端部は、第1給水部735に位置している。第1流路738の下流側の端部は、第1給水部735の略中央に向けて開放されている。第1流路738の上流側の端部は、略閉鎖されていて、そこに第1水導入管731の先端部が突出している。
第2流路739は、第3リブ734c及び第4リブ734dによってその側部が区画されており、第2水導入管732及び第3水導入管733から導入される水を第2給水部736に案内するように構成されている。第2流路739は、給水プレート73の右側の部位を前後方向に延びている。第3リブ734c及び第4リブ734dの上流側の端部は、内向きにU状に曲げられていて、互いに間隔を隔てて対向している。
それにより、第2流路739の流入口739aが形成されている。第2流路739の流入口739aは、第2水導入管732及び第3水導入管733の各先端部と前後方向に間隔を隔てて対向している。噴射軸線Fは、第2流路739の流入口739aの略中心を通っている。
第3リブ734cの下流側の端部は、プレート本体73aの前縁部に接続されている。第4リブ734dの下流側の端部は、プレート本体73aの右側部の略中央部位に接続されている。第2流路739の下流側の端部により、第2給水部736が区画されている。
そして、第4リブ734dにより、第3給水部737が区画されている。第4リブ734dの上流側の端部とプレート本体73aの右側部との間の開口が、第3給水部737へ水が流入する入口となっている。
第3流路740は、第2リブ734bと第3リブ734cとの間に形成されている。第3流路740は、第1給水部735から第1流路738に沿って後方に延びている。第3流路740の前側の端部は、第1給水部735に位置し、そこで開口している。第3流路740の後側の端部は、第2流路739の流入口739aの上流部分に合流し、そこで開口している。
第2水導入管732は、噴射した水が第3給水部737に向かうように、第3給水部737の入口を指向している。第3水導入管733は、噴射した水が第3流路740に向かうように、第3流路740の開口を指向している。
従って、第3水導入管733からは水を噴射しない状態で第2水導入管732から水を噴射することで、第3給水部737へ給水できる。対して、第2水導入管732からは水を噴射しない状態で第3水導入管733から水を噴射することで、第3流路740を通じて第1給水部735へ給水できる。そして、第2水導入管732及び第3水導入管733の双方から水を噴射することで、双方の水が合流し、噴射軸線Fに沿って進行することから、第2給水部736へ給水できる。
第1水導入管731から水を噴射することで、第1給水部735へ給水できる。第1水導入管731及び第3水導入管733から水を噴射すれば、第1給水部735への給水量を増大できる。第1給水部735に給水された水は、滴下孔741を通じて第1収容部714aに給水される。それにより、洗剤を水に混合した状態で、タブ3に給水することができる。
同様に、第2給水部736に給水された水は、滴下孔741を通じて第2収容部714bに給水される。それにより、柔軟剤を水に混合した状態で、タブ3に給水することができる。第3給水部737に給水された水は、滴下孔741を通じて第3収容部714cに給水される。それにより、漂白剤を水に混合した状態で、タブ3に給水することができる。
(騒音対策)
給水プレート73に水を導入する際、多量の水が勢いよく導入されるので、空気を巻き込んだり勢いの強い水が衝突したりして、騒音が発生する。
そこで、この洗濯機1では、第1流路738に、騒音に対する工夫が施されている。具体的には、第1流路738の上流側に、複数の流路規制部8が第1流路738に沿って設けられていて、これら流路規制部8によって縮小される第1流路738の流路断面の大きさが、下流側に向かうほど大きくなるように構成されている。
図5に拡大して示すように、第1流路738の上流側の端部には、第1流路規制部8a、第2流路規制部8bが、上流側から順に間隔を隔てて設置されている。第1流路規制部8a及び第2流路規制部8bの各々は、第1流路738の流路断面を縮小させる突起物からなり、ここでは第1流路738の内側に張り出した小さなリブ状に形成されている。
上下の大きさは同じであるため、流路断面の大きさに比例する、第1流路規制部8aの間の幅W1と、第2流路規制部8bの間の幅W2(合計値)とを比較すると、第1流路規制部8aの間の幅W1より第2流路規制部8bの間の幅W2の方が大きい(以下、流路断面を符号Dで示す)。
このように、水の流れる方向に沿って、間隔を隔てて次第に流路断面が大きくなるようにすることで、流水の勢いを徐々に抑制することができ、騒音を効果的に抑制できる。実験では、流路規制部8が1段だけでも多少の騒音抑制効果は認められるが、流路規制部8を2段以上にすることで、1段に比べて顕著な騒音抑制効果が認められることを確認している。
更に、この洗濯機1では、第1水導入管731の流出口742は、これら複数の流路規制部8によって縮小される第1流路738のいずれの流路断面よりも小さく形成されている。すなわち、流出口742の流路断面D0よりも第1流路規制部8aの流路断面D1の方が大きくなっているので、実質的に、流路規制部8を3段設けるのと同じ効果を得ることができる。従って、よりいっそう騒音を抑制できる。
(残水対策)
給水プレート73の内部は、狭い空間になっているので、水が残り易い傾向がある。残水があると、例えば、寒冷地などでは、凍結により給水プレート73が破損するおそれもある。特に、この洗濯機1の場合、第1流路738の上流側に流路規制部8が近接して設けられているため、残水が生じ易い。
そこで、この洗濯機1では、残水が効果的に抑制できるように工夫されている。具体的には、第1流路738の最も上流側に位置する第1流路規制部8aと、第1水導入管731との間の空間、すなわち、第1流路738の最上端部位に、そこから分岐する分岐流路9が設けられている。分岐流路9は、第1水導入管731が指向する方向の反対側である、給水プレート73の左後側の隅部に設けられている。従って、第1水導入管731から噴射される水は、分岐流路9に入り込み難い。
更に、第1流路規制部8aによって縮小された第1流路738の流路断面D1よりも、分岐流路9の流路断面D9の方が小さく形成されている。従って、第1水導入管731から噴射される水は、よりいっそう分岐流路9に入り込み難くなっている。
そうした、分岐流路9の終端部位に、底面を貫通するように水抜孔9aが形成されている。従って、分岐流路9に流入した水は、水抜孔9aを通じて、予備的な第4収容部714dに流下する。また、第1水導入管731から水が導入されない時には、水抜孔9aを通じて第1流路738に空気が入り込むので、第1流路738の内部は常圧に維持される。従って、第1給水部735及び第1流路738の良好な水抜けが確保できる。
また、この洗濯機1では、その他のスペースの残水も抑制できるように工夫されている。すなわち、第3流路740における第2流路739の側の端部に、第2流路739の側に向かって下る傾斜面740aが設けられていて、傾斜面740aの下端部分に排水孔10が形成されている。
図6に、図4に示す矢印線W−Wに沿った概略断面、すなわち、第3流路740における第2流路739の側の端部の概略断面を示す。図6に示すように、第3流路740における第2流路739の側の端部は、第2流路739との合流部位に向かって下る傾斜面740aとなっている。そして、その傾斜面740aの下端部分が位置している、第2リブ734bに沿った底面に、貫通する排水孔10が形成されている。
従って、第1給水部735から第3流路740を通じて逆流する水は、傾斜面740aによって排水孔10に誘導され、その下方に位置する予備的な第4収容部714dに流下する。それにより、第1給水部735に給水された水が、第3流路740を通じて、第2給水部736や第3給水部737に誤って供給されるのを抑制できる。
第2給水部736や第3給水部737に溜まる水も、排水孔10から排水できるので、これらに発生する残水も抑制できる。
更に、この洗濯機1では、給水プレート73が、溶着することなく、プレート本体73aに蓋体73bを圧入して構成されている。そのため、第2リブ734b等の上端部と蓋体73bとの間に隙間が生じる場合がある。そして、この洗濯機1では、第1水導入管731は、第2リブ734bの上流側の端部を指向しており、しかも、第1水導入管731の先端部と第2リブ734bの上流側の端部とは、互いに近接している。
そのため、第1水導入管731から噴射された水が第2リブ734bと蓋体73bとの間の隙間を通じて、第1流路738の外側に流出するおそれがある。それに対し、この洗濯機1では、第1流路738における第1水導入管731が指向している部位の外側に排水孔10が形成されている。
従って、第1流路738から水が漏れ出しても、排水孔10を通じて排除できるので、第2給水部736や第3給水部737に流入するのを抑制できる。
しかも、この洗濯機1では、給水プレート73の内部構造を工夫することにより、1つの排水孔10で、残水の抑制と漏水の排除の双方の効果が得られるようにしている。従って、排水孔10を複数形成しなくてよい利点がある。
(流路規制部8の変形例)
図7A及び図7Bに、流路規制部8の変形例を示す。これら図では、3段の流路規制部8a〜8cを例示している。
流路規制部8は、対象とする流路の流路断面を縮小できればよい。従って、その形状や配置は、仕様に応じて適宜変更できる。図7Aの第1流路規制部8aのように、流路を規制するリブ片を流路の中央に設け、その左右に流路があるようにしてもよい。また、流路規制部8は、このように3段にするなど、多段にしてもよい。
また、図7Bの第1流路規制部8aのように、斜めに配置したり、図7Bの第2流路規制部8bのように、形状を変えたり、図7Bの第3流路規制部8cのように、流路の片側にのみ設けたりしてもよい。更に、図示はしないが、流路規制部8により、流路の左右方向に流路断面を縮小するだけでなく、流路の上下方向や流路の上下左右方向に流路断面を縮小してもよい。
要は、これら流路規制部8が所定の間隔を隔てて流路に沿って配置され、これら流路規制部8により、流路断面の大きさ(面積)が、下流側ほど大きくなっていればよい(部分的に同じ大きさであってもよい)。
(流路規制部8の別形態)
図8A、図8B、および図8Cに、流路規制部8の別形態(具体例)を示す。
この具体例では、第1水導入管731および第1流路738は、一体に構成されている。第1水導入管731は、第1流路738に対して中心軸が略一致するように、直線状に接続されている。
流出口742の直径dは約6mmであり、第1流路738の高さhは約10mm、その幅Wは約18mmである。第1流路規制部8aの中央に位置する縦長な隙間の幅S1、第2流路規制部8bの2つの縦長な隙間の各々の幅S2は、いずれも約6mmである。すなわち、第2規制部8bには、第1規制部8aの隙間と同じ大きさの隙間が2つ、左右に分かれて形成されている。第1規制部8aの隙間は、第2規制部8bの2つの隙間の間に位置する部位と、流路方向に対向している。
流出口742が形成されている第1流路738の上流端から第1流路規制部8aまでの長さL1は約14mmであり、第1流路規制部8aから第2規制部8bまでの長さL2は約10mmである。
なお、開示する技術は、上述した実施形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。
例えば、実施形態ではドラム式の洗濯機を例示したが、開示する技術は縦型の洗濯機にも適用できる。実施形態では、第1流路に流路規制部を設けたが、その他の流路にも流路規制部を設けてもよい。
水抜孔は、1つに限らないし、その配置も底面に限らない。すなわち、第1流路の底面や側面など、第1流路の流路規制部より上流側の所定箇所であれば、いずれの位置でもよくいし、複数設けてもよい。
1 洗濯機
2 筐体
3 タブ(固定槽)
4 ドラム(回転槽)
7 薬剤投入装置
8 流路規制部
9 分岐流路
9a 水抜孔
71 洗剤ケース
714a 第1収容部
714b 第2収容部
714c 第3収容部
714d 第4収容部
72 給水トレイ
73 給水プレート
731 第1水導入管(第1水導入部)
732 第2水導入管(第2水導入部)
733 第3水導入管(第2水導入部)
735 第1給水部
736 第2給水部
737 第3給水部
738 第1流路
739 第2流路
740 第3流路
740a 傾斜面
741 滴下孔
J 中心軸
F 噴射軸線
D 流路断面

Claims (9)

  1. 洗剤が収容可能な第1収容部を有する洗剤ケースを通じて給水する給水プレートを備えた洗濯機であって、
    前記給水プレートは、水を導入する第1水導入部と、前記第1収容部に給水する第1給水部と、前記第1水導入部から導入された水を前記第1給水部に案内する第1流路と、を有し、
    前記第1流路の上流側に、複数の流路規制部が前記第1流路に沿って設けられていて、これら流路規制部によって縮小される前記第1流路の流路断面の大きさが、下流側に向かうほど大きくなるように構成されている、洗濯機。
  2. 洗濯機であって、
    筐体と、
    前記筐体に収容された固定槽と、
    前記固定槽に回転可能に収容された回転槽と、
    前記筐体の内部に出し入れ可能な状態で設置された洗剤ケースと、
    前記洗剤ケースに被さるように前記筐体に設置されていて、前記洗剤ケースを通じて前記固定槽の内部に給水する給水プレートと、
    を備え、
    前記洗剤ケースは、洗剤が収容可能な第1収容部を有し、
    前記給水プレートは、その内部に、
    水を導入する第1水導入部と、
    前記第1収容部に連通する滴下孔が形成されている第1給水部と、
    前記第1水導入部から導入された水を前記第1給水部に案内する第1流路と、
    を有し、
    前記第1流路の上流側に、複数の流路規制部が前記第1流路に沿って設けられていて、これら流路規制部によって縮小される前記第1流路の流路断面の大きさが、下流側に向かうほど大きくなるように構成されている、洗濯機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の洗濯機において、
    前記第1水導入部の流出口は、前記複数の流路規制部によって縮小される前記第1流路のいずれの流路断面よりも小さく形成されている、洗濯機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の洗濯機において、
    前記複数の流路規制部のうち、最も上流側に位置する第1流路規制部は、前記第1水導入部の近傍に配置されていて、
    前記第1流路における前記第1流路規制部と前記第1水導入部との間の部位から分岐して、水抜孔を有する分岐流路が設けられ、
    前記第1流路規制部によって縮小された前記第1流路の流路断面よりも、前記分岐流路の流路断面の方が小さく形成されている、洗濯機。
  5. 請求項4に記載の洗濯機において、
    前記第1水導入部が、前記第1流路における前記分岐流路が分岐している部位と反対側の部位を指向している、洗濯機。
  6. 請求項5に記載の洗濯機において、
    前記給水プレートは、
    前記第1流路の上部以外が区画形成されているプレート本体と、
    前記プレート本体に嵌め込まれて一体化され、前記第1流路の上部を塞ぐ蓋体と、
    を有し、
    前記第1流路における前記第1水導入部が指向している部位の外側に、排水孔が形成されている、洗濯機。
  7. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の洗濯機において、
    前記洗剤ケースは、前記第1収容部とは別に、薬剤を収容する第2収容部を有し、
    前記給水プレートは、更にその内部に、
    水を導入する第2水導入部と、
    前記第2収容部に給水する第2給水部と、
    前記第2水導入部から導入された水を前記第2給水部に案内する第2流路と、
    前記第1給水部から前記第1流路に沿って延びるとともに、前記第2流路の上流側に合流することにより、前記第2水導入部から前記第1給水部への給水を可能にする第3流路と、
    を有し、
    前記第3流路における前記第2流路の側の端部に、当該第2流路の側に向かって下る傾斜面が設けられていて、当該傾斜面の下端部分に排水孔が形成されている、洗濯機。
  8. 請求項7に記載の洗濯機において、
    前記給水プレートは、
    前記第1流路、前記第2流路、及び前記第3流路の上部以外が区画形成されているプレート本体と、
    前記プレート本体に嵌め込まれて一体化され、前記第1流路、前記第2流路、及び前記第3流路の上部を塞ぐ蓋体と、
    を有し、
    前記第1流路における前記第1水導入部が指向している部位の外側に、前記排水孔が配置されている、洗濯機。
  9. 洗剤が収容可能な第1収容部を有する洗剤ケースを通じて給水する給水プレートを備えた洗濯機であって、
    前記給水プレートは、水を導入する第1水導入部と、前記第1収容部に給水する第1給水部と、前記第1水導入部から導入された水を前記第1給水部に案内する第1流路と、を有し、
    前記第1流路の上流側の前記第1水導入部の近傍に、流路断面を小さくする流路規制部が設けられていて、
    前記第1流路の前記流路規制部より上流側に水抜孔が形成されている、洗濯機。
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