JPS63249453A - 交流整流子電動機 - Google Patents

交流整流子電動機

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Publication number
JPS63249453A
JPS63249453A JP26760286A JP26760286A JPS63249453A JP S63249453 A JPS63249453 A JP S63249453A JP 26760286 A JP26760286 A JP 26760286A JP 26760286 A JP26760286 A JP 26760286A JP S63249453 A JPS63249453 A JP S63249453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
turns
brush
commutator
slot
Prior art date
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Pending
Application number
JP26760286A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Tawara
田原 和雄
Haruo Oharagi
春雄 小原木
Takashi Abe
安部 岳志
Nobuyuki Yamashita
信行 山下
Fumio Joraku
文夫 常楽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP26760286A priority Critical patent/JPS63249453A/ja
Publication of JPS63249453A publication Critical patent/JPS63249453A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無補極の単相交流整流子電動機に係り、特に電
気掃除機や電動工具用電動機に好適な交流整流子電動機
に関する。
〔従来の技術〕
従来、整流子電動機の整流改善策として、特公昭36−
23060号に記載のように、電機子の同一スロット内
において、回転方向に対して前位のコイルの巻回数を後
位のコイルの巻回数より大きく設定してリアクタンス電
圧を低減し、整流火花を小さくしてブラシ寿命を向上す
る方法が提案されている。しかし、この従来技術のよう
に、単に前位のコイルの巻回数を後位のコイルの巻回数
より大きくするだけではブラシ寿命を向上することは不
可能で、前位のコイルの巻回数と後位コイルの巻回数と
の比が一定の範囲を外れると逆に同一巻回数の場合より
もブラシ寿命が低下してしまう、このため、特公昭61
−14744号に記載のように、ブラシの比抵抗を2X
10’μΩ、+m以下にして電動機効率を向上する場合
、前位のコイルの巻回数N1と後位のコイルの巻回数N
2との比(Ni/Nz)に最適値があり、その比を1.
6〜2.8にすると電動機効率及びブラシ寿命を向上で
きることが述べられている。
しかしながら、上述した方法は交流整流子電動機の総て
に適用できず、かつ、変圧器起電力に対する整流性能へ
の影響が考慮されておらず、ブラシ寿命及び電動機効率
を向上できないということが実験等により明らかとなっ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は電動機の最大入力500W以上で、かつ
、最大入力時の電動機回転数を23000rpn+以上
に設定した場合、ブラシの比抵抗10000(μΩ−■
)以下ではブラシからの火花が大きくなるためにブラシ
寿命が短かくなり、実用に供し難いことが明らかとなっ
た。このため本発明の目的は、高効率化及びブラシ寿命
の観点から従来技術の欠点を解消し、従来よりパワーア
ップしたり、高連化を図った交流整流子電動機でも十分
なブラシ寿命と効率が得られるように電機子スロット内
の前位のコイルの巻回数と後位のコイルの巻回数の比及
び適用ブラシの比抵抗を最適値に設定することにより高
効率で、かつ、ブラシ寿命の長い交流整流子電動機を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的はブラシ材の比抵抗を2.OX 10’(μΩ
−an) 〜8.OX 10’ (/AΩ−c!I+)
の範囲内で選定すると同一スロット内の前位のコイルの
巻回数と後位のコイルの巻回数の比を1.6〜3.2の
最適値に設定することにより達成される。
〔作用〕
交流整流子電動機は電流が交流のために、′電機子巻線
が整流作用を受ける間、リアクタンス電圧によるものと
、変圧器起電力による火花が発生する。前者は電流の最
大値の時に大きく、後行は電流が変化している時に大き
くなる。ここで、いずれの電圧もコイルの巻回数の比の
適正化と適用ブラシの比抵抗の適正化を図ることにより
、各整流子片に接続されているコイルの整流性能を等し
くすることができ、それによって、ブラシ火花の最少化
と高効率化を図り、ブラシ寿命を向上することができる
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1〜5図により説明する。
第2図は本発明が適用される無補極の電気掃除機用交流
整流子電動機の構造例を示す。ハウジング12内には両
端を軸受14A、14Bで支承されたシャフト16が配
置されている。該シャフト16には円周上に複数個のス
ロット18が形成された電機子鉄心20が固定され、該
鉄心には各スロット内に巻回された複数個のコイル22
(第1図参照)で構成された電機子巻線24が巻装され
ている。シャフト16の一端には円周方向に配列された
複数個の整流子片26A、26B・・・・・・からなる
整流子26が固定されている。整流子26の外周面には
ハウジング12に支承されているブラシ保持器31内に
設けた弾性体29により押圧されたブラシ28が接触し
ている。ハウジング12には、rJi機子鉄心20の外
周に対応した位置に、固定子鉄心30が固定され、該固
定子鉄心30には界磁巻lI&32が巻回されている。
電動機への給電は界磁巻m32→ブラシ28→整流子2
6→電機子巻線24を通して行われる。
第1図は本発明が適用される電機子の展開図で、2極機
(全節巻の例)でスロット当りに上、下層のそれぞれの
コイル辺数が2の場合を示し、電機子コイル22A、2
2B・・・・・・の各スロット18内への巻装状態を示
している。図において、コイル辺22Aは、コイル始端
を整流子片26Aに接続され、スロット18Bとスロッ
ト18Aに挿入され、コイル終端が整流子片26Bに接
続される。
同一のスロット18Bとスロット18Aに挿入される他
のコイル22Bは、コイル辺始端を整流子片26B、コ
イル終端を整流子片26cに接続される。同様にコイル
22C,コイル22Dはスロット18cとスロット18
Bに挿入され、コイル始終端を整流子26に接続してい
るに こで、電機子の回転方向を矢印のX方向とするとブラシ
28Aとブラシ28Bの位置は、コイル辺22Aとコイ
ル22Cの整流が終了する時点を示し、電機子が1整流
子片の間隔Tcだけ回転した場合であるブラシ28 A
 ’r +  ブラシ28B1の位置は、コイル22B
とコイル22Dの整流が終了する時点を示したものであ
り、すなわち、同一スロット中にあるコイル22Aとコ
イル辺22Bでは、コイル辺22Aの方が先に整流を終
えるので前位のコイルとなり、コイル22Bは後から整
流を終えるので後位のコイルとなる。
本発明は、同一スロット内に巻装置される前位のコイル
の巻回数N1と後位のコイルの巻回数N2との比である
N1/H2の値と適用するブラシ28の比抵抗の値に対
して最適範囲を見出し、ブラシの長寿命化と電動機効率
の向上を図れる特定の範囲を限定したものである。
まず、第3図でリアクタンス電圧と変圧器起電力を説明
する。
交流整流予電tjJ機は交流電流が流れるために整流火
花の発生する要因として2つある。1つは直流機と同様
に第3図(ハ)に示すように整流コイルがブラシ下を通
過する間に、整流コイル中の電流方向が反転する時に整
流コイルの持つインダクタンスLで次式で示すリアクタ
ンス電圧が発生し。
電流変化を遅らす作用をなすために整流子片26Aがブ
ラシ28Aから離れる時にブラシの端面がら火花を発生
させる。
e r−= L (d x / d t )     
   ”’(1)なお、リアクタンス電圧erの影響に
よる火花は第3図(イ)、第3図(ロ)に示すように電
機子電流の大きい時に発生する。また、(1)式のイン
ダクタンスLは同一スロット中の各コイルで異なる。す
なわち、第1図で示したよう前位のコイルであるコイル
22Aの整流終了時はコイル22Bがブラシ28Aで短
絡されているので相互誘導作用により、コイル22Aの
インダクタンスが小さくなる。逆に後位めコイルである
コイル22Bの整流終了時は同一スロット内にブラシで
短絡されたコイルが存在しないのでインダクタンスが大
きくなる。このため、前位のコイルの巻回数を多くし、
後位のコイルの巻回数を少くして、各コイルのりアクタ
ンス電圧を等しくしようとするのが従来からの考え方で
ある。しかし、両コイルの巻回数の比を単に大きくした
のでは、変圧器起電力に対しては不利となる。変圧器起
電力は第2図に示すように界磁巻線32を交流電流で励
磁すると主磁束も交番し、例えば、第3図(ニ)に示ず
O印の方向に主磁束が変化しようとするとブラシで短絡
されている整流中のコイル内に変圧器作用により短絡電
流i、が流れ、この電流が流れている状態で整流子片2
6Aがブラシ28Aから雛れる時にブラシ28を介して
電流i、が流れているために火花を発生する。なお、変
圧器起電力etは次式で示される。
e t = k ’ f−N ・φm        
  −(2)ここで、kは係数、fは励磁電流の周波数
、φmはブラシで短絡された整流コイルを通過する主磁
束量及びNはそれぞれの整流コイルの巻回数である。
(2)式より、変圧器起電力の大きさは整流コイルの巻
回数が大きい方が大きくなる。したがって、リアクタン
ス電圧のみに着目して前位のコイルの巻回数を大きくす
ると、逆に変圧器起電力が大きくなり、逆に火花が大き
くなることになる。
第4図は前位のコイルと後位のコイルの巻回数比(N 
1/ N Z)に対する前位及び後位のコイルに誘起す
るりアクタンス電圧と変圧器起電力の関係を示す。第4
図(イ)のりアクタンス電圧をみると巻回数比を増すに
つれて後位のコイルのリアクタンス電圧が減少し、リア
クタンス電圧の大きさを火花の大きさから許容される最
大リアクタンス電圧8、を設定することができ1本発明
では巻回数比の最小値は1.6 が良いことがわかった
。次に第4図(ロ)の変圧器起電力との関係をみると巻
回数比を大きくすると前位のコイルの巻回数が大きくな
るので、(2)式より巻回数に比例して変圧器起電力が
増大する結果となる。このため、変圧器起電力による火
花の大きさを許容火花内に抑えようとすると巻回数比の
最大は、3.2 であることがわかった。
このように、前位のコイルと後位のコイルの巻回数の比
にはりアクタンス電圧による火花と変圧器起電力による
火花とから、適正な値としてNl/N2が1.6〜3.
2であることがわかった。
第5図(イ)および第5図(ロ)は巻回数比を最少1.
6 と最大3.2 に設定した時のブラシの比抵抗に対
するリアクタンス電圧による短絡電流i、の大きさと変
圧器起電力による短絡電流Ltの変化を示す。これより
、ブラシの比抵抗が2.0xlO’(μΩ−■)以下で
はいずれの電圧に対しても短絡電流が大きく、所要の火
花範囲に入らないことがわかった。このため、ブラシ比
抵抗が大きいほど、短絡電流が減少して、発生する整流
火花が小さくなるが、損失が増加して効率が低下するの
でむやみに大きくすることはできない。
第6図は前位のコイルと後位のコイルの巻回数比N s
 / N Zを2.3 に設定した6台のモータを対象
にブラシ比抵抗の異なる材質を各々に取付けて測定した
場合の電動機効率nとブラシ寿命1を示す。
これより、ブラシ比抵抗が2.0X104(μΩ−■)
以下では整流火花が大きく、効率的には高いがブラシ寿
命が短かくなることがわかった。このためブラシ寿命か
らブラシ比抵抗は2.0X10’(μΩ−国)以上にす
べきである。逆に、比抵抗を大きくするとブラシ火花が
小さくなりブラシ寿命が伸びるが効率が低下する。した
がって、効率の点からはブラシの比抵抗を8.0X10
4(μΩ−an)以下が良いことがわかった。すなわち
、ブラシ比抵抗の適正範囲は2.OX 10’〜8.O
×104(μΩ−の)であることが確L2できた。この
ように前位のコイルと後位のコイルの巻回数比とブラシ
比抵抗の適用する範囲の適正化を図ればブラシ寿命及び
効率も向上することができる。このため、さらに高連化
を図ることが可能になる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、単相交流整流子電動機の整流悪化要因
を明らかにし、リアクタンス電圧と変圧器起電力の許容
値から前位のコイルの巻回数N1と後位のコイルの巻回
数N2との巻回数比(Nl/N2)を最適な1.6〜3
.2に設定し、かつ1巻回数比とブラシ比抵抗とが密接
に関係しているため、最適な巻回数比1.6〜3.2に
対応する最適なブラシ比抵抗として2.OX 10’〜
8.OX 10’(μΩ−cm)を選定することにより
、整流性能が向上して、電動機効率及びブラシ寿命を増
加することができ、かつ、高速化が可能となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される交流整流子電動機の電機子
コイル及びスロットの位置関係を示す概略説明図、第2
図は整流子電動機の概略縦断面図、第3図(イ)、第3
図(ロ)、第3図(ハ)および第3図(ニ)はりアクタ
ンス電圧と変圧器起電力の概略説明図、第4図(イ)、
第4図(ロ)は巻回数比N 1 / N zに対するリ
アクタンス電圧と変圧器起電力の関係図、第5図(イ)
、第5図(ロ)はブラシ比抵抗に対するリアクタンス電
圧による短gm流及び変圧器起電力による短絡電流の関
係図、第6図はブラシ比抵抗に対するブラシ寿命及び電
動機効率の関係を示す図である。 16・・・シャフト、18・・・スロット、20・・・
電機・子鉄心、22・・・電機子コイル、24・・・電
機子巻線。 26・・・整流子、28・・・ブラシ、3o・・・固定
子鉄心1.< (、’−32・・・界磁巻線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電機子のスロット内に巻装された電機子巻線が複数
    個のコイル辺で構成され、同一スロット内に巻回された
    回転方向前位のコイルの巻回数を回転方向後位のコイル
    の巻回数より大きくし、かつ、該巻線にブラシを介して
    電力を供給する交流整流子電動機において、前位のコイ
    ルの巻回数N_1と後位のコイルの巻回数N_2との比
    を1.6〜3.2の範囲に選定し、かつ、適用ブラシ材
    の比抵抗を2.0×10^4〜8.0×10^4(μΩ
    −cm)の範囲にするようにしたことを特徴とする交流
    整流子電動機。
JP26760286A 1986-11-12 1986-11-12 交流整流子電動機 Pending JPS63249453A (ja)

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JPS63249453A true JPS63249453A (ja) 1988-10-17

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ID=17447007

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