JPS63249103A - 耐熱性ミラ− - Google Patents

耐熱性ミラ−

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Publication number
JPS63249103A
JPS63249103A JP8341887A JP8341887A JPS63249103A JP S63249103 A JPS63249103 A JP S63249103A JP 8341887 A JP8341887 A JP 8341887A JP 8341887 A JP8341887 A JP 8341887A JP S63249103 A JPS63249103 A JP S63249103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
oxidation
resistant
alloy
optical fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8341887A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Takada
高田 善典
Makoto Hiraoka
誠 平岡
Seiroku Ose
大瀬 誓六
Masahiro Miura
三浦 昌浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP8341887A priority Critical patent/JPS63249103A/ja
Publication of JPS63249103A publication Critical patent/JPS63249103A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐熱性ミラーに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
一般に、エチレン水蒸気改質装置(約1000℃)、接
触分解装置(約1000℃)、スチレン製造(約900
℃)、硝酸製造(約900℃)、TiO2製造加熱管(
約900℃)、Mg製造(レトルト管)(約1100℃
)、水素製造の触媒改質管(約1000℃)、火力発電
の過熱管及び再生管(約650℃)、自動車排ガス浄化
装置(〜約900℃)、一般加熱炉等、の高温雰囲気下
における被観察部を、光フアイバスコープ等にて側視観
察する場合、この光フアイバスコープの先端対物部には
、被観察部に照明用のライトを照射するため、及び被観
察部の画像をこの光フアイバスコープのイメージガイド
に入光させるための反射ミラーが付設されている。
しかして、このミラーは、通常、ガラスからなる鏡、ス
テンレス等の金属板を鏡面仕上げした鏡等が使用されて
いるので、高温雰囲気中では、この光フアイバスコープ
の対物部に冷却水が循環する冷却水路を形成して、該対
物部を冷却した場合も高温の輻射熱を受けることになり
、ガラスからなる鏡は軟化し、また、金属板からなる鏡
は酸化変色により鏡面が消失して、観察不能となる。
そこで、本発明では、従来のこのような問題点を解決し
て、高温雰囲気下でも、常に美しい鏡面を形成している
耐熱性ミラーを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の耐熱性ミラーは、大気雰囲気下において約10
00℃で約100時間の加熱による酸化増量が約5 m
g / cal以下である耐酸化特性を示す耐酸化性金
属又は耐酸化性合金からなると共に、研摩による鏡面仕
上げされた境面部を有している。
〔作用〕
上述の如く構成すれば、このミラーは、耐酸化性の金属
又は合金からなるので、高温雰囲気下にこのミラーがお
かれた場合、酸化変色する恐れがない。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳説する。
第1図は本発明に係る耐熱性ミラー1を使用した光フア
イバスコープ2の対物部3の断面図を示し、この光フア
イバスコープ2は、光ファイバからなるイメージガイド
の光ファイバ束4を有するスコープ本体(図示省略)の
先端に上記対物部3が設けられると共に基端に接眼部(
図示省略)が設けられてなる。そして、対物部3は、側
壁先端部に窓部5を形成したヘッド筒体6に、上記ミラ
ー1を内装すると共にスコープ本体の光ファイバ束4の
先端部4aが挿入されてなる。なお、光ファイバ束4の
先端部4aとヘッド筒体6とは接着剤等にて接着されて
一体状とされている。
しかして、この耐熱性ミラー1は、大気雰囲気下におい
て約1000℃で約100時間の加熱による酸化増量が
約5mg/ant以下である耐酸化特性を示す耐酸化性
金属又は耐酸化性合金からなる板状体の表面を研摩して
境面部7を形成してなる。つまり、この条件下で酸化増
量が約5111g/cI11以上であれば、この耐酸化
性金属又は耐酸化性合金は変色が進行する。ここで耐酸
化性金属としては、ケイ素、クロム、白金等であり、耐
酸化性合金としては、ケイ素とクロムの合金、ニッケル
とクロムとの合金等である。そして、上述の条件下での
酸化増量は、ケイ素では0.1mg/ca!以下であり
、クロムでは2.3mg/cfflであり、鉄とクロム
とアルミニウムとの合金(Fe−25Cr−5A/2−
IY)では1.2mg/cIllであり、ニッケルとク
ロムの合金(8ON i −20Cr)では0.5mg
/cn!である。
また、境面部7の鏡面仕上げは、ダイヤモンドペースト
、アルミナ粉末、クロム酸化物粉末等からなる研摩材に
て鋭磨して行う。
そして、上述の如く構成された耐熱性ミラー1は、図例
のように、ヘッド筒体6に内装され、該窓部5からの光
を境面部7にて反射して光ファイバ束4の先端面4bに
入光させる。
従って、光ファイバ束4に入光した光は、該光ファイバ
束4にて接眼部に伝送され、この接眼部に付設されたレ
ンズ部(図示省略)及びカメラ部(図示省略)に入光さ
れて、被観察部が観察される。
なお、実施例では、この耐熱性ミラーは、鏡面仕上げさ
れたケイ素板が使用され、約700℃の大気雰囲気下で
約600時間被観察部を観察したが、その被観察部の画
像は鮮明であった。さらに、このミラー1の境面部7は
、大気雰囲気下約600℃の高温雰囲気中で約400時
間さらされても無変色であった。なお、S U S 3
04とインコネル600の合金の場合、大気雰囲気下約
600℃の高温雰囲気中で約6時間さらされたのみで変
色した。
また、この実施例において、高温雰囲気中にさらされる
対物部3乃至スコープ本体の先端部を冷却するために、
該対物部3乃至スコープ本体の先端部に、冷却水が循環
する冷却水路を形成するも、窓部5等から空気等のパー
ジガスを噴出させるパージガス噴出路を形成するも好ま
しい。つまり、冷却水により、この対物部3乃至スコー
プ本体の先端部は冷却され、高温雰囲気中において光フ
ァイバ束4は、劣化せず、さらに、パージガスにより窓
部5には粉塵等の不純物が付着しない。
次に、第2図と第3図は、境面部7の向きを変更するた
めの回転機構8が付設された耐熱性ミラー1を使用した
光フアイバスコープ2を示し、この場合の耐熱性ミラー
1は上述の場合と同様、鏡面仕上げされた境面部7を有
する耐酸化性金属又は耐酸化性合金からなる。また、こ
の場合の光フアイバスコープ2は、ヘッド筒体6の先端
面に窓部5が形成され、この窓部5のさらに先端側にこ
の耐熱性ミラー1が設けられる。つまり、このミラー1
の裏面9に、一端にがさ歯車10を備えた軸部材11を
固着すると共に、ヘッド筒体6に並設されると共に接眼
部まで連設された回転杆13の先端のかさ歯車12を、
該軸部材11のかさ歯車10に噛合させ、該回転杆13
を接眼部側から回転させることにより、このミラー1を
、軸部材11を中心に矢印の如く揺動させ、境面部7の
向きを変更するものである。
従って、この回転機構8により、ミラー1の境面部7の
向きを変更させれば、広範囲の光を、光ファイバ束4の
先端面4bに入光させることができ、広範囲の観察が可
能となる。なお、この場合、軸部材11及び回転杆13
は勿論、上述の耐酸化特性を示す耐酸化性金属又は耐酸
化性合金からなる。
また、この耐熱性ミラー1、回転機構8、及びヘッド筒
体6は図示省略の外部筒体にて被覆されて、被観察部か
らの光が該外部筒体の窓部を介して耐熱性ミラー1に入
射される。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、こ
のミラー1を、ブロック体(つまり、直角プリズム形状
体)の耐酸化性金属又は耐酸化性合金から形成するも好
ましい。この場合は、このブロック体の傾斜面が研摩さ
れて境面部7とされる。また、第1図と第2図及び第3
図に示す光フアイバスコープ2に、被観察部を照明する
ためにライトガイドを付設した場合、このミラー1は、
このライトガイドからの光を反射して該被観察部に照射
させることができる。なお、約600℃〜700℃以上
の高温雰囲気下では赤外線輻射等のため被観察部の照明
は不要である。さらには、このミラー1は光フアイバス
コープ2に使用された場合を示しているが、高温雰囲気
下におかれる照明用のミラーとして使用するも好ましく
、その用途は光フアイバスコープに限らない。
゛〔発明の効果〕 本発明の耐熱性ミラーlは、高温雰囲気下にこのミラー
1がおかれた場合、酸化変色する虞れがないので、鏡面
仕上げされた境面部7は常に美しい鏡面を保持すること
ができる。また、境面部7は研屋によるので、その鏡面
仕上げは、簡単かつ迅速に行え1、コスト高とならない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の耐熱性ミラーを使用した光
フアイバスコープの要部簡略断面側面図、第2図はこの
耐熱性ミラーを使用した他の光フアイバスコープの要部
簡略断面側面図、第3図はその要部簡略断面平面図であ
る。 7・・・境面部。 特 許 出 願 人  三菱電線工業株式会社」 第1 図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、大気雰囲気下において約1000℃で約100時間
    の加熱による酸化増量が約5mg/cm^2以下である
    耐酸化特性を示す耐酸化性金属又は耐酸化性合金からな
    ると共に、研摩による鏡面仕上げされた境面部を有する
    耐熱性ミラー。
JP8341887A 1987-04-03 1987-04-03 耐熱性ミラ− Pending JPS63249103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8341887A JPS63249103A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 耐熱性ミラ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8341887A JPS63249103A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 耐熱性ミラ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63249103A true JPS63249103A (ja) 1988-10-17

Family

ID=13801890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8341887A Pending JPS63249103A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 耐熱性ミラ−

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JP (1) JPS63249103A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011099441A1 (ja) * 2010-02-10 2011-08-18 Funada Masaki 内視鏡および内視鏡装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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