JPH0138569Y2 - - Google Patents
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- JPH0138569Y2 JPH0138569Y2 JP20212982U JP20212982U JPH0138569Y2 JP H0138569 Y2 JPH0138569 Y2 JP H0138569Y2 JP 20212982 U JP20212982 U JP 20212982U JP 20212982 U JP20212982 U JP 20212982U JP H0138569 Y2 JPH0138569 Y2 JP H0138569Y2
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の分野
の考案は高温用イメージガイドに関し、特に、
1000℃以上の高温炉の内部を観察するような高温
用イメージガイドの改良に関する。
1000℃以上の高温炉の内部を観察するような高温
用イメージガイドの改良に関する。
考案の背景
最近では、石英系スコープの出現により、従来
の多成分系フアイバスコープでは考えられなかつ
た用途および利用方法が観察手段として取扱われ
るようになつた。そのような一例として、高温炉
内の炉壁を観察する高温用イメージガイドがあ
る。この高温用イメージガイドとしては、ライト
ガイドを用いるものと投光照明によるものとがあ
る。ライトガイドを用いた高温用イメージガイド
は、石英系スコープの先端部に対物レンズと必要
に応じてミラーとを設けたイメージガイドの先端
部を金属保護ケース内に収納し、照明用の光源か
らの光を石英系ガラスフアイバからなるライトガ
イドによつて前記金属保護ケース内に導き、の金
属保護ケース内に冷却水を充満させたものであ
る。そして、金属保護ケースの前面に形成されて
いる観察窓からライトガイドによつて高温炉内の
被観察物を照明し、その反射光をイメージガイド
の先端部のミラーおよび対物レンズによつてイメ
ージガイド端面に集光、結像し、その像をイメー
ジガイドの他端に設けられたテレビカメラなどに
導くものである。
の多成分系フアイバスコープでは考えられなかつ
た用途および利用方法が観察手段として取扱われ
るようになつた。そのような一例として、高温炉
内の炉壁を観察する高温用イメージガイドがあ
る。この高温用イメージガイドとしては、ライト
ガイドを用いるものと投光照明によるものとがあ
る。ライトガイドを用いた高温用イメージガイド
は、石英系スコープの先端部に対物レンズと必要
に応じてミラーとを設けたイメージガイドの先端
部を金属保護ケース内に収納し、照明用の光源か
らの光を石英系ガラスフアイバからなるライトガ
イドによつて前記金属保護ケース内に導き、の金
属保護ケース内に冷却水を充満させたものであ
る。そして、金属保護ケースの前面に形成されて
いる観察窓からライトガイドによつて高温炉内の
被観察物を照明し、その反射光をイメージガイド
の先端部のミラーおよび対物レンズによつてイメ
ージガイド端面に集光、結像し、その像をイメー
ジガイドの他端に設けられたテレビカメラなどに
導くものである。
ところで、高温炉内を観察するためには、炉内
の温度に相当する色温度と炉壁面の明るさを考慮
し、より高い色温度を持つ光源を使用して炉壁面
の明るさ以上の明るさにて照明する必要がある。
ところが、上述のライトガイドを用いたイメージ
ガイドでは、光源としてたとえばタングステンハ
ルゲンランプなどが用いられるが、ライトガイド
に用いられる石英系ガラスフアイバは100μm程度
の細いものである。このために、光源とフアイバ
との結合効率が悪く、炉壁を十分な明るさで照明
できないという欠点があつた。光源とフアイバと
の結合効率を高めるためには、太いフアイバを用
いればよいが、一般に石英ガラスフアイバは高価
であるため、コスト的に高くなつてしまう。
の温度に相当する色温度と炉壁面の明るさを考慮
し、より高い色温度を持つ光源を使用して炉壁面
の明るさ以上の明るさにて照明する必要がある。
ところが、上述のライトガイドを用いたイメージ
ガイドでは、光源としてたとえばタングステンハ
ルゲンランプなどが用いられるが、ライトガイド
に用いられる石英系ガラスフアイバは100μm程度
の細いものである。このために、光源とフアイバ
との結合効率が悪く、炉壁を十分な明るさで照明
できないという欠点があつた。光源とフアイバと
の結合効率を高めるためには、太いフアイバを用
いればよいが、一般に石英ガラスフアイバは高価
であるため、コスト的に高くなつてしまう。
他方、投光照明による高温用イメージガイドで
は、高価な石英系ガラスフアイバからなるライト
ガイドを使用せずに、たとえばキセノンランプを
用いてランプからの光を高温下の炉壁に直接投光
し、その反射光をイメージガイドで外部に取出す
ものである。このような投光照明では、高価な石
英系ガラスフアイバからなるライトガイドを使用
しないので、経済的に実施することができる。し
かし、光源から照明すべき炉壁面までの光を通過
させるため開けられた経路が必要とされるため、
炉内の任意の場所を投光することは極めて困難で
あつた。
は、高価な石英系ガラスフアイバからなるライト
ガイドを使用せずに、たとえばキセノンランプを
用いてランプからの光を高温下の炉壁に直接投光
し、その反射光をイメージガイドで外部に取出す
ものである。このような投光照明では、高価な石
英系ガラスフアイバからなるライトガイドを使用
しないので、経済的に実施することができる。し
かし、光源から照明すべき炉壁面までの光を通過
させるため開けられた経路が必要とされるため、
炉内の任意の場所を投光することは極めて困難で
あつた。
そこで、冷却水が循環する冷却通路を有する金
属保護ケース内にイメージガイドの先端部と光源
とを収納して、光源からの光を直接観察対象とな
る炉壁に投光し、観察対象を像としてイメージガ
イド端部に結像して像を伝送することが考えられ
る。ところが、このような方法では、光源からの
光の照射方向ならびにイメージガイドの観察方向
が固定されているため、観察しようとする炉壁に
対する装置の接近方向を変えて近づけたりあるい
は遠ざけたりする必要があり、炉壁面の状態をよ
り微細に観察するのには不適当であつた。
属保護ケース内にイメージガイドの先端部と光源
とを収納して、光源からの光を直接観察対象とな
る炉壁に投光し、観察対象を像としてイメージガ
イド端部に結像して像を伝送することが考えられ
る。ところが、このような方法では、光源からの
光の照射方向ならびにイメージガイドの観察方向
が固定されているため、観察しようとする炉壁に
対する装置の接近方向を変えて近づけたりあるい
は遠ざけたりする必要があり、炉壁面の状態をよ
り微細に観察するのには不適当であつた。
考案の目的
それゆえに、この考案の主たる目的は、高温炉
内の任意の場所を効率良く照明することができ
て、しかも炉壁面の状態をより微細に観察するの
に適した高温用イメージガイドを提供することで
ある。
内の任意の場所を効率良く照明することができ
て、しかも炉壁面の状態をより微細に観察するの
に適した高温用イメージガイドを提供することで
ある。
考案の要約
この考案を要約すれば、冷却水が循環する冷却
通路を有する金属保護ケース内にイメージガイド
の先端部と光源とを収納し、イメージガイドおよ
び光源のいずれか一方を回動可能にし、照明用光
源からの光の照射方向とイメージガイドの観察方
向を相対的に変化させ、炉壁面の状態をきめ細か
く観察できるように構成したものである。
通路を有する金属保護ケース内にイメージガイド
の先端部と光源とを収納し、イメージガイドおよ
び光源のいずれか一方を回動可能にし、照明用光
源からの光の照射方向とイメージガイドの観察方
向を相対的に変化させ、炉壁面の状態をきめ細か
く観察できるように構成したものである。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明らかとなろう。
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明らかとなろう。
実施例の説明
第1図はこの考案の一実施例の高温用イメージ
ガイドを、その要部を破断して示す図であり、第
2図は第1図に含まれるイメージガイドの要部を
示す図である。
ガイドを、その要部を破断して示す図であり、第
2図は第1図に含まれるイメージガイドの要部を
示す図である。
まず、第1図を参照して、金属保護ケース1は
筒状の冷却通路としての冷却管11と、この冷却
管11の先端部に扇形状に形成された金属性収納
部12と、観察窓13とを含む。冷却管11と金
属性収納部12は、たとえばステンレス、チタン
等の耐熱性金属からなり、必要に応じてその外表
面にセラミツクなどの耐熱断熱層が施される。ま
た、観察窓13には石英ガラス(図示せず)が取
付けられる。
筒状の冷却通路としての冷却管11と、この冷却
管11の先端部に扇形状に形成された金属性収納
部12と、観察窓13とを含む。冷却管11と金
属性収納部12は、たとえばステンレス、チタン
等の耐熱性金属からなり、必要に応じてその外表
面にセラミツクなどの耐熱断熱層が施される。ま
た、観察窓13には石英ガラス(図示せず)が取
付けられる。
冷却管11には冷却水を収納部12に導くため
の円筒状の水流案内壁111と、冷却水を供給す
るための冷却水供給口112と、冷却水を排出す
るための冷却水排出口113とが形成される。収
納部12には、空洞部分121が形成され、そこ
に光源としてたとえば300Wのタングステンハロ
ゲンランプ2とイメージガイド本体3とが収納さ
れる。ランプ2は観察窓13を介して高温炉内の
観察しようとする炉壁面を照明するものである。
さらに、観察窓13の外表面に粉塵等が付着しな
いようにするため、冷却管11と金属性収納部1
2とに空気を導入孔116から導入し、排出孔1
17より観察窓13の外表面に吹き出させるよう
にしている。ランプ2に関連して、ランプ2を包
むように観察窓13側が開口されて形成された反
射ミラー40が設けられる。この反射ミラー40
は駆動機構50によつて矢印方向に回動可能に構
成される。すなわち、反射ミラー40の外壁には
図示しないが歯車が形成されていて、駆動機構5
0に含まれるモータ(図示せず)の回転軸に直結
された歯車が反射ミラー40の歯車に噛み合うこ
とによつて反射ミラー40が回動する。
の円筒状の水流案内壁111と、冷却水を供給す
るための冷却水供給口112と、冷却水を排出す
るための冷却水排出口113とが形成される。収
納部12には、空洞部分121が形成され、そこ
に光源としてたとえば300Wのタングステンハロ
ゲンランプ2とイメージガイド本体3とが収納さ
れる。ランプ2は観察窓13を介して高温炉内の
観察しようとする炉壁面を照明するものである。
さらに、観察窓13の外表面に粉塵等が付着しな
いようにするため、冷却管11と金属性収納部1
2とに空気を導入孔116から導入し、排出孔1
17より観察窓13の外表面に吹き出させるよう
にしている。ランプ2に関連して、ランプ2を包
むように観察窓13側が開口されて形成された反
射ミラー40が設けられる。この反射ミラー40
は駆動機構50によつて矢印方向に回動可能に構
成される。すなわち、反射ミラー40の外壁には
図示しないが歯車が形成されていて、駆動機構5
0に含まれるモータ(図示せず)の回転軸に直結
された歯車が反射ミラー40の歯車に噛み合うこ
とによつて反射ミラー40が回動する。
一方、イメージガイド本体3は石英系イメージ
ガイド31と対物部32とから構成される。石英
系イメージガイド31としては、たとえば光伝送
用のガラス系、特に石英ガラス系素線を多数本整
列させて束ねたフレキシブルタイプまたはリジツ
ドタイプなどのフアイバが用いられる。そして、
石英系イメージガイド31の先端部に取付けられ
た対物部32は駆動機構60によつて回動可能に
構成されている。この駆動機構60は図示しない
がモータと歯車などを含み、イメージガイド31
の対物部32を回動させる。
ガイド31と対物部32とから構成される。石英
系イメージガイド31としては、たとえば光伝送
用のガラス系、特に石英ガラス系素線を多数本整
列させて束ねたフレキシブルタイプまたはリジツ
ドタイプなどのフアイバが用いられる。そして、
石英系イメージガイド31の先端部に取付けられ
た対物部32は駆動機構60によつて回動可能に
構成されている。この駆動機構60は図示しない
がモータと歯車などを含み、イメージガイド31
の対物部32を回動させる。
対物部32は第2図に示すように、石英系イメ
ージガイド31の先端部に対物レンズ321とミ
ラー322とガラス窓323とを配置したもので
ある。ミラー322は観察窓13を介して入射さ
れる炉壁面の像を石英系イメージガイド31に導
くものである。
ージガイド31の先端部に対物レンズ321とミ
ラー322とガラス窓323とを配置したもので
ある。ミラー322は観察窓13を介して入射さ
れる炉壁面の像を石英系イメージガイド31に導
くものである。
ランプ2の電源ケーブル21と反射ミラー40
の駆動機構50に接続される制御ケーブル51と
イメージガイド本体3の石英系イメージガイド3
1とイメージガイド本体3を回動させる駆動機構
60の制御ケーブル61は、冷却管11内に導か
れ、保持部材14で一体化されて、ブツシング1
5を介して外部に取出される。さらに、一体化さ
れた電源ケーブル21と制御ケーブル51と61
と石英系イメージガイド31は可撓性金属保護管
4によつて覆われ、その他端には分岐部5が取付
けられる。分岐部5は電源ケーブル21、制御ケ
ーブル51,61と石英系イメージガイド31と
を分岐するものである。石英系イメージガイド3
1の他端には、フイルタ6とレンズ系7とが取付
けられる。フイルタ6は一般の光学系に用いられ
る色フイルタなどである。レンズ系7はたとえば
テレビカメラ(図示せず)に取付けられる。ま
た、電源ケーブル21、制御ケーブル51,61
の他端にはコネクタ8が接続される。
の駆動機構50に接続される制御ケーブル51と
イメージガイド本体3の石英系イメージガイド3
1とイメージガイド本体3を回動させる駆動機構
60の制御ケーブル61は、冷却管11内に導か
れ、保持部材14で一体化されて、ブツシング1
5を介して外部に取出される。さらに、一体化さ
れた電源ケーブル21と制御ケーブル51と61
と石英系イメージガイド31は可撓性金属保護管
4によつて覆われ、その他端には分岐部5が取付
けられる。分岐部5は電源ケーブル21、制御ケ
ーブル51,61と石英系イメージガイド31と
を分岐するものである。石英系イメージガイド3
1の他端には、フイルタ6とレンズ系7とが取付
けられる。フイルタ6は一般の光学系に用いられ
る色フイルタなどである。レンズ系7はたとえば
テレビカメラ(図示せず)に取付けられる。ま
た、電源ケーブル21、制御ケーブル51,61
の他端にはコネクタ8が接続される。
上述のごとく高温用イメージガイドを構成し、
コネクタ8に電源に接続すれば、ランプ2から観
察窓13を介して極めて高い照度で直接炉壁を投
光することができる。そして、制御電圧を制御ケ
ーブル51,61に与えると、反射ミラー40が
矢印方向に回動しかつイメージガイド本体3も同
様にして回動する。そして、観察窓13を介して
炉壁の像を対物部32で石英系イメージガイド3
1の端部に結像させて、フイルタ6からレンズ系
7を介して外部より観察することができる。この
とき、反射ミラー40のみを回動させれば、ラン
プ2からの照明方向のみを変化でき、観察対象物
の表面にある傷あるいは凹凸による影に変化が生
じるので、その影の映像がイメージガイド3を介
して観察することができるので、傷あるいは凹凸
の有無およびその形状などを極めて微細にかつ正
確に観察できる。なお、冷却水供給口112から
冷却水を収納部12の空洞部分121の周囲の冷
却通路を循環させ、この冷却水を冷却水排出口1
13から排出するようにすれば、たとえ1000℃以
上の高温炉内においてもランプ2やイメージガイ
ド本体3が熱によつて破損されることはない。
コネクタ8に電源に接続すれば、ランプ2から観
察窓13を介して極めて高い照度で直接炉壁を投
光することができる。そして、制御電圧を制御ケ
ーブル51,61に与えると、反射ミラー40が
矢印方向に回動しかつイメージガイド本体3も同
様にして回動する。そして、観察窓13を介して
炉壁の像を対物部32で石英系イメージガイド3
1の端部に結像させて、フイルタ6からレンズ系
7を介して外部より観察することができる。この
とき、反射ミラー40のみを回動させれば、ラン
プ2からの照明方向のみを変化でき、観察対象物
の表面にある傷あるいは凹凸による影に変化が生
じるので、その影の映像がイメージガイド3を介
して観察することができるので、傷あるいは凹凸
の有無およびその形状などを極めて微細にかつ正
確に観察できる。なお、冷却水供給口112から
冷却水を収納部12の空洞部分121の周囲の冷
却通路を循環させ、この冷却水を冷却水排出口1
13から排出するようにすれば、たとえ1000℃以
上の高温炉内においてもランプ2やイメージガイ
ド本体3が熱によつて破損されることはない。
なお、上述の実施例では、反射ミラー40なら
びにイメージガイド31の対物部32の両方を回
動可能に構成したが、いずれか一方のみを回動可
能に構成し、ランプ2からの光の照射方向とイメ
ージガイド31の対物部32による観察方向を相
対的に変化させるようにしてもよい。また、上述
の実施例では、反射ミラー40を回動させるため
の駆動機構50およびイメージガイド31の対物
部32を回動させるための駆動機構60を設ける
ようにしたが、これに限ることなく、ワイヤなど
によつて、外部から反射ミラー40またはイメー
ジガイド31の対物部32あるいはイメージガイ
ド31を回動させるようにしてもよい。
びにイメージガイド31の対物部32の両方を回
動可能に構成したが、いずれか一方のみを回動可
能に構成し、ランプ2からの光の照射方向とイメ
ージガイド31の対物部32による観察方向を相
対的に変化させるようにしてもよい。また、上述
の実施例では、反射ミラー40を回動させるため
の駆動機構50およびイメージガイド31の対物
部32を回動させるための駆動機構60を設ける
ようにしたが、これに限ることなく、ワイヤなど
によつて、外部から反射ミラー40またはイメー
ジガイド31の対物部32あるいはイメージガイ
ド31を回動させるようにしてもよい。
考案の効果
以上のように、この考案によれば、冷却通路を
有する金属保護ケース内に照明用光源とイメージ
ガイドとを収納しかつ照明用光源およびイメージ
ガイドのいずれか一方を回動させて、照明用光源
からの光の照射方向とイメージガイドの観察方向
を相対的に変化させるように構成したので、高温
炉内の観察しようとする場所を極めて高い照度で
投光することができ、しかも観察対象物表面の状
態を極めて正確かつ微細に観察することができ
る。
有する金属保護ケース内に照明用光源とイメージ
ガイドとを収納しかつ照明用光源およびイメージ
ガイドのいずれか一方を回動させて、照明用光源
からの光の照射方向とイメージガイドの観察方向
を相対的に変化させるように構成したので、高温
炉内の観察しようとする場所を極めて高い照度で
投光することができ、しかも観察対象物表面の状
態を極めて正確かつ微細に観察することができ
る。
第1図はこの考案の一実施例を、その要部を破
断して示す図である。第2図は第1図に含まれる
イメージガイドの要部を示す図である。 図において、11は冷却管、12は収納部、1
3は観察窓、2はランプ、3はイメージガイド本
体、31は石英系イメージガイド、32は対物
部、321は対物レンズ、322は反射ミラー、
6はフイルタ、7はレンズ、8はコネンタ、40
は反射ミラー、50は反射ミラー駆動機構、60
はイメージガイド駆動機構を示す。
断して示す図である。第2図は第1図に含まれる
イメージガイドの要部を示す図である。 図において、11は冷却管、12は収納部、1
3は観察窓、2はランプ、3はイメージガイド本
体、31は石英系イメージガイド、32は対物
部、321は対物レンズ、322は反射ミラー、
6はフイルタ、7はレンズ、8はコネンタ、40
は反射ミラー、50は反射ミラー駆動機構、60
はイメージガイド駆動機構を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 その前面にガラス部材よりなる観察窓が形成さ
れ、前記窓を除く壁面に沿つて冷却水を循環させ
るための冷却通路を有する金属保護ケースと、 光学フアイバおよび少なくとも前記光学フアイ
バの先端部に取付けられる対物レンズを含み、前
記対物レンズ側が前記金属保護ケース内に収納さ
れるイメージガイドと、 前記金属保護ケース内に収納される照明用光源
とを備えた高温用イメージガイドにおいて、 前記照明用光源および前記イメージガイドの少
なくともいずれか一方を回動させて、前記照明用
光源からの光の照射方向と前記イメージガイドの
観察方向を相対的に変化させる手段を備えたこと
を特徴とする、高温用イメージガイド。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20212982U JPS59104125U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 高温用イメ−ジガイド |
US06/486,343 US4509104A (en) | 1982-04-27 | 1983-04-19 | High temperature resistant lighting device |
CA000426721A CA1199617A (en) | 1982-04-27 | 1983-04-26 | High temperature resistant lighting device |
DE19833315083 DE3315083A1 (de) | 1982-04-27 | 1983-04-26 | Hochtemperatur-beleuchtungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20212982U JPS59104125U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 高温用イメ−ジガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59104125U JPS59104125U (ja) | 1984-07-13 |
JPH0138569Y2 true JPH0138569Y2 (ja) | 1989-11-17 |
Family
ID=30427607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20212982U Granted JPS59104125U (ja) | 1982-04-27 | 1982-12-28 | 高温用イメ−ジガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59104125U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8184151B2 (en) * | 2009-09-18 | 2012-05-22 | Siemens Energy, Inc. | Flexible imaging fiber bundle monitoring system for combustion turbines |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP20212982U patent/JPS59104125U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59104125U (ja) | 1984-07-13 |
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