JPS6324702Y2 - - Google Patents

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JPS6324702Y2
JPS6324702Y2 JP15654681U JP15654681U JPS6324702Y2 JP S6324702 Y2 JPS6324702 Y2 JP S6324702Y2 JP 15654681 U JP15654681 U JP 15654681U JP 15654681 U JP15654681 U JP 15654681U JP S6324702 Y2 JPS6324702 Y2 JP S6324702Y2
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signal
circuit
playback
output
pulse
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はビデオテープレコーダにおける同期
安定化装置に関するもので、特にビデオテープレ
コーダの特殊再生状態(例えば静止画再生)から
通常再生状態に移行するときに生じやすい同期乱
れを無くすようにしたものである。
ヘリカルスキヤン方式のビデオテープレコーダ
(以下VTRと称する)においては、再生時にテー
プ送行を止めることによつて、静止画を得ること
ができる。この場合、2つの回転ヘツドは、テー
プ上の記録トラツクを斜めに横切りトレースして
再生出力を得ることになる。従つて第1、第2の
回転ヘツドは、自己の記録したトラツクとは異な
る部分、つまりアジマスの異なる部分をもそれぞ
れトレースする区間がある。このときは、その区
間において再生出力が低下し、画面上に横帯状の
ノイズが生じたり、またそのノイズが垂直同期部
分にくることによつて垂直同期検波が不安定にな
る。このため、画面上では、画面の上下のゆれや
流れがあり、静止画が不安定となる。またこのよ
うな垂直同期の乱れは、通常速度の2倍の速度あ
るいはそれ以上の速度で再生する場合にも生じ
る。
上記のように垂直同期信号期間におけるレベル
が不安定な複合映像信号を、テレビジヨン受像機
の垂直同期分離回路において、垂直同期分離を行
おうとすると、各垂直同期信号期間の立上り積分
波形の基準点にずれが生じることになる。この結
果、テレビジヨン受像機の画面においては、垂直
同期の乱れ、ゆれなどが生じる。
このような不具合を解決するために、疑似垂直
同期信号を作つて、これを用い画面を安定する回
路が考えられている。この回路は本願出願人によ
つて出願された特願昭54−88757号、特願昭54−
88759号に記載されている。この回路は、第1、
第2の回転ヘツドのオン、オフを交互に切換えて
いるヘツド切換え用のスイツチングパルスを利用
し、このスイツチングパルスの立上り、立下り部
にてパルスを発生する単安定マルチバイブレータ
の出力によつて疑似垂直同期信号を作るようにな
されたものである。この回路は、VTRの特殊再
生時のみに動作して、VTRが通常再生に切換わ
つた時点ではその動作が停止される。
しかしながら、VTRを特殊再生から通常再生
に切換えた場合、VTRにおいてはキヤプスタン
モータによるテープ送行が開始されるが、これが
安定したテープ送りとなるまでに立上り時間が必
要である。この間にあつては、サーボ回路におい
ても乱れが生じる。このときは当然再生垂直同期
信号も影響を受けるため、VTRの切換えの瞬間
テレビジヨン受像機における画面も乱れてしま
い、画面が上下にゆれたり、垂直方向にずれたり
することがある。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、VTRを特殊再生(静止画再生、2倍速再生
等から通常再生に切換えた後もしばらくの間疑似
垂直同期信号を発生し得、画面の乱れを防止し得
るビデオテープレコーダにおける同期安定化装置
を提供することを目的とする。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図において、11は疑似垂直同期信号挿入
回路である。この回路の入力端子12には、
VTRにて再生された再生ビデオ信号が入力され
る。再生ビデオ信号は、カツプリングコンデンサ
13を介して、抵抗14,15,16によつてバ
イアスされたトランジスタ17に入力され、その
エミツタから導出され、コンデンサ18を介して
スイツチ回路19の第1入力端子191に入力さ
れる。このスイツチ回路19は電子的なスイツチ
回路であり、その第2入力端子192には基準電
源20からの基準電圧が加えられている。このス
イツチ回路19は、第1、第2入力端子191
192の何れか一方を選択し、その出力(ビデオ
信号、疑似垂直同期信号)は、ベース抵抗21、
エミツタ抵抗22が接続されたトランジスタ23
に入力され、そのエミツタからコンデンサ24を
介して出力端子25に導出される。なお26はト
ランジスタ17,23、スイツチ回路19等に電
源を与えるための電源ラインである。
上記の疑似同期信号挿入回路11のスイツチ回
路19は、タイミングパルス発生回路27からの
出力パルスPCによつて制御される。タイミング
パルス発生回路27の入力端子28には、スイツ
チングパルスPAが入力される。このスイツチン
グパルスは、第1、第2の回転ヘツドのオンオフ
切換え用として用いられるもので、VTR内部で
発生しており、その立上り、立下りタイミング
は、垂直同期信号と所定の位相関係にある。この
スイツチングパルスPAは、ベース抵抗29、ベ
ースバイアス抵抗30が接続されたトランジスタ
31に入力され、このトランジスタ31のコレク
タから導出される。導出されたスイツチングパル
スは、コンデンサ32,33を並列に介して第1
の単安定マルチバイブレータ34の第1、第2入
力端子に加えられる。この第1の単安定マルチバ
イブレータ34は、スイツチングパルスPAの立
上り及び立下りにおいて出力端子Qからタイミン
グ調整パルスPBを出力し、このタイミング調整
パルスPBは、第2の単安定マルチバイブレータ
35の例えば第2入力端子に加えられる。この第
2の単安定マルチバイブレータ35は、タイミン
グ調整パルスPBの後縁から一定期間(垂直同期
信号期間)の出力パルスPCを出力し、これをア
ンド回路36の第1入力端子に加える。出力パル
スPCのパルス幅は、水平周期の約3倍程度であ
る。
アンド回路36は、疑似垂直同期信号の発生期
間を定めるスタートアンドエンド指令回路37か
らの指令出力PDによつて、導通あるいは非導通
制御される。
スタートアンドエンド指令回路37の入力端子
38には、VTRの特殊再生状態(静止画再生、
倍速再生、ピクチヤーサーチ等)と、通常再生状
態とを区別するモード信号PEが入力され、特殊
再生のときはハイレベル、通常再生のときはロウ
レベルである。このモード信号PEは、抵抗39、
ダイオード40を介して、コンデンサ41、抵抗
42,43よりなる時定数回路44に入力される
とともにトランジスタ45のベースに加えられ
る。このトランジスタ45の負荷抵抗46の端子
にとりだされた信号は、インバータ47を介して
前記指令信号PDとなる。
上記したスイツチングパルスPA、タイミング
調整パルスPB、出力パルスPCは第2図a,b,
cに示すような関係となる。これに対して同図d
に示すようなモード信号PEが入力したとすると、
モード信号PEのハイレベル期間は、トランジス
タ45はオンし、コレクタ電位が低下しており、
指令信号PDはハイレベルである(第2図f参
照)。またこのときはコンデンサ41は充分チヤ
ージされている(第2図eに示す)。したがつて
この期間は、出力パルスPCはアンド回路36を
通して、スイツチ19を制御し、このパルス期間
に基準電源20を選択せしめ、他の期間はビデオ
信号を選択させる。したがつて、モード信号PE
がハイレベルの期間は、第3図に示すように、一
定レベルの疑似垂直同期信号50が強制的にビデ
オ信号に挿入される。第3図aはスイツチングパ
ルスPAの立下り部を示すもので、期間TBは調
整パルスPBのパルス幅に相当し、期間TCは出力
パルスPCのパルス幅に相当する。
次に、モード信号PEがロウレベルに切換わつ
たときについて、つまりVTRが再生状態に切換
えられたときについて説明すると、以下のように
なる。即ち、コンデンサ41は充電されているた
め、入力端子38がロウレベルになつてもダイオ
ード40によつて入力端子38とコンデンサ41
間はカツトオフ状態となる。そして、コンデンサ
41の端子電圧は、トランジスタ45のベースに
加えられるとともに、時定数に応じて次第に減少
する。つまりコンデンサ41の端子電圧は、第2
図eに示すように変化する。従つてトランジスタ
45もしばらくの間オン状態を保持するので、指
令信号PDはモード信号PEがロウレベルになつた
からといつてすぐにロウレベルになることはな
い。この結果、疑似垂直同期信号挿入回路11に
おいては、モード信号PEが切換わつた時点から、
時定数によつて定まる一定期間ΔTの範囲内に垂
直同期信号期間があれば、これに疑似垂直同期信
号を挿入することができる。
上記のように動作するので、この考案回路によ
ると、とくに、モード切換直後のキヤプスタンサ
ーボが引き込むまでの間、画面ノイズが発生する
ような場合はとくに有効であり、安定した垂直同
期信号を作ることができ、画面の乱れ等を防止す
ることができる。
上記したようにこの考案はVTRが特殊再生か
ら通常再生に切換わつた後も、一定の期間であれ
ば疑似垂直同期信号を発生し得、画面の乱れを防
止し得るビデオテープレコーダにおける同期安定
化装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第
2図a〜fは第1図の回路の各部信号波形図、第
3図a,bはスイツチングパルスと出力ビデオ信
号を示す信号波形図である。 11……疑似垂直同期信号挿入回路、19……
スイツチ回路、27……タイミングパルス発生回
路、36……アンド回路、37……スタートアン
ドエンド指令回路、44……時定数回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 再生ビデオ信号が一方の入力端子に加えられ、
    他方の入力端子には疑似垂直同期信号を発生する
    ための基準電圧が加えられ、何れか一方の入力端
    子を選択することのできる電子的なスイツチ回路
    を含みこのスイツチ回路の出力を導出する疑似垂
    直同期信号挿入回路と、第1、第2の回転ヘツド
    を交互にオンオフするための切換え用のスイツチ
    ングパルスが入力され、該スイツチングパルスの
    立上り、立下り部にそれぞれ同期したタイミング
    パルスを発生し、このタイミングパルスを利用し
    て前記ビデオ信号の垂直同期信号期間に対応する
    出力パルスを導出するタイミングパルス発生回路
    と、このタイミングパルス発生回路から得られた
    前記出力パルスが一方の入力端子に加えられ、他
    方の入力端子に加えられる指令信号の内容に応じ
    てその出力により前記スイツチ回路を何れか一方
    の状態に切換える論理回路と、ビデオテープレコ
    ーダの特殊再生状態と通常再生状態とを区別する
    モード信号が加えられ、モード信号が特殊再生を
    示す場合には前記論理回路が前記出力パルスを導
    出することのできるような前記指令信号を出力
    し、前記モード信号が特殊再生から通常再生を示
    すように切換つた場合には、その切換わりタイミ
    ングに一定の遅れを生じさせて前記論理回路が前
    記出力パルスを非導通とする指令信号を出力する
    指令回路とを具備したことを特徴とするビデオテ
    ープレコーダにおける同期安定化装置。
JP15654681U 1981-10-21 1981-10-21 ビデオテ−プレコ−ダにおける同期安定化装置 Granted JPS5861581U (ja)

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JP15654681U JPS5861581U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 ビデオテ−プレコ−ダにおける同期安定化装置

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JPS5861581U JPS5861581U (ja) 1983-04-25
JPS6324702Y2 true JPS6324702Y2 (ja) 1988-07-06

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