JPS63245126A - 位相同期発振器 - Google Patents

位相同期発振器

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JPS63245126A
JPS63245126A JP62078596A JP7859687A JPS63245126A JP S63245126 A JPS63245126 A JP S63245126A JP 62078596 A JP62078596 A JP 62078596A JP 7859687 A JP7859687 A JP 7859687A JP S63245126 A JPS63245126 A JP S63245126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
transmission line
coupled transmission
dielectric resonator
coupled
Prior art date
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Pending
Application number
JP62078596A
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English (en)
Inventor
Yoshio Maeda
前田 善夫
Kenji Hirai
平井 建次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばマイクロ波やミリ波のレーダ、及び
その他の各種通信用機器の局部発振部等に用いられる位
相同期発振器に関する。
(従来の技術) 一般′に、通信用機器等の周波数変換部や変調部等に使
用される発振回路にあっては、発振周波数が高いととも
に、周波数の安定度が高く低雑音特性等を有しているこ
とが要求される。そして、近年では、このような要求を
満足する発振回路として、位相同期発振器が、多用され
るようになってきている。
ここで、上記位相同期発振器は、その主たる構成要素が
電圧制御発振器(以下VCOという)であり、このvC
Oに、発振周波数が安定でかつ雑音特性に優れたものを
使用することが、位相同期発振器自体の性能を向上させ
るために必要なこととなっている。
第4図は、このような従来の位相同期発振器を示すもの
である。すなわち、図中11はvCoで、Qの高い誘電
体共振器12と、この誘電体共振器12に結合される結
合伝送線路13〜16とを備えている。
このうち、結合伝送線路13.15は、それぞれ誘電体
共振器12の出力を出力端子17.18に導くものであ
る。また、上記結合伝送線路14は、その一端が負性抵
抗19を介して接地さ、れ、他端が安定化抵抗20を介
して接地されている。
ここで、上記安定化抵抗20は、所望発振周波数以外で
の不要な発振を抑えて、v c o tiの発振動作を
安定化させるためのものであり、通常、結合伝送線路1
4の特性インピーダンスと等しい抵抗値に設定されて、
全ての周波数に対し整合終端とされている。なお、上記
安定化抵抗20には、発振出力の一部が消費されている
さらに、上記結合伝送線路16は、周波数可変用のバラ
クタダイオード21を負荷としており、バラクタバイア
ス用の入力端子22に供給される入力電圧がバラクタバ
イアス用のRFチョークコイル23を介して印加される
ことにより、その電圧レベルに応じて誘電体共振器12
の発振周波数を制御するものである。
そして、上記V CO11の出力端子18から出力され
る発振信号が、アイソレータ24を介して、位相比較器
25により、基準信号源26からの発振信号を増幅器2
7で増幅した信号と位相比較され、その位相差成分がル
ープフィルタ28を介して、vCOllの入力端子22
に供給され、ここに位を目同期ループが形成されてV 
C011の発振周波数制御が行なわれるものである。
ところで、上記のような従来の位相同期発振器の発振周
波数や出力レベル等は、結合伝送線路13〜IBのそれ
ぞれの長さや幅、及び誘電体共振器12との間隔等によ
って微妙に変化するとともに、互いに影響を及ぼし合う
ということもあって、実験を繰り返すことにより所望の
発振周波数や出力レベルを得るようにしている。このた
め、特にV C011の製造及び調整作業が非常に困難
で時間のかかるものになるという問題が生じる。
また、誘電体共振器12に結合する結合伝送線路13〜
16の数が多いため、回路(負荷)にょるQの低下が生
じたり、構造寸法上の物理的制限から回路構成が複雑に
なりがちであるという問題も有している。
そこで、従来より、第5図に示すような位相同期発振器
が考えられている。すなわち、これは、結合伝送線路1
5を無くし、結合伝送線路13で取り出された発振信号
を、終端抵抗29が接続された方向性結合器30を介し
て、出力端子17.18にそれぞれ導くようにしたもの
である。
このような構成によれば、結合伝送線路13.14゜1
6の数が少なくなるので、Qの低下や構造寸法上の物理
的制限から回路構成が複雑になるという問題は、ある程
度軽減されることになる。ところが、出力端子17と1
8との間は、第4図に示した出力端子17と18との間
のように、結合伝送線路13.15が誘電体共振器12
を介して結合することによる帯域選択特性を有しておら
ず、かつ、方向性結合器3゜で決定されるアイソレーシ
ョン特性もさほど良好ではない。
このため、第5図に示した位相同期発振器では、位相比
較器25から発生した不要波が出力端子18に漏れて、
位相同期発振器のスプリアス特性が問題となり、このス
プリアス除去が非常に困難となるという不都合が生じる
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように、従来の位相同期発振器では、VCOの構
成が複雑で調整作業が非常にめんどうになったり、この
点を改善したものは、スブリアス特性が劣化するという
問題を有している。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので
、VCOの構成を簡易化し調整作業を容品化するととも
に、スプリアス特性の劣化も生じることのない極めて良
好な位相同期発振器を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、この発明に係る位相同期発振器は、VCOに
設けられる2つの出力端のうち、一方に出力端に対して
は、誘電体共振器と結合した第1の結合伝送線路を介し
て発振出力を導き、他方の出力端に対しては、誘電体共
振器に結合され一端に負性抵抗素子が接続された第2の
結合伝送線路の他端から発振出力を導いて、位相同期ル
ープの位相比較に供させるようにしたものである。
また、第2の結合伝送線路の他端から取り出される発振
出力を、この第2の結合伝送線路の特性インピーダンス
と略整合のとれたアイソレータ。
増幅器及び固定減衰器のいずれかを介して、位相比較器
に供給するようにしている。
(作用) 上記のような構成によれば、VCOの発振出力のうち、
位相同期ループの位相比較のために使用する出力を、一
端に負性抵抗素子が接続され誘電体共振器に結合された
第2の結合伝送線路の他端から取り出すようにしたので
、誘電体共振器に結合される結合伝送線路の数を減らす
ことができ、vCOの構成を簡易化することができると
ともに、調整作業も容易化することができる。また、負
荷によるQの劣化も防止することができる。
さらに、VCOの2つの出力端から出力される発振信号
は、それぞれ誘電体共振器に結合された第1及び第2の
結合伝送線路によって導かれたものであるため、両者の
間には帯域選択特性があり、この帯域選択特性によって
位相比較器から発生される不要波の■CO出力端への漏
れを、抑圧することができ、スプリアス特性の劣化を防
止することかできる。
また、第2の結合伝送線路の他端を、アイソレータ、増
幅器及び固定減衰器のいずれかで終端することにより、
vCOの不要発振を防ぎ発振動作を安定化させることが
できる。すなわち、上記アイソレータ、増幅器及び固定
減衰器は、負性抵抗素子の動作周波数領域において、等
制約に安定化抵抗として作用するからである。
さらに、第2の結合伝送線路の他端から得られる出力を
VCOの発振出力としているので、従来の安定化抵抗に
よる消費分がなくなり、vCOの効率を向上させること
もできる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第1図において、第4図と同一部分には同
一記号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ
述べる。すなわち、v c o ttの結合伝送線路1
5と安定化抵抗20とを無くし、結合伝送線路14の負
性抵抗19が接続されていない側の端部を、出力端子1
8に接続するようにした点が、従来と異なる部分である
そして、誘電体共振器12の発振信号は、結合伝送線路
14の負性抵抗19が接続されていない側の端部から取
り出され、アイソレータ24を介して、位相比較器25
により、増幅器27から出力される基準発振信号と位相
比較される。この場合、位相比較器25に供給されるv
 c o ttの出力は、一般に、V C011から発
生される全出力電力の1割はどであるが、通常、位相比
較器24を動作させるためには十分なものである。
また、上記アイソレータ24は、結合伝送線路14を、
この結合伝送線路14と同一の特性インピーダンス(一
般には50Ω)で終端し、vCOllの所望発振周波数
以外での不要な発振を抑えて発振動作を安定化させると
ともに、その逆方向への信号伝送を抑圧する特性により
、位相比較器25で発生しVCOIIの出力に漏れ込む
不要波を抑圧する働きを兼ね備えていて、スプリアス特
性の劣化を防止することができる。
さらに、VCOIIの出力端子17.18に接続された
結合伝送線路13.14は、それぞれ誘電体共振器12
に結合されているため、両者の間に帯域選択特性を持つ
ようになる。このため、アイソレータ24を通過してV
COII側へ漏れてきた不要波を、さらに抑圧すること
が可能となる。
また、誘電体共振器12には、3つの結合伝送線路13
.14. let、、か結合されていないので、第4図
に示した従来のものに比して、V C011の構成を簡
易化することができ、調整作業を容易化することができ
るものである。同様に、誘電体共振器12のQも高くな
るため、雑音特性等のVCOIIの性能、ひいては位相
同期発振器自体の性能を向上することができる。
さらに、従来の安定化抵抗20による、結合伝送線路1
4からの発振出力の消費分がなくなるため、VCOの効
率を向上させることもできる。
次に、第2図及び第3図は、それぞれ上記実施例の変形
例を示すものである。すなわち、第2図に示すものは、
上記アイソレータ24に代えて増幅器31を使用するよ
うにしたものであり、第3図に示すものは、上記アイソ
レータ24に代えて固定減衰器32を使用するようにし
たものである。
これらの増幅器31及び固定減衰器32は、いずれも、
V CO11の出力端子18からみたインピーダンスは
、前述したアイソレータ24と同様に、結合伝送線路1
4と略同じインピーダンスに設定されており、V C0
11の安定化作用を行なうものである。
また、第2図及び第3に示すそれぞれの位相同期発振器
には、位相比較器25からV C011の出力端子18
へのアイソレーション特性があるため、上記アイソレー
タ24による不要波の抑圧で述べたのと同様に、スプリ
アス特性の劣化を防止することができる。
すなわち、上記のように、アイソレータ24.増幅器3
1及び固定減衰器32のいずれかを用いた位相同期発振
器は、どれも同等な利点を備えており、アイソレータ2
4.増幅器31及び固定減衰器32のいずれを用いるか
は、V CO11の出力電力等を考慮して適宜選択すれ
ばよいものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
[発明の効果] したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、V
COの構成を簡易化し調整作業を容易化するとともに、
Qの値やスプリアス特性の劣化も生じることのない極め
て良好な位相同期発振器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る位相同期発振器の一実施例を示
すブロック回路構成図、第2図及び第3図はそれぞれ同
実施例の変形例を示すブロック回路構成図、第4図及び
第5図はそれぞれ従来の位相同期発振器を示すブロック
回路構成図である。 ■1・・・VCo、12・・・誘電体共振器、13〜1
6・・・結合伝送線路、17.18・・・出力端子、1
9・・・負性抵抗、20・・・安定化抵抗、21・・・
バラクタダイオード、22・・・入力端子、23・・・
RFチョークコイル、24・・・アイソレータ、25・
・・位相比較器、26・・・基準信号源、27・・・増
幅器、28・・・ループフィルタ、29・・・終端抵抗
、30・・・方向性結合器、31・・・増幅器、32・
・・固定減衰器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図 第5 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体共振器と、この誘電体共振器と結合して出
    力を取り出す第1の結合伝送線路と、前記誘電体共振器
    と結合して一端から出力を取り出す第2の結合伝送線路
    と、この第2の結合伝送線路の他端に接続されインピー
    ダンスの実数部分が負となる負性抵抗素子と、前記誘電
    体共振器と結合し可変容量ダイオードを負荷として入力
    電圧レベルに応じて前記誘電体共振器の発振周波数を制
    御する第3の結合伝送線路とを有する電圧制御発振器を
    備え、前記第2の結合伝送線路の出力と基準周波数信号
    との位相差成分に対応した電圧レベルを前記第3の結合
    伝送線路に供給する位相同期ループを構成してなること
    を特徴とする位相同期発振器。
  2. (2)上記第2の結合伝送線路の出力は、アイソレータ
    を介して上記基準周波数信号との位相比較に供されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の位相同期発
    振器。
  3. (3)上記第2の結合伝送線路の出力は、増幅器を介し
    て上記基準周波数信号との位相比較に供されることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の位相同期発振器。
  4. (4)上記第2の結合伝送線路の出力は、固定減衰器を
    介して上記基準周波数信号との位相比較に供されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の位相同期発振
    器。
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