JPS63244936A - 受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液晶テレビシロン受像機等のロッドアンテナ
を使用する受信装置に関する。

従来の技術 最近、小形で持ち運びのできるテレビジ目ン受像機とし
て、液晶表示パネルを用いたものが実用化されている。

この液晶テンビジョン受像機は、本体である筐体内に、
電源電池、受信回路、スピーカ、バックライト光源等を
収納するとともに、ロッドアンテナを取付け、さらに、
液晶表示パネルを起伏自在に設けたものである。液晶パ
ネルを起した場合にはその背面側に自然光を当ててこれ
を光源とし、液晶パネルを伏せた場合にはバックライト
光源から液晶パネルの背面に光を当てて映像が明るく見
えるようになされている。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような液晶テレビジ、／受像機の如き小
形の受信装置においては、持ち運びの際に液晶表示パネ
ル等の表示部分が他の物に当ったりして破損あるいは汚
損しやすく、また、ロッドアンテナを筐体に収納するた
めに筐体が大きくなってしまうという問題があった。

本発明はかかる従来の欠点を解消して、液晶表示パネル
等の表示部分を有効に保護することができ、しかも、全
体的に小形にすることのできる受信装置を提供すること
を目的とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明においては、受信回路やスピーカ等の構成部品を
内蔵した筐体を２つに分割してそれらをヒンジ部により
開閉自在に結合し、かつ、そのヒンジ部にロッドアンテ
ナ収納用のアンテナ収納部を一体に設けるように構成し
ている。

作用 かかる構成により、受信装置を使用しない場合や持ち運
ぶ場合には２つの筐体を閉じた状態にすることができ、
その閉じられる面に液晶表示パネルやダイヤルパネル等
の表示部分を設けておくことによって、その破損や汚損
を防止することができる。

また、ロッドアンテナをその開閉用のヒンジ部に収納す
るようにしているので、筐体自体の小形化を図ることが
でき、全体としても小形にすることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例の液晶テレビジョン受像機につ
いて、図面を参照しながら説明する。

図において、１，２は合成樹脂製の２つの筐体であり、
合成樹脂製のヒンジ部３により開閉自在に結合されてい
る。筐体１の内部には、チューナ。

映像回路、音声回路、液晶駆動回路等の受信回路やバッ
クライト光源４等が内蔵され、閉じられたときに内面と
なる面に液晶表示パネル６が取付けられる。他方の筐体
２の内部には電源電池等が内蔵され、閉じられたときに
内面となる面にスピーカ６が取付けられる。

ヒンジ部３は、第　図に詳細に示すように、一方のヒン
ジ片７が筐体１に固定され、他方のヒンジ片８が筐体２
に固定され、それらがワッシャ９を介してビス１０とナ
ツト１１とにより回動自在に結合されている。そして、
このヒンジ部３には、ロッドアンテナ１２を収納するた
めのアンテナ収納部１３が一体に形成され、収納された
ロッドアンテナ１２がビス１４によって固着されている
。

さらに、ヒンジ部３には、開いた状態の筐体１゜２を傾
斜させて支持するためのセット脚１６が軸１ｅに嵌め合
わされて開閉自在に設けられている。

１７はヒンジ部３を覆う蓋で、ビス１８によって取付は
シれている。

かかる構成により、テレビジョン放送を受像するときに
は、第１図、第２図に示すように、ヒンジ部３によって
２つの筐体１．２を開いて、正面から液晶表示パネル６
が見えスピーカ６からの音が聞こえるようにし、ロッド
アンテナ１２をアンテナ収納部１３から引き出し伸長し
て使用する。

このとき、さらにセット脚１６を開き、筐体１゜２を後
方に少し倒して支持すれば、液晶表示パネルｓｆ、前方
斜め上から通常の姿勢で見やすいができるように傾斜さ
せて支持することができ、便利である。

一方、使用しないとき、あるいは持ち運ぶときには、第
３図、第４図に示すように、ヒンジ部３によって２つの
筐体１．２を閉じ、ロッドアンテナ１２ｔ−アンテナ収
納部１３に収納する。このようにすれば、液晶表示パネ
ル６等に物が当るおそれをなくすることができるので、
破損や汚損を未然に防止することができる。また、ロッ
ドアンテナ１３をヒンジ部３に収納することができるた
め、筐体１，２を小形にすることができ全体としての小
形化に寄与する。

なお、以上の実施例は液晶テレビジョン受像機に実施し
た場合について説明したが、本発明は、この他にも、ラ
ジオ受信機等の受信装置に広〈実施することができる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、２つの筐体をヒンジ部
で開閉自在に結合し、かつ、そのヒンジ部にロッドアン
テナを収納するアンテナ収納部を一体に設けるようにし
たので、不使用時や持ち運び時に破損したり汚損するお
それがなく、しかも筐体にロッドアンテナ収納スペース
を余分に必要としないために小形化することができるも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における受信装置の筐体を開
いた状態の正面図、第２図はその平面図、第３図はその
筐体を閉じた状態の側面図、第４図はその平面図、第５
図はそのセット脚を開いた状態の側面図、第６図はその
ヒンジ部の断面図である。 １．２・・・・・・筐体、３・・・・・・ヒンジ部、４
・・・・・・バックライト光源、６・・・・・・液晶表
示パネル、６・・・・・・スピーカ、１２・・・・・・
ロッドアンテナ、１３・・・・・−アンテナ収納部、１
６・・・・・・セット脚。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図 第５図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信回路、スピーカ等の構成部品を内蔵した２つ
   の筐体を開閉自在に結合するヒンジ部を設け、上記ヒン
   ジ部にロッドアンテナを収納するアンテナ収納部を一体
   に設けた受信装置。
2. （２）ヒンジ部は、開かれた状態の２つの筐体を傾斜さ
   せて支持する開閉自在なセット脚を有している特許請求
   の範囲第１項記載の受信装置。