JPS63243784A - 経時インジケ−タ - Google Patents

経時インジケ−タ

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JPS63243784A
JPS63243784A JP7792487A JP7792487A JPS63243784A JP S63243784 A JPS63243784 A JP S63243784A JP 7792487 A JP7792487 A JP 7792487A JP 7792487 A JP7792487 A JP 7792487A JP S63243784 A JPS63243784 A JP S63243784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
aqueous solution
dye
solute
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP7792487A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Otsuka
功 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ST Chemical Co Ltd
Original Assignee
ST Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by ST Chemical Co Ltd filed Critical ST Chemical Co Ltd
Priority to JP7792487A priority Critical patent/JPS63243784A/ja
Publication of JPS63243784A publication Critical patent/JPS63243784A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、防虫剤、脱臭剤、芳香剤或いは消臭剤等の有
効使用期間を表示するに最適の経時インジケータに関す
る。
従来の技術 家庭用冷蔵庫などに使用する活性炭等からなる脱臭剤あ
るいは通気性容器に収納された昇華性の防虫剤など、そ
の使用下で外見上経時変化を視認できないものでは、使
用者にとって、それ等の有効使用期間(6ケ月程度)の
終了時期の見極めが懸念される。そこで、従来は使用に
際して使用開始日時を筐体の一部に書き込む等の手段が
講じられていた。
しかし、実際の使用下においては有効期間の確認を失念
し勝ちであり、特に、前記日時の書き込みを怠ったよう
な場合には、次の交換を何時行えばよいかわからず、極
めて不安である。
このような比較的長期の経過日時を表示する簡便な手段
として、容器中に充填した醸化染料の変色あるいは薬剤
の電気分解によるPH変化等を用いたインジケータが採
用されていた。
発明が解決しようとする問題点 ところで、上述のインジケータはその目的の表示期間が
長期である関係上、酸化或いは電解速度が極めて緩慢で
あることから薬剤の変色などによる表示の転換が明瞭で
なくて、殊に、表示終了域に、あっては変色の中間状態
が比較的長期に及ぶこともあって、期間の表示が不正確
であった。加えてこれ等従来のインジケータでは、その
経時過程における逐次表示機能が期待できなかった。
そこで、本発明は期間の表示を明確にすると共に、その
経時変化における逐次表示をも可能な経時インジケータ
を提供することを目的とする。
問題点を解決す−るための手段 この目的を達成するために、本発明では、溶質の膨潤又
は溶解により形成される高粘度液をベースとし、該ベー
スを一部又は全部が透視可能な筐壁からなる容器中に所
定の深さ量収納し、かつ、該ベース面に色素溶液の定量
を添加可能に構成してなる経時インジケータを提案する
作   用 上記手段において、ベースとなる高粘度液は、ゾルおよ
びペースト状の液を含み、溶質の溶媒中における拡散速
度が極めて小さいか又は半ば固体化した状態にある。そ
して、このベースは容器中に密封した状態で収容され、
該容器を正常な状態に据置くときにその底部から一定の
高さ位置まで充填された状態にある。
かかる状態のベースに色素溶液を滴下等の手段により添
加すると、該色素溶液の染料がベース面上で一面に広が
り、時間の経過に伴い面域全体で略均−に亙って徐々に
沈降する。この染料の拡散作用を伴わない沈降の状態は
、所定の深さに充填された該ベースにおいて、前記色素
溶液を添加した面から下部に向けて、境界を明瞭にした
着色層の沈降として現われる。
従って、計時開始時に前記有色溶液の添加を行うことに
より、前記着色層の降下域を目安として経時表示を行う
ことが可能である。
そして、この着色層の沈降速度は、ベースの粘度及び周
囲温度によって影響を受ける。従って、最終経時期間の
調整は使用域の温度を想定した状態でベース粘度の加減
とその容器内の収容深さの設定によって、月時単位で長
期に亙り選定することが可能となる。
そこで、この経時インジケータを単独使用する他、脱臭
剤等の容器に貼着又は一体に構成して、これをこれ等薬
効容器と併用することによって、それ等の有効使用期間
の表示計としても用いることが出来る。
次に、本発明の好ましい実施例について詳述する。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す縦断側面図および第2
図はその使用状態を示す外観図で、透明な合成樹脂剤か
らなる筒状等の容器本体1中に、溶質を増粘剤とし且つ
水を溶媒とする高粘度液のベース2を所定の量収容しで
ある。なお、該本体lはその一部が上下方向′に長い透
視窓を有する不透明の容器でも良く、且つ、透明容器の
外周壁又は前記透視窓の縁に経時目盛9を附して有効で
ある。3は同じく合成樹脂剤からなる蓋体で、その中央
に垂下した中空筒状の突起部4を有し、該突起部4の下
端を網目等からなる滴下口5となしである。そして、該
滴下口5上に破砕袋によって包蔵した色素水溶液6を載
置しである。更に、前記突起部4の上方開口部分に弾性
小円板等からなるストッパー7に差し通した突きピン8
を、その先端が前記色素水溶液6の載置位置に達しない
垂下状態で、該ストッパー7を介して配置しである。
そして、該蓋体3の周囲を前記容器本体1の上縁周に固
着し、前記ストッパー7を該筺体3の上面に取り外し可
能に貼着等しである。
尚、前記増粘剤としては、例えば、次のものが適用可能
である。
ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、
ポリアクリル酸アミド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメ
チルビニルエーテル、ポリエチレングリコール、ポリビ
ニルピロリドン、ゼラチン、寒天、カラギーナン、アル
ギン酸ソーダ、デンプン、天然ガム類(アラビアゴム、
トラガントゴム、ローカストビーンガム、グアーガムな
ど) その他、油性溶媒に対する油溶性の増粘剤も適用可能で
あるが、この場合には添加する色素溶液として色素油溶
液が採用される。
更に、容器本体1に収容したこれ等ベース2及び色素水
溶液6は、使用時に長期間放置されるので、防かび剤を
これ等に添加して有効である。
このような構成からなる実施例によれば、容器本体1を
例えば冷蔵庫用脱臭剤容器の外側に両面接着テープ等を
用いた接合手段により合体させて使用し、該脱臭剤の使
用開始に際して容器本体1の突きビン8をストッパー7
ごと蓋体3から剥ぎ取り、次に、これを該ストッパー7
から抜き取って再び突起部4に差し入れて、その先端で
該部4中の色素水溶液6の破砕袋を破く。
これによって、該水溶液6は滴下口5からベース2上に
滴下し、該面上に広がって貯留する。
このベース2上に貯留した色素水溶液6は、時間の経過
と共にベース2の中に沈降しながら徐々に浸透していく
。このとき、粘性の強いコロイド状態のベース2におい
ては、溶質分子の拡散運動が阻止された状態若しくはそ
の運動速度が極めて小さい状態にあるので、添加された
前記色素水溶液6はその染料粒子も拡散動作によらずに
徐々に沈降するので、この沈降によって着色されるベー
ス2の層2aは、第2図示の如く、下層2bとの境界を
明瞭にした区分層として現われる。
従って、透明な容器本体1又は部分透視窓を通して、前
記着色層2aの沈降変遷を視認することによって経過日
時を目測することが出来る。
そして、ベース2の粘度及び周囲温度によって変化する
前記色素水溶液6の沈降速度は、図示実施例におけるベ
ース2(適用増粘剤ポリアクリル酸アミド、溶液濃度重
量比)の厚み10mm当り次表のようになる。
即ち、上記実測の結果から理解できるように、ベース2
の粘度と着色層2aの沈降速度との間には所定の比例関
係が認められ、かつ、周囲温度による前記ベース2の増
粘度の変化及び染料の粒子がミセルコロイドを形成する
色素水溶液6におけるコロイド粒子の温度変化に基〈巨
大分子化等によって、前記沈降速度の比例的変化が生じ
る。
しかして、かかる沈降速度の変化を利用して、ベース2
の液底部分まで前記着色層2aが達する経過日時を最長
経時期間とするインジケータの設定が出来、これを単独
若しくは冷蔵庫用脱臭剤等の有効使用期間を定められた
ものと併用することによって、前記着色層2aの境界面
を目盛9で読み取り、経過日時を推定し、且つ、ベース
2の全体着色によって日時経過の終了を知ることが出来
る。
なお、図示実施例では、色素水溶液6を突き針8の操作
によってベース2面上に滴下するようにしたが、その他
、該水溶液6をスポイト等の附属具によってベース2面
上に適宜添加するようになしてもよいことは勿論である
発明の効果 このように、本発明インジケータによれば、溶質の膨潤
または溶解により形成される高粘度液をベースとし、該
ベースを一部又は全部が透視可使な筒壁からなる容器中
に所定の深さ量収納し、かつ、該ベース面に色素溶液の
定量を添加出来るように構成したので、まず、高粘度か
らなるベースを安定した無色又は有色のコロイドで構成
することが出来、その分子拡散速度の極小下にこれに添
加した色素水溶液の沈降浸透を緩速制御することが可能
であると共に、該色素水溶液の浸透によるベースに部分
着色層と未着色層との境界を色にじみなどのない明瞭な
区分体として形成することが出来るので、この状態を直
接視認することによって、使用時からの経過日時を容易
に知ることが出来る。しかも、本発明インジケータは加
振状態下でもその機能が殆ど変ることがない等、構造簡
単にして長期間用の経時針を小型に構成できて、冷蔵庫
用脱臭剤等の有効使用期間を定められたものとの併用に
よって、その期間の確認に極めて有効である等、実用に
供して有用なるののである。4、
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明インジケータの一実施例を示す縦断側面
図、第2図は同じくその使用状態を示す外観図である。 l・・・容器本体、2−・φベース、 3・・・蓋体、4・・・突起部、5・・・滴下口6φ・
・色素水溶液、7・・・ストー/パー、8・・拳突き針
、9・・・経時目盛、 才I 図 才2 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶質の膨潤または溶解により形成される高粘度液
    をベースとし、該ベースを一部又は全部が透視可能な筐
    壁からなる容器中に所定の深さ量収納し、かつ、該ベー
    ス面に色素溶液の定量を添加可能に構成してなることを
    特徴とする経時インジケータ
  2. (2)前記溶質が無機又は有機材からなる水溶性の増粘
    剤であるところの特許請求の範囲第1項記載の経時イン
    ジケータ
  3. (3)前記色素溶液が色素水溶液であるところの特許請
    求の範囲第1項記載の経時インジケータ
  4. (4)前記透視可能な筐壁の前記ベース収納部分に経時
    目盛を附してなるところの特許請求の範囲第1項記載の
    経時インジケータ
  5. (5)前記容器がその蓋体部に前記色素溶液を包蔵する
    破砕袋に達する突き針を備えた封止容器であるところの
    特許請求の範囲第1項記載の経時インジケータ
JP7792487A 1987-03-31 1987-03-31 経時インジケ−タ Pending JPS63243784A (ja)

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